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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
図書館を積極的に利用するようになってから、なかなか本を買わなくなりました。読みたい本があったら、まず蔵書検索をする。新着図書コーナーの一覧を見て「これは!」と思い借りるのもありますが、AmazonやらBookoffやらで見かけたのを検索することもしばしばです。

実際に買い入れるのは、余程のことですね。多分これからも「図書館に入ることはないだろうな」と思われる本とか、どうしても手元においておきたいと思うくらい思い入れの強い本とか、あるいは旅先などでたまたま手に取り「これも何かの縁だ」つってレジに持っていく本とか。

そんなこんなで私は図書館が大好きなのですが、『新帝都物語』は私がひいきにしている図書館のいずれにもないみたいなので、何とかして買うしかないようです。結構高いんだよなあ……。


今、『図書館が大好き』と言いましたが、好きな図書館とそうでもない図書館があります。

私が一番好きなのは『盛岡市立図書館』。具体的に何年ぐらい前からあるのかはよくわかりませんが、館内には昭和59年に掲げられた非核都市宣言が掲げられているので、たぶん昭和の時代からあることは間違いありません。実際に建物の年季の入り具合は昭和の公共施設って感じです。

最初に利用したのは大学生の頃。レポートを書くために興味本位でホレス・ウォルポールの『オトラントの城』を選んだものの、大学の図書館には収蔵されておらず、どうしたものかと駆けずり回っていた時に見つけたのが、初めての利用でした。

次に利用したのは1年前。ずっと(25年くらい)前から気になっていた小説版『帝都物語』を読むべく赴いたところ、豪華愛蔵版で収蔵しておりました。小説というか図鑑のような重厚さで、これを4冊まとめて借りた時は結構腕がツライ状態になりました。

その後は村山早紀先生の『ルリユール』を借りたりなんだりと、今でもお気に入りの図書館です。

一方であまり好きではない図書館というのは、数年前にリニューアルオープンした岩手県立図書館。元々は市内中心部の公園内にあったのですが、今は盛岡駅裏の近代的ビルのワンフロアにあります。こないだ楢山佐渡様(盛岡藩家老)の企画展があったので初めて行ったのですが……すごく明るくて、綺麗で、みんなに親しみやすい雰囲気で……だからこそ、私のような薄暗い人間には、ちょっと居心地が悪かったのです。

というわけで、今日はなぜか図書館の話になってしまいましたが、そんな感じです。ただ、図書館が好きだと言っても、別に戦争に参加したいわけではありません。ましてや、戦闘を生業とする司書に会いたい気持ちは毛頭ありません。でも、晴れた日に図書館に行くのはいいと思いますよ。

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