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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 さる1月17日は、阪神・淡路大震災から18年が経った日でしたね。

 ……私は神戸からず~っと離れた岩手県の人間だったので、あの日の出来事は朝のテレビニュースで知りました。私自身はいつもどおりの朝だったので、テレビの中の光景は非現実的に映りました。

 今、遠く離れているとはいえ、同じ日本の中で何が起こっているのか。時間が経ち、それを理解するにつれて、「大変なことが起こっているんだ」ということをゆっくりと理解しました。当時、まだ中学1年生でした。


 あれから18年。……ずいぶんと時間が経ったものです。

 私は直接的な被害をこうむったわけではありませんが、それまでのぽわんとした(by森山良子)気持ちが少し改まりました。それでなくても95年というのは日本中を揺るがす事件が連発した年でしたからね。振り返れば色々なことがあったなあと思う今日この頃です。

 ただ、それでも阪神・淡路大震災についての知識はずいぶんと不足していました。そのことを昨日放送されたNHKスペシャル『阪神・淡路大震災18年 大都市被災 その時日本は』を見て感じました。

 水は? 食料は? インフラは?? こないだ被害を受けた岩手・宮城・福島とは人口も経済規模も違うので、どっちが大変だったかとか、そういう話ではありませんが……「こんな感じだったんだな」と。当時震災にあった人たちの振り返りを聞きながら、思いました。

 その中でも驚いたのが、銀行の対応。その場の判断で、預金残高が紹介できなくてもとりあえずお金を出すっていうふうに決めたらしいんですね。通常だったらありえないことですが、「緊急時だから仕方がない」と踏み切ったことは、本当にスゴイことだと思いました。


 今はすっかり元通りになりましたが、今度は南海トラフ巨大地震というものが想定されているそうですね。コレが来ると神戸・大阪さらに名古屋がまとめて大打撃を受け、西日本の生活基盤がすべて破壊されてしまうとか。……もちろん西日本だけではなく、私たちの住む東日本にもきっと影響が及ぶでしょうからね。大変なことになってしまいます。

 もちろん、そうなったらどうするかという「最悪のシナリオ」への対処方法は、各業界で日夜練られているそうです。スーパーとか、通信業界とか、銀行とかね。

 そういうことがなければいいのですが、こればっかりは地球に住んでいる以上、地球さんの都合に合わせるしかありません。あとは自分自身である程度気持ちと物資の準備をしておくことでしょうか。テレビの中でも誰かが言っていましたが、「国は何をしてくれるんだ、お上は何をやっているんだという前に、まずは自分で何とかする準備をした方がいい」「そうじゃないと結局、自分が苦しいから」と言っていました。さしあたって、みんなで元グリンベレー大尉の柘植久慶さんが著した『サバイバル・バイブル』を読みましょう。

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