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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 先日、北海道の大学を受験した弟者の結果発表がありました。

 思い起こせば今から13年前、私自身が大学受験を受けた時も、発表の日はそうとう緊張しました。普通の人はそうなっちゃうと思いますが。

 その年のお正月にようやくアナログモデムを買い(通信速度56kbps!)、インターネットの世界に飛び込んだ私。当時はまだダイヤルアップでしたから、モジュラージャックの近くに行って電話線をつなぎ変え、ピーガーガーと言わせながら大学の公式ホームページへ……。

 当時、私以外の家族誰もが合格すると思っていなかったため(そのくせ「二回目の受験を受けさせる余裕はない」と言っていた)、私の受験番号が掲載されているページを表示させたノートパソコンを持っていき「どうだ、見たか!」と胸を張って見せ付けた記憶があります。実は本人が一番驚いていたというのは内緒です。


 それから、13年。

 合格発表といえば、大学のキャンパスまで足を運び、そこで掲示板を見上げてワーワー言うのが定番ですが、何せ北海道ですからね。さすがに、それを確認するためだけに海を渡るのもちょっと……ということで、今回も学校のパソコンで先生と一緒に合否を確認したようです。そして私と母親も自宅で公式ホームページにアクセスし、宝くじの当選番号でも調べる如く画面内を探し、そして……。

 いやはや、本当にめでたいことです。私の口癖に当てはめると「まっこと」めでたいです(『龍馬伝』を見ていたころに染み付いたモノマネの名残)。

 私自身は、弟者が一体どんな勉強をしようとしているのか? まったくわかりませんが、それに当たり色々と大変です。食う寝るところに住むところ、やぶらこうじのぶらこうじ。入学金に授業料も捻出しなければいけません。正直なところこの薄給の身では、満足な支援をすることはできないので、何とか自分自身で頑張ってもらいましょう。あっ、気持ちはね! 応援したい気持ちはあるんですけどね! テヘッ!


 ま、こんなことに頭を悩ませられるのも、ちゃんと合格できたから。それも国立大学!

 私が高校生の頃は、国公立大学を目指す人というのは専用のカリキュラムを組まれていたこともあり、憧れとか目標とかになりえないくらい高いハードルだったのですが、そこをパスしてしまうとは……ここは素直にシャッポを脱ぐしかありません。

 と、いうわけでした。ここは全日本プロレスのワイルド野郎・征矢学が弟のデビュー戦後に投げかけた「しょうがないから、おめでとうと言っておいてやる」というコメントで締めくくるとしましょう。あっ、でもその言葉を投げかけた征矢匠はケガで引退しちゃったから、言わないようにしよう!

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