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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 かねてよりこのブログで何度も書いてきた、私のC-Xこと『次期主力自動車導入計画』。大体こんな感じで色々と考えてきました。
 
 その1
 その2
 その3
 その4

 昨日はついに実車を見てきました。

 そして、そのまま「これください」ということになりました。

 あまりにも唐突過ぎて私自身ちょっと整理しきれないところがあるので、その辺を自分でもちょっと探りながら、記事を書きたいと思います。


 まず、私の理想(マニュアルで4WDで普通車)に100パーセント合致する車は、ありませんでした。これは当然です。

 一番のネックはやはり『マニュアル』ということ。逆にいえば、マニュアルでなければいくつか条件に合致する車はありました。

 その中で、私の理想にかなり近かったのが、駐車場の奥のほうでひっそりと息を潜めていた『マツダ・ファミリア』という車。そう、現在は生産されていませんが、高度経済成長期~2000年代初め頃まで40年以上にわたりマツダの主力車種であり続けた名車です。

 そこにあったのはそのファミリアの最終型で、2000年にロールアウトしたものだったようです。ちなみに形はセダンではなくステーションワゴンと呼ばれる形なので、
『くつろぎのサルーン、我が愛車』計画は早速頓挫しました。

 しかしながら、現実問題として、カッコいいんですよね。同社のスポーツカーであるRX-7をホーフツとさせるハンドルもそうですし、ちゃんと5人も人が乗れる割にパッと見はコンパクトで非常にスタイリッシュにまとめられていて。

 さらに値段を聞いてみると、市価の半分以下のプライスでした。車検はありませんが、それを含めても、ちょっと無理すれば現金一括払いで何とかなる金額。この時点でほぼ確定なのですが、さすがに一発でいきなり「これください」は……と思い、ちょっと考える素振りをしていました。

 最終的には、その業者の人の

 「ヤフオクにも出してるから、検討しているうちに売れちゃうかもしれませんよ」

 という言葉に突き動かされる形で契約してしまったのですが。試乗も何もせずに買ってしまいましたが……まあ、ここはその業者の人を信じることにしましょう。


 かくして、ついに新しい車を買うことになった私。じつはちゃんと自分でお金を払って買うのって、初めてなんですよね。初代愛車のアルトも、二代目(現行)愛車のワゴンRも、元手ゼロで自分のものにしたし(※)。しかも私の30年あまりの人生で一番大きな買い物となってしまいました。それをわずか10分で決めてしまうって。

 で、昨日は弟者の要請もあって、往復120キロのロングドライブに行って来ました。
車庫証明とか何とかの手続きで1週間くらいブランクがあるので、二代目愛車ワゴンRの「さよならキャンペーン」も兼ねてのものでした。

 今の車に強い思い入れとか愛着とか、そういうのはあんまりありませんが、それだからこそ随分とムチャなこともさせてもらったし、よくそれに耐えてもらった。そういう気持ちはあります。かなりフランクに接した4年間でした。

 
 と、まあ、大体これが昨日あった出来事です。

 あとはワゴンRのこととか、『彼女のカレラ』のこととか、気持ちの整理をつけなくちゃいけないところがあるので、そういったことも少しずつ書いていきたいと思います。



 (※ アルトは他人の車を借りてしばらく乗った後自分の名義に変更し、ワゴンRは下取り値ゼロで廃車になるものを横から掠め取った。……なお、どちらも元所有者の承諾を得ていることは、言うまでもありません)

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