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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 このブログでも何度か紹介した小学館の学習マンガ雑誌『ガクマンプラス』が、今度の11/12月号をもって休刊する、というニュースを公式ホームページ上で遅まきながら確認した犬神。本来の読者層は小学校高学年~中学生であるにも関わらず、かなり「残念だなあ……」という気分になりました。

 私が初めて買ったのは、Amazonで価格が暴騰している? 2011年5月号。

 

 これもひとえに表紙の「戦国のヒロイン」江姫様の美しいお姿ゆえ、といったところでしょうか。私もまた、この表紙に惹かれて買ってしまった人間。そして29歳(当時)ではあるものの、29歳ゆえに見えなくなっていたものや忘れていたものを次々と再発見し、なかなかフレッシュな気持ちになったのでした。


 次に買ったのは、2011年9月号。購入した理由はメインの『藤子・F・不二雄物語』でした。

 もちろん自伝的な物語としては『まんが道』というのがありますが、時代は下って今は21世紀。何よりもF先生自身が幽明境を異にしている現状では、その内容もまた変わって来るでしょう。実際この物語では、藤子プロを訪れた少年がタイムスリップして、生前のF先生のもとに行くという構成になっています。

 元々SFな物語ばかり書いていたこともあり? 突然未来からやってきた(と自分で言っている)少年をいぶかしむどころか、興味津々のF先生。それでいいのかな? と思わなくもないのですが、まあF先生なら、きっとアリなのでしょう。


 そういったメインのほかに、連載マンガもいくつかありました。

 『名探偵コナン』や『Dr.コトー診療所』の学年誌向けアレンジバージョン。少女マンガ目線から見たお仕事紹介(ネイルアーティストとか、そんな感じ)。それから、中学受験マンガとかもありました。いや~今の小学生って大変だなあ。

 と、そんな感じの大人目線で眺めつつ、できるだけ本来の読者層である小学生の目線というのはどういうものなのか? を一生懸命に探り、割とピントがあってきた頃だけに、この休刊のお知らせは残念でなりません。

 ただ、板垣死すとも自由は死せず。ガクマンプラスは休刊になっても、この雑誌を手に取ることで思い出した『学ぶ楽しさ』は忘れません。これからも犬神(30歳)、あらゆる方面にアンテナを伸ばし、色々なことを取り込んでいきたいと思います。さようならガクマンプラス、ありがとうガクマンプラス。

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