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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 まあ、それは「かりあげクン」が初出なのですがね。ソウルミュージックを収録したっつって持ってきたカセットテープ(時代ですね)を再生してみたら、soulじゃなくてseoulミュージック――要するにアリランだった、と。

 その理論で行くとKARAも超新星も少女時代もソウルミュージックといえるかもしれませんが、私にとっての初ソウルミュージックは、90年代半ばに彗星の如く現れて彗星の如く(日本上空からは)消え去った『イ・パクサ』でした。

 もっとも、その名前は最近になってから思い出しました。それまでは、「なんか日本の歌を韓国語に変換して歌いまくる、変なオッサンがいたような……」ぐらいなおぼろげな記憶しかなかったのですが、電気グルーヴの情報を調べている時に、その名前を目にしまして(石野卓球がプッシュしていた・当時)。

 

イ・パクサの音楽は『ポンチャック』というジャンルのものです。日韓の流行歌のBPMを引き上げ、安っぽいキーボードでの伴奏をつけ、あとはひたすらハイテンションに歌い上げるというもので、本来は中高年向けダンスミュージック、あるいはタクシー/バス運転手の眠気覚ましとしての需要だったそうです。



 まあ、もちろんそれは韓国の人だからそう思うのであり、私たちからしてみれば、「なんだかわかんねぇけどすごいテンションだ」と驚愕するばかり。私も今回改めてその印象を強めました。

 昔、大学の講義でチラッと聞いたのですが、日本語と韓国語って、発音の仕方がすごく似通っているらしいんですよね。だから割と、カタカナに置き換えやすいような気がして。……まあ、言葉の意味はサッパリわからないのですが……。

 というわけで、韓流だのK-POPだのというこの時世だからこそ、イ・パクサをぜひ聴いてもらいたいと思ったのでした。


 

 (最近はほとんど見ない60秒CMに出演していたイ・パクサ。もしかしたらキンチョールがなくても、歌のパワーで害虫をノックアウトさせられるかもしれません。って、それじゃジャイアンか)

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