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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
おはようございます。

 7年

 いぬがみです。




 1年に1度の沿岸南部への旅。復興支援の名目で暴飲暴食の旅です。

 今年は何かと大きな買い物をしてしまったので、あまり派手に買い物をすることはできませんでしたが、実際に行ってみて良かったと思うことはたくさんありました。

 大槌町も、釜石市も、陸前高田市も。この1年で、目に見える形で復興が進んでいるな! というか、「こうなっちゃったんだ! スゲー!」と思うような変化があったように思いました。

 陸前高田市は、そう新商業施設「アバッセ高田」のオープンです。といっても、もうすぐオープンして1年になりますけどね。去年訪れた時は「もうすぐオープンしますよ」っていう時期だったので。今回初めて行ってみたのですが、うん明るくて広くて、すごくきれいな建物だと思います。同じ建物には図書館もあるし、同じ敷地にはスーパーマーケットとかドラッグストアとかもあるし。周辺も綺麗になって、ここから新しい商業地がスタートするのかな。そういうイメージです。


 そうなると、震災の影響を受けて壊滅し、私のような外部の人間に津波の恐ろしさを示し続けてきた建物も、いずれは解体とかをしなければいけないのかな。そんな気もしています。


 かつての道の駅陸前高田「タピック45」跡地の周辺は全力工事中でした。新しい国道が海岸をぐるっと迂回して開通しようとしていたんですね。そのため津波到達位置を示し続けた看板を擁するオカモトセルフさんは思い切り内側に切りこんだところに取り残されていました。てっきり、もう解体が始まっているのかと思ったら、まだやっているみたいです。

 旧大槌町役場もそうですけど、新しい街づくりをするとき、「震災遺構」をどんなふうに残せばいいのか? というのは心情的な部分を脇に置いて考えなければいけないのかもしれませんね。「遺してほしい」「遺してほしくない」という想いはどちらも尊重されるべきだと思いますが、一方でね。現実問題として、物理的に遺すのか、それとも……と。

 まあ、どちらにしても、犬神は震災のことを一日も忘れたことはありません。

 そして、来るたびに思うのです。

 やはり今を生きている人しか、未来を生きていくことはできないのだと。

 私も含めてね。


 私はただ沿岸の街が好きなだけで、特に縁もゆかりもあるわけではありません。

 だから、「勝手に」背負わせていただきます。あくまで身勝手な想像です。

 でも、いいでしょう。

 また来年、来ますから。

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おはようございます。

 ドリフトは速くかっこよく

 いぬがみです(派手なだけのドリフトはちょっと)。


 先日、全国で28台くらいしか稼働していない「バトルギア4」を盛岡でプレイした時のこと。いつもであれば比較的アンダーパワーな代わりに取り回しが最高に気持ちいい「ユーノス・ロードスター」に乗っていたのですが、一応これでもインプレッサ乗りになったし、ちょうど同じ顔(06年モデル)の車両があったので、といってインプレッサ・スペックCを選択。

 そうしたところ、とてつもない動力性能に完全に振り回され、ゲームでありながらフラッフラになってしまいました。

 本当に上手な人が、この競技仕様のスペックCを運転したら、どうなるんだろう。

 そう思って検索したのはコレ。

 

 本当は色々と微妙に違うのですが、服部尚貴さんも昔「GT3」の攻略本で知って以来のファンなので、「ああ、これがプロの人の運転なんだなあ」「やっぱりスゲーなあ」と感動。そしてその流れで、どういうわけか土屋「ドリキン」圭市さんが昔の車を運転する動画を見ました。

 そして、これまた息をのみました。速く走るために編み出した技が、結果的にド派手で見栄えのするというオマケもついて、超アグレッシブ・ドリドリ走法になったのだなと。これを見せられてしまえば、こざかしい理屈なんざぁ一発で吹き飛んでしまいます。ああ、それはあくまでも速いから、ですけどね。

 レーサーというと子供のころからカートに慣れ親しみ……とか、そういうスクールに通って経験を積み……とか、今だったらそういう流れが結構あるのでしょうけど、こういうストリート出身の人はまた一味違ったベースがあるから面白いですよね。土屋さんの場合、時代的なものもあるのかもしれませんが(「チューニングカー」じゃなくて「改造車」であり、今よりもずっとアンダーグラウンドな雰囲気だった……とか。想像ですけど)。


 今でこそ兄貴分から親分的な貫禄の土屋さんですが、この当時はさらに上がいました。

 

 星野一義さんも大好きな方で、R32「カルソニックスカイライン」は京商のラジコンを買ってしまったくらいです(しかもエンジンの!)。しかしながら、何度見ても、笑ってしまうのは、そんな大先輩を前におどけて見せる土屋さん。そして、自らを「業界のお騒がせ者」と言ってしまうあたり……もしかして例のビデオで色々あった時期なのかしらん。

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おはようございます。

 正しい知識で正しい技能ドライバーを

 いぬがみです(昔の教習所のCMより)。


 「ぜったい得するオイル選び」という本を読みました。監修者は藤沢公男さん。かつて日産大森ワークス、オーテックジャパンでメカニックとして活躍した方です。

 ことオイルというのは誰でも自分の意志で性能を調整できる代物ですからね。熱いの冷たいの硬いの柔らかいのと百家争鳴状態。交換は3千キロ? 5千キロ? それとも1万キロ? まあ色々と意見があると思いますが、とりあえず私はこの本をひとつの基準としてみていこうかと思います。


 さしあたって、自分の今までやってきたことについて、「気を付けなければ」と思ったことが一つ。それは、
 
 「油温は高すぎてもいけないが、低すぎてもいけない」

 ということ。

 私なんかは特に『湾岸ミッドナイト』ばかり読んでるから、走っていれば常に油温は一定以上になると思っていたのですが、温度管理が徹底されている現代のエンジンでは逆に「オーバークール」という現象になることがある、っていうんですね。そうするとオイルに混入したガソリンや水分を温度によって蒸発させることができず、結果的に性能を落としてしまう……と。そういうことらしいのです(よく言われるように「オイルが劣化する」わけではない)。

 そして、その要因の一つとしてアイドリング、渋滞時あるいは低燃費を意識しすぎて低速低回転走行などがあげられる……と。

 低速低回転低燃費走行。確かに回転数を上げなければガソリン消費量は少ないです。これは現実問題として、事実として言えます。ただ、こうしてメカニズム的によろしくないとなれば、ちょっと考えを改めなければなりません。多少ガソリン消費量が増えようと、エンジンのため愛車のために最善の走らせ方をしたい。せっかくアナログ要素の多い車(マニュアルシフト、メカ的4駆システムなど)に乗ってるんだし、車に合わせた人間になります。

 まあ、今どきの車は人間よりもず~っとず~っと正確な判断を下すコンピュータが間に入っているから、誰でもそれなり以上の運転ができるんでしょうけどね。そんな車で楽をしている人たちに、こう言ってやりましょうよ皆さん。

 「見事だな。しかし、そのECUの性能のおかげだと言うことを忘れるな」

 負け惜しみを~! (ニュータイプ的オチ)

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おはようございます。

 花巻市民はFMOne

 いぬがみです(コミュニティFM局)。


 職場の近くにあるデイリーヤマザキは、コンビニのくせに7:00-23:00という限定営業であり、遅番で24時過ぎに仕事が終わった時などは遠く離れた別なコンビニに行かなければいけません。

 その代わり通常のコンビニよりも多少特色を出したラインナップとなっております。地酒コーナーがそこそこ充実しているとか、和洋菓子の専用ブースがあるとか。まあこれは山崎製パン直系コンビニだから、ということもあるかもしれませんが。

 昨日は家人へのお土産という意味も含めて、私が食べるハンバーガー以外にタルトとかドーナツとか、そんなのを買いました。そのハンバーガーにしたって、よくあるスーパーのパン売り場に置いてあるようなきれいなラッピングがされたものではなく、ラップをまいてシールを張り付けた手作り感あふれる代物です。

 それが乗っているワゴンには「昔ながらの総菜パン」というコピーがついていました。

 結構、こういうPOPが多いんですよねこのお店。

 「小さなケーキ屋さん」

 「昔ながらの総菜パン」

 ……ああ、なるほどなるほど。たぶんこういうのに弱いんでしょうね私も含めた多くの人は。なんというのか、ノスタルジーを刺激するようなっていうか。

 それを理解したうえで、心の動きを素直に受け入れる。相反するものの一致です(?)。

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こんばんは。

 今日は2本立て

 いぬがみです。


 今は真夜中。

 真夜中と言えば?

 そう「スーパーカー」です。「真夜中のスーパーカー」。


 私はいまの芸能界に「山本美月」さんほど綺麗な女優さんはいないんじゃないかって思っている人間のひとりなのですが、このドラマはその山本美月さんがレーシングスーツに身を包み、2000GTの唐沢寿明さんと一緒にアレコレするドラマなんですね。具体的にどうアレコレするのかは、随分と木になっている割にあまりよくわからないのですが。

 そもそも2000GTという車が私はそれほど好きではない。いや実に素晴らしい車だと思うんですけどね。当時の日本の自動車としては飛び抜けたスペックと価格(売れれば売れるほど赤字になる)を誇る、文字通り伝説的な車だと思うのですが、それだけに親しみがわかない。同じ60年代スポーツカーであれば、有り合わせのパーツで手堅くまとめ上げた日産フェアレディZの方が好きなんです。

 ……なんてね。そんな戯言も、あるいはこのドラマを見れば、変わってしまうのかもしれません。まあこんなことを言っているのも、皆さまがあまりにも2000GTを神格化していて、それに素直に乗っかるのが気恥ずかしいというか、偏屈根性というか……そんなところですから。wikipediaにもあるように、ジャガーのようなブリティッシュなスポーツカーと考えれば、バイクづくりとピアノづくりで磨き上げられたエンジンやウッドパネルも理解できます。アメ車とかイタ車とかと比べるからいけないんですよ。……イタリア車ね。

 そしてそして、そんなラグジュアリー的な車に気品のある魅力を放つ山本美月さんが組み合わさるのだから、これはもう問答無用でしょう。よくいる走り屋風ギャルじゃないんです。レーサー兼モデルとかじゃないんです。問答無用、問答無用、布団をもって問答無用! すごいホコリだ~!


 途中から「片桐教習所」も入りましたが、今日はこんなことをノンアルコールで思いました。最近は夜あまり酒を飲みたいと思わなくなりました。

 酒よりも車が好き。

 山本美月さんも好き。

 でも、私はBSを見ることができない。

 ……DVDでもブルーレイでもオンデマンドでもいいから、何とかみることができればいいなあ。

 というわけで明日(今日)も仕事なので寝ます。ごきげんよう。

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こんばんは。

 深夜にミッドナイト

 いぬがみです(初出はサンドウィッチマン)。


 「こち亀」を無料で全話読むことができる公式アプリで、すでに気持ちが離れてしまっていた新しめの話を読み、フワッと心が持ち上げられるような感覚に陥ります。もちろん極端に簡素化された今の絵柄は好きになれませんが、それでも一時期のように無理やりギャグをちりばめて貶めるような展開がなくて、

 「余韻のある」

 ……そう、今ちょうどいい言葉を思いつきました。余韻のある終わり方をしているのですね。

 「闇に流れる声」「霧の中のアリア」

 このあたりは全然ノーマークでした。導入部もあまり期待していなかったのですが、中盤から、急に物語が深くなるんですよね。というか、秋本先生の個人的な世界なのかな。

 藤子・F・不二雄先生も、よく登場人物の姿を借りてご自身の思いをめいっぱい語っていた(と、ファンの方が分析し、私もそれをフムフムとうなずく)ことがありますが、まさにそんな感じ。たぶん両さんがというより、秋本先生が大好きだったんだろうなあ深夜ラジオ。

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おはようございます。

 国道4号線で軽トラと湾岸ミッドナイト

 いぬがみです(勝負なし)。


 信号待ちからの発進で急加速、弾丸のように飛び出していったのは白い軽トラでした。

 まあ私のインプレッサも競争をする車ではないし、スタートダッシュでは絶対的に軽い向こうの方が有利でしょうから、いいんですが、中間加速でも引き離されていきます。私の速度計で60~70キロくらい出ていたのですが、それでもグイグイ離されていくので、たぶん100キロくらい出ていたんじゃないかなあ。

 競争をする車ではありませんが、私のインプレッサ、決して「遅い」車ではないと思います。少なくとも最大出力では絶対的に上ですから。……例えば地獄のチューナーと呼ばれた人がエンジンを見ているとか、所有者の昔のつてでレース用エンジンを搭載しているとか、そういうことじゃなければね。

 そう思って私も少々好戦的にアクセルを踏み込み、伸びる加速で追いついたものの、その瞬間に軽トラの野郎は交差点を左折。せっかく追いついたのに勝負なしになってしまいました。


 こういうのに意味はないんですよね。ストレートで追いついたからって……というか、公道でスピードを競ったって、なんの意味もない。それはよくわかります。信号のない高速道路ならまだしも、下道であればこうやって信号や何屋ですぐにストップするし、そんな中でスピードをむやみに出したって意味がありません。

 アルトやワゴンRの時代、それにファミリアファミ子ことマツダ・ファミリアS-ワゴンに乗っていた時代は、そういうことでしたから、基本的にはいつも安全運転。どう頑張ったって絶対的にパワー不足だったり、ロスの大きいトルコンATだったりして、初めから勝負にならないし、そもそも勝負を「しなくてもいい」車だったから。

 それでもインプレッサという車に乗るようになってからは、時々、確かめたくなるんですよね。
ホラ自然吸気で排気量も一番小さいモデルだけど、インプレッサですから。ネット上でよく遅いとか乗る意味がないとか言われていますから。それでも、自分史上最高愛車ですから。ギラギラサマーですから。

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おはようございます。

 正しいアニメレーシングカー

 いぬがみです。


 私が登録しているニュース配信アプリ『ハッカドール』に、現在SUPER GTに参戦している「グッドスマイルレーシング」の活動について、個人スポンサーの募集をかけた……という情報が入りました。

 たぶん世界唯一の、アニメキャラクタがラッピングされたレーシングカーです。デイトナにもニュルブルクリンクにもこんな車はないし、たぶん受け入れられないでしょう。私ももろ手を挙げて全力応援! と言いづらいところがあります。

 正しいことをしているとは、思うんですけどね。

 レーシングカーというのは、見ている人の想いを乗せて走っています。カラーリングは、その気持ちを増幅させたり入れ込みやすさをアップさせる効果があると思います。かつての「マクラーレン・ホンダ」などのマルボロカラー、同時期にラリーの世界で大活躍した「ランチア」のマルティニカラー、今も違う車で走っている「日産・スカイライン」のカルソニックブルー。

 そういう意味では「想い」を「スポンサード」という形でいっそうダイレクトに乗せられるこのシステムは面白いとさえ思います。

 実際のレースの世界でも元F1レーサー「カミカゼ・ウキョウ」こと片山右京さんが率い、チャンピオンにも複数回輝いておりますし、文句のつけようがありません。この時点でもう「私も乗っかりたいな」と思い始めています。


 そのためにも、「痛車」という言葉を私は避けます。これを支持するためには「痛々しい」という感情を取り払わなければいけないと思うからです。

 こういう時の常とう手段は「英語に置き換える」。日本人らしい感覚なのかもしれませんが、そうやってカタカナ言葉に置き換えると少し和らぎますよね。さて英語版wikipediaで「痛車」は……

oops ! It's Itasha !

 ちなみに「美少女ゲーム」そして「エロゲ」という言葉もそのまま輸出されています。全然和らがねえええ!

 とりあえず80年代RCデザイナーへの尊敬の念を込め「キャラボディ」と呼ばせていただきます。厳密にはこれはRCのポリカーボネートボディにセル画の要領で描きこんだものを言うのですが、とにかく「痛車」という言葉を使いたくないので、そうさせていただきます。そのうえで、私もちょっとだけグッドスマイルレーシングの活動を応援します。

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おはようございます。

 最近弟者がラブライブ!にドハマり中

 いぬがみです(のぞみちゃん? 推し……らしい)


 いいも悪いも見て見なきゃわからん! という思いはあります。一方で見るのもちょっと気恥ずかしい……という思いもあります。

 まあ、見たんですけどね。なんか函館が舞台になった話と、それから、劇場版。

 ……本気の気持ちは十分伝わりました。

 「よし、わ、わかった!」

 半ば気後れしながらも、とりあえず、見ていくことにします。嫁がいてもアニメが好きでいいじゃないですか! 私も「神様はじめました」というアニメを見せられたし!!


 で、とりあえず私も一人キャラクタを選ぶことにしました。

 基本的に格闘ゲームなど、キャラクタがたくさんいるゲームをやる時は「最初にカーソルがあっていた人を使う」という自分ルールを決めている私。老若男女はたまた人間機械地球外生命体だろうと最初はそのキャラでプレイする。それが作り手の設定する、一番基本的なキャラクタだと思うから。

 そういう意味で、プレイアブルキャラクターってわけじゃありませんが、決めました。

 「黒澤ルビィ」

 よし君に決めた。理由。「変な名前」と「面白い顔」で最初にフルネームと顔を覚えたキャラクタだから以上。

 と、これだけ書くと全国3千万のラブライブ!ファンの皆様からバストユーアップ(※1)されるので、補足します。

 要するに、ちょっと照れくさいんです。だから、あえて変なアプローチをするふりをして、わき道からせめていこうと思うんです。そういうことで、何とか大目に見てください。


 それと同時に、こないだも書きましたが、ボディにアニメなペイントを施した車のことも受け入れられるような気がしてきた……という話をしてみようと思いましたが、長くなるので今日はこの辺で。


 (※1 往年の名作格闘ゲーム『餓狼伝説』シリーズに出てきたアクセル・ホークの超必殺技「アクセルラッシュ」発動の際に叫ぶセリフ。bust you up. 意味は、当時の攻略本によれば「くたばっちまえ!」)

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おはようございます。

 富士重工(スバル)の皆様、申し訳ありませんでした

 いぬがみです(いきなり謝罪)。


 先日、「インプレッサに乗り換えたら妙に滑る」という話をしましたが、それは私のタイヤがあまりにも古すぎるため、ということが発覚しました。

 車に詳しいとか詳しくないとかではなく、「タイヤ 製造年月」とかで確認すれば誰でも確認できるタイヤの製造年月。例えばブリヂストンであれば4桁の数字で「何年の第何週目」に作られたか、すぐに確認することができます。

 私が中古車店の好意でつけてもらった冬タイヤ「ブリザックREVO2」は……

 ……と、気づく人は気づくと思いますが、この時点でもうアウトです。タイヤは溝があるとかないとかに関係なく劣化するもの。スタッドレスタイヤは雪道・氷道でもグリップするために柔らかいので、余計に劣化も激しいです。安全を重視すれば3シーズン、私も「冬のオリンピックがある年にタイヤを買い替える」ことを信条としているのに、このタイヤときたら2006年製造の代物だったんです。

 オマケでつけてもらったのだから文句は言いませんが、「よく、こんなタイヤ取っといたな!」と驚嘆した私。もしかすると、新車と同時に納入したタイヤがそのまま流れてきたのかもしれません。道理で滑るわけだ……。


 「なに、滑るとわかっていれば腕次第で何とかすればいいさ」

 ……なんてコタあ言わねーよ(大田さん風に)。公道を走る車は特攻機じゃないですから。きちんと自分で運転してガレージに帰ることが義務ですから。もちろん、誰にも迷惑をかけることなく。

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おはようございます。

 情報孫引き再配信サイト

 いぬがみです。


 情報化社会と言われて久しい昨今。ちょっとネットを検索すれば、知りたい情報はいくらでも手に入ります。知ろうという気持ちがあればいくらでも本物を知ることができます。ってそれは湾岸ミッドナイトの自動車評論家・城嶋さんだったかな。

 もちろん中には根拠があいまいというか、このブログのように、どこかで拾ってきた言葉や知識を金科玉条のごとく掲げる場所があります。私はできるだけ、そうならないよう気を付けているつもりですが、思ったことをすぐに言葉に出してしまう場所では、氾濫しているかもしれませんね。ツイッターとか掲示板とかナニナニ知恵袋とか……。

 だから、今日書く記事も、そういう感じです。この情報をどう思うかは皆様次第ですが、私は少しく「なるほどね」と思ったので、再配信させていただきます。


https://news.yahoo.co.jp/byline/kunisawamitsuhiro/20150210-00042939/


 タイヤもタダじゃないですからね。新品で4本買えばウン万円します。そうなれば格段に安い大陸系のタイヤを使いたくなるのも道理です。また欧州ブランドのタイヤなんかは、日本よりもよっぽど寒い北欧の厳しい冬道を走る高性能タイヤに違いない! なんて思わないこともありません。何よりもかっこいいですからね。ピレリはいています、とかって。

 ただ、よく自動車関係の本で言われるように、車の大きい小さい広い狭いはあれど、実際に地面に触れているのは4本のタイヤだけであり、その面積はわずかハガキ4枚分です。それだけの面積で1.5トンの重量を支えなければいけないのです。そうなれば、我々はもっとタイヤの性能に気を使わなければいけないのです。


 国産だから高性能で大陸系のメーカーだから低性能。単純にそう割り切るつもりはありません。ただ、やはりその土地の雪質に合ったタイヤづくりをしているかどうか、ということは大事だと思うのです。ということを言われて「一理あるな」と思ったのです。

 北国の人間にとって最も怖いのは積雪路よりも凍結路。特に磨き抜かれてピカピカに光る「ミラーバーン」です。今のところ決定的な事故は起こしていませんが、国道でブレーキをかけても100メートルくらい滑ったことがあります。こないだもズルズルッと滑って対向車とぶつかりそうになったし。

 そういう状況に対応できる性能を有しているかどうか。これは仕方がないです。日本よりもよっぽど厳しい北欧は氷も乾いていて日本ほど滑らないから。


 そんな私が今履いているのはブリヂストンです。しかしながら、車を買った時オマケでつけてもらったので、製造後どれくらい経っているのかよくわかりません。今シーズンは何とか乗り切りたいと思いますが、2018-2019年は新品を買おうと考えています。


 あと、今回引用した記事のライターである国沢光宏さんについては――色々な話が出まくっているようですね。それは私も随分前から知っていましたが、「日本の冬とヨーロッパの冬は違う」という点については納得のいく部分でしたので、引用させていただきました。

 「クニサワさんがそう言っているからブリヂストンにしよう!」ってのではなく、「クニサワが言うことだから信用できないな!」ってのでもなく。ニュートラルに行きましょうね。ニュートラルに考えて、自分で決める。それが大事です。

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こんにちは。

 

 いぬがみです(29巻 「五式物語」より)。


 五式戦闘機は実戦での活躍とは別に、この話を読んだことで大好きな飛行機になりました。

 機体は川崎、エンジンは三菱。大戦末期に間に合わせで作った機体でありましたが、思いのほか高性能であったといいます。

 その時代のものづくりのノウハウが現在に生きている……という話は今回のテーマとは違うのでさておいて。要するに車はメスだっていうことですよ。女の子だっていうことですよ。そう考えると、アニメな女の子を全面的にフィーチャーした車を見て、



 と言ってボンネットをへこませることもないわけですね(できません)。


 ただ、今のインプレッサは非常にメカニカルな車なのでね。私も機械として正しい操作をしなければいけないと思い、うろ覚えレベルでありながら、「自分の操作によって車の各部がどんな動きをするのか」ということをイメージしながら走っています。

 クラッチペダルを踏めば、クラッチが切り離されるイメージ。

 シフトレバーを動かせば、ガチャンとギアが切り替わるイメージ。

 アクセルワイヤーがスロットルをあけ、混合気が燃焼室に放り込まれピストンが上昇しプラグが点火して爆発しその勢いでピストンが押し下げられクランクシャフトを……

 ……そして車は動き出す。

 
 残念ながら今のところ、私の車に意志や感情の入る余地はまだないようです。

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こんばんは。

 ビールより酎ハイがいいかも?

 いぬがみです(ロング缶1本でけっこーキテます)。


 新車、いい感じです。

 マニュアル。最高。

 でも、前みたいにイージードライブじゃないです。


 始動→いきなりクラッチ離す→急発進直後に停止。

 信号待ちで停車→半クラッチで発進失敗→ズゴン(エンスト)。


 あと、これはMTとかATとかじゃないんですが。

 こないだ、いきなり直線道路で滑りました。しかも反対側から対向車。

 「イカン、イカン」

 全身冷や汗モードでしたが、かろうじて理性は残っていたので全力ハンドリングで事なきを得ましたが……。

 
 インプレッサ、なまなかな態度では運転できません。

 シンメトリカルAWD? という言葉に甘やかされてはいけません。

 後程HPでた~っぷり書きますが、ここは一般ブログなので思いっきり簡潔に書きます。


 前に乗っていたマツダファミリア(通称:ファミリアファミ子)は絶対的な安定性を求めるマシンでした。最新鋭の電子制御なんかはありませんが、2000年当時の安定技術をふんだんにつぎ込み、雨の日も雪の日も乗り続けて6年間とうとう一度もヒヤリとするような場面がありませんでした。どんなにドライバーがムチャしようと、それを必死で抑え込んでくれたんです。一言でいえば「けなげ」。絶対に危ない目に遭わせたりしないんだから! そんな感じです(それが今のi-activ4WDに引き継がれているのかも?)。

 でも、インプレッサは甘くありません。「アタシはやれることをやるだけよ。あとはアンタが何とかしなさいよ」そんな感じです。マツダのSKY-ACTIV技術――そしてロータリーエンジンに並ぶ孤高のシステム「水平対向エンジン」を武器に作られた基本設計はとても優れているのですが、私の車種はMTですから。コンピュータがうまいことやってくれるようなシステムはありませんから。

 だからこそ、私も本気になるんですけどね。

 
 すべては乗り手しだいだ ハイリスクでハイリターン 超高速域でも乗り手がキチンと仕事をこなせば この車はちゃんと応えてくれる ただし 乗りきれなければ危険な車でしかない(湾岸ミッドナイト6巻 P229)

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おはようございます。

 ドキドキしすぎて寝不足

 いぬがみです(今日は主に湾岸ポエム引用+改変)。


 (GD3は今日納車する 早く取りに来い)

 
 「いやあ・・ハハ ちょっとビビってます
 この気持ちのまま走り出したらヤバそーというか
 間違いなく発進エンストしそうな気がするんですよ
 (半クラッチ失敗して)

 走り始めたガキの頃のように
 震えちゃうんですヨ
 ただ走ることを 考えただけで――

 うまく走れますかね オレ
 昔みたいに
 こむつかしいコトなんか 何も考えずに」


 今じゃ絶滅危惧種レッドデータ級の
 4WDマニュアル(なおかつ白ナンバー)
 しかも燃費優先実用性重視の1.5L自然吸気仕様
 
 GD3インプレッサ(いわゆる「鷹目」モデル)


 6年ぶりのマニュアル車
 ずっと憧れていた4WD+MTの普通車

 あと少し・・・・

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おはようございます。

 今までのきみは間違いじゃない

 いぬがみです(佐野元春「約束の橋」より)


 

 こないだも書きましたが、最近はけっこーベテランな男性歌手の歌が好きです。

 佐野元春さんは「トヨタ・カルディナ」という車のCM曲を聞いて好きになりました。当時は、

 「車に乗り遅れて慌てて走っている人」

 というイメージでしたが、とても素敵な歌だと思います。

 次に、レストランで準備をしている時に聞いた「約束の橋」という歌が大好きになりました。そして動画を検索し、こんなPVが出てきたものだから、鉄道好きで鉄道写真好きにもなりました。いわゆる「撮り鉄」ってやつでしょうか。愛機ペンタックスSPを首から下げ、この歌を口ずさみながらホームをブラブラする私。ということで次は、町中を走り回りながら「レインガール」を歌います(?)。


 あとは、そうやってフィルムカメラで撮影した写真をどう管理するかですよね。

 1日でフィルム一本撮りつくしてしまえば難しくないのですが、フィルムも現像代もタダじゃありませんからね。撮り方もそうだし撮る対象も厳選です。しかもプリントなしでフジカラーCDに焼くので、1回の現像料でたくさん写真を撮れる36枚撮りフィルムを使うので、1~2か月くらいかけて1本撮り終えることもあります。

 そこで、スマホカメラですよ。

 「フィルムを消費するほどじゃないけど、いい感じの景色」に出くわした時にパチリ。あるいはバックアップとしてフィルムで撮影したのと同じ景色を写したり。こちらは明確に撮影日時が残るので、日付ごとにフォルダを作成して振り分けています。

 これらの景色を見て、「ああ、これは何月何日にどこそこに行った時だったな」ということがよみがえるわけですよ。

 富士フイルムのCMでやっていた、「似たような画像を検索して自動的に振り分ける」システムが私のPCにもあればいいんですが、そういうのはまだ持っていないのでね。アナデジ併用で何とか整理していこうと思います。

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おはようございます。

 A.I.knows love ?

 いぬがみです(それは『安堂ロイド』だ)


 最強寒波だスーパー寒波だとテレビで騒ぎ立てている今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 確かにそれは警戒するべき気象状況であるとは思うのですが、こう何度も何度も強調されると見る側の私としては「慣れてしまう」恐れがあります。そうして本当に危険な状況を見誤ってしまう・・・そうなれば少々拙いです。気をつけなければいけません。

 もっとも、私は36年以上東北の雪国で生きてきた身ですからね。冬は雪が降って道路が凍って当たり前。そんな中でも生活していかなければいけないわけですから、感覚的な意味でもある程度、身についてしまっているんでしょうね。

 だから今回の寒波も「ああ今日は寒いな」くらいの感覚しかありません。しかしながら西国の方々は大変な思いをされているようで、お察しいたします。まあやったことないのでしょうから、前輪駆動の軽自動車の「後輪」にチェーンを付けたっていうのも仕方ありません。それで合っているのかどうかわからないからJAFを呼んだ、と言う人も仕方ありません。「そんなの電話で確認してくれよ」と私なら言いたくなってしまいますが、間違った方法で走って事故を起こしてレッカー引き上げするよりはきっと手間がかからないでしょうから。

 ともかく皆様、気をつけてお過ごしください。北から来たからキタオトコ。

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おはようございます。

 遅れてやってきた正月休み中

 いぬがみです。


 実家に帰ってきて、リビングにハムスターがいる時間を過ごしています。

 元々は函館で弟者が買ったものですが、とある事情により現在は実家に居候中。日々人間たちにちょっかいを出されながら生きているところです。

 「トムとジェリー」ならトム派であり、(旧)「のび太の日本誕生」の冒頭で野比家にハムスターが居候することを号泣拒絶した挙句、数万年前の日本に逃亡したドラさんの気持ちを汲むと「ハムスター可愛い」などというのは少々はばかられる気もしますが、まあ可愛いものは可愛いのだから、仕方がありません。

 しかしながら、可愛い可愛いといって人間の感情でちょっかいを出してばかりではいけません。何となく私もそのあたりは想像できます。人間同士だってそうですよね。相手の気持ちが理解できないと、かえってストレスになってしまいます。

 たとい悪気がなかったとしても、どうせなら長生きしてもらいたいもの。謙虚にあらゆる情報を集め、ゆっくりと仲良くなりたいと思います。

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こんばんは。

 何とか快方に向かっています

 いぬがみです(多少咳は出ますが)。


 さて今日から仕事始めですね。皆さま、今年のお正月はどうだったでしょう。私はすでに記事に書いた通り非常につらい幕開けでした。

 布団に入っても寒気が止まらないし、起きている時に熱が出てくるし。そんな状況だったものですから、仕事の上でもつまらないミスを連発。さらに右足膝頭を打撲。極度の裂傷、もとい重度の打ち身でしゃがんだりするのも苦痛な今日この頃です。

 そんな壊滅寸前の私の心を支えてくれたのは玉置浩二さんの「田園」でした。もっといえば、その「田園」が収録されているアルバム「CAFE JAPAN」でした。

 怒髪天・玉置浩二・佐野元春・矢沢永吉。こういった、決して今風のキラキラした雰囲気ではないけれど、しっかりしたベースのある人たちの歌は、やはり心に響きます。

 今日はひとまずはやめに休みます。皆さま、今年も何とか頑張っていきましょう。

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こんばんは。

 元旦は、朝6時から営業しました

 いぬがみです(ことよろ)。


 昨晩は23時半過ぎまで仕事があり、その時点で翌朝早番であることを告げられた私は2017年最後の憤慨(?)。そのまま休憩室で寝込んでしまいました。

 その際「寒すぎて風邪をひいてはいけない」と思い暖房をつけ、さらに上着をかけて眠ったところ逆に暑すぎて、また乾燥して……結果的に暑すぎて風邪をひいてしまいました。

 そんな最悪な体調のなか始まった新年1発目のブレックファースト。具合が悪いなんてことを言っていられないので気力で頑張り、10時45分にいったん休憩。確実に高熱があることを実感しつつ再び因縁の休憩室で睡眠to睡眠。1時間寝て目が覚めたらまた1時間寝て、とにかく夕方までご飯も食べずに眠り続け、何とか起き上がって夜の仕事をこなした。そんな激烈年始でした。

とはいえ、正月らしい要素も、ないわけではありませんでした。

 いつものメニューに加えてカズノコ・栗きんとん・かまぼこ・黒豆・伊達巻といった正月らしいメニューが並び、お客様が一通り食べ終わった後に私もちょっぴり味わいました。

 また、昨晩も遅くまでかかった代わりにそばを頂いたし、餅も食べることができたので、少なくとも食事的にはお正月気分です。こういう仕事だし、まあ仕方ないか。


 そんなこんなで早く出た分少しだけ早く終わることができたので、現在ビールを飲みながらこの記事を書いています。

 新年早々こんな感じだったので、あまり高望みはしません。健康で平穏な一年であればいいです。もうダイナミックな展開はいらないのでね。平穏で堅実な一年にしていこうと思います。

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こんばんは。

 早く寝なきゃ

 いぬがみです(今年もお世話になりました)。


 本来であればさっさと寝てしまわないと明日(厳密には今日)の仕事に差し支えがあるのですが、たぶん仕事が終わるのは午前様であり、毎年一応書いている「コトシノワタシ」を書けるのは今しかないと思ったのでね。簡単ではありますが、何とか、まとめたいと思います。

 しかしながら、今年は……なんだったかなあ、という一年でした。

 本来であれば私は年男ですから、それにふさわしくドラマチックな一年になろうかと思っていたのですが、どうもそういうわけにはいきませんでした。

 ちょっぴり、つらい一年だったのかな。そうも思います。

 証拠


 まあ、いいんです。去年は人生最大の幸福を手に入れた年でしたから。禍福は糾える縄の如し、人生楽ありゃ苦もあるさ、くじけりゃ誰が先に行く。今年は苦難の年、すなわち雌伏の年であったといえば、まあ大事な一年だったのかな。そう思います。

 這いつくばって泥をなめて、泣きながら這い上がる。そういう時間も必要ですよ。

 ただ、今の私は転んでもただでは起きぬというか。石ころだろうと雑草だろうと、起き上がる時は何かをつかんで起きようとしています。常にそうです。そうやって自分のステイタスを1ミリでも引き上げられればいいでしょう。……そう考えると、まあ3センチくらいは引き上げられたかな。そういう気がします。


 いずれにしても、「来年はよい年でありますように」それは心から願うところです。さて、それでは皆様、良いお年を。たぶん私は明日、ごちゃごちゃと仕事をしているうちに「気が付いたら新年を迎えていた」そういうことになるでしょうから。

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おはようございます。

 キャベジン飲もうかな

 いぬがみです(胃腸戦闘能力低下)。


 いくらおなかがすいたからっていって、夜中にご飯を食べるのはよくありません。太るからというよりも、眠れないから。ましてや飲酒なんてね。そうまでして飲まなくてもって感じです。今後は、食生活を少し改めないといけないかもしれません。

 加えて、ちょっと悩み事があったからかな。眠っていても、「仕事で色々と忘れていたことを指摘され大わらわ」になる夢を見て、なんとも寝つきの悪いものとなってしまいました。


 というのは……いや実は今度、車を買い替えようと思っているんです。

 今の車に決して不満があるわけではないのですが、走行距離は間もなく19万キロ。ブレーキ関係は消耗品だから仕方ないにしても、サスペンション系もちょっと怪しいし電装系も異常があるし飛び石フロントガラスに傷が入っちゃったし……となれば、結構かさむ気がするんです。そして1年に2万キロくらい走る私のスタイルですから、10万キロに1度交換しなければいけないタイミングベルト等の交換なんかも含めれば、買値の2倍くらいの修理費用が掛かるでしょう。



 ……だから、そのお金で次の車に乗り換えるしかないんですって。

 完全に動かなくなるまで乗り続けるつもりだったのですが、それよりも先に私の方が力尽きてしまったわけです。まだ走れるけれど、少なくともこの国で走らせることは、私にはもうできません。

 
 加えて、ここまで気持ちを固めてしまった理由は、次に乗りたい車が見つかったから。

 それは私が現在の愛車ファミリアS-ワゴンの直接競合車種として比較した「インプレッサスポーツワゴン」。東北では圧倒的な強さを誇る日本最強の実用四駆です。人も乗れるし荷物も積めるし雪道には強いしマニュアルだし。

 そう! マニュアルなんです!

 「普通車」で「四輪駆動」で「マニュアル」。これは6年前からずっと揺るがない私の理想です。今のファミリアは「普通車」で「四輪駆動」ではあるものの「オートマチック」です。これは前の車の車検切れが近くて、あまり猶予がなかったため「普通車で四駆なら、ひとまず良しとしよう」という理由で買ったからです。乗ってみれば非常に素晴らしい車であることは間違いありませんが、「これでマニュアルだったらなあ」という思いがあったのは動かしがたい事実なのであります。


 マツダの車は素晴らしいです。本来であれば「スパスパ曲がる(=落ち着きがナイ)」とか「常につま先立ち」とか「氷の上を滑っているような」とか、極端な話「曲がらないし止まらない、なのにパワーだけはある」と言われるような先鋭的操縦性を持ち合わせた車こそマツダらしいというべきなのかもしれませんが、ファミリアは抜群の安定感があります。特にカーブを切りこんでいく時の適度なハンドルの重さがお気に入りです。この車で突き抜けた冬の八甲田ロードは、私の最高の運転体験です。

 それをふまえて、今度は「雪国のスバル」と言われた低重心シンメトリカルAWDの性能とやらを試してみたいのです。ファミリアも乗ってみなきゃわからなかったことがあるから、インプレッサも、乗ってみてわかることがあるはず。ましてや私が買おうとしているのはWRX-STiじゃなくて、廉価グレードの15i。ただでさえ人気がないこの車を突き詰めてみたい。そう思うのです。


 以下余談

 ※ タイトルは、当初「マツダは西の会社(本社が広島)。東北の風土にはやはり東の会社の車の方があっている」というのを買い替えの言い訳にしようと思っていた名残です。ところが調べてみると、意外と東の会社も多く、中にはどっちに分類していいのか少々悩むような立地も。

 マツダ:広島県
 スバル:群馬県

 日産自動車:神奈川県
 ダイハツ:大阪府

 トヨタ:愛知県
 スズキ:静岡県
 ホンダ:静岡県(創業地が)

 三菱:高知県 (それは創業者の出身地だ)


 まあNTT東西のサービス管轄で行けば、静岡・愛知は西のエリアになるんですけどね。

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こんばんは。

 今日は「悪魔城ドラキュラ」のサントラ

 いぬがみです(月下の夜想曲)。


 毎年この日はメリークリスマス・ミスターローレンスなんですが、今年は一足早く映画を見てしまいましたからね。今年はちょっと違う話題としましょう。

 
 私という人間は基本的にニュートラルな属性の人間だと思うのですが、ロウ的なものには影響されやすいようです。まあ真女神転生シリーズをやったことがないと、何の話か分からないと思うので、このたとえはやめます。

 要するに、寺社仏閣はたまた教会に行くと、自分の持ち合わせている一切を置いて、非常に純粋な祈りを捧げたくなってしまうのです。そうしている間は自分の気持ちが、とても落ち着くから。

 過去の記事より

 これと同じくらい感銘を受けたのが、函館にある「トラピスチヌ修道院」に行った時でした。

 とにかく函館の観光名所という観光名所を攻略していこう、というわけで湯の川からバスに乗り、行った私。その中にある聖ミカエル像に私の邪心は木っ端みじんに打ち砕かれました。神々しい御姿に毒気を抜かれ、その場にひざまずいて祈りたい気持ちになりました。

 ここで日々、神様に奉仕しながら暮らしている人たちは――私たち一般市民のような自由はないけれど、きっと幸せに違いない――そう思うのです。だって、朝起きて夜眠るまで、すべての行いが神様のためだから。

 信じられるものがあるって、幸せ。そう思います。

(ただ、自分が信じているものを守り、自分を貫き通すために誰かを傷つけたりすることを、私は良しとすることができません。そんな中途半端なところがニュートラルたるゆえんだと思うのですが)

 「神は自らの行いの為に罪の無い人々を何人殺せば気が済むのだろう…。」



 まあ、それはともかくとして。

 トラピスチヌ修道院に行った時、お土産として本を買いました。飴とかクッキーも買ったんですけど、やっぱりずっと手元に残るものがほしくてね。

 一冊は「知恵・ユーモア・愛」という本です。これはカソリックの司祭であり上智大学の教授でもあるホセ・ヨンバルトさんが書かれた本です。と~っても平易で親しみやすい本です。「まあ、そういうものか」この本を読めば、色々なことが切り抜けられるようになります。考え方が柔軟になるっていうかね。

 そしてもう一冊が『天使園 祈り、働けの日々』というものです。これはかつて修道女だった人が、我々のような穢れた俗徒が垣間見ることさえ許されない修道院の生活を描いたスケッチ集で、手書き故非常に温かみのあるものとなっています。

 朝3時に起き、畑仕事やらなにやらに明け暮れる生活というのは、12時に仕事を終えた後ワインを飲みながらこんなことをグダグダ書き連ねている私のような人間からすれば、非常にハードなものであるように思われるのですが……そこで先述した「信仰の力」が出るんです。やっぱり自分のやっていることが絶対的に正しいと思えれば、どんなことも苦痛ではないのです。

 どんなことも……ね。


 ……あ~あ、私も何か絶対的に信仰する神様がいれば、もっと楽に生きられるんだろうけれどなあ。神様にお祈りをしても、日常生活を改めることもないし。

 でも、私の心の針は、どちらかというとロウ側に触れています。それをどこかで客観的にみられているうちは、まだニュートラルなのかもしれませんが。

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おはようございます。

 サケはすばらしい

 いぬがみです(今日は映画の感想)。


 『戦場のメリークリスマス』を見ました。

 20年以上前にテレビ番組(ごっつええ感じスペシャル)で坂本龍一さんが演奏したテーマ曲を、ラジカセの内蔵マイクを使って録音した日から随分と時間が経ち、ようやく本編を見た次第です。

 まあ、これは・・・やはり、それだけの時間が必要だったと言えるでしょう。当時これを見たとしても絶対に理解できなかったと思います。私自身、色々なことを経験し色々なことを考えられるようになったから、ひとつひとつのシーンにグーッと心を動かされたのだと思います。

 ストーリィ的なことは割愛します。私が延々と語らなくても大体わかるでしょうから。


 「ふぁーぜるくりすます、ご存知かな?」
 「知ッテマスヨ、ハラサン。サンタクロースデスネ」
 「今夜、私、ふぁーぜるくりすます! アハハハハ!」
 「ハラサン、ヤハリ、アナタモ、ニンゲンダ」

 粗野で残虐なように見えるハラ軍曹の奥底にある『人間らしさ』。神に近づくための修行を怠らなかったのにセリアズの友愛に打たれたヨノイ中尉の『人間らしさ』。それはとても感動するべきところでありますが、私も36年くらい生きなくちゃ理解できなかったであろうと思います。


 その後の彼らがどうなったのかは、歴史の通りです。敗者は勝者に裁かれる。たといハラ軍曹のしたことが他の兵士と代わらないことだとしても。

 「あなたも犠牲者なのだ。かつてのあなたやヨノイ大尉のように。
  自分は正しいと信じていた。
  勿論正しい者などどこにもいない」


 そんな二人が最近、報知映画賞のセレモニーで再会したといいます。二人とも多忙を極め、わずか15分程度しかいられなかったのに。とても貴重な4分10秒ですね。すばらしいことだと思います。そして、そんな12月に私が戦メリを見たということも、奇妙な偶然であるように思います。あんまり関係ないでしょうが。

【報知映画賞】北野武監督、坂本龍一と映画撮る!「戦場のメリークリスマス」で共演 18年ぶり対面で

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こんばんは。

 7%→6%→5%

 いぬがみです(答え:アルコール度数)


 LCD soundsystemのAmerican dreamというアルバムを聴きながら、今このブログを書いています。

 いきなり私がはるか海のかなたにあるニューヨークの音楽を突然好きになった理由。それはまさにダフトパンク風に言うところのランダムアクセスメモリーズ。インターネット時代ですからね。頼みもしないのに「あなたへのおすすめ」と書かれて飛んでくるyoutubeのリコメンドなどで、どんな時代でもどんな国でもアクセスできる。そういうことで知った…のか。

 あるいはこないだ液晶ディスプレイが故障した時「LCDディスプレイ」と入力しようとして、LCDまで入れたら検索候補に「LCD soundsystem」と出てきたからなのか。そんな感じもします。どっちにしても、AIのおかげです。その部分については相違ないでしょう。


 ちょっぴり音楽の話とは離れますが、私は「LCD」という言葉に強烈なノスタルジーを感じます。LSDじゃないですよ! L! C! D! ですからね。

その原点はwikipediaの項目で言うところの「電子ゲーム」というやつですね。特にエポック社のそれが該当すると思うのですが、この手のゲームを「LCDゲーム」という風にうたって、シリーズを展開していたのです。

 私も一時、この手の電子ゲームに躍起になっていました(21世紀に入ってから)。まあそれというのは、最大級の憧れであった「オセロ」の(!?)それを手に入れることにより落ち着いたわけですが、今でもなお心惹かれます。金に糸目をつけない……というわけではありませんが、ショーケースの前に張り付くことはあります。

(画像が大きいのでリンク)

 そう! まさに! こんな感じ!!!


 ……では、そろそろ音楽の話に戻しましょう。

 一応、wikipedia等々で音楽のジャンルとか何とかを調べましたが……まあ面倒くさいですね。これがダンスパンクだろうが何だろうが別にいいです。私はこのバンドの音楽をとても心地いいと思います。それが何というジャンルかなんて、専門誌の人たちとかが決めればいいことです。

 しかもこの人たち、今年出した新譜、それがAmerican dreamなんですが、その媒体をデジタル的なもののほかにカセットテープで発売しているじゃないですか。

 「ハハァ、なるほどね」

 何がどう成程なのかよくわかりませんが、そういう意味も含めて私はLCDサウンドシステムを支持します。とりあえずタワレコオンラインで「カセット」を買います! そのためにラジカセ的なものも買います! それでいいんですか? いいんです!(まさかの川平さん的オチ)

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こんばんは。
 
 「スターウォーズ」見ましたか
 
 いぬがみです(金曜ロードの方ね)。
 
 
 なんだかんだで「スターウォーズ」結構見ましたね。
 
 といっても1と2は飛ばし、5はちょうどその時テレビの前にいられなかったので、今のところ3・4・6といった具合なんですが。それでも結構、見た方じゃないですか。
 
 我々の世界における最初の作品であるエピソード4なんかは、映画よりも先にファミコンソフトでその世界観に触れましたからね。R2-D2とかC-3POとかダースベイダーとか、そういうキャラクタは知っているけれどストーリィがわからないので、何でステージ1でR2-D2がヘンテコな連中に連れていかれるのか? さっぱりわかりませんでした(これはメガドライブ版『アラジン』も同じパターンでした)。
 
 当時と違って今はインターネットによる情報があふれまくっていますから、わからないことがあれば検索し、まとめサイト的なものを参照し、自分でストーリィを補完。合間にローグワンなどの外伝的物語を挟みつつ、今回地上波初放送となったエピソード7を見た次第です。まあ劇場で見たので2回目なんですけどね。
 
 地上波ということはコマーシャルによる収入が絶対的に必要ですからね。どのタイミングでCMを入れるのかは、視聴者がどう思うかというよりもスポンサーがどう思うかの方が大事なんでしょうからね。そう思えばこそ、あえて感じたことを胸にしまっておけるというもの。何もしないでテレビをつけていれば映画が見られるんだから、それだけでもありがたいと思えってことなのでしょう。ええ、わかります。
 
 
 今日はそんな感じですね。
 
 今日は休みだったのですが、基本的には祖母の通院の送迎に従事しました。
 
 その後、これといった目的もなかったので、「何かしら、いい写真が撮れそうな場所はないかな」と思索をめぐらすこと幾星霜(そんなには経っていない)。
 
 私が車を走らせたのは、なぜか私が卒業した中学校のある場所でした。じつに20年ぶりになります。
 
 私の人生の中でも最大級に感受性むき出し・触れるものみな傷つける・中二病でも恋がしたい時代を過ごした母校とかつての自宅の間は、いわゆる盛南開発というものにより「ものすごむっちゃくっちゃ」(by東大通)変わってしまいました。一回ICBMか何かが落ちて更地になり、そこに新しい街を作りました……ってくらい変わりました。
 
 ただ、「の間」とわざわざ付け加えた通り、中学校の周辺は変わりありません。昔と同じく田んぼに囲まれた陸のアルカトラズ島的な立地です。そして当時の通学路についても、かろうじて面影を残すエリアは残っています。
 
 そこで、ちょっとした「ごっこ遊び」のようなことをしたのですね。――すなわち、20年前、1997年からタイムスリップして来た男のふりをして、「確かここに、これがあったはずだが……」とかっていうのを、我が愛機ペンタックスSPとともにたどるという遊び。地道に歩きながら、少しずつ少しずつ埋めていく作業というのは極めてパーソナルなことであり、過去現在未来すべてにおいて私以外の人間にはどーでもいいことであると思うのですが、私にとっては非常に大事な作業でした。
 
 なぜかといえば、昔の私は、とにかく過去を切り捨て切り捨て生きてきたから。
 
 「過去は関係ない。現在を、そして未来を」
 
 そういう言い方をすれば、とてつもなくポジティブなように思われるかもしれませんが、結果的には何も積み上げることなく、ただただ漫然と時間を浪費して来ただけなんです。
 
 もちろん中学時代の思い出を振り返ってみると、あまりいい記憶はありません。どちらかというと、忘れてしまった方が楽な記憶が多いのかもしれません。
 
 でも、こないだ書いたように、やっぱりこれがHOMEですから。こういう時間があったから、今の私があるわけですから。
 
 話が長くなったので、いったんここで打ち切りますが、最後に一つだけ。
 
 我が弟のように、仕事も彼女もなくして、生きる理由を見失っている人たちに向けて。まあ、酔っぱらいの戯言と思って聞き流してもらっても結構ですが、発信するだけします。「なんだか面倒くせえな」と思われる前提で書くので、ここから先は読まなくても結構です。
 
 
 
 
 あなたが今、あるいはこれから直面する嫌なこと、つらいこと、苦しいこと――それって実は、生きるエネルギーになります。
 
 「逃げたい」「辞めたい」「死んでしまいたい」
 
 そう思うことは否定しません。もちろん、本当に死んでしまったらダメですよ。どうしてダメなのかというのは、これまた話が長くなるのでまたの機会に回しますが。
 
 その前に、逃げたくなるような辞めたくなるような死にたくなるような今をめいっぱい生きてほしいんですよね。
 
 私は中学生の頃、そう思って生きていましたから。這いつくばって泥をなめてでも、生きられるところまで生きてみようって。泥水をすすって体調を崩して死んでしまうのなら、それはそれで仕方がないけれど、泥水をすするだけの元気があるならまだ大丈夫だろうって。
 
 「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という言葉もあります。
 
 そうやって生き延びた時、その経験が必ず力になります。
 
 「なんだ、こんなことか」「それだったら、前にもあったな」「別に(自分の意志と関係のないところで)死ぬわけじゃねえし、それならまあいいか」そうやって、乗り越えられます。
 
 最後の最後まで生き延びようとして、それでも力尽きてしまったのなら、それは仕方がありません。
 
 でも、その「最後の最後」がどこなのか。特にフォースに目覚めていない私たちには、なかなかわからないことですからね。
 
 だったらば、生きられるだけ生きてみよう。言い換えれば「人間は、どこまで生きられるのか」それを追い求めてみよう。そうすればいいじゃないですか。
 
 
 だって、いま、生きているんだから。

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