こんばんは
私よりも少し年下
高杉です。
河北新報の夕刊コラム『河北抄』によると、35年前の今日、仙台市地下鉄南北線が開業した日は「さっそうと“百万人の足”」の大見出しが躍ったといいます。
私はこの4月から地下鉄を利用し始めたわけですが、やはり天候に左右されず5分おきに次の電車がやってくる地下鉄は、本当に素晴らしいものです。サンドウィッチマンの『みどりな窓口』コントよろしく目の前で電車が「発車しましたっ!」と見送るような羽目になっても、少し待てばまた次の電車が来るんですから、本当にすごいと思います。
一方で、この開業当時はまだ泉中央駅はなかったんですね(5年後の1992年に開業)。今でこそ北の玄関口、泉中央副都心なんつってニギニギヤカヤカしていますが、この頃は「遊戯店の明かりが闇に浮かんでいた」と言いますから、そんなに密度は高くなかったってことでしょうね。
そうなると、ある意味では八乙女駅が開業当時の最北端、北のターミナル駅、ちょっと古めかしい雰囲気の建物ということになるでしょうか。古めかしいったって、市電が走っていた時代を知る人からしてみれば「たった35年しか経っていない」って話でしょうが、私にとっては十分に古いです。
そして、私が物心ついたのも大体その時代ですから、ある意味、落ち着くんです。その時代の建物って。わが最寄り駅の旭ヶ丘駅なんかもそうですし。って、こっちの地上部分は1985年に建てられたバスターミナルですから、それよりもさらに古いんですけど、それだけになおさら落ち着きます。
確かに東京なんかと比べれば、車で移動した方が便利な時もあります。このたびオートバイを持ってくることができたので、電車を乗り継ぐよりもオートバイで一直線に行くことも、これからは増えることでしょう。ただ、こと仙台市中心部に行くときは、やっぱり地下鉄の方が便利だなと思うのです。信号もないし渋滞もないし、ものの10分で着いちゃうし。何よりお酒を飲んでも家まで帰れるし。
仙台駅前でさえおいしそうな飲み屋さんがいっぱいあるし、少し歩けば東北最大の歓楽街・国分町もあります。七福通りとかスマイルバーガーとか、何かのゲームに出てくるような地名やお店もありますし、もうちょっと街に慣れたら夜の繁華街に繰り出してみたいなと思います。その時は当然、仙台市地下鉄さんのお世話になります。
というわけで、仙台市地下鉄35周年、おめでとうございます。大体の公共交通機関がそうだと思いますが、年々利用者が減って運営が厳しい状況であるといいますが、私にとっても多くの仙台市民にとっても、大切な乗り物です。これからも百万人の足として、さっそうと街を駆け抜けてもらいたいと思います。
私よりも少し年下
高杉です。
河北新報の夕刊コラム『河北抄』によると、35年前の今日、仙台市地下鉄南北線が開業した日は「さっそうと“百万人の足”」の大見出しが躍ったといいます。
私はこの4月から地下鉄を利用し始めたわけですが、やはり天候に左右されず5分おきに次の電車がやってくる地下鉄は、本当に素晴らしいものです。サンドウィッチマンの『みどりな窓口』コントよろしく目の前で電車が「発車しましたっ!」と見送るような羽目になっても、少し待てばまた次の電車が来るんですから、本当にすごいと思います。
一方で、この開業当時はまだ泉中央駅はなかったんですね(5年後の1992年に開業)。今でこそ北の玄関口、泉中央副都心なんつってニギニギヤカヤカしていますが、この頃は「遊戯店の明かりが闇に浮かんでいた」と言いますから、そんなに密度は高くなかったってことでしょうね。
そうなると、ある意味では八乙女駅が開業当時の最北端、北のターミナル駅、ちょっと古めかしい雰囲気の建物ということになるでしょうか。古めかしいったって、市電が走っていた時代を知る人からしてみれば「たった35年しか経っていない」って話でしょうが、私にとっては十分に古いです。
そして、私が物心ついたのも大体その時代ですから、ある意味、落ち着くんです。その時代の建物って。わが最寄り駅の旭ヶ丘駅なんかもそうですし。って、こっちの地上部分は1985年に建てられたバスターミナルですから、それよりもさらに古いんですけど、それだけになおさら落ち着きます。
確かに東京なんかと比べれば、車で移動した方が便利な時もあります。このたびオートバイを持ってくることができたので、電車を乗り継ぐよりもオートバイで一直線に行くことも、これからは増えることでしょう。ただ、こと仙台市中心部に行くときは、やっぱり地下鉄の方が便利だなと思うのです。信号もないし渋滞もないし、ものの10分で着いちゃうし。何よりお酒を飲んでも家まで帰れるし。
仙台駅前でさえおいしそうな飲み屋さんがいっぱいあるし、少し歩けば東北最大の歓楽街・国分町もあります。七福通りとかスマイルバーガーとか、何かのゲームに出てくるような地名やお店もありますし、もうちょっと街に慣れたら夜の繁華街に繰り出してみたいなと思います。その時は当然、仙台市地下鉄さんのお世話になります。
というわけで、仙台市地下鉄35周年、おめでとうございます。大体の公共交通機関がそうだと思いますが、年々利用者が減って運営が厳しい状況であるといいますが、私にとっても多くの仙台市民にとっても、大切な乗り物です。これからも百万人の足として、さっそうと街を駆け抜けてもらいたいと思います。
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こんばんは
今日も180キロくらい走りました
高杉です。
出かけるときは少々雨が降っていたものの、『ウォッチンみやぎ』の人間アメダス(各地域に住んでいる人が現在地の天気を写真で投稿するコーナー)を見ていると東松島とか気仙沼の方は晴れ間が見えるということだったので、それを信じてオートバイで爆走してきました。
「いよいよ宮城県で、本格的にオートバイデビューだ」
最初は近くのお気に入り、七ヶ浜町に行こうと思ったのですが、渋滞を避けたり道に迷ったりしているうちに国道45号線に入ってしまった私。青色の案内看板に『塩釜』とか『松島』という言葉を見かけると、それじゃあそっちに行ってみようということになり……
……一応、「こないだ仙石線で石巻に行ったコースを、今度はオートバイで走ってみよう」というテーマが決まったので、塩釜マリンゲート経由で松島町をノンストップで通過し石巻市にたどり着いたのでした。
そしてそして、石巻市もほとんどノンストップで通過して女川町に初上陸。ツーリングマップルで予習していた宮城県道220号牡鹿半島公園線……通称『コバルトライン』を駆け抜けて御番所公園にて昼食をとり、帰りは鮎川港や月の浦といった海沿いのルートを走って帰ってきました。
天気はそれほど良くないながらも、とにかく「走りたいから走った」という感じなので、あまり見栄えのする写真はありません。私自身、「もっときれいに見えた気がするんだけどなあ」と写真を見返して思っちゃったくらいです。
ただ、それでも今回の旅でひとつ「良かったなあ」と思ったのは、牡鹿半島の先端近くにある「御番所公園」というところで食べたお昼ご飯です。普段、仕事に行くときも弁当を持参している私ですが、今日はプライベートで遊びに行くときも弁当を持っていきました。そして美しい景色を見ながら弁当を食べました。
これぞ『行楽』というやつではないでしょうか。私はそう思っています。弁当の内容は非常に粗末なもので、仙台弁でいうところの「おしょすい」(=恥ずかしい)ものではありますが、それでもこうして、お出かけ先で弁当を食べるということができた、それ自体が嬉しかったのです。なんか、ずっとず~っと昔に遠足に行った時とか、こんな感じで食べていたなあって。そんなノスタルジーに浸ることができたから。
今はもう検索しても出てこないので書きますが、以前、山本小鉄さんのイラストを公開されていた方が、山本小鉄さんが『弁当』というものがとても好きだった、と書いていました。意訳となりますが、「小さい頃は弁当とかを持っていくことができなかったから、大人になってからは道場に毎日弁当をもって行く」ということをおっしゃっていたそうです。
そういうこともあって、私も弁当が大好きです。外食するよりもコストが安上がり、という現実問題もありますが、やっぱり雰囲気ですよね。下手であっても、自分で作った料理は、結構おいしいものですから。
ま、そんなわけで明日からまた仕事、頑張ります。来週の休みは3連休明けとなりますが、果たして天気はどうなるか。ギリギリ、雨は降らなさそうな気がしますが……どうせなら、いい天気になってほしいなあ。
今日も180キロくらい走りました
高杉です。
出かけるときは少々雨が降っていたものの、『ウォッチンみやぎ』の人間アメダス(各地域に住んでいる人が現在地の天気を写真で投稿するコーナー)を見ていると東松島とか気仙沼の方は晴れ間が見えるということだったので、それを信じてオートバイで爆走してきました。
「いよいよ宮城県で、本格的にオートバイデビューだ」
最初は近くのお気に入り、七ヶ浜町に行こうと思ったのですが、渋滞を避けたり道に迷ったりしているうちに国道45号線に入ってしまった私。青色の案内看板に『塩釜』とか『松島』という言葉を見かけると、それじゃあそっちに行ってみようということになり……
……一応、「こないだ仙石線で石巻に行ったコースを、今度はオートバイで走ってみよう」というテーマが決まったので、塩釜マリンゲート経由で松島町をノンストップで通過し石巻市にたどり着いたのでした。
そしてそして、石巻市もほとんどノンストップで通過して女川町に初上陸。ツーリングマップルで予習していた宮城県道220号牡鹿半島公園線……通称『コバルトライン』を駆け抜けて御番所公園にて昼食をとり、帰りは鮎川港や月の浦といった海沿いのルートを走って帰ってきました。
天気はそれほど良くないながらも、とにかく「走りたいから走った」という感じなので、あまり見栄えのする写真はありません。私自身、「もっときれいに見えた気がするんだけどなあ」と写真を見返して思っちゃったくらいです。
ただ、それでも今回の旅でひとつ「良かったなあ」と思ったのは、牡鹿半島の先端近くにある「御番所公園」というところで食べたお昼ご飯です。普段、仕事に行くときも弁当を持参している私ですが、今日はプライベートで遊びに行くときも弁当を持っていきました。そして美しい景色を見ながら弁当を食べました。
これぞ『行楽』というやつではないでしょうか。私はそう思っています。弁当の内容は非常に粗末なもので、仙台弁でいうところの「おしょすい」(=恥ずかしい)ものではありますが、それでもこうして、お出かけ先で弁当を食べるということができた、それ自体が嬉しかったのです。なんか、ずっとず~っと昔に遠足に行った時とか、こんな感じで食べていたなあって。そんなノスタルジーに浸ることができたから。
今はもう検索しても出てこないので書きますが、以前、山本小鉄さんのイラストを公開されていた方が、山本小鉄さんが『弁当』というものがとても好きだった、と書いていました。意訳となりますが、「小さい頃は弁当とかを持っていくことができなかったから、大人になってからは道場に毎日弁当をもって行く」ということをおっしゃっていたそうです。
そういうこともあって、私も弁当が大好きです。外食するよりもコストが安上がり、という現実問題もありますが、やっぱり雰囲気ですよね。下手であっても、自分で作った料理は、結構おいしいものですから。
ま、そんなわけで明日からまた仕事、頑張ります。来週の休みは3連休明けとなりますが、果たして天気はどうなるか。ギリギリ、雨は降らなさそうな気がしますが……どうせなら、いい天気になってほしいなあ。
こんにちは
仙台は超絶大雨
高杉です(避難指示も出ています)。
今朝から仙台は大雨警報、土砂災害警戒区域、避難指示と最大級の警戒を呼び掛けております。私の住まう泉区も避難指示が出ているエリアがあります。私のアパートのある地域は土砂災害とかそういうハザード対象にはなっていませんが、単純にこの雨量は心配です。いつでも避難できるように、準備をしておかなければいけません。って、そうなる前に逃げるのが上策なのですが。
ただ、そんな状況ではありますが、今日は特別な日です。そのために、万難を排して仙台市街の中でも特に人口密度が多い(気がする)クリスロードにあるGiGOコラボカフェに行ってきました。私的にはセガって言った方が通りがいいんですけどね。
えっ? 今日って何の日だっけ、って?
ええ、まあ、ほとんどの人はそうおっしゃるでしょう。それは全然、責められることではありません。むしろ今日が特別な日だとハカハカする(心がときめいてドキドキする、という意味の仙台弁)人間の方がレアリティでしょう。別な言い方をすれば相当のアニオタ、そして重度のリトルデーモンでしょう。
このブログはアニメ専門ブログではないので、一般の皆様に向けて申し上げますと、今日は超絶大人気テレビアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』の登場キャラクターである『津島善子』の誕生日なのです。そのアニメのキャラクターの誕生日をお祝いするという名目でGiGOコラボカフェでは「バースデーカード」というものを配布しておりまして。それをゲットするために万難を排して(2回目)開店直後の10時25分にお店を襲撃――
したものの、グッズを買えばいいのか? それとも何かしらドリンクを注文すればいいのか? わからないなら店員のお姉さんに聞けばいい話ではあるものの重度のアニオタで極度のシャイ野郎たる私は少しく逡巡。ええい、ままよ! とクワトロ大尉よろしくカウンターへ驀進し、「あっ! はい! あの、えっと、これください!」と中学生ですか? と言わんばかりのタドタドしい雰囲気でドリンクを注文。首尾よくバースデーカードとコースターを獲得した次第であります。
キャラクターが好きすぎて、アニメもろくに見たことがない(ただし映画だけは4回、しかも全部映画館で見た)私ではありますが、こういうのも、楽しいものですね。岩手や青森にいた時代には、ともすればそういう情報さえ知ることもなく生きていたことでしょうが……やはり仙台に来てよかったと思う一日であります。
また、ランダムで引き当てたコースターは同じアニメに登場する別なキャラクター『松浦果南』ちゃんでした。こちらのキャラクターも何かと縁があるといいますか。見た目から入って好きになった津島善子ちゃんとは異なり、「たまたま出会う」ことの多いキャラクタなんですよね。初めて買ったお菓子のおまけ(小さいカード)だったり、弘前市で立ち寄ったココスにいたり(コラボキャンペーンをやっていた時代、各店舗に等身大パネルがいた)。そういうのを重ねるうちに少しずつ好きになって、今では巨大なタペストリーを部屋に飾ったりするレベルになりました。
いや、好きなことを書くのって、難しいですね。できるだけ一般向けに記事を書いたつもりではありますが、やはり私の場合、かなり特殊な経緯でキャラクタを好きになったので……まあ、とりあえず今日は、こんな感じで良しとしましょう。津島善子生誕祭バンザーイ! あ、善子じゃなくてヨハネだった! テヘッ!
仙台は超絶大雨
高杉です(避難指示も出ています)。
今朝から仙台は大雨警報、土砂災害警戒区域、避難指示と最大級の警戒を呼び掛けております。私の住まう泉区も避難指示が出ているエリアがあります。私のアパートのある地域は土砂災害とかそういうハザード対象にはなっていませんが、単純にこの雨量は心配です。いつでも避難できるように、準備をしておかなければいけません。って、そうなる前に逃げるのが上策なのですが。
ただ、そんな状況ではありますが、今日は特別な日です。そのために、万難を排して仙台市街の中でも特に人口密度が多い(気がする)クリスロードにあるGiGOコラボカフェに行ってきました。私的にはセガって言った方が通りがいいんですけどね。
えっ? 今日って何の日だっけ、って?
ええ、まあ、ほとんどの人はそうおっしゃるでしょう。それは全然、責められることではありません。むしろ今日が特別な日だとハカハカする(心がときめいてドキドキする、という意味の仙台弁)人間の方がレアリティでしょう。別な言い方をすれば相当のアニオタ、そして重度のリトルデーモンでしょう。
このブログはアニメ専門ブログではないので、一般の皆様に向けて申し上げますと、今日は超絶大人気テレビアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』の登場キャラクターである『津島善子』の誕生日なのです。そのアニメのキャラクターの誕生日をお祝いするという名目でGiGOコラボカフェでは「バースデーカード」というものを配布しておりまして。それをゲットするために万難を排して(2回目)開店直後の10時25分にお店を襲撃――
したものの、グッズを買えばいいのか? それとも何かしらドリンクを注文すればいいのか? わからないなら店員のお姉さんに聞けばいい話ではあるものの重度のアニオタで極度のシャイ野郎たる私は少しく逡巡。ええい、ままよ! とクワトロ大尉よろしくカウンターへ驀進し、「あっ! はい! あの、えっと、これください!」と中学生ですか? と言わんばかりのタドタドしい雰囲気でドリンクを注文。首尾よくバースデーカードとコースターを獲得した次第であります。
キャラクターが好きすぎて、アニメもろくに見たことがない(ただし映画だけは4回、しかも全部映画館で見た)私ではありますが、こういうのも、楽しいものですね。岩手や青森にいた時代には、ともすればそういう情報さえ知ることもなく生きていたことでしょうが……やはり仙台に来てよかったと思う一日であります。
また、ランダムで引き当てたコースターは同じアニメに登場する別なキャラクター『松浦果南』ちゃんでした。こちらのキャラクターも何かと縁があるといいますか。見た目から入って好きになった津島善子ちゃんとは異なり、「たまたま出会う」ことの多いキャラクタなんですよね。初めて買ったお菓子のおまけ(小さいカード)だったり、弘前市で立ち寄ったココスにいたり(コラボキャンペーンをやっていた時代、各店舗に等身大パネルがいた)。そういうのを重ねるうちに少しずつ好きになって、今では巨大なタペストリーを部屋に飾ったりするレベルになりました。
いや、好きなことを書くのって、難しいですね。できるだけ一般向けに記事を書いたつもりではありますが、やはり私の場合、かなり特殊な経緯でキャラクタを好きになったので……まあ、とりあえず今日は、こんな感じで良しとしましょう。津島善子生誕祭バンザーイ! あ、善子じゃなくてヨハネだった! テヘッ!
こんばんは
参議院選挙、皆さん行きましたか?
高杉です(私は期日前投票)。
という切り出しをしつつ、参議院選挙については何も申し上げることはありません。順当に自民党が議席を獲得する、いつも通りの面白みのない結果になりそうですから。
それよりも私の話について。
ううん、今日もちょっと空回りしてしまった感じです。やる気は目いっぱいあるんだけど、その気持ちが先行しすぎて、ちょっと失敗しちゃったかなって。
一度そういうことがあると、何度も何度も思い出して、何度も何度も気持ちが落ち込むんです。そういうのを繰り返しているうちに、自動思考っていうのか、悪い方悪い方へと流れてしまうんです。誰にそう言われたわけでもないのに、自分で勝手に落ち込んじゃうんです。そういう気質なんです私は。
そういう私の気質を打ち破るためには、心理学的なアレコレでは足りません。確かにそういう本も心の支えになりましたが、本当に自分の気持ちを変えるためには、あらゆる言葉が無力だと思います。理屈で気持ちを抑えても、また理屈でひっくり返されたり、めちゃめちゃにかき乱されたりするんです。
だから私はあえて、笑ってやろうと思うんです。いいも悪いも全部笑ってやろうと思うんです。自分で自分のことを笑って、ひとしきり笑ったら、そんな自分を受け入れてやろうと思うんです。
今日はあんまり中身のあることが書けなさそうです。お酒は少しだけ飲みました。でも、そればかりが原因というわけではありません。とにかく今日は難しいことは抜きにして、ご飯を食べて気力と体力を回復させたいと思います。まだご飯炊けないかしらん。
参議院選挙、皆さん行きましたか?
高杉です(私は期日前投票)。
という切り出しをしつつ、参議院選挙については何も申し上げることはありません。順当に自民党が議席を獲得する、いつも通りの面白みのない結果になりそうですから。
それよりも私の話について。
ううん、今日もちょっと空回りしてしまった感じです。やる気は目いっぱいあるんだけど、その気持ちが先行しすぎて、ちょっと失敗しちゃったかなって。
一度そういうことがあると、何度も何度も思い出して、何度も何度も気持ちが落ち込むんです。そういうのを繰り返しているうちに、自動思考っていうのか、悪い方悪い方へと流れてしまうんです。誰にそう言われたわけでもないのに、自分で勝手に落ち込んじゃうんです。そういう気質なんです私は。
そういう私の気質を打ち破るためには、心理学的なアレコレでは足りません。確かにそういう本も心の支えになりましたが、本当に自分の気持ちを変えるためには、あらゆる言葉が無力だと思います。理屈で気持ちを抑えても、また理屈でひっくり返されたり、めちゃめちゃにかき乱されたりするんです。
だから私はあえて、笑ってやろうと思うんです。いいも悪いも全部笑ってやろうと思うんです。自分で自分のことを笑って、ひとしきり笑ったら、そんな自分を受け入れてやろうと思うんです。
今日はあんまり中身のあることが書けなさそうです。お酒は少しだけ飲みました。でも、そればかりが原因というわけではありません。とにかく今日は難しいことは抜きにして、ご飯を食べて気力と体力を回復させたいと思います。まだご飯炊けないかしらん。
おはようございます
冷静に、衝撃
高杉です。
アベ元首相の政治については、私は基本的にまったく賛成できないというスタンスでありますが、それは今回の事件とは別です。共産党の志位委員長も、「政治的な立場はまったく異なるものの、同年に生まれて同年に当選した間柄」だったそうで、そのあたりの悔しさや寂しさがにじみ出ていたように感じました。
あまり多くを語ることはしません。容疑者がどんな人物だったのか、とかっていうテレビの追及にもあまり興味がありません。
ただ私が言いたいのは、この事件はケネディ大統領暗殺事件と同じくらい衝撃でした。様々な事件が起こっても、結局のところ日本は平和な国だと思っていたのですが、そんなこともありませんでしたね。
いつでも誰でもどこでも、切りつけられたり撃たれたりする世の中なのです。見ず知らずの人間に命を奪われるかもしれない世の中。「刑務所に入りたかった」「死刑になりたかった」そういう理由で誰かの命を奪う人がいる世の中。
そんなことを言う人間に対して、どれほど批判しようが糾弾しようが、何の意味もありません。ただただ殺された人間だけが損をするだけです。
このような世の中を、どのような心構えで生きるべきか。……私の中ではある程度決まっていますが、あえてそれを、このような場所でオープンにするつもりはありません。
ただ、私の中にはずっと昔――小学生の頃に歴史読み物の何かで読んだ(気がする)言葉が生きています。それは桜田門外の変でテロリストによって命を落とした時の大老・井伊直弼の言葉です。
「生きるも死ぬも天命だ」
……今日も私は、自分の人生を生きます。いつだって自分を生きるのに精一杯ですから。
冷静に、衝撃
高杉です。
アベ元首相の政治については、私は基本的にまったく賛成できないというスタンスでありますが、それは今回の事件とは別です。共産党の志位委員長も、「政治的な立場はまったく異なるものの、同年に生まれて同年に当選した間柄」だったそうで、そのあたりの悔しさや寂しさがにじみ出ていたように感じました。
あまり多くを語ることはしません。容疑者がどんな人物だったのか、とかっていうテレビの追及にもあまり興味がありません。
ただ私が言いたいのは、この事件はケネディ大統領暗殺事件と同じくらい衝撃でした。様々な事件が起こっても、結局のところ日本は平和な国だと思っていたのですが、そんなこともありませんでしたね。
いつでも誰でもどこでも、切りつけられたり撃たれたりする世の中なのです。見ず知らずの人間に命を奪われるかもしれない世の中。「刑務所に入りたかった」「死刑になりたかった」そういう理由で誰かの命を奪う人がいる世の中。
そんなことを言う人間に対して、どれほど批判しようが糾弾しようが、何の意味もありません。ただただ殺された人間だけが損をするだけです。
このような世の中を、どのような心構えで生きるべきか。……私の中ではある程度決まっていますが、あえてそれを、このような場所でオープンにするつもりはありません。
ただ、私の中にはずっと昔――小学生の頃に歴史読み物の何かで読んだ(気がする)言葉が生きています。それは桜田門外の変でテロリストによって命を落とした時の大老・井伊直弼の言葉です。
「生きるも死ぬも天命だ」
……今日も私は、自分の人生を生きます。いつだって自分を生きるのに精一杯ですから。
こんばんは
今日は七夕? ですね
高杉です。
確かに今日は七夕です。それを否定するつもりはありませんが、やはり東北人たる私にとって真の七夕は8月7日――そう、仙台最大のイベント『仙台七夕まつり』が行われるからです。そして、その影響なのか私の故郷である岩手県盛岡市の『肴町』でも8月7日に七夕まつりがあります。特に盛岡の場合、8月1日から4日まで岩手最大のイベント『さんさ踊り』があり、その余勢を駆って? 七夕祭りになだれ込むため、なおのこと「七夕=8月」というイメージです。
まあ、だんだんと年を取るにつれて貪欲になってしまったのか、「彦星と織姫は1年に2回会える」と考えるようになりました。全国的な七夕は「それはそれ」として楽しみ、本格的な七夕は8月に楽しむ。そういうふうになりました。今日はそんなお祭り気分を味わうためにお酒を少し飲んでいます。毎日飲むわけじゃないからいいでしょ。
ところで仙台に来てから、時々、奇妙なCMを見ることがあります。ある意味タイムリーな話題だと思うので、今日はそんな感じの記事を書きます。
仙台市中心部にある時計店のCMなのですが、もうね、カオスですよ。織女と牽牛、仙台駅、乱舞する無数の腕時計とともに騎乗の政宗公(?)の「出合えー出合えー」の掛け声が響きます。何なんですかこれは。見るたびに笑ってしまいます。今日のタイトルもこのCMからとりました。
色々とあっぺとっぺ(※)な世の中ではありますが、涼やかな笹の葉とキラキラ輝く飾りつけのマッチングが素敵な七夕の雰囲気は、7月生まれということを差し引いても大好きなイベントです。何千回目かの「1年に1度の出会い」をしている織女と牽牛が、一億通り以上の「願い事」を見ている暇があるのかどうか……41歳にもなると、そんなことを考えてしまうのですが、これは冗談です。
それに、星に願うでもなんでもよろしい。夢や理想も、想像しなければ、一歩も前に進めないわけですからね。今日も明日も、少しでも楽しい気持ちで暮らせるように、また明日も生きましょう。以ッ上!(今日は厚切りジェイソンさん風シメ)
※ 仙台弁。「わけがわからない」とか、そんな感じの意味です。
今日は七夕? ですね
高杉です。
確かに今日は七夕です。それを否定するつもりはありませんが、やはり東北人たる私にとって真の七夕は8月7日――そう、仙台最大のイベント『仙台七夕まつり』が行われるからです。そして、その影響なのか私の故郷である岩手県盛岡市の『肴町』でも8月7日に七夕まつりがあります。特に盛岡の場合、8月1日から4日まで岩手最大のイベント『さんさ踊り』があり、その余勢を駆って? 七夕祭りになだれ込むため、なおのこと「七夕=8月」というイメージです。
まあ、だんだんと年を取るにつれて貪欲になってしまったのか、「彦星と織姫は1年に2回会える」と考えるようになりました。全国的な七夕は「それはそれ」として楽しみ、本格的な七夕は8月に楽しむ。そういうふうになりました。今日はそんなお祭り気分を味わうためにお酒を少し飲んでいます。毎日飲むわけじゃないからいいでしょ。
ところで仙台に来てから、時々、奇妙なCMを見ることがあります。ある意味タイムリーな話題だと思うので、今日はそんな感じの記事を書きます。
仙台市中心部にある時計店のCMなのですが、もうね、カオスですよ。織女と牽牛、仙台駅、乱舞する無数の腕時計とともに騎乗の政宗公(?)の「出合えー出合えー」の掛け声が響きます。何なんですかこれは。見るたびに笑ってしまいます。今日のタイトルもこのCMからとりました。
色々とあっぺとっぺ(※)な世の中ではありますが、涼やかな笹の葉とキラキラ輝く飾りつけのマッチングが素敵な七夕の雰囲気は、7月生まれということを差し引いても大好きなイベントです。何千回目かの「1年に1度の出会い」をしている織女と牽牛が、一億通り以上の「願い事」を見ている暇があるのかどうか……41歳にもなると、そんなことを考えてしまうのですが、これは冗談です。
それに、星に願うでもなんでもよろしい。夢や理想も、想像しなければ、一歩も前に進めないわけですからね。今日も明日も、少しでも楽しい気持ちで暮らせるように、また明日も生きましょう。以ッ上!(今日は厚切りジェイソンさん風シメ)
※ 仙台弁。「わけがわからない」とか、そんな感じの意味です。
こんばんは
岩手から宮城、実測173キロくらい走りました
高杉です(私の愛車のトリップメーター調べ)。
もっと詳しく言うと、岩手県滝沢市(盛岡市の隣)から宮城県仙台市泉区まで、オートバイで走ってきました。朝9時過ぎに出て着いたのが午後4時ちょっと前なので、大体6時間くらいでしょうか。これは休憩時間も含めてのもので、Googleマップのタイムラインによれば、実走時間はおよそ5時間くらいです。
荷台がないのでタンデムシートのところに荷物を積んで来た私。道の駅で最初の休憩をするとき、足を引っかけて転んでしまいました。「前から足を回さないと降りられないよ」と出がけに弟者に言われていたのに、やってみたら何とかなるんじゃないかと思って無謀なチャレンジをした結果このざまですよ。そのあとはサイドスタントを立てて、転ぶ危険性を可能な限りゼロに近づけたうえで、慎重に乗り降りの動作をしました。教習所で習ったやり方とは違いますが、「荷物を積んだ時はこうする」……新しいテクニックを身に着けました。
正直なところ、本当にひたすら走りまくっていたので、写真はありません。国道4号線の流れに乗って、巡航速度は60~70キロ程度でしょうか。ただ、やっぱり渋滞もあれば信号もありますからね。割と真面目に、頑張って走っても、どうしても時間はかかります。これは仕方がありません。早くたどり着きたいのなら違う交通手段を選べばよいのです。
そう、オートバイというのは目的地まで行く行程そのものを楽しむ乗り物なのです。ホワイトベースの二宮さんもそうおっしゃっていました。
今日だってそうです。大体30度くらいのなかをライダースジャケット着て走れば、どうしたって汗をかきます。おしりも痛くなります。だから時々空調の利いた道の駅などで体をクールダウンさせながら来ました。車に乗ってオートエアコンを25度くらいに設定して音楽を聴きながら東北自動車道を走れば、あらゆる意味で快適この上ない+時短にもなって、いいことづくめだと思います。わざわざオートバイで下道を延々と走るなんて酔狂の極みと言われても仕方がありません。
だがそれがいい、なんです。目いっぱい疲れたけど、全身で空気を感じられたのは、とても良い経験です。今度からは毎日好きなだけオートバイに乗れるんですから。
今日からオートバイ解禁です。今まで何となく遠慮していた『スーパーカブ』(漫画)とか『ばくおん!!』とかも、また積極的に読んでいきます。だって私もオートバイ乗りですから。いつでも乗ろうと思えば乗れる、そういうところまで来ましたから。
岩手から宮城、実測173キロくらい走りました
高杉です(私の愛車のトリップメーター調べ)。
もっと詳しく言うと、岩手県滝沢市(盛岡市の隣)から宮城県仙台市泉区まで、オートバイで走ってきました。朝9時過ぎに出て着いたのが午後4時ちょっと前なので、大体6時間くらいでしょうか。これは休憩時間も含めてのもので、Googleマップのタイムラインによれば、実走時間はおよそ5時間くらいです。
荷台がないのでタンデムシートのところに荷物を積んで来た私。道の駅で最初の休憩をするとき、足を引っかけて転んでしまいました。「前から足を回さないと降りられないよ」と出がけに弟者に言われていたのに、やってみたら何とかなるんじゃないかと思って無謀なチャレンジをした結果このざまですよ。そのあとはサイドスタントを立てて、転ぶ危険性を可能な限りゼロに近づけたうえで、慎重に乗り降りの動作をしました。教習所で習ったやり方とは違いますが、「荷物を積んだ時はこうする」……新しいテクニックを身に着けました。
正直なところ、本当にひたすら走りまくっていたので、写真はありません。国道4号線の流れに乗って、巡航速度は60~70キロ程度でしょうか。ただ、やっぱり渋滞もあれば信号もありますからね。割と真面目に、頑張って走っても、どうしても時間はかかります。これは仕方がありません。早くたどり着きたいのなら違う交通手段を選べばよいのです。
そう、オートバイというのは目的地まで行く行程そのものを楽しむ乗り物なのです。ホワイトベースの二宮さんもそうおっしゃっていました。
今日だってそうです。大体30度くらいのなかをライダースジャケット着て走れば、どうしたって汗をかきます。おしりも痛くなります。だから時々空調の利いた道の駅などで体をクールダウンさせながら来ました。車に乗ってオートエアコンを25度くらいに設定して音楽を聴きながら東北自動車道を走れば、あらゆる意味で快適この上ない+時短にもなって、いいことづくめだと思います。わざわざオートバイで下道を延々と走るなんて酔狂の極みと言われても仕方がありません。
だがそれがいい、なんです。目いっぱい疲れたけど、全身で空気を感じられたのは、とても良い経験です。今度からは毎日好きなだけオートバイに乗れるんですから。
今日からオートバイ解禁です。今まで何となく遠慮していた『スーパーカブ』(漫画)とか『ばくおん!!』とかも、また積極的に読んでいきます。だって私もオートバイ乗りですから。いつでも乗ろうと思えば乗れる、そういうところまで来ましたから。
こんばんは
犬も歩けば棒ゴッチン
高杉です(cyaronの歌詞です)。
朝7時、広瀬通一番町から高速バスで揺られること2時間ちょっと、さらにそこから路線バスと徒歩で1時間。真夏の日差しのもとpoliceのベストアルバムを聴きながら歩いて歩いてようやく実家に帰ってきました。
そして3か月ぶりのオートバイ。感覚を取り戻すためとか不在者投票に行くためとかって理由をつけて、4時間くらい走りまくりました。
そんな私の久々のオートバイライフで、とても嬉しいことがありました。
盛岡のオートバイ乗りにとってはおなじみの岩山展望台に行った時、先にその場にいたGSX-S乗りのおじさんと、少しお話をすることができたのです。
こういうの、すごく憧れてたんですよね。オートバイ乗りっていう、ちょっと他とは違うぞ!っていう仲間意識? みたいなもの…なんでしょうかね。そういうのを共有しながら話をするって、すごく憧れてたんです。
こういう時代ですから、話す相手がいなくてもsnsで発信すればいいのかもしれませんが、そのsnsってやつも、ただ思ったことを呟けばいいものでもないみたいですから。結局、引っ込み思案でモヤモヤしていたんです、いつも。
でも今日は、たくさん話しかけてくれたから、私もある程度(自分的には精一杯頑張って)自分のことを話すことができました。
オートバイの大きさにとらわれて、変なコンプレックスに押し込められて縮こまっていた心が解き放たれました。41年目のday1としては、最高のスタートを切れた気がします。
ありがとうございました、GSX-Sのおじさん。私もアラフォーのおじさんですけど、これから、もっとも~っと積極的に生きていけそうな気がします。今度は松島かどこかで会いましょう!
犬も歩けば棒ゴッチン
高杉です(cyaronの歌詞です)。
朝7時、広瀬通一番町から高速バスで揺られること2時間ちょっと、さらにそこから路線バスと徒歩で1時間。真夏の日差しのもとpoliceのベストアルバムを聴きながら歩いて歩いてようやく実家に帰ってきました。
そして3か月ぶりのオートバイ。感覚を取り戻すためとか不在者投票に行くためとかって理由をつけて、4時間くらい走りまくりました。
そんな私の久々のオートバイライフで、とても嬉しいことがありました。
盛岡のオートバイ乗りにとってはおなじみの岩山展望台に行った時、先にその場にいたGSX-S乗りのおじさんと、少しお話をすることができたのです。
こういうの、すごく憧れてたんですよね。オートバイ乗りっていう、ちょっと他とは違うぞ!っていう仲間意識? みたいなもの…なんでしょうかね。そういうのを共有しながら話をするって、すごく憧れてたんです。
こういう時代ですから、話す相手がいなくてもsnsで発信すればいいのかもしれませんが、そのsnsってやつも、ただ思ったことを呟けばいいものでもないみたいですから。結局、引っ込み思案でモヤモヤしていたんです、いつも。
でも今日は、たくさん話しかけてくれたから、私もある程度(自分的には精一杯頑張って)自分のことを話すことができました。
オートバイの大きさにとらわれて、変なコンプレックスに押し込められて縮こまっていた心が解き放たれました。41年目のday1としては、最高のスタートを切れた気がします。
ありがとうございました、GSX-Sのおじさん。私もアラフォーのおじさんですけど、これから、もっとも~っと積極的に生きていけそうな気がします。今度は松島かどこかで会いましょう!
こんばんは
いぎなりあついっちゃ
高杉です。
明日、7月4日は私の41回目の誕生日です。
ハッピーバースデーハッピーバースデー、大きなプレゼント
おめでとう自分に――ってそれは電気グルーヴですが、誰に祝ってもらわなくても私自身でお祝いします。特に今年はこれまでの人生の中で一番めいっぱいお祝いします。
そう、本厄だから! いやそうじゃなくて。まあ数え年42歳厄年ってのはそうなんですけど、ほら、今年の誕生日は仙台で迎えることになったからですよ。仕事も住む場所も変わって、色々な意味で新しい自分のスタートが切れるのが、明日(もうすぐ今日になりますが)なのかなって。
振り返れば今日までの1年間は、本当によく頑張ったと思います。
緊急事態宣言の影響でホテルは休業、もはやホテル観光業に先行きを見出せなくなった私はいわゆるIT企業的なものへの転職を目指し、たまたま弟者がやっていたユーキャンの通信教育のカタログにあった『ITパスポート講座』を受験しました。
試験日が土曜日という悪条件をクリアするために繁忙期が終わった11月に受験、見事に合格。そこから会社に退職願をたたきつけ、色々あって今の仕事にありつくことができました。自分にとって仙台に住むっていうのは、夢のまた夢……って感じでしたから、3か月余りが経過してようやく最近「ここが、おれの街だな」と思えるようになった次第です。
酒にたばこに向精神薬……色々なアレコレに頼り、それでも「もうだめだ、おしまいだ」と絶望することが何度もありました。それでも今日こうして無事に誕生日を、それも、憧れの街だった仙台で迎えることができたのは、何よりも幸せです。
これから先、何があるかは、わかりません。会社がつぶれることはないと思いますが、私だって気を抜けばすぐに脱落してしまうかもしれません。
でも、ここまで頑張ってきて、ようやく軌道に乗り始めたんだから。きっとこの先もうまく行く。そう信じています。
Liella!の『Day 1』という曲には、今でもそうですけど、本当に元気をもらっています。好きすぎてブログのタイトルにもしちゃいました。
「遅すぎるなんてない 不可能なんてない
いつだって思い立ったらその日が始まりの Day 1」
その歌詞を信じて転職活動に身を投じ、今の仕事にありついたんですから、本当に私の人生を変えるきっかけでした。今でも迷ったり、くじけそうになったり、元気がなくてへたり込んだ時に聞くと、元気になります。
明日は朝6時には家を出て、実家にオートバイを取りに行きます。だから明日、また時間があったら書きますが、今日はこの辺で。
one love、神に感謝。(蝶野正洋さんふうシメ)
いぎなりあついっちゃ
高杉です。
明日、7月4日は私の41回目の誕生日です。
ハッピーバースデーハッピーバースデー、大きなプレゼント
おめでとう自分に――ってそれは電気グルーヴですが、誰に祝ってもらわなくても私自身でお祝いします。特に今年はこれまでの人生の中で一番めいっぱいお祝いします。
そう、本厄だから! いやそうじゃなくて。まあ数え年42歳厄年ってのはそうなんですけど、ほら、今年の誕生日は仙台で迎えることになったからですよ。仕事も住む場所も変わって、色々な意味で新しい自分のスタートが切れるのが、明日(もうすぐ今日になりますが)なのかなって。
振り返れば今日までの1年間は、本当によく頑張ったと思います。
緊急事態宣言の影響でホテルは休業、もはやホテル観光業に先行きを見出せなくなった私はいわゆるIT企業的なものへの転職を目指し、たまたま弟者がやっていたユーキャンの通信教育のカタログにあった『ITパスポート講座』を受験しました。
試験日が土曜日という悪条件をクリアするために繁忙期が終わった11月に受験、見事に合格。そこから会社に退職願をたたきつけ、色々あって今の仕事にありつくことができました。自分にとって仙台に住むっていうのは、夢のまた夢……って感じでしたから、3か月余りが経過してようやく最近「ここが、おれの街だな」と思えるようになった次第です。
酒にたばこに向精神薬……色々なアレコレに頼り、それでも「もうだめだ、おしまいだ」と絶望することが何度もありました。それでも今日こうして無事に誕生日を、それも、憧れの街だった仙台で迎えることができたのは、何よりも幸せです。
これから先、何があるかは、わかりません。会社がつぶれることはないと思いますが、私だって気を抜けばすぐに脱落してしまうかもしれません。
でも、ここまで頑張ってきて、ようやく軌道に乗り始めたんだから。きっとこの先もうまく行く。そう信じています。
Liella!の『Day 1』という曲には、今でもそうですけど、本当に元気をもらっています。好きすぎてブログのタイトルにもしちゃいました。
「遅すぎるなんてない 不可能なんてない
いつだって思い立ったらその日が始まりの Day 1」
その歌詞を信じて転職活動に身を投じ、今の仕事にありついたんですから、本当に私の人生を変えるきっかけでした。今でも迷ったり、くじけそうになったり、元気がなくてへたり込んだ時に聞くと、元気になります。
明日は朝6時には家を出て、実家にオートバイを取りに行きます。だから明日、また時間があったら書きますが、今日はこの辺で。
one love、神に感謝。(蝶野正洋さんふうシメ)
こんばんは
まじめにふまじめ
高杉です(それはかいけつゾロリせんせです)。
今日のテーマは「参議院選挙」。
この4月から仙台に引っ越したので、当然宮城選挙区に出馬されている候補者に私の一票を投じるのだろうと思っていたら、1月1日時点で戸籍があった岩手県滝沢市から投票案内が届き仰天してしまいました。岩手1区の候補者が誰かって全然知らね~んですけど!
それでも、私はやはり参議院選挙、投票します。むしろ、近々オートバイを引き取りに帰郷したいなと思っていたので、これをダシにして帰郷します。帰って投票してオートバイで仙台に来ます。自分にとっての「帰る場所」は実家なのか現住所なのか? いよいよわからなくなってきます。
って、それはともかく今日の話題は選挙ですからね。話を戻します。
真面目な話をすると、「政治なんて興味がない」って言っている人も、その政治のおかげで現在日本国に生きていられるわけですからね。関心がなかったとしても、関係なく生きていくことはできないと思うのです。
私は枝野さんが好きだったので前回の選挙までは立憲民主党に投票していましたが、自民党の新型コロナ対策として施行された国民一律10万円給付にはかなり助けられました。今もなかなか厳しい状況ではありますが、「いずれ何とかなる」という希望がチョッピリだけあります。それに岸田総理個人はそんなに嫌いじゃないので、やや自民党に期待しています。もちろん実際にだれに投票するかは検討中ですが。
そう、だれに投票してもいいんです。
だったら、投票すればいいじゃないですか。
「どうせ自民党が大勝するんだろうから、あえて立憲民主党に入れてみた」
仮にそんな人が500万人くらいいたとしたら、間違いなく投票結果に影響はあるでしょう。政治家の人たちは、良くも悪くも我々パンピーの得票数次第で生殺与奪が決まるんですから。最悪の場合、その党のトップに立っていたとしても、「責任をとって」辞任しちゃったりするんですから。
これって、すごくないですか。
真面目に考えて投じた一票もテキトーに投じた一票も、積もり積もれば誰かの人生を左右するんです。そんな権利を、ただ生きているだけで与えられる私たちって、すごくないですか。
そう考えた時、私はいよいよ政治に興味が出てきました。
だって、SNSで「〇〇が嫌い」「〇〇に融資なんて出来ねえよ首吊って死ねボケ(ガチャ)」ってボヤくより、よっぽど実効性があるんですよ。大っ嫌いな人を踏み潰すために「少しはマシ」な人の名前を書けば、それで実効性のある行動になるんですよ。テレビのニュースで「ネットではこんな声が……」なんて毒にも薬にもならないような、それこそ聞き流されるであろう話題になるだけじゃなく、本当に日本の政治そのものに影響を与えるんですよ。
だったら、投票すればいいじゃないですか。どうせだったら、やってみましょうよ。みんなで共産党に一票を投じてみましょうよ。投票日当日の午後8時の選挙速報で『共産党から出馬の〇〇さん当選確実です!』って一報が流れたら、どれほど面白いでしょう。日本共産党が89議席を獲得したら、志位委員長はどんなコメントをするでしょう。まあ私は共産党には投票しませんけどね。
再び、まじめな話に戻ります。
こと国政選挙となれば、その投票率の低さが話題になります。「若者は選挙に興味がない」と言われます。
でも、大丈夫です。ウチの親父(1954年生まれ)だって、若いころは選挙に行かなかったといいます。私も含めて「今の」若い者は選挙に興味がないんです。「いつの時代でも」若い者は選挙に興味がないんです。
だから、河北新報などで読むのですが、「若者の投票率を高めよう」と努力する人たちがたくさんいることに、ちょっぴり感動しちゃいました。今回の記事は、それに対する私の答え――つまり、私自身も投票率が上がればいいと思って、私なりに「政治に興味がない人たち」が投票に行きたくなればいいなあと思って――書きました。
私もあと1週間で41歳になろうかという昭和生まれのオッサンですが、思うのです。今の時代の方が、きっと(きっかけがあれば)ものすごいエネルギーが発生するだろう、と。
そのエネルギーの発生源はすなわちSNSです。それが当たり前のものとして生まれ育ってきた諸君は、きっと我々が想像しえないくらい強力なエネルギーの流れを生み出すポテンシャル(潜在能力)を持っていると信じています。
たぶん、今は最後のきっかけを待っている状況なのだと思います。
いったんある種の流れが決まれば、あとはSNSで一斉に流れが決まり、良くも悪くもそのような流れになると思います。
ロシア、ウクライナ、中国、台湾、香港、ミャンマー、それから……。
色々な国で、色々な騒乱が起こっています。それに伴って民主主義思想からガソリン価格まで、色々な不安定要素が広がっています。
果たしてこれから世界は、その世界のなかで私たちは「日本国の人間として」どのような選択をするのか?
とにかく日本国に生きている人間=日本人として、どのような流れになったとしても、その流れの中に生きるしかありません。
たといその「流れ」が、自分の理想のものとは違ったとしても――せめて、
「自分はこう思っていた」
そう言って笑いながら頭上で炸裂する爆弾の光を受け入れられれば……。
そう言えるように、私は投票に行きます。
皆さんも、どうですか? 言いたいことを言うために、投票、行きませんか?
まじめにふまじめ
高杉です(それはかいけつゾロリせんせです)。
今日のテーマは「参議院選挙」。
この4月から仙台に引っ越したので、当然宮城選挙区に出馬されている候補者に私の一票を投じるのだろうと思っていたら、1月1日時点で戸籍があった岩手県滝沢市から投票案内が届き仰天してしまいました。岩手1区の候補者が誰かって全然知らね~んですけど!
それでも、私はやはり参議院選挙、投票します。むしろ、近々オートバイを引き取りに帰郷したいなと思っていたので、これをダシにして帰郷します。帰って投票してオートバイで仙台に来ます。自分にとっての「帰る場所」は実家なのか現住所なのか? いよいよわからなくなってきます。
って、それはともかく今日の話題は選挙ですからね。話を戻します。
真面目な話をすると、「政治なんて興味がない」って言っている人も、その政治のおかげで現在日本国に生きていられるわけですからね。関心がなかったとしても、関係なく生きていくことはできないと思うのです。
私は枝野さんが好きだったので前回の選挙までは立憲民主党に投票していましたが、自民党の新型コロナ対策として施行された国民一律10万円給付にはかなり助けられました。今もなかなか厳しい状況ではありますが、「いずれ何とかなる」という希望がチョッピリだけあります。それに岸田総理個人はそんなに嫌いじゃないので、やや自民党に期待しています。もちろん実際にだれに投票するかは検討中ですが。
そう、だれに投票してもいいんです。
だったら、投票すればいいじゃないですか。
「どうせ自民党が大勝するんだろうから、あえて立憲民主党に入れてみた」
仮にそんな人が500万人くらいいたとしたら、間違いなく投票結果に影響はあるでしょう。政治家の人たちは、良くも悪くも我々パンピーの得票数次第で生殺与奪が決まるんですから。最悪の場合、その党のトップに立っていたとしても、「責任をとって」辞任しちゃったりするんですから。
これって、すごくないですか。
真面目に考えて投じた一票もテキトーに投じた一票も、積もり積もれば誰かの人生を左右するんです。そんな権利を、ただ生きているだけで与えられる私たちって、すごくないですか。
そう考えた時、私はいよいよ政治に興味が出てきました。
だって、SNSで「〇〇が嫌い」「〇〇に融資なんて出来ねえよ首吊って死ねボケ(ガチャ)」ってボヤくより、よっぽど実効性があるんですよ。大っ嫌いな人を踏み潰すために「少しはマシ」な人の名前を書けば、それで実効性のある行動になるんですよ。テレビのニュースで「ネットではこんな声が……」なんて毒にも薬にもならないような、それこそ聞き流されるであろう話題になるだけじゃなく、本当に日本の政治そのものに影響を与えるんですよ。
だったら、投票すればいいじゃないですか。どうせだったら、やってみましょうよ。みんなで共産党に一票を投じてみましょうよ。投票日当日の午後8時の選挙速報で『共産党から出馬の〇〇さん当選確実です!』って一報が流れたら、どれほど面白いでしょう。日本共産党が89議席を獲得したら、志位委員長はどんなコメントをするでしょう。まあ私は共産党には投票しませんけどね。
再び、まじめな話に戻ります。
こと国政選挙となれば、その投票率の低さが話題になります。「若者は選挙に興味がない」と言われます。
でも、大丈夫です。ウチの親父(1954年生まれ)だって、若いころは選挙に行かなかったといいます。私も含めて「今の」若い者は選挙に興味がないんです。「いつの時代でも」若い者は選挙に興味がないんです。
だから、河北新報などで読むのですが、「若者の投票率を高めよう」と努力する人たちがたくさんいることに、ちょっぴり感動しちゃいました。今回の記事は、それに対する私の答え――つまり、私自身も投票率が上がればいいと思って、私なりに「政治に興味がない人たち」が投票に行きたくなればいいなあと思って――書きました。
私もあと1週間で41歳になろうかという昭和生まれのオッサンですが、思うのです。今の時代の方が、きっと(きっかけがあれば)ものすごいエネルギーが発生するだろう、と。
そのエネルギーの発生源はすなわちSNSです。それが当たり前のものとして生まれ育ってきた諸君は、きっと我々が想像しえないくらい強力なエネルギーの流れを生み出すポテンシャル(潜在能力)を持っていると信じています。
たぶん、今は最後のきっかけを待っている状況なのだと思います。
いったんある種の流れが決まれば、あとはSNSで一斉に流れが決まり、良くも悪くもそのような流れになると思います。
ロシア、ウクライナ、中国、台湾、香港、ミャンマー、それから……。
色々な国で、色々な騒乱が起こっています。それに伴って民主主義思想からガソリン価格まで、色々な不安定要素が広がっています。
果たしてこれから世界は、その世界のなかで私たちは「日本国の人間として」どのような選択をするのか?
とにかく日本国に生きている人間=日本人として、どのような流れになったとしても、その流れの中に生きるしかありません。
たといその「流れ」が、自分の理想のものとは違ったとしても――せめて、
「自分はこう思っていた」
そう言って笑いながら頭上で炸裂する爆弾の光を受け入れられれば……。
そう言えるように、私は投票に行きます。
皆さんも、どうですか? 言いたいことを言うために、投票、行きませんか?
おはようございます
今日は無理を言って日曜休みにしてもらいました
高杉です(申請は1か月前に出しました)。
何か今日どうしても予定があって……というわけではありません。来月は私の誕生日があるので自分で自分を祝うべく希望休を取得したのですが(さびしー!)、子どもも嫁も(同居の)親兄弟も友達もいない私。平日休みだろうと土日休みだろうとあまり関係ないのですが、前職は土日休みというのがほとんど取れない仕事でしたからね。
「人並みに土曜日とか日曜日とかに休んでみたい!」
ただ、それだけです。
とはいえ、ギリギリのところで、多賀城にある東北歴史博物館というところで開催している特別展「知の大冒険 -東洋文庫 名品の煌めき-」に間に合いそうなので、今日はそれに行ってきます。
ここ数日は、酒を控えています。
経済的な理由もありますが、単純に「今日は飲みたくないな」という気分だから飲まない。それだけです。
かつてはわざわざ飲む理由を見つけてきて、何とか飲んでいたのですが、別に誰かに強要されているわけでもないですからね。飲まなくてもなんとかなるのなら、飲まないに越したことはない。実際になんとかなっているのだから、なおのこと問題なしです。
同時にタバコも、吸わないに越したことはありません。というよりも、いよいよもって呼吸が苦しくなってきたので、「吸わなくても精神的につらいけど、吸うと肉体的につらいし、吸ったところで劇的に気持ちが改善されるわけでもない」と末期症状です。買ってしまったタバコはまだ17本くらいありますが、だからといってこれも無理に吸う必要はありません。
酒もたばこも、なくてもなんとかなるのなら、ない方がいい。そんな日々を当たり前に送れるようになるまで、地味に努力を続けていきます。途中で失敗してもいい努力。失敗してもまた立ち上がって歩き出せばいい。そういう努力。だから続くんです。少しずつでもね。
今日は無理を言って日曜休みにしてもらいました
高杉です(申請は1か月前に出しました)。
何か今日どうしても予定があって……というわけではありません。来月は私の誕生日があるので自分で自分を祝うべく希望休を取得したのですが(さびしー!)、子どもも嫁も(同居の)親兄弟も友達もいない私。平日休みだろうと土日休みだろうとあまり関係ないのですが、前職は土日休みというのがほとんど取れない仕事でしたからね。
「人並みに土曜日とか日曜日とかに休んでみたい!」
ただ、それだけです。
とはいえ、ギリギリのところで、多賀城にある東北歴史博物館というところで開催している特別展「知の大冒険 -東洋文庫 名品の煌めき-」に間に合いそうなので、今日はそれに行ってきます。
ここ数日は、酒を控えています。
経済的な理由もありますが、単純に「今日は飲みたくないな」という気分だから飲まない。それだけです。
かつてはわざわざ飲む理由を見つけてきて、何とか飲んでいたのですが、別に誰かに強要されているわけでもないですからね。飲まなくてもなんとかなるのなら、飲まないに越したことはない。実際になんとかなっているのだから、なおのこと問題なしです。
同時にタバコも、吸わないに越したことはありません。というよりも、いよいよもって呼吸が苦しくなってきたので、「吸わなくても精神的につらいけど、吸うと肉体的につらいし、吸ったところで劇的に気持ちが改善されるわけでもない」と末期症状です。買ってしまったタバコはまだ17本くらいありますが、だからといってこれも無理に吸う必要はありません。
酒もたばこも、なくてもなんとかなるのなら、ない方がいい。そんな日々を当たり前に送れるようになるまで、地味に努力を続けていきます。途中で失敗してもいい努力。失敗してもまた立ち上がって歩き出せばいい。そういう努力。だから続くんです。少しずつでもね。
こんにちは
出ーたー、日テレ殺しや……
高杉です。
こんなタイトルをつけておいて申し訳ないんですが、今回はかつて日本テレビで放送されていたテレビ番組『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』とは全く関係ありません。私もこの番組が大好きだったので、タイトルとして借用させていただきました。はい言い訳終わり。じゃあ本題に入ります。
これは以前書いた記事の続きです。佐々木香奈子さんの個展を見た後、定禅寺通りから榴ヶ岡まで移動。『神絵祭』という展示・販売会に行ってきたのです。
今年で10年目だといいます。私はそのことを全然知りませんでした。というよりも、このイベント自体、全然知りませんでした。そりゃ~まあ、いわゆる「コミケ」というやつがこの国にはあると知っていますが、それはある意味別な国の話であって、「ああ、世の中にはそういうのがあるんだなあ……」と少しく感慨にふけってすぐに忘れる……その程度でした。
今回だってpixivでその存在を知り、たまたま仙台住まいになって、休みも合うし、行こうと思えば行ける。それじゃあどうしようか。一度参加してみようかね。っていう感じで行ってきました。
佐々木香奈子さんの個展を見に行った時とは、私も心構えが違っていました。決定的に違っていたのは、
「これはどこまでも商業的なイベントだ」
ということです。早い話が、「実際に作品を見て楽しんでもらいたい」というよりも「いかにして絵で利益を上げるか」というところに主催者側としては最大の関心があるということです。これはあくまで私の推測ですが。
もちろん、それは当然のことだと思います。むしろ私のように、純粋に「見てみたいと思ったから来た」ような人間のほうがレアでしょう。というか「来てくれなくてもいい人間」でしょう。え~え~よくわかっています、わかっておりますとも。30万50万の版画は当然、画集もタペストリーも何もかも買わないむしろ買う気がないくせに予約特典のポストカードセットだけせしめて帰るような人間は「来てくれなくてもいい人間」でしょう。
それは入場時に取られたアンケートの時点で判明したと思います。「好きな絵師はいますか?」「いません」「部屋にイラストは飾っていますか?」「(ガルパンの西絹代隊長とかラブライブ!サンシャイン!!の松浦果南ちゃんのタペストリーは飾っていますがこの手のイベントでよく出るような絵師の人の絵は)飾っていません」ハイそれじゃこのシールを見えるところに貼ってくださいと言われて渡されたシール。
私としては「こいつはカネにならないから無視していいよ」というレッテルを貼られたように感じました。実際に、5分か6分くらいざっと眺めただけで退場しました。そのあと、なけなしのお金で昼ご飯を食べて帰ってきました。
それでも私的には感慨深いものがありました。
「こういうイラストに、30万とか50万とかってプライスタグをつけて商売ができる時代になったんだ!」
ということです。
昔もこの手のイベントに行ってみたことはありますが、それは「天野喜孝展」とか「天野喜孝&きたのじゅんこ展」とかって、そういう人たちの展覧会でしたから。時代的なこともあるかもしれませんが、ともすればデジタル的な媒体でいくらでも眺められるようなイラストが、こうやって商売になる時代になったんだと。遅れまくっていた私の精神の時計が、またものすごい勢いで推し進められました。
素直にそういう現実に飛び込んで実感することができた。誰に何と思われても構いません。私としては、そういうことを知ることができただけで、とても有意義な時間でした。
出ーたー、日テレ殺しや……
高杉です。
こんなタイトルをつけておいて申し訳ないんですが、今回はかつて日本テレビで放送されていたテレビ番組『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』とは全く関係ありません。私もこの番組が大好きだったので、タイトルとして借用させていただきました。はい言い訳終わり。じゃあ本題に入ります。
これは以前書いた記事の続きです。佐々木香奈子さんの個展を見た後、定禅寺通りから榴ヶ岡まで移動。『神絵祭』という展示・販売会に行ってきたのです。
今年で10年目だといいます。私はそのことを全然知りませんでした。というよりも、このイベント自体、全然知りませんでした。そりゃ~まあ、いわゆる「コミケ」というやつがこの国にはあると知っていますが、それはある意味別な国の話であって、「ああ、世の中にはそういうのがあるんだなあ……」と少しく感慨にふけってすぐに忘れる……その程度でした。
今回だってpixivでその存在を知り、たまたま仙台住まいになって、休みも合うし、行こうと思えば行ける。それじゃあどうしようか。一度参加してみようかね。っていう感じで行ってきました。
佐々木香奈子さんの個展を見に行った時とは、私も心構えが違っていました。決定的に違っていたのは、
「これはどこまでも商業的なイベントだ」
ということです。早い話が、「実際に作品を見て楽しんでもらいたい」というよりも「いかにして絵で利益を上げるか」というところに主催者側としては最大の関心があるということです。これはあくまで私の推測ですが。
もちろん、それは当然のことだと思います。むしろ私のように、純粋に「見てみたいと思ったから来た」ような人間のほうがレアでしょう。というか「来てくれなくてもいい人間」でしょう。え~え~よくわかっています、わかっておりますとも。30万50万の版画は当然、画集もタペストリーも何もかも買わないむしろ買う気がないくせに予約特典のポストカードセットだけせしめて帰るような人間は「来てくれなくてもいい人間」でしょう。
それは入場時に取られたアンケートの時点で判明したと思います。「好きな絵師はいますか?」「いません」「部屋にイラストは飾っていますか?」「(ガルパンの西絹代隊長とかラブライブ!サンシャイン!!の松浦果南ちゃんのタペストリーは飾っていますがこの手のイベントでよく出るような絵師の人の絵は)飾っていません」ハイそれじゃこのシールを見えるところに貼ってくださいと言われて渡されたシール。
私としては「こいつはカネにならないから無視していいよ」というレッテルを貼られたように感じました。実際に、5分か6分くらいざっと眺めただけで退場しました。そのあと、なけなしのお金で昼ご飯を食べて帰ってきました。
それでも私的には感慨深いものがありました。
「こういうイラストに、30万とか50万とかってプライスタグをつけて商売ができる時代になったんだ!」
ということです。
昔もこの手のイベントに行ってみたことはありますが、それは「天野喜孝展」とか「天野喜孝&きたのじゅんこ展」とかって、そういう人たちの展覧会でしたから。時代的なこともあるかもしれませんが、ともすればデジタル的な媒体でいくらでも眺められるようなイラストが、こうやって商売になる時代になったんだと。遅れまくっていた私の精神の時計が、またものすごい勢いで推し進められました。
素直にそういう現実に飛び込んで実感することができた。誰に何と思われても構いません。私としては、そういうことを知ることができただけで、とても有意義な時間でした。
こんばんは
今日はハイボール2本空けてます
高杉です(9パーセントx350x2)。
今日はビールじゃなくてハイボールが飲みたい気分だったんですよね。そうなれば一般的には(缶入りのものを買うとすれば)サントリーの角ハイボールかトリスハイボールか……というところですが、極度の貧乏性たる私はわざわざセブンイレブンに足を運び、プライベートブランドのハイボールを選択。2品合わせて15分前後ではありますが、とりあえず自分で作った夜ご飯をサカナに痛飲しました。
あえて今日のテーマをつけるなら、「町中華ディナー」という感じでしょうか。餃子にチャーハン……最高の組み合わせです。
そんななかで今日はNHKを視聴し、酔いに任せて自分のブログとかを検索していると、たどり着いたのはこの記事でした。
「いいんじゃね!」(黒島結菜)
そう、今や朝ドラ「ちむどんどん」で大活躍中の黒島結菜さんのことを、たまたま2年前の大体同じくらいの日にちに書いていたことを発見したのです。
私にとって黒島結菜さんといえば、このブログにも書いているようにNHKのスペシャルドラマ『一番電車が走った』で演じた雨田豊子です。その次に実写版『妖怪ウォッチ』のエミちゃんです。これを要約すると、
「友達が死にかけてるのに、電車を運転しろって言うんじゃね!」
であり、
「車にひかれて死ぬなんて………ダサっ」
ってことです(後者は『エミちゃん』で検索して知ったことなので、黒島結菜さんは言っていないかもしれません)。
果たして女優としてのキャリアを驀進中の黒島結菜さんにしてみれば、雨田豊子もエミちゃんもキャリアのほんの通過点に過ぎないのかもしれませんが、とにかく少し前からその活躍を願っていたアラフォーのオッサンとしては、朝ドラで主役を張るというビッグな仕事をこなしているのは結構嬉しいです。
宮崎あおいの例にならって、朝ドラの上はもはや大河ドラマの主役しかないと思っている私。ぜひとも黒島結菜には、民放のしょーもないドラマとか、もっともっともーっとしょーもないバラエティ番組などに媚びることなく、サクラバクシンオーもかくやと言わんばかりに女優ロードを突き進んでいただきたいものであります。バクシーン!(ウマ娘のサクラバクシンオー風シメ)。
今日はハイボール2本空けてます
高杉です(9パーセントx350x2)。
今日はビールじゃなくてハイボールが飲みたい気分だったんですよね。そうなれば一般的には(缶入りのものを買うとすれば)サントリーの角ハイボールかトリスハイボールか……というところですが、極度の貧乏性たる私はわざわざセブンイレブンに足を運び、プライベートブランドのハイボールを選択。2品合わせて15分前後ではありますが、とりあえず自分で作った夜ご飯をサカナに痛飲しました。
あえて今日のテーマをつけるなら、「町中華ディナー」という感じでしょうか。餃子にチャーハン……最高の組み合わせです。
そんななかで今日はNHKを視聴し、酔いに任せて自分のブログとかを検索していると、たどり着いたのはこの記事でした。
「いいんじゃね!」(黒島結菜)
そう、今や朝ドラ「ちむどんどん」で大活躍中の黒島結菜さんのことを、たまたま2年前の大体同じくらいの日にちに書いていたことを発見したのです。
私にとって黒島結菜さんといえば、このブログにも書いているようにNHKのスペシャルドラマ『一番電車が走った』で演じた雨田豊子です。その次に実写版『妖怪ウォッチ』のエミちゃんです。これを要約すると、
「友達が死にかけてるのに、電車を運転しろって言うんじゃね!」
であり、
「車にひかれて死ぬなんて………ダサっ」
ってことです(後者は『エミちゃん』で検索して知ったことなので、黒島結菜さんは言っていないかもしれません)。
果たして女優としてのキャリアを驀進中の黒島結菜さんにしてみれば、雨田豊子もエミちゃんもキャリアのほんの通過点に過ぎないのかもしれませんが、とにかく少し前からその活躍を願っていたアラフォーのオッサンとしては、朝ドラで主役を張るというビッグな仕事をこなしているのは結構嬉しいです。
宮崎あおいの例にならって、朝ドラの上はもはや大河ドラマの主役しかないと思っている私。ぜひとも黒島結菜には、民放のしょーもないドラマとか、もっともっともーっとしょーもないバラエティ番組などに媚びることなく、サクラバクシンオーもかくやと言わんばかりに女優ロードを突き進んでいただきたいものであります。バクシーン!(ウマ娘のサクラバクシンオー風シメ)。
おはようございます。
今日は前回の休日の話をします
高杉です。
仕事で大きな失敗をし、気持ちが危機的状況だった私は車で30分くらいのところにある松島に行ってきました。
より正確に言えば、瑞巌寺という国宝がある松島町に行きました。
初めて訪れたのは小学校の修学旅行。今から25年……いや、もはや「30年くらい」と言ってもいいくらい昔のことです(1993年のことでした)。そのあとは2013年、マリンピア松島水族館がクローズして仙台うみの杜水族館になる直前に行った記憶があります。
いずれにしても、『観光』100%の思い出です。楽しい思い出しかありません。だから、こういう時は思い切り楽しい気持ちになって心を慰めよう……そう思って行ったのですが。
想像をはるかに超える観光地っぷりでした。所狭しと土産物屋に宿泊施設が立ち並び、往来を行きかうのは観光客と修学旅行生の若人諸君。こりゃあたまらんと思って退散しようにも、駐車場という駐車場は軒並み有料だし……ということで、わずかなスペースを借用して方向転換、ついに一度も松島の地を踏むことなく退散したのでした。
ま、このあと中心街? から少し離れた場所にある「西行戻しの松」から絶景を眺めることができたので、とりあえず目的を果たしたといえば果たしたのですが。むしろこの後訪れた七ヶ浜町の方が、素敵な景色とか何とかをながめることができて楽しかったのですが。でも今回はこれで、ある程度の長さになったので、それはまたの機会にしましょう。
最後に「西行戻しの松」についての感想を少し。……これは西行法師が、この松のあるあたりで句を読んでいい気になっていたところに謎の童子が現れて、禅問答を仕掛けられるも惨敗。「才人が多い霊場松島を訪れると恥をさらすとさとしたので、西行は恐れてこの地を去った」(カギカッコ内は、西行戻りの松付近にある碑文より)との伝説を語る場所であります。
今回この記事を書くにあたり、「西行といえば法師だよね、でも詳しく知らないな」と思って調べてみたのですが……あれ、この「西行戻しの〇〇」って、あちこちにあるんですね。確かに碑文にも書いていましたが、これだけ見ると、
「各地でいい気になっていたところを、現地の人にやり込められてスゴスゴ退散してばかり」
って感じがしてしまいますね。もちろん『新古今和歌集』に94首も採用され、後鳥羽院もその作風を大絶賛していたわけですからね。想像するに、学のない庶民が文化人気取りの西行法師を茶化してやろうと思って……と、特定の誰が始めたわけではなく自然発生的にそんな話が生まれたのかな……なんて思います。
今日は前回の休日の話をします
高杉です。
仕事で大きな失敗をし、気持ちが危機的状況だった私は車で30分くらいのところにある松島に行ってきました。
より正確に言えば、瑞巌寺という国宝がある松島町に行きました。
初めて訪れたのは小学校の修学旅行。今から25年……いや、もはや「30年くらい」と言ってもいいくらい昔のことです(1993年のことでした)。そのあとは2013年、マリンピア松島水族館がクローズして仙台うみの杜水族館になる直前に行った記憶があります。
いずれにしても、『観光』100%の思い出です。楽しい思い出しかありません。だから、こういう時は思い切り楽しい気持ちになって心を慰めよう……そう思って行ったのですが。
想像をはるかに超える観光地っぷりでした。所狭しと土産物屋に宿泊施設が立ち並び、往来を行きかうのは観光客と修学旅行生の若人諸君。こりゃあたまらんと思って退散しようにも、駐車場という駐車場は軒並み有料だし……ということで、わずかなスペースを借用して方向転換、ついに一度も松島の地を踏むことなく退散したのでした。
ま、このあと中心街? から少し離れた場所にある「西行戻しの松」から絶景を眺めることができたので、とりあえず目的を果たしたといえば果たしたのですが。むしろこの後訪れた七ヶ浜町の方が、素敵な景色とか何とかをながめることができて楽しかったのですが。でも今回はこれで、ある程度の長さになったので、それはまたの機会にしましょう。
最後に「西行戻しの松」についての感想を少し。……これは西行法師が、この松のあるあたりで句を読んでいい気になっていたところに謎の童子が現れて、禅問答を仕掛けられるも惨敗。「才人が多い霊場松島を訪れると恥をさらすとさとしたので、西行は恐れてこの地を去った」(カギカッコ内は、西行戻りの松付近にある碑文より)との伝説を語る場所であります。
今回この記事を書くにあたり、「西行といえば法師だよね、でも詳しく知らないな」と思って調べてみたのですが……あれ、この「西行戻しの〇〇」って、あちこちにあるんですね。確かに碑文にも書いていましたが、これだけ見ると、
「各地でいい気になっていたところを、現地の人にやり込められてスゴスゴ退散してばかり」
って感じがしてしまいますね。もちろん『新古今和歌集』に94首も採用され、後鳥羽院もその作風を大絶賛していたわけですからね。想像するに、学のない庶民が文化人気取りの西行法師を茶化してやろうと思って……と、特定の誰が始めたわけではなく自然発生的にそんな話が生まれたのかな……なんて思います。
おはようございます。
一か月ぶりにアパートの周りの景色がクリアになりました
高杉です(ずっと外壁工事のため足場が組まれていた)。
精神的には少し危険な状態なので、今日はどこかに出かけて精神をリフレッシュさせる予定でありますが、せっかく時間があるのでブログを書きます。ある程度下書きをしていたものを出すだけなので、それほど手間はかかりませんが。
町田康『リフォームの爆発』を読みました。そういう話です。考えてみれば私のアパートも、外壁だけとはいえきれいになりましたしね。これもリフォームみたいなものでしょう。ということもあって、その話題にします。
町田康氏の本を読むのは、結構、久しぶりです。
今から20年と少し前、私が十代後半~二十歳そこそこの時分は、もう大好きで大好きで日記の文体もわざと町田康氏の文体に寄せていました。私の場合その前段に大槻ケンヂ氏がいて、スターリンやJAGATARAといった80年代アングラパンクの担い手のひとりとして先に知ったのですが。だからどちらかというと「町田町蔵」が先でした。INUとか人民オリンピックショーとか町田町蔵+北澤組、とかね。
先日から通い始めた仙台市図書館で指名借りした本を返し、さて次はどうしようかと書架をつらつら眺めていると、町田康氏の本が何冊も並んでいました。いずれも独特なセンスで名づけられたタイトルが背中を飾っていましたが、その中でも思わず私が息をのみ、手に取ってしまったのが『リフォームの爆発』でした。
内容としては、町田康氏が自宅をリフォームした際の一部始終を書いたものです。
読んでて困ったのは、明確な章分けがないことです。
『リフォームとは?』という概論から始まり、見積もりを取る段階になって、実際に施工業者が来て破壊と創造の工程を経て完成を見る……と展開していくのですが、それがほとんどシームレスにつながっているので、結局今日が休日であることを利用しいっぺんに読んでしまいました。
今更私が、町田康氏の文章云々とかこの本の内容のどうこうということを、言うまでもないでしょう。相変わらず、いつもの古風な言葉をパンクロックの楽曲で喚き散らす激烈文章です。
それはさながらお盆の折り、お寺の本堂で檀家の人たちが正座して住職がご本尊に向けてあげる読経を厳かな気持ちで待っていると、数珠の代わりにギブソンのギターを持って鋲うち革ジャンに身を包んだ住職が乱入。8ビートで般若心経をシャウトした後、鏧子(けいす。大きなお椀のような鐘)にギターを叩きつけて破壊した挙句火をつけて心頭滅却すれば火もまた涼しと嘯く……そんな感じの文章です。あるいは乱入した瞬間に「ライフルを乱射し、檀家の者たちを皆殺しにしてしまうのである」となるかもしれません。
ただそのダイナミック極まりない文章に酔いしれればいいのです。たといリフォームをする予定がなくたって、なんだって、町田康氏の文章にかかれば、ものすごくエキサイティングなのですから。
一か月ぶりにアパートの周りの景色がクリアになりました
高杉です(ずっと外壁工事のため足場が組まれていた)。
精神的には少し危険な状態なので、今日はどこかに出かけて精神をリフレッシュさせる予定でありますが、せっかく時間があるのでブログを書きます。ある程度下書きをしていたものを出すだけなので、それほど手間はかかりませんが。
町田康『リフォームの爆発』を読みました。そういう話です。考えてみれば私のアパートも、外壁だけとはいえきれいになりましたしね。これもリフォームみたいなものでしょう。ということもあって、その話題にします。
町田康氏の本を読むのは、結構、久しぶりです。
今から20年と少し前、私が十代後半~二十歳そこそこの時分は、もう大好きで大好きで日記の文体もわざと町田康氏の文体に寄せていました。私の場合その前段に大槻ケンヂ氏がいて、スターリンやJAGATARAといった80年代アングラパンクの担い手のひとりとして先に知ったのですが。だからどちらかというと「町田町蔵」が先でした。INUとか人民オリンピックショーとか町田町蔵+北澤組、とかね。
先日から通い始めた仙台市図書館で指名借りした本を返し、さて次はどうしようかと書架をつらつら眺めていると、町田康氏の本が何冊も並んでいました。いずれも独特なセンスで名づけられたタイトルが背中を飾っていましたが、その中でも思わず私が息をのみ、手に取ってしまったのが『リフォームの爆発』でした。
内容としては、町田康氏が自宅をリフォームした際の一部始終を書いたものです。
読んでて困ったのは、明確な章分けがないことです。
『リフォームとは?』という概論から始まり、見積もりを取る段階になって、実際に施工業者が来て破壊と創造の工程を経て完成を見る……と展開していくのですが、それがほとんどシームレスにつながっているので、結局今日が休日であることを利用しいっぺんに読んでしまいました。
今更私が、町田康氏の文章云々とかこの本の内容のどうこうということを、言うまでもないでしょう。相変わらず、いつもの古風な言葉をパンクロックの楽曲で喚き散らす激烈文章です。
それはさながらお盆の折り、お寺の本堂で檀家の人たちが正座して住職がご本尊に向けてあげる読経を厳かな気持ちで待っていると、数珠の代わりにギブソンのギターを持って鋲うち革ジャンに身を包んだ住職が乱入。8ビートで般若心経をシャウトした後、鏧子(けいす。大きなお椀のような鐘)にギターを叩きつけて破壊した挙句火をつけて心頭滅却すれば火もまた涼しと嘯く……そんな感じの文章です。あるいは乱入した瞬間に「ライフルを乱射し、檀家の者たちを皆殺しにしてしまうのである」となるかもしれません。
ただそのダイナミック極まりない文章に酔いしれればいいのです。たといリフォームをする予定がなくたって、なんだって、町田康氏の文章にかかれば、ものすごくエキサイティングなのですから。
こんばんは
「うつ気」が少しずつ、慢性化しています
高杉です。
仕事が思うようにいかず、昨日はワインをボトル1本あけました。それでも(それだから?)なのかな。なんか気持ちが晴れないんですよね。やっぱり薬がないと厳しいのかなあ。生きていくだけでも、つらいんだもんなあ。
……なんてことを言いながら、今日もお酒を飲んでいます。もう飲まないと耐えられません。そういう状況です。「今日はあんまり飲みたくないなあ」と思っても、飲まずにいると襲ってくる「うつ気」に耐えられないから飲む。かなり危ない感じです。
って、わかっては、いるんですけどね。どれほど飲んで酔っ払っても、それは一時的なものであって、酒が切れれば元通りかむしろ二日酔いでマイナスになるってことは。
そんなわけで、お酒やたばこの代わりに「読書」をすることで気持ちを晴れやかにさせようと思ったのですが、私が先日の休日に仙台市図書館でチョイスしたのが、
遠藤周作『沈黙』
町田康『リフォームの爆発』
C・G・ユング『ユング自伝』
重いです。実に重いです。遠藤周作の『沈黙』ですよ奥さん。間に入った町田康『リフォームの爆発』でクッションを敷いたつもりなのかもしれませんが、これはこれで重いですから。重さにプラスして大砲で打ち出すがごとき初速があるから一気に読んでしまいましたが、ひょっとすると、こうして活字を読むのにあまりにも集中しすぎるから、精神的な疲れが軽減どころかむしろ加増、うつ気を取り払おうとして逆に慢性化させていたのかもしれません。
いけません、いけません。そうだこういう時はマンガを読みましょう。それもカワイイ絵柄でストーリィもそれほど長くない、そうだファミリー向け四コママンガなんかいいな。何かあったなええと……。
これは私の本棚にある四コママンガの単行本のひとつです。もうひとつはニャロメロンの『バンバンドリドリ』です。それよりは、こっちの方が心の処方箋になるかなあ。いや本当に、水族館が大好きなのでね。すでに完結したものではありますが、けっこー好きなんです。たまにはこういうのを読んで、心からリラックスした方がいいのかなあ。
「うつ気」が少しずつ、慢性化しています
高杉です。
仕事が思うようにいかず、昨日はワインをボトル1本あけました。それでも(それだから?)なのかな。なんか気持ちが晴れないんですよね。やっぱり薬がないと厳しいのかなあ。生きていくだけでも、つらいんだもんなあ。
……なんてことを言いながら、今日もお酒を飲んでいます。もう飲まないと耐えられません。そういう状況です。「今日はあんまり飲みたくないなあ」と思っても、飲まずにいると襲ってくる「うつ気」に耐えられないから飲む。かなり危ない感じです。
って、わかっては、いるんですけどね。どれほど飲んで酔っ払っても、それは一時的なものであって、酒が切れれば元通りかむしろ二日酔いでマイナスになるってことは。
そんなわけで、お酒やたばこの代わりに「読書」をすることで気持ちを晴れやかにさせようと思ったのですが、私が先日の休日に仙台市図書館でチョイスしたのが、
遠藤周作『沈黙』
町田康『リフォームの爆発』
C・G・ユング『ユング自伝』
重いです。実に重いです。遠藤周作の『沈黙』ですよ奥さん。間に入った町田康『リフォームの爆発』でクッションを敷いたつもりなのかもしれませんが、これはこれで重いですから。重さにプラスして大砲で打ち出すがごとき初速があるから一気に読んでしまいましたが、ひょっとすると、こうして活字を読むのにあまりにも集中しすぎるから、精神的な疲れが軽減どころかむしろ加増、うつ気を取り払おうとして逆に慢性化させていたのかもしれません。
いけません、いけません。そうだこういう時はマンガを読みましょう。それもカワイイ絵柄でストーリィもそれほど長くない、そうだファミリー向け四コママンガなんかいいな。何かあったなええと……。
これは私の本棚にある四コママンガの単行本のひとつです。もうひとつはニャロメロンの『バンバンドリドリ』です。それよりは、こっちの方が心の処方箋になるかなあ。いや本当に、水族館が大好きなのでね。すでに完結したものではありますが、けっこー好きなんです。たまにはこういうのを読んで、心からリラックスした方がいいのかなあ。
こんばんは
初詣は西新井大師
高杉です(……みんな拍手!拍手!)。
と、これは御所河原組長のお詠みになったハイブローな一句でありますが、今日のメインはそれではありません。組長にかく詠ませた江戸時代前期の俳人、山口素堂の俳句です。
「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」
こうして書き出してみると、なんか季語だらけで、梅沢富美男さんあたりがテレビ番組で書いたら散々こき下ろされて梅沢さん大激怒浜田さん大爆笑……ってなりそうな気もしましたが、まあそんな専門家の批評はよろしい。
今日『OH!バンデス』で気仙沼に水揚げされた初ガツオのニュースを見て、「ああ、おいしそうだなあ。そういう時期なんだなあ」と食欲をそそられると同時に、これまでの2つについても別日に感動していたので、この句を思い出し、しみじみと味わった……そんな感動を残したくて、この記事を書きました。
ほととぎすに関しては、こないだブログで書いた通りです。こないだ夜中の3時半に目が覚めて、ふと聞こえてきた鳥の鳴き声を検索して、「ああ、これがホトトギスの鳴き声か」と感じたこと。そして青葉についてはさらにしばらく前――別に日記には残していないのですが、天気の良い日に杜の都仙台のメインストリート『青葉通』に行った時、
「ああ、まさに新緑の時期、青葉通がその名の通り若々しい青葉を広げているなあ」
と感じたのを思い出すと同時に、それら3つがひとつの線でつながって、「ああ、こういうことか……」と腑に落ちた。そんな感じです。
粋だ無粋だとか、才能あるとかないとか、私にはわかりませんし、あまりこだわりたくありません。ついでに言えば、こんなことを感じたからと言って、和文学の扉を押し開いたとも思いません。
ただ、少なくともこの句に関しては、
「その時初めて句の意味に気づき、高杉は膝を打った」
そんな感じでした。最近は山岡荘八先生の『伊達政宗』にがっぷり四つなので、ちょっと古風な言い回しですが、久々に心の深いところから感動し、心が軽くなった瞬間でした。今日はこのまま静かに終わります。梅雨入りしなかなか気持ちも鈍くなりがちですが、心が今日も明日も明後日も元気でありますように。
初詣は西新井大師
高杉です(……みんな拍手!拍手!)。
と、これは御所河原組長のお詠みになったハイブローな一句でありますが、今日のメインはそれではありません。組長にかく詠ませた江戸時代前期の俳人、山口素堂の俳句です。
「目に青葉 山ほととぎす 初鰹」
こうして書き出してみると、なんか季語だらけで、梅沢富美男さんあたりがテレビ番組で書いたら散々こき下ろされて梅沢さん大激怒浜田さん大爆笑……ってなりそうな気もしましたが、まあそんな専門家の批評はよろしい。
今日『OH!バンデス』で気仙沼に水揚げされた初ガツオのニュースを見て、「ああ、おいしそうだなあ。そういう時期なんだなあ」と食欲をそそられると同時に、これまでの2つについても別日に感動していたので、この句を思い出し、しみじみと味わった……そんな感動を残したくて、この記事を書きました。
ほととぎすに関しては、こないだブログで書いた通りです。こないだ夜中の3時半に目が覚めて、ふと聞こえてきた鳥の鳴き声を検索して、「ああ、これがホトトギスの鳴き声か」と感じたこと。そして青葉についてはさらにしばらく前――別に日記には残していないのですが、天気の良い日に杜の都仙台のメインストリート『青葉通』に行った時、
「ああ、まさに新緑の時期、青葉通がその名の通り若々しい青葉を広げているなあ」
と感じたのを思い出すと同時に、それら3つがひとつの線でつながって、「ああ、こういうことか……」と腑に落ちた。そんな感じです。
粋だ無粋だとか、才能あるとかないとか、私にはわかりませんし、あまりこだわりたくありません。ついでに言えば、こんなことを感じたからと言って、和文学の扉を押し開いたとも思いません。
ただ、少なくともこの句に関しては、
「その時初めて句の意味に気づき、高杉は膝を打った」
そんな感じでした。最近は山岡荘八先生の『伊達政宗』にがっぷり四つなので、ちょっと古風な言い回しですが、久々に心の深いところから感動し、心が軽くなった瞬間でした。今日はこのまま静かに終わります。梅雨入りしなかなか気持ちも鈍くなりがちですが、心が今日も明日も明後日も元気でありますように。
こんばんは
自律神経がメチャメチャです
高杉です(体調不良中)。
元気を出そうにも体がついてこず、非常につらい今日この頃ですが、せめて心を整えようと思い図書館で借りてきた山岡荘八先生の『伊達政宗』を読んでいます。
一冊あたり300ページ少々の単行本が全部で6冊あり、第一巻は読み終えたのですが、第二巻は昨日の休みを使っていっぺんに読み通してしまいました。現在は第三巻のおよそ三分の一、大体100ページくらい読んだところです。
物語的には、ちょうど関ヶ原の戦いが終わって、『徳川家康』でも小利口っぷりをいかんなく発揮してついに滅びてしまった石田治部の処断が終わり、これから豊家をどうしようか、ってところです。秀吉とパフォーマンス勝負をしていたころは野望に燃えてギラギラしていた政宗公も、どっしりと構えているようで時々妙に人間臭く「どうしたものかのう」と首をかしげる大人物・徳川内府殿や柳生宗矩さんと出会い、少しずつ変わり始めたところです。
ただし、今日書くのは第二巻あたりの話です。
なお、前もって申し上げますが、今と昔では世の中の仕組みも違うし「風習」も異なります。私もそのあたりのことを十分に承知したうえで書きます。
第二巻は秀吉との知恵比べというか、さっきも言ったようにパフォーマンス勝負が前半の主な展開となります。すなわち小田原参陣に遅参した政宗のガキをどうしてくれようか! とカンカンに怒る秀吉さん、両陣営の家臣たちはアワアワオロオロ……そんな中で一人、不敵に笑いながら度肝を抜くプランを練る我らが独眼竜……そんな感じの時代です。もとより両者ともに派手好きで、どちらも「自分が一番のパフォーマーじゃなくちゃ気が済まない」気質の持ち主ですから、完全な第三者たる私たち読者にとっては非常に楽しい物語です。
といって、どんなパフォーマンスをしたかというのは、「花の慶次」でもなんでも参照いただければよろしい。今日書きたいのは政宗公の愛すべき正室、その名も『愛姫』についてです。
東北の戦国武将・田村清顕の「一人娘」として生まれた愛姫は、とにかく可愛くて可愛くて仕方がないという意味の『めご姫』と呼ばれて大切に育てられました。しかしながら田村氏にはほかに子がなく、家名存続のために数え年12歳で政宗公のもとに嫁ぎます。Wikipediaには、一時夫婦仲が悪くなったということが書かれていますが、小説には書かれていなかったので知らんぷりをします。あくまで山岡荘八先生の『伊達政宗』に出てくるめご姫の話とご承知おきください。
小説におけるめご姫は、とにかく気丈で健気で素敵な女性です。秀吉のパフォーマンスに巻き込まれて? 京へ人質に出されるときは、
「もしも辱めを受けるようなことがあれば、いつでもこの短刀で自害いたします」
と政宗公に言ってのけるあたり、いかにも大名の娘らしいプライドがあります。
そして、プライドだけでなく亭主・政宗公への愛情も深く、
「わらわを人質に京へ連れ去る。(中略)わらわは、殿のおそばを離れとうはござりませぬ」
なんて言っちゃうんですよね。
そして、私が特に感動したのが、次のくだりです。先の愛姫のセリフに直結します。
すると、政宗は、太い指で夫人の右頬のえくぼを突いた。
「なァンだ、京行きを悲しむのか、愛(めご)どのは」
「殿は、悲しゅうはござりませぬか?」
「この政宗が、なんで、こなたの京行きを悲しもうぞ。こなたほどの女性を、生涯この地で朽ちさせるのかと……それが政宗の嘆きであったわ」
「まあ……殿は、わらわなどお側にいない方がよいと思召されて……」
「待て! 待たぬか、愛どの」
政宗は、今度は、両掌で夫人の顔をはさんで黙らせた。
(毎日新聞社 『伊達政宗』第二巻 56ページから57ページ)
素敵じゃないですか。健気じゃないですか。かわいいじゃないですか。そしてこの展開、令和4年の現代でも十分通じる――今風に言えば『むねきゅん』な展開じゃないですか。私は妙にドキドキしてしまいました。
正室があって側室がある。男たるもの側室をたくさん持って子孫をたくさん残してこそ、という時代背景もあるかもしれませんが、とにかく政宗公と愛姫の仲睦まじいシーンには、すごく温かい気持ちになりました。今日はここでいったん話を切り上げたいと思います。
自律神経がメチャメチャです
高杉です(体調不良中)。
元気を出そうにも体がついてこず、非常につらい今日この頃ですが、せめて心を整えようと思い図書館で借りてきた山岡荘八先生の『伊達政宗』を読んでいます。
一冊あたり300ページ少々の単行本が全部で6冊あり、第一巻は読み終えたのですが、第二巻は昨日の休みを使っていっぺんに読み通してしまいました。現在は第三巻のおよそ三分の一、大体100ページくらい読んだところです。
物語的には、ちょうど関ヶ原の戦いが終わって、『徳川家康』でも小利口っぷりをいかんなく発揮してついに滅びてしまった石田治部の処断が終わり、これから豊家をどうしようか、ってところです。秀吉とパフォーマンス勝負をしていたころは野望に燃えてギラギラしていた政宗公も、どっしりと構えているようで時々妙に人間臭く「どうしたものかのう」と首をかしげる大人物・徳川内府殿や柳生宗矩さんと出会い、少しずつ変わり始めたところです。
ただし、今日書くのは第二巻あたりの話です。
なお、前もって申し上げますが、今と昔では世の中の仕組みも違うし「風習」も異なります。私もそのあたりのことを十分に承知したうえで書きます。
第二巻は秀吉との知恵比べというか、さっきも言ったようにパフォーマンス勝負が前半の主な展開となります。すなわち小田原参陣に遅参した政宗のガキをどうしてくれようか! とカンカンに怒る秀吉さん、両陣営の家臣たちはアワアワオロオロ……そんな中で一人、不敵に笑いながら度肝を抜くプランを練る我らが独眼竜……そんな感じの時代です。もとより両者ともに派手好きで、どちらも「自分が一番のパフォーマーじゃなくちゃ気が済まない」気質の持ち主ですから、完全な第三者たる私たち読者にとっては非常に楽しい物語です。
といって、どんなパフォーマンスをしたかというのは、「花の慶次」でもなんでも参照いただければよろしい。今日書きたいのは政宗公の愛すべき正室、その名も『愛姫』についてです。
東北の戦国武将・田村清顕の「一人娘」として生まれた愛姫は、とにかく可愛くて可愛くて仕方がないという意味の『めご姫』と呼ばれて大切に育てられました。しかしながら田村氏にはほかに子がなく、家名存続のために数え年12歳で政宗公のもとに嫁ぎます。Wikipediaには、一時夫婦仲が悪くなったということが書かれていますが、小説には書かれていなかったので知らんぷりをします。あくまで山岡荘八先生の『伊達政宗』に出てくるめご姫の話とご承知おきください。
小説におけるめご姫は、とにかく気丈で健気で素敵な女性です。秀吉のパフォーマンスに巻き込まれて? 京へ人質に出されるときは、
「もしも辱めを受けるようなことがあれば、いつでもこの短刀で自害いたします」
と政宗公に言ってのけるあたり、いかにも大名の娘らしいプライドがあります。
そして、プライドだけでなく亭主・政宗公への愛情も深く、
「わらわを人質に京へ連れ去る。(中略)わらわは、殿のおそばを離れとうはござりませぬ」
なんて言っちゃうんですよね。
そして、私が特に感動したのが、次のくだりです。先の愛姫のセリフに直結します。
すると、政宗は、太い指で夫人の右頬のえくぼを突いた。
「なァンだ、京行きを悲しむのか、愛(めご)どのは」
「殿は、悲しゅうはござりませぬか?」
「この政宗が、なんで、こなたの京行きを悲しもうぞ。こなたほどの女性を、生涯この地で朽ちさせるのかと……それが政宗の嘆きであったわ」
「まあ……殿は、わらわなどお側にいない方がよいと思召されて……」
「待て! 待たぬか、愛どの」
政宗は、今度は、両掌で夫人の顔をはさんで黙らせた。
(毎日新聞社 『伊達政宗』第二巻 56ページから57ページ)
素敵じゃないですか。健気じゃないですか。かわいいじゃないですか。そしてこの展開、令和4年の現代でも十分通じる――今風に言えば『むねきゅん』な展開じゃないですか。私は妙にドキドキしてしまいました。
正室があって側室がある。男たるもの側室をたくさん持って子孫をたくさん残してこそ、という時代背景もあるかもしれませんが、とにかく政宗公と愛姫の仲睦まじいシーンには、すごく温かい気持ちになりました。今日はここでいったん話を切り上げたいと思います。
おはようございます
自宅が落ち着かない
高杉です。
理由はアパートの外壁工事や、周辺で新築住宅の工事をやっているから、何ですけどね。作業員の話声とか工具のガリガリとする音とかが日中はひっきりなしに響き、天気がいいのに洗濯物を外に干すこともできず、まったくもって不便です。
せっかく休みなんだから、ゆっくりしたいと思っていましたが、なかなかゆっくりできません。やはりこれは図書館にでも行った方がある意味リラックスできるかもしれません。でもゴロゴロすることはできないしなあ。なんていうことを思いながら、この記事を書いています。
ま、そんなことを気にしているようでは、まだまだですね。テレビを見ていて色々と心がざわめき、それをいちいちTwitterでつぶやくのが当節流行のたしなみなのかもしれませんが……ね。私もそうしようと思ったのですが、結局それがまたテレビで取り上げられて、それを見て……と永遠に循環するシステムができあがってしまうと思ったので、何も考えずにTwitterでつぶやくのではなく、ある程度でも文章にしてブログでまとめようと思った次第です。
そうです。些細なことも簡単にやり玉に挙げてみんなで糾弾する時世を私のような普通じゃない人間が生きるためには、気にしないだけでなく色々なことを許す気持ちが必要なのです(たぶん)。「あなた方の中で、心の中でも姦淫したことのない人だけ、この女に石を投げなさい」そう思えば大概のことに石を投げることはできません。
山岡荘八先生の小説に出てくる徳川家康公なんかも、イエス様とはちょっと違いますが、やはり人間を超えた神仏の立場から世界をとらえることが大事だとおっしゃっていました。今は『伊達政宗』の方を読んでいますが、一巻目を読了した時点でその兆候が出ています。とはいえ、まだ人取川の戦いで父親を殺され、逆上して深追いしたところ手痛いしっぺ返しを食らって命からがら逃げおおせ、さらに実の母親に毒を盛られて弟に殺されそうになって逆に殺してしまう……という壮絶すぎる若武者編なので、まだまだこれからでしょうが。
なお、 『徳川家康』に出てきた政宗公は、家康公の嫡男・忠輝や怪人・大久保長安さらには海外の勢力とも手を組んでようやく平定しかかった日本国を再び戦乱に導こうとしている(かもしれない)イメージで描かれていました。だからこちらでは、どんな感じなのか。今から楽しみです。
最後になりましたが、タイトルの「ホトトギス」について。
今日はなかなか寝付けなくて、時計を見たら午前3時半とかそのくらいで。いくらなんでも起きだすには早すぎるので何とか眠ろうとしている時に、
「ヒュヒュヒュヒュヒュ」
と、5回1セットで鳴く鳥の声が聞こえてきたんですよね。
「ホッホーホッホー」
と鳴くのが山鳩だとこないだ調べてわかったので、今回も枕もとのスマートフォンで調べたところ、これが有名な「ホトトギス」の鳴き声なのだ、ということがわかりました。
私が「鳴かぬなら……」なんて心配をするまでもなく、ホトトギスは勝手に鳴いているのだから、細かいことを気にせず生きればいいのかもしれない。そう思っているうちに外が明るくなっていました。どうやら少しだけ、眠ることができていたみたいです。
自宅が落ち着かない
高杉です。
理由はアパートの外壁工事や、周辺で新築住宅の工事をやっているから、何ですけどね。作業員の話声とか工具のガリガリとする音とかが日中はひっきりなしに響き、天気がいいのに洗濯物を外に干すこともできず、まったくもって不便です。
せっかく休みなんだから、ゆっくりしたいと思っていましたが、なかなかゆっくりできません。やはりこれは図書館にでも行った方がある意味リラックスできるかもしれません。でもゴロゴロすることはできないしなあ。なんていうことを思いながら、この記事を書いています。
ま、そんなことを気にしているようでは、まだまだですね。テレビを見ていて色々と心がざわめき、それをいちいちTwitterでつぶやくのが当節流行のたしなみなのかもしれませんが……ね。私もそうしようと思ったのですが、結局それがまたテレビで取り上げられて、それを見て……と永遠に循環するシステムができあがってしまうと思ったので、何も考えずにTwitterでつぶやくのではなく、ある程度でも文章にしてブログでまとめようと思った次第です。
そうです。些細なことも簡単にやり玉に挙げてみんなで糾弾する時世を私のような普通じゃない人間が生きるためには、気にしないだけでなく色々なことを許す気持ちが必要なのです(たぶん)。「あなた方の中で、心の中でも姦淫したことのない人だけ、この女に石を投げなさい」そう思えば大概のことに石を投げることはできません。
山岡荘八先生の小説に出てくる徳川家康公なんかも、イエス様とはちょっと違いますが、やはり人間を超えた神仏の立場から世界をとらえることが大事だとおっしゃっていました。今は『伊達政宗』の方を読んでいますが、一巻目を読了した時点でその兆候が出ています。とはいえ、まだ人取川の戦いで父親を殺され、逆上して深追いしたところ手痛いしっぺ返しを食らって命からがら逃げおおせ、さらに実の母親に毒を盛られて弟に殺されそうになって逆に殺してしまう……という壮絶すぎる若武者編なので、まだまだこれからでしょうが。
なお、 『徳川家康』に出てきた政宗公は、家康公の嫡男・忠輝や怪人・大久保長安さらには海外の勢力とも手を組んでようやく平定しかかった日本国を再び戦乱に導こうとしている(かもしれない)イメージで描かれていました。だからこちらでは、どんな感じなのか。今から楽しみです。
最後になりましたが、タイトルの「ホトトギス」について。
今日はなかなか寝付けなくて、時計を見たら午前3時半とかそのくらいで。いくらなんでも起きだすには早すぎるので何とか眠ろうとしている時に、
「ヒュヒュヒュヒュヒュ」
と、5回1セットで鳴く鳥の声が聞こえてきたんですよね。
「ホッホーホッホー」
と鳴くのが山鳩だとこないだ調べてわかったので、今回も枕もとのスマートフォンで調べたところ、これが有名な「ホトトギス」の鳴き声なのだ、ということがわかりました。
私が「鳴かぬなら……」なんて心配をするまでもなく、ホトトギスは勝手に鳴いているのだから、細かいことを気にせず生きればいいのかもしれない。そう思っているうちに外が明るくなっていました。どうやら少しだけ、眠ることができていたみたいです。
こんばんは
何とか今日もやり過ごしました
高杉です(いまいちではありますが)。
ある程度元気だから、少年漫画のシーンに元気をもらえるんですよ。
例えば、これ。
私もやっぱり男性なのだと思うのは、こういうシーンを見て奮い立つときです。たとい何かといえば異世界に転生して云々する昨今の若人でも、この宮下あきら先生の爆裂漢気イラストに奮い立たないことはないと思います。きっとそうだと信じています。
もちろんこれは多分に昭和的な根性論精神論の世界であるとは思います(そもそも男塾という漫画自体が、そういう世界観ですし)。
現実世界の例でいえば、とある武道団体の創立者は門下生にキックボクシング形式の試合をさせ、自らレフェリーを買って出たのですが、どちらか一方がダウンしても決して10カウント負けをさせなかったのだといいます。どういうことかといえば、
「セブン、エイト、ナイン、ナイン、ナイン……」
というわけで、立つまで半永久的に9カウントまでしか進まないんですね。だからその団体の門下生は心身ともに鍛え上げられたと言っていますから、指導者も門下生もすごいものだと思います。
でも、それにしたってやっぱり、ある程度のスタミナが必要なんです。一定以下のスタミナしかなくて、朝になって目が覚めたものの「起き上がるのも面倒くさい」原因不明の倦怠感に苦しんでいるような人に、気合いだ気合いだと言ったって、無理なんですよ。
ええ、私がそうでした。
本当に、これまでの人生で体験したことがない種類の倦怠感を覚えて。朝、すっごくつらかったんです。まともにご飯も食べられないから、カロリーメイトで何とかごまかして。
それで、最近よくテレビCMでもうたっている、「眠っている間に体力を回復する栄養ドリンク」を就寝前に服用したところ、なるほど、確かにある程度元気になりました。朝ごはんはついにエナジードリンクだけになりましたが、それでも一日どうにか切り抜けました。そして今、このブログを書いているところです。
今まで精神的な理由で体調不良になることは何度もありましたが……今は、必ずしも、そういうわけではありませんよね。全国的に寒暖差が激しいし、これまで北東北の気候帯で生まれ育ってきた私が初めてやってきた南東北の気候帯に慣れられなくて、少々苦しんでいる。そんな要素もあるかもしれません。
ともかく明日は一日お休みをいただきました。どこかに出かけるとかではなく、全力をもって休みたいと思います。そして休み明けに控えている試験を突破し、何とか7月以降もこの街で生きていけるよう願って、今日のこのブログを締めくくりたいと思います。
毎日何かと気候の変動が激しくて、体調を崩しがちのところでありますから、本当に皆様に申し上げます。体調を崩されませんようご自愛ください。今回は真面目にそうお祈りしつつ締めくくります。
何とか今日もやり過ごしました
高杉です(いまいちではありますが)。
ある程度元気だから、少年漫画のシーンに元気をもらえるんですよ。
例えば、これ。
私もやっぱり男性なのだと思うのは、こういうシーンを見て奮い立つときです。たとい何かといえば異世界に転生して云々する昨今の若人でも、この宮下あきら先生の爆裂漢気イラストに奮い立たないことはないと思います。きっとそうだと信じています。
もちろんこれは多分に昭和的な根性論精神論の世界であるとは思います(そもそも男塾という漫画自体が、そういう世界観ですし)。
現実世界の例でいえば、とある武道団体の創立者は門下生にキックボクシング形式の試合をさせ、自らレフェリーを買って出たのですが、どちらか一方がダウンしても決して10カウント負けをさせなかったのだといいます。どういうことかといえば、
「セブン、エイト、ナイン、ナイン、ナイン……」
というわけで、立つまで半永久的に9カウントまでしか進まないんですね。だからその団体の門下生は心身ともに鍛え上げられたと言っていますから、指導者も門下生もすごいものだと思います。
でも、それにしたってやっぱり、ある程度のスタミナが必要なんです。一定以下のスタミナしかなくて、朝になって目が覚めたものの「起き上がるのも面倒くさい」原因不明の倦怠感に苦しんでいるような人に、気合いだ気合いだと言ったって、無理なんですよ。
ええ、私がそうでした。
本当に、これまでの人生で体験したことがない種類の倦怠感を覚えて。朝、すっごくつらかったんです。まともにご飯も食べられないから、カロリーメイトで何とかごまかして。
それで、最近よくテレビCMでもうたっている、「眠っている間に体力を回復する栄養ドリンク」を就寝前に服用したところ、なるほど、確かにある程度元気になりました。朝ごはんはついにエナジードリンクだけになりましたが、それでも一日どうにか切り抜けました。そして今、このブログを書いているところです。
今まで精神的な理由で体調不良になることは何度もありましたが……今は、必ずしも、そういうわけではありませんよね。全国的に寒暖差が激しいし、これまで北東北の気候帯で生まれ育ってきた私が初めてやってきた南東北の気候帯に慣れられなくて、少々苦しんでいる。そんな要素もあるかもしれません。
ともかく明日は一日お休みをいただきました。どこかに出かけるとかではなく、全力をもって休みたいと思います。そして休み明けに控えている試験を突破し、何とか7月以降もこの街で生きていけるよう願って、今日のこのブログを締めくくりたいと思います。
毎日何かと気候の変動が激しくて、体調を崩しがちのところでありますから、本当に皆様に申し上げます。体調を崩されませんようご自愛ください。今回は真面目にそうお祈りしつつ締めくくります。
こんばんは
来た、見た、良かった
高杉です。
今日はどこへ行こうか、決めたきっかけはオートバイに先行して持ってきた「ツーリングマップル2020」でした。
これ、面白いんですよね。明確に「どこそこに行きたい」という目的があるのなら今風のナビゲーションシステムが便利ですけど、「車で〇〇分くらいのところ」とか「海が見たい」とかって漠然とした動機の時、地図を眺めていると色々な想像がわいてくるから、「じゃあ今日はここに行こう」みたいな気持ちが作れるんですよね。宮城県〇〇市に、行ってらっしゃい! って所さんみたいなモーションで。
加えて「ツーリングマップル」ならではの面白さというのは、執筆者が実際に現地を走り回っているからこそのインプレッションがあるんですよね。道路事情とか景色とかについて、ああだこうだとコメントがあるから、「この道を走ってみたいな」っていう理由で飛び出したこともあります。まぁそれはオートバイの時に限りますけど、とにかく私にとっては観光ガイドよりもツーリングマップルの方が、旅行計画を練るには適している気がします。
そんななかで「オヤ!」と興味を引いたのが、岩沼市にある「千年希望の丘」というところでした。国家百年のナントカって言葉がありますが、千年ですよ千年。ミレニアムみたいで素敵じゃないですか。どんなところなんだろう見てみたいな。
というわけで、そこをきっかけに亘理町、そのあとは引き返して名取市と、震災と復興に関する情報を見るためのツアーをやってきた次第です。ちなみに今回は第二回です。一回目は石巻市でした。
話が長くなるので、今日は事実のみを書きます。そのうえで一言だけ感想を付け加えるならば、いずれの都市も(石巻市も含めて)震災のさいには甚大な被害をこうむったけれど、そこから確実に復興の道のりを歩み続け、今は新しい時代を切り開いて進んでいこうとしているのかな、という印象でした。特に名取市閖上地区の「かわまちてらす閖上」なんかは、もうオサレすぎて私のような風采の上がらないオッサンにはまぶしすぎるくらいでした。平日にもかかわらず多くの人たちでにぎわっているようで何よりです。
今回はあくまで1回目ですからね。それほど極端に遠いところにあるわけでもないし。オートバイを持ってきたら、何度だって足を運びたいと思います。そんなわけで、今日は以上とさせていただきます。
来た、見た、良かった
高杉です。
今日はどこへ行こうか、決めたきっかけはオートバイに先行して持ってきた「ツーリングマップル2020」でした。
これ、面白いんですよね。明確に「どこそこに行きたい」という目的があるのなら今風のナビゲーションシステムが便利ですけど、「車で〇〇分くらいのところ」とか「海が見たい」とかって漠然とした動機の時、地図を眺めていると色々な想像がわいてくるから、「じゃあ今日はここに行こう」みたいな気持ちが作れるんですよね。宮城県〇〇市に、行ってらっしゃい! って所さんみたいなモーションで。
加えて「ツーリングマップル」ならではの面白さというのは、執筆者が実際に現地を走り回っているからこそのインプレッションがあるんですよね。道路事情とか景色とかについて、ああだこうだとコメントがあるから、「この道を走ってみたいな」っていう理由で飛び出したこともあります。まぁそれはオートバイの時に限りますけど、とにかく私にとっては観光ガイドよりもツーリングマップルの方が、旅行計画を練るには適している気がします。
そんななかで「オヤ!」と興味を引いたのが、岩沼市にある「千年希望の丘」というところでした。国家百年のナントカって言葉がありますが、千年ですよ千年。ミレニアムみたいで素敵じゃないですか。どんなところなんだろう見てみたいな。
というわけで、そこをきっかけに亘理町、そのあとは引き返して名取市と、震災と復興に関する情報を見るためのツアーをやってきた次第です。ちなみに今回は第二回です。一回目は石巻市でした。
話が長くなるので、今日は事実のみを書きます。そのうえで一言だけ感想を付け加えるならば、いずれの都市も(石巻市も含めて)震災のさいには甚大な被害をこうむったけれど、そこから確実に復興の道のりを歩み続け、今は新しい時代を切り開いて進んでいこうとしているのかな、という印象でした。特に名取市閖上地区の「かわまちてらす閖上」なんかは、もうオサレすぎて私のような風采の上がらないオッサンにはまぶしすぎるくらいでした。平日にもかかわらず多くの人たちでにぎわっているようで何よりです。
今回はあくまで1回目ですからね。それほど極端に遠いところにあるわけでもないし。オートバイを持ってきたら、何度だって足を運びたいと思います。そんなわけで、今日は以上とさせていただきます。
こんばんは
どうやら疲れているみたいです
高杉です。
かつて新日本プロレスのエース・棚橋弘至さんは「生まれてから一度も疲れたことありあせん」と豪語しておりましたが(最近はちょっとわかりませんが)、私は疲れました。
うん、疲れました。
「もしかして、おれは疲れているのかな」と、ずっと感じてはいましたが、今日あえて自分で認めます。疲れているんです。心もそうですけど、体が。
いわゆる「体が思うように動かない」とか「気持ちについてこない」とか、そういうやつです。あるいは体がちゃんとしてないから、心も引きずられて重ったるくなっちゃう、と言ってもいいです。
それでも無理やり気持ちを奮い立たせようとするから、なんか自転車に乗っている時ちょうどいいギアよりも2段くらい低いところで漕いでいる感じで、空回りして変に疲れてしまうし仕事の方もあんまりはかばかしくないし。
そんなわけで一週間ぶりにタバコを吸ってみました。お酒も飲んでみました。それでもたいして元気にならないので、これはきっと体が疲れているのだと結論付けることにした次第です。
何せこのところ、寒暖差がとてつもなく激しかったですからね。昨日は15度だったのに今日は30度で、明日はまた18度……つって、10度単位で上がったり下がったりして。実際にわが社でも体調不良で欠勤する人が続出していました。私もまた、休んでもちゃんと疲れが取れないし。
これはやはり、明日の休日はスーパー銭湯にでも行って、フィジカルな癒しを求めなければいけないかもしれません。残念ながらこれは徒歩・自転車ないしは電車で行ける場所にはありませんから(地下鉄の定期券区間でって意味です)、車を出さざるを得ませんが、仕方ありません。6月は正念場ですから。ここで何とかならなければ、乾坤一擲のビッグチャレンジは水泡に帰してしまいます。
というわけで、今日は休みです。今日って、この記事を書いている時点では明日ですが、6月1日の午前零時に公開される予定なのでね。全力で体を癒して、心も復調するよう、やっていきたいと思います。
どうやら疲れているみたいです
高杉です。
かつて新日本プロレスのエース・棚橋弘至さんは「生まれてから一度も疲れたことありあせん」と豪語しておりましたが(最近はちょっとわかりませんが)、私は疲れました。
うん、疲れました。
「もしかして、おれは疲れているのかな」と、ずっと感じてはいましたが、今日あえて自分で認めます。疲れているんです。心もそうですけど、体が。
いわゆる「体が思うように動かない」とか「気持ちについてこない」とか、そういうやつです。あるいは体がちゃんとしてないから、心も引きずられて重ったるくなっちゃう、と言ってもいいです。
それでも無理やり気持ちを奮い立たせようとするから、なんか自転車に乗っている時ちょうどいいギアよりも2段くらい低いところで漕いでいる感じで、空回りして変に疲れてしまうし仕事の方もあんまりはかばかしくないし。
そんなわけで一週間ぶりにタバコを吸ってみました。お酒も飲んでみました。それでもたいして元気にならないので、これはきっと体が疲れているのだと結論付けることにした次第です。
何せこのところ、寒暖差がとてつもなく激しかったですからね。昨日は15度だったのに今日は30度で、明日はまた18度……つって、10度単位で上がったり下がったりして。実際にわが社でも体調不良で欠勤する人が続出していました。私もまた、休んでもちゃんと疲れが取れないし。
これはやはり、明日の休日はスーパー銭湯にでも行って、フィジカルな癒しを求めなければいけないかもしれません。残念ながらこれは徒歩・自転車ないしは電車で行ける場所にはありませんから(地下鉄の定期券区間でって意味です)、車を出さざるを得ませんが、仕方ありません。6月は正念場ですから。ここで何とかならなければ、乾坤一擲のビッグチャレンジは水泡に帰してしまいます。
というわけで、今日は休みです。今日って、この記事を書いている時点では明日ですが、6月1日の午前零時に公開される予定なのでね。全力で体を癒して、心も復調するよう、やっていきたいと思います。
こんばんは
今日も皆様、お疲れさまでした
高杉です。
4月1日から新天地に活路を求め、もう2か月が経ちました。40歳の新人研修もいよいよ最終フェーズに入り、いよいよ18年に及ぶ社会人生活で得た(ことになっている)私自身の真価が問われようとしています。
それでもお酒……はともかく(?)、タバコもクスリもやめて、何とか頑張って生きていこうとしている私。どうやら今のところ順調らしいです。
そんなこんなでアワアワしながら仕事を終えて、満員電車に揺られて降り立った駅で、ふっと思ったんですよね。
「ああ、落ち着くなあ」
ってね。
私のアパートの最寄り駅は『旭ヶ丘駅』といいます。そう、サザエさん一家が住んでいる街と同じ読み方の街です。そして私が住んでいるアパートの住所は「旭丘堤」……ま、ちょっと違いますが、そういう場所です。行政区分上はけっこー大きく異なりますが、物理的には車一台すれ違うのがやっとという道路を挟んだだけであり、どちらにしても歩いて10分圏内のエリアです。
そう、今は憧れの「電車通勤」をしているんです。それも「地下鉄」。
ん? なんで憧れかって?
え~え~知らざあ言って聞かせやしょう! 私が生まれて育ってついこないだまでいた場所っていうのは、「バスが来る良くて1時間に1本」「最寄りのバス停まで歩いて10分15分」ってぇ場所だったんですよ。そして市街中心部まで「何もなければ」30分であって、交通渋滞云々かんぬんで45分50分とかって遅延したところで、「ま、そんなもんだよね」で済ませてしまうような、ある意味のどかな場所だったんです。
そういう場所に住まう人間にとって、よほどのことがない限り時間通りにやってくる――たとい自分が予定している列車が目の前で走り去ったとしても、数分以内に次の列車がやってくる――地下鉄というのは、私のライフスタイルに強力な影響を与えてくれる、いわば「時計」そのものと言ってもいいくらい素晴らしいものなんです。
「〇時〇分の電車に乗るために、〇時×分に家を出ればいいな。……万が一それに乗れなくても、次は〇時△分の電車があるから、まあ大体〇時×分でいいだろう」
って感じで。ともすれば無秩序の極みに陥り衛星軌道を外れて無限の宇宙へ飛び出していきかねない私の生活にビシッと秩序を与えてくれるんです。
……ちょっと余計な話をしすぎました。また元に戻ります。
そんな地下鉄「旭ヶ丘駅」に激務を終えて再び降り立った時、「妙にホッとした」という話なんですが。
この街に来て2か月と少々、いよいよ「この街が、自分にとってのホームと思えるようになってきたのかな」と、そんな気がした。今日のブログで何を言いたいのかといえば、つまり、そういうことなんです。
見るもの聞くものすべてが新鮮だった時代を経て、ようやく、この街が「新天地」から「自分にとってのホーム」になってきたのかな。そんなことがちょっと嬉しくて、今日のブログを書きました。
いっぱい書きたいことがあって、まとまりがない内容になってしまった気もしますが、それはそれで素直に「ごめんなさい」。ただ、とりあえずナチュラルに温かい気持ちになったので、それを記録するために今日のブログを書きました。以ッ上!(厚切りジェイソンさん風シメ)。
今日も皆様、お疲れさまでした
高杉です。
4月1日から新天地に活路を求め、もう2か月が経ちました。40歳の新人研修もいよいよ最終フェーズに入り、いよいよ18年に及ぶ社会人生活で得た(ことになっている)私自身の真価が問われようとしています。
それでもお酒……はともかく(?)、タバコもクスリもやめて、何とか頑張って生きていこうとしている私。どうやら今のところ順調らしいです。
そんなこんなでアワアワしながら仕事を終えて、満員電車に揺られて降り立った駅で、ふっと思ったんですよね。
「ああ、落ち着くなあ」
ってね。
私のアパートの最寄り駅は『旭ヶ丘駅』といいます。そう、サザエさん一家が住んでいる街と同じ読み方の街です。そして私が住んでいるアパートの住所は「旭丘堤」……ま、ちょっと違いますが、そういう場所です。行政区分上はけっこー大きく異なりますが、物理的には車一台すれ違うのがやっとという道路を挟んだだけであり、どちらにしても歩いて10分圏内のエリアです。
そう、今は憧れの「電車通勤」をしているんです。それも「地下鉄」。
ん? なんで憧れかって?
え~え~知らざあ言って聞かせやしょう! 私が生まれて育ってついこないだまでいた場所っていうのは、「バスが来る良くて1時間に1本」「最寄りのバス停まで歩いて10分15分」ってぇ場所だったんですよ。そして市街中心部まで「何もなければ」30分であって、交通渋滞云々かんぬんで45分50分とかって遅延したところで、「ま、そんなもんだよね」で済ませてしまうような、ある意味のどかな場所だったんです。
そういう場所に住まう人間にとって、よほどのことがない限り時間通りにやってくる――たとい自分が予定している列車が目の前で走り去ったとしても、数分以内に次の列車がやってくる――地下鉄というのは、私のライフスタイルに強力な影響を与えてくれる、いわば「時計」そのものと言ってもいいくらい素晴らしいものなんです。
「〇時〇分の電車に乗るために、〇時×分に家を出ればいいな。……万が一それに乗れなくても、次は〇時△分の電車があるから、まあ大体〇時×分でいいだろう」
って感じで。ともすれば無秩序の極みに陥り衛星軌道を外れて無限の宇宙へ飛び出していきかねない私の生活にビシッと秩序を与えてくれるんです。
……ちょっと余計な話をしすぎました。また元に戻ります。
そんな地下鉄「旭ヶ丘駅」に激務を終えて再び降り立った時、「妙にホッとした」という話なんですが。
この街に来て2か月と少々、いよいよ「この街が、自分にとってのホームと思えるようになってきたのかな」と、そんな気がした。今日のブログで何を言いたいのかといえば、つまり、そういうことなんです。
見るもの聞くものすべてが新鮮だった時代を経て、ようやく、この街が「新天地」から「自分にとってのホーム」になってきたのかな。そんなことがちょっと嬉しくて、今日のブログを書きました。
いっぱい書きたいことがあって、まとまりがない内容になってしまった気もしますが、それはそれで素直に「ごめんなさい」。ただ、とりあえずナチュラルに温かい気持ちになったので、それを記録するために今日のブログを書きました。以ッ上!(厚切りジェイソンさん風シメ)。
こんにちは
書ける時に書きます
高杉です。
皆様もあまり見かけることはないかもしれません。また、なければない方がいいと言えるかもしれません。私も久しぶりに見かけました。
何を?
横断歩道の端っこに供えられた花です。タンポポなどのような野の花とは明らかに違った雰囲気を放つ花。野花立に仕込まれた花。しおれて枯れてなお異彩を放つ花。
頭の奥がシンと冷えるような感じがしました。車を運転していて、信号待ちで止まった時に見たので、信号が青に変わったらまた走り出しましたが、少し考えました。
あの花は、誰が供えたのだろう。そして、誰のために、供えたのだろう。
花が供えられた場所で過去に何があったのか。それはわかります。
でも、県道22号線は誰のものでもありません。その出来事の当事者も、きちんと手続きを経てしかるべき場所で眠っているはずです。「私はそこにいません」って、泉下で抗議しているかもしれません。
そのうえで、私のような、かつて起こった出来事に1ミリもかかわりのない他人中の他人が、こういう気持ちになる。それが役割だというのなら、確かに意味のあるものでしょう。改めて、交通事故ゼロへの願いを、そして、そのために自分が果たすべき役割――事故を起こさない、起こさせない――を確認した一日だったのでした。
書ける時に書きます
高杉です。
皆様もあまり見かけることはないかもしれません。また、なければない方がいいと言えるかもしれません。私も久しぶりに見かけました。
何を?
横断歩道の端っこに供えられた花です。タンポポなどのような野の花とは明らかに違った雰囲気を放つ花。野花立に仕込まれた花。しおれて枯れてなお異彩を放つ花。
頭の奥がシンと冷えるような感じがしました。車を運転していて、信号待ちで止まった時に見たので、信号が青に変わったらまた走り出しましたが、少し考えました。
あの花は、誰が供えたのだろう。そして、誰のために、供えたのだろう。
花が供えられた場所で過去に何があったのか。それはわかります。
でも、県道22号線は誰のものでもありません。その出来事の当事者も、きちんと手続きを経てしかるべき場所で眠っているはずです。「私はそこにいません」って、泉下で抗議しているかもしれません。
そのうえで、私のような、かつて起こった出来事に1ミリもかかわりのない他人中の他人が、こういう気持ちになる。それが役割だというのなら、確かに意味のあるものでしょう。改めて、交通事故ゼロへの願いを、そして、そのために自分が果たすべき役割――事故を起こさない、起こさせない――を確認した一日だったのでした。
おはようございます
何度も繰り返されてきたこと
高杉です。
もうやめようと思ってもやめられないのが、このブログであり、私が生きることです。
斉藤朱夏の歌ではありませんが、もう無理動けないと思っても、また走りだしてしまうのです。
同じようなことで悩み、同じようなことで落ち込み、同じように気づいて、同じように立ち上がる。
過去に書いた日記とかブログとかを読み返すと、「なんだ、〇年前にも同じようなことを経験しているじゃないか」と気づくことが年に数回あります。
結局過去から何も学ばない、といえばそうでしょう。笑いたければ笑うがいいさってやつです。でも私は、そうやって気づくことができただけ儲けものだと思うんです。たとい、また同じようなことで膝をついてしまうことがあるにせよ、気づいた分だけ――ほんの少しでも、前に進めたわけですから。
差し当たって昨日のことを回収します。考えてみれば私はもう、まともに生きることを放棄したはずです。薬を止められ以前のような常軌を逸した精神状態に持っていくことはできませんが、私はアグレッションに対して、「だからどうした」と開き直って生きる選択をしました。そういうことで、やっぱり「女性なのにすごい」とか「外国人なのに日本語が上手」とか、そういう感情が起こったら素直にそれを認めることにします。
ただ、そういうのが気になる人がいる世の中だということは、承知し、「思っても声に出さない」ようにします。その事実だけを書いて、この話題は終わりにします。
*
話題を変えます。
昨晩弟者から、岩手県一戸町にあるショッピングセンターのおもちゃ屋さんが閉店した、という話を聞きました。
私の記憶にあるのは、ガンダムのプラモデルを探しに足を運んだことと、放送終了直後の『スイートプリキュア』のぬいぐるみを獲得したことですが、ブログを検索すると、確かにその時の記事がありました。
http://videogames.blog.shinobi.jp/Date/20120202/
じつに、もう10年も前の話になります。そのことが、記憶だけでなく記録として残っていることが、嬉しくなってしまいました。
だからこの記事も今から10年後、アラフォーどころかアラフィフになった私が読み返して、もう一度生きてみようと思うかもしれない――そう思って、書きました。これからも、そんな感じで書きたいと思います。
世の中がどうなっても、私は私。私以外私じゃないの。そういう歌がありましたね。うまく締まりませんが、とにかく高杉ボヤキ日記予定終了でございます(まさかの人生幸朗・生恵幸子オチ)。
何度も繰り返されてきたこと
高杉です。
もうやめようと思ってもやめられないのが、このブログであり、私が生きることです。
斉藤朱夏の歌ではありませんが、もう無理動けないと思っても、また走りだしてしまうのです。
同じようなことで悩み、同じようなことで落ち込み、同じように気づいて、同じように立ち上がる。
過去に書いた日記とかブログとかを読み返すと、「なんだ、〇年前にも同じようなことを経験しているじゃないか」と気づくことが年に数回あります。
結局過去から何も学ばない、といえばそうでしょう。笑いたければ笑うがいいさってやつです。でも私は、そうやって気づくことができただけ儲けものだと思うんです。たとい、また同じようなことで膝をついてしまうことがあるにせよ、気づいた分だけ――ほんの少しでも、前に進めたわけですから。
差し当たって昨日のことを回収します。考えてみれば私はもう、まともに生きることを放棄したはずです。薬を止められ以前のような常軌を逸した精神状態に持っていくことはできませんが、私はアグレッションに対して、「だからどうした」と開き直って生きる選択をしました。そういうことで、やっぱり「女性なのにすごい」とか「外国人なのに日本語が上手」とか、そういう感情が起こったら素直にそれを認めることにします。
ただ、そういうのが気になる人がいる世の中だということは、承知し、「思っても声に出さない」ようにします。その事実だけを書いて、この話題は終わりにします。
*
話題を変えます。
昨晩弟者から、岩手県一戸町にあるショッピングセンターのおもちゃ屋さんが閉店した、という話を聞きました。
私の記憶にあるのは、ガンダムのプラモデルを探しに足を運んだことと、放送終了直後の『スイートプリキュア』のぬいぐるみを獲得したことですが、ブログを検索すると、確かにその時の記事がありました。
http://videogames.blog.shinobi.jp/Date/20120202/
じつに、もう10年も前の話になります。そのことが、記憶だけでなく記録として残っていることが、嬉しくなってしまいました。
だからこの記事も今から10年後、アラフォーどころかアラフィフになった私が読み返して、もう一度生きてみようと思うかもしれない――そう思って、書きました。これからも、そんな感じで書きたいと思います。
世の中がどうなっても、私は私。私以外私じゃないの。そういう歌がありましたね。うまく締まりませんが、とにかく高杉ボヤキ日記予定終了でございます(まさかの人生幸朗・生恵幸子オチ)。