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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 田沢湖旅行記その3です。もはや旅行記と言うか、なんというか……。


 田沢湖畔のレストハウスで『たつこ像』と『桜吹雪』の写真が載ったポストカードを買った、という話はすでにしたところですが、じつはこれのほかに3枚のポストカードを買いました。それは、可愛いの方向を間違えた……すなわちモエモエしたやつです。

 一部の特殊な人たちから解き放たれ、もはや完全に商品として浸透あるいは侵食しつつある『萌(も)える』女の子たち。最初のうちは「どうかしてるぜ!」つって片っ端から否定して歩いていたのですが、多勢に無勢、今ではまるでそれが義務であるかのようにチェック、そして購入に踏み切ると言う体たらくです。

 ただ、それというのは……赤字経営の鉄道やフェリーのテコ入れのためとか、知られざる地元のお姫様伝説をみんなに知ってほしいためとか、切実かつ同情したくなる理由があるから。これがもしも、秋葉原かどこかの会社が作って全国一斉発売しているようなシロモノなら、こうして話題にすることさえないでしょうが……そういった裏事情を知ると、私もむげに否定するわけにはいきません。


 ここで買ったのは、え~と……じっくり見るのも恥ずかしいのですが……日本三大盆踊りこと『西馬音内(にしもない)盆踊り』をモチーフとしたものです。じつに700年もの伝統を誇り、国指定重要無形民族文化財という、やたら長いお墨付きもある、そういったものなのだそうです。

 国指定(略)なんだから、伝統が途絶える危機に瀕しているとか、そういうことではないと思うのですが、それでもなぜかこんなモエモエしたポストカードが出ていました。見逃すわけにはいきません。3種類あったので3種類すべて買いました。


 そしてそのあと、田沢湖駅前にある土産物店では『仁手古サイダー』の辰子姫バージョンを買いました。

 これは、地元名産のサイダーで、三ツ矢サイダーよりも甘味があって、そのくせ炭酸は弱くて、非常に優しい飲み物という印象でした。炭酸が少し弱いから甘味を感じたのかな。よくわかりませんが、魅力はラベルが辰子姫ってことだけではないようです。これは本当に申し訳ないと思います。なのでこうして記事を書かせていただきます。いや本当においしいですよ。

 ただ、その一方で、やっぱりラベルが辰子姫だからキイハンターならぬモエハンターと化した犬神が目をつけ、証拠品として押収した(170円x2)のも事実であり、製造元およびお店の人からしてみれば「してやったり」というところなのかもしれません。まあ、田沢湖町は私にとって心のふるさと。どんな形であれ、街が潤うのであれば、それでいいのです。これは本当にその思います。


 かつて石川五右衛門は「浜の真砂は尽きるとも、世に悪人の種は尽きまじ」と言ったそうですが、わずか数年で日本中はたまた世界中にばら撒かれたモエモエの種は、もはや尽きることなく、アチコチから花を咲かせるのでしょう。そして私はこれからも、咲いた花を行く先々で摘み取ってコレクションしていくのでしょう。

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 昨日は、平日と比べて忙しいくせに休む人が多くて、私も本来の時間よりも早いタイミングで出社し仕事をしてきました。

 それでも、何とか乗り越えられたのは、昨日は『スイートプリキュア』があったから。誰がなんと言おうと私は大好きなんです。……もっとも、ただプリキュアだけ見てもイカンわけで、その前の『ゴーカイジャー』『仮面ライダーオーズ』があってのプリキュアなのですが。


 まずパッと見て「可愛い」と思ったから見始めた本作ではありますが、見ていると本当に好きになってしまったのですね。……特に、アレだ、リズムの方が。運動がバリバリ出来て、気が強いけど、本当はちょっと寂しがりで……っていうキャラクタは、犬神がもっとも好むところなんです。
 
 そんな感じで第1話からず~っと見続けているのですが、昨日の放送分では、ついに新しいプリキュアが登場しましたね。今度のモジューレは、ギターですか。青いイメージカラーですし、「雷電激震!」とかって技を使うのでしょうか(違う)。
 
 ただ、響と奏の間でさえ初期はケンカばっかりで共闘が危ぶまれていましたからね。今回はそれよりもさらに埋めなければいけない溝があるでしょう。いくら『今日からプリキュア』だからといって、すぐに仲間になれるとは思えません。これから、どんなきっかけをもってトリオになるのか、目が離せないところであります。


 って、そんなストーリィがどうとかこうとかっていうのは、私があえて語ることもありませんわな。

 単純に、気合が入ると言うか、

 「あんな可愛い女の子が頑張ってるのに、おれが頑張らないでどうする!」

 つって、くじけそうな気持ちを奮い立たせてくれる。そんなアニメなのです。

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 本当はあまり『マクロス』の話とか、したくないんですが、どうしても言葉にしないと気持ちがまとまらないので。『ガンダム』とも絡めながら少しだけ書きます。


 相手が人間同士であれ、人間型の地球外生命体であれ、お互いに意思を持った者同士での戦いが繰り広げられるのが両作品の特徴ですが、反戦平和主義を掲げる人間がいるのもまた共通する特徴。『マクロス』でいえばリン・カイフンであり、『ガンダム』は……『SEED』とか『UC』の主人公とか、かな。少なくとも私はそんな印象を受けました。

 戦争がよくないこと、殺し合いがよくないこと、それはよくわかります。

 『SEED』では自分の家族(軍関係者)が敵側の攻撃によって命を落とし、その敵討ちのために軍隊に志願するクラスメートの女の子がいました。他の仲間たちもおおむねそれに追従しますが、主人公のキラ・ヤマトだけは志願せず、結果的に彼らと別れる……というシーンがありました(その後どうなったかは見ていません)。

 『UC』の主人公も、超絶兵器『ガンダムユニコーン』を乗りこなす力があるものの、何かと反戦反戦を訴えるように見受けられました。そのあと(立場上)敵側の女性士官に何か諭されるところのようですが、その直前話までしか見ていないので、詳しくはよくわかりません。

 そして『マクロス』のリン・カイフンは、かなり徹底的な反戦主義者で、何かにつけ軍人である一條輝および早瀬中尉を避難します。何度も危ないところを助けてもらっているにもかかわらず。むしろ危機を余計に大きくすることもありました。


 いずれにせよ、言ってることは理にかなっていると思うのです。

 でも、ガンダムとかマクロスとかバルキリーが戦って相手を殺さないと、自分たちも仲間たちも死んでしまうわけで。

 一体、自分はどういうスタンスに立ち、物語を受け入れればいいのか。これらのアニメを見ていると、単純に「モビルスーツかっこいー」ではすまない感情、理屈が駆け巡り、考え込んでしまうのです。

 ……まあ、これっていうのは、舞台用語で言う『第四の壁』(参照)をはさんで、それぞれの世界の人たちが背負うものを見ているから、思うことなのでしょう。もしも私がジオン公国に生まれていたら「ジークジオン!」と言いながらモビルスーツを操縦していたでしょうし、ゼントラーディ人に生まれていたら、名前はわかりませんがあの不恰好な戦闘ポッドに乗って戦っていたでしょう。


 これが、正しいかどうかはわかりません。でも、どちらのアニメにしても、戦争をするとかしないとか決めるのって、個人レベルではなくて大きな大きな政治レベルの話ですからね。そういう前提で結論すると、やっぱり……戦うことが正しいんだろうな、と思うのです。そうしなきゃ、理想も何もないんだから。

 まあ、空を飛ぶ乗り物の操縦が大苦手な犬神、たとい配属先がマクロスだろうとホワイトベースだろうとアーガマだろうと雑用係程度の仕事しか出来ないでしょうが。弾幕薄いぞ、なにやってんの!!!(cv.鈴置洋孝)

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 このところロクに日記を更新しなかったのは、いつも日記を書いている時間に『超時空要塞マクロス』を見ていたためでした。

 見始めたのは何年も前だったのですが、何となく途中で見なくなって、それからず~っとブランクがあいていたのです。

 それが、最近弟者が『マクロスフロンティア』を見ている影響もあって、再び見始めたと言うわけで……。何とかテレビシリーズ全36話、見ました。


 少し前であれば、ここでアニメの何たるかを延々と語るところですが(?)、なんと言うか、あえて私がゴチャゴチャ語るまでもないような超有名アニメだし……ということで、あまり書かないことにします。

 その上で、少しだけ語らせてもらうとすると、リン・ミンメイと早瀬中尉(最終的には少佐、そして……)のどちらが好きなのか? と問われると、私は早瀬中尉に一票を投じるところであります。ただしリン・ミンメイの『歌』は大好きなのであります。それだけに、劇中の輝の行動にはヤキモキヤキモキして、戦闘どころではなかったのであります(笑)。


 昨晩は、弟者がPS2版のゲームをやっていました。チュートリアル段階でどこのウマの骨とも知れぬオペレーター(注)に散々叱責され、「早瀬中尉に言われるんならともかく、オメーに言われるくらいなら」つって、やめてしまった経緯がある、私にとっては苦いゲームです。

 ところがやっぱりフロンティア世代、なおかつ『ガンダム』の似たようなゲームをバリバリこなす現代っ子の弟者、初プレイで最初の3ステージくらいはあっさり攻略してしまいました。う、うむ……。

 いや、アーケード版とか、セガサターン版とかなら、結構いけるんですが(後者は一応クリアしたこともある)……。これはもはやデストロイド隊配属決定であります。

 まあ、それはともかく、弟者が初代に興味を持ってもらったように、私もいずれはフロンティアに追いつくために、とりあえず兄者が当時激しくオススメしていた『マクロスプラス』を見たいと思います。


 (注:そもそもプレイヤーが一條輝ではなく名もなきバルキリー隊のひとりという設定なので、オペレーターや部下もオリジナルキャラなのです)

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 さて、このところなぜかアニメ関連の話題が続いていますが、今日もそんな感じです。

 昨晩も弟者が『マクロスフロンティア』を見ていました。一言で言えばランカ・リー可愛い……いや、これ以上はいえません。

 なんというか、素直に可愛いと言えないんですよね。昨日の私の精神状態だと。色々な理屈が邪魔をして。

 だから、もったいないなあ、って感じです。もうちょっと、ちゃんとした状態で見たかったなあ、と思うのです。


 そんな状況で今朝見た『四畳半神話大系』は、原作が大のお気に入りだったので、素直に楽しむことが出来ました。何せ見ている私をさらに上回るほどの理論派主人公……というのはわかっていたのですが、それをナレーションで大量にぶち込んだアニメ製作陣の英断。どんなアニメになったのかな? と思っていたら、こんなアニメになっていたのか! と。

 主人公たる『私』とか黒髪の乙女こと『明石さん』とか、どう見ても人外の何者かにしか見えない悪友(または悪魔そのもの)『小津』とかがどういった風貌なのかはリアルタイムにテレビ放送されていたころに買った雑誌で知っていたのですが、どの人も原作のイメージをこれ以上ないくらい正確に再現しているように思いました。

 それでいて、一話ごとのストーリィは、ちゃんとテレビ放送にあわせて? オリジナルな要素も混ざっていました。正直なところ、一章ごとに完結している原作をどういう風にテレビ放送にするのかな? と思っていましたが……なるほどね、と言った感じです。雰囲気を損なわず、なおかつちゃんと続き物になっていました。

 まあ、たぶん、原作のように同じような非生産的むしろ破壊的な『私』と『小津』のキャンバスライフが描かれ続けるのでしょう。私もそれを楽しみにすることにしましょう。……犬神自身の当時に重なる部分が多くあるのに、私の元には縁結びの神様も黒髪の乙女も現れなかったなあ、と一抹の寂しさを感じながらね(……フン)。

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 昨日は弟者が『マクロスフロンティア』のDVDを見ていました。

 私も見ていたのですが、第2話の前半パートだけ見て、寝てしまいました。

 ……時間が遅かったというのが建前上の第一理由ですが、もしかすると感情的なものが先んじるのかもしれません。私自身よくわかりませんが。

 というのは、見ている時に、どうしても余計なものと言うか……アレコレと自分なりの考え、ツマラナイ理屈みたいなのが頭をよぎって、素直にアニメの世界に入っていけないのですね。

 そういう思想、要するに非常に偏屈な生き方を心がけてきたために、仕方がないのですが、それってやっぱりよくないですよ。片っ端からあんまりモエモエするのもいかがなものかって話ですけど、アニメの女の子を見て可愛いと思ったり、面白いと思ったりする感情を邪魔するのは、やっぱりよくない。バランスが合いません。

 
 まあ、それでもここ2年くらいでかなり頑張って、ある程度、受け入れられるようになったのですが、それでも立て続けに『マクロスフロンティア』の情報が入ってくるようなここ数日の状況では、うまく受け入れることが出来ません。あまり性能のよくない旧式のCPUの私(16ビット)の頭では、オーバーフローしてしまいます。

 そのくせ勢いで私自身が借りてしまった『四畳半神話大系』『ときめきメモリアル Only love』も見なければならないし。早急に私の心も立て直して、偏屈な気持ちを正して、もっともっと素直にアニメを受け入れなければナラナイと思うのですが、果たして返却期限に間に合うのかどうか。やれやれ……。

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 先日、弟者が『マクロスフロンティア』などにはまっている、という話をしましたが(参照)、その度合いが強すぎると言うか……。

 昨日は珍しく私と弟者の休みが合致したので、いっしょに色々な場所へ行ってきたのですが、その間ず~~~っと『娘たま』なる2枚組アルバムの歌を聴かされていたのですね。

 確かに私は菅野よう子の音楽は大好きですし、坂本真綾もかなり好きです。だから、決して決して悪い気はしないのですが、音楽を聞いていない時でもジョギングをしている時でもランカ・リーの声が頭の中に残っていると言うのは、さすがにオーバードーズでしょう。日常生活に支障が出てしまいます。


 そんな、いささか正気を失った状況のためか、昨日のカラオケでは我ながらかなりムチャクチャな選曲であったと思います。

 一発目が東京事変の『空が鳴っている』。最近よく聴いているとはいえ、歌うのは初めての曲です。そして次に入れたのは、相対性理論の『ミス・パラレルワールド』。これも無論、初めて歌いました。

 さらにそのあとは『スイートプリキュア』のOP曲とか実写版セーラームーンのOP曲とかと、本当に何がなんだかわからない有様。最後に『ハレ晴れユカイ』を歌ってシメたころは、私の世界が広がったのか崩壊したのか、よくわからない気持ちになってしまいました。


 ちょっと急激過ぎたんですよね。いくら面白いアニメでも、一気に取り込もうとすると、必ず無理がきてしまうから。……まあ、初代『超時空要塞マクロス』は大好きですからね。それと直結した世界ですから、受け入れられるとは思うのですが……少しゆっくり行かせてくれ、というのが正直なところです。

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 最近、これまでアニメにほとんど興味のなかった弟者が、にわかにアニメに興味を持ち始め、驚いています。

 これまで『仮面ライダー』や『スーパー戦隊シリーズ』などの実写系(子ども向け)アクションドラマを好んでみていたのですが、友人や後輩とカラオケに行った際、誰かが『マクロスフロンティア』の歌を歌い、それが気に入ったのでアニメ自体も見始めた……というのがきっかけらしく……。

 さらにさらに、どういうきっかけなのか、『機動戦士Zガンダム』にも興味を持ち始め、早速DVDをレンタルしてきて、第4話あたりまで見たようです。そしてこれまで見向きもしなかった『ガンダム無双』をプレイしながら重度のガンダムオタクである兄者(長男)と夜分遅くまで電話で盛り上がり、隣室にいる私はそれがうるさくてなかなか眠れないと言うとばっちり(笑)。

 まあ、驚きましたが、ようやくこの弟者も普通のハイティーン男子らしく、アニメの女の子を可愛いと思うようになったのかな、という気持ちもあります。私はあまり詳しくありませんが、やはりシェリルよりもランカ・リーの方が人気があるようです。

 ちなみに私は『超時空要塞マクロス』しかみたことがないので、ランカ・リーよりはリン・ミンメイの方が好きです(いないって)。


 もしもこの勢いで『トップをねらえ!』とかを見てくれれば、さらに嬉しいのですが……まあ、今さらあえて弟者にアニメをオススメすることはしません。もう、そういうのではないのです。自分の好きなアニメをどんどん広めたい! 見て欲しい! とかって、誰彼にそんなことを言うのは、もうやめたのです。

 ……何かの際にサラッと「こういうアニメがあるよ」とか「こういうアニメが好きだよ」っていうことはありますし、逆に私自身はもっともっと色々なアニメの情報を知りたいと思っているので、大歓迎なのですが。

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 色々書こうと思いましたが、もともとハードコアなオタク系アニメなので、語りだすと何を一番伝えたいのかわからなくなってしまう恐れがあるので、やっぱりシンプルに書くことにします。

 私が本作を初めて見たのは中学2年生の時でした。

 ハードSFっぽい世界観のくせに、努力とか根性とかといった前時代的な熱血スポ根人間たちばかりで、しかもそれが物語の重要な要素となっている……後の『エヴァンゲリオン』と比べると実にシンプルです(?)。

 どっちがいいのか悪いのかわかりませんが、当時はまだエヴァ放送前だったので、同じガイナックスで同じ庵野監督でも、私はこっちを選択してしまいました。そして努力と根性は、私自身にとっても非常に好きな言葉になりました。


 しかしながら、当の私は努力が大嫌い。つらいこととか面倒くさいことにぶち当たると即座に転進。可能な限り逃げ回って生きてきたものだから根性もなく、理想とは大きく、大~きく乖離した人生を送っていました。

 それは社会人になってからも同じで……むしろ悪くなったかな。小手先のやりくりで要領よく仕事をまわし、煙草なんかを吸いながら「ま、こんなもんでしょ」つって、しれーとしているような人間に成り下がってしまったのでした。

 色々、あきらめてしまっていたのです。


 そんな思いが揺らぎ始めたのは、私が借りている駐車場に止めた愛車の車内で煙草を吹かしている時に見かけた、近所の中学生の諸君。運動部のウォーミングアップだと思うのですが、学校の回りの道路を男子も女子もランニングしていたのですね。

 「ああ、自分があの子らぐらいのころは、すぐに息切れしちゃったっけ」

 そんなことを思い出し、つかの間、暗い気持ちになって。それを煙草を吹かすことで、何とかやり過ごしていたのですが……。

 何度も見ているうちに、

 「このまま、何も人に誇れる強みもないまま老いていくのかな」

 と思うと、さすがに見ない振りをし続けるわけにはいかなくなりました。


 とりあえず煙草を止めて、小学生のころからコンプレックスを感じていたフィジカルな部分を強化することを始めました。

 その時、「今さら……」とか、「もう肉体は衰えるだけなんだから……」という賢い(?)私自身の声をパワースラムで叩き伏せる原動力になったのが、思春期のころに叩き込まれた『努力と根性』だったのです。

 かっこ悪くてもいい。無駄なことかもしれないけど、それでもいい。小石の一粒でもいいから、何かを掴みたい。そう思ったのです。


 そんな風に発起して、このブログにも『からだRevolution』という項目を作り、できることから少しずつ積み上げて約3年。結構○ヵ月単位でサボっていた時期もあるので、かーなーり!(デネブ風に)歩みは遅いですが、それでも何とか5kmも走ることが出来たし、腕立て伏せもある程度はこなせるようになりました。ついでに言うと、ベルトの穴が一段階右側にスライドしました。もともとそれほどウエストが出っ張ってるわけではないのに、さらに狭まってしまったようです。スゲェ!(笑)

 もちろん、一般的に見ればまだまだでしょうし、これからもさらに上を目指して続けていくつもりですが、少なくとも中学生・高校生だったころの私よりは強くなったと言う確信はあります。とりあえず及第点といったところでしょう。

 それを記念して、というわけではありませんが、買ってから3年ほど封印していた、PCエンジンの『トップをねらえ!』をやってみました(デジタルコミックという名のアドベンチャーゲーム)。


 ……さすがに昔ほど純粋にハマることは出来ませんでした。どうにも監督およびスタッフのオタク趣味が鼻について、少し苦い感じです。私はもう、あのころほど純粋なアニメボーイになることは出来ないようです(なったらなったで問題ですが)。

 とりあえず私なりに努力(3年間、亀の歩みでも積み上げてきたこと)と根性(積み上げた努力の上に立ち、そこからさらに上を目指す時のモチベーション)を身につけたので、これでもって卒業とさせていただくことにしましょう。

 ありがとうコーチ、さようならエクセリヲン。あの時聴いたアマノ少尉(当時)との『男と女のラブゲーム』は忘れません。こぼれた水はまた汲みます。


 まだ書き足りないような、もう十分なような、よくわかりませんが、とりあえずこれで一区切りとしましょうか。いろいろなジャンルが混ざっていて、どのカテゴリに入れたらいいのかよくわかりませんが……とにかく、あと2週間。何とか間に合ったのかな。

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 以前、和歌山の南海フェリー株式会社において、経営難を打破するために美少女キャラクタを打ち出したというニュースを当カテゴリでお伝えしたことがあります。

 こぞって船に乗りまくれ!

 昨日付けの岩手日報をみると、その続報というか、キャラクタ名が正式決定したという情報がありました。

 

 以前当サイトでも紹介したこの子は『高野きらら』という名前で、生まれも育ちも和歌山という少女とのこと。そして今回、その親友の『阿波野まい』という子がいることを知りました。……この子はきららの幼なじみなのですが、小学校3年生の時に徳島に引っ越してしまって、以来離れ離れになっていたのですが、今回このフェリーが開通したのでまた会えるようになった……という、感動的なバックストーリィが付け加えられました。うおお、なんかスゲエぜ。

 北東北は岩手県に住まう犬神にとっては、和歌山に行くにしても徳島に行くにしてもフェリー以外の交通機関を使うほかなく、残念ながら彼女ら(と南海フェリー株式会社)のために何かをしてあげることは出来ないのですが、今後も主に岩手日報に記事が掲載された際などは、紹介していきたいと思います。

 南海フェリー株式会社・公式ホームページ

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 毎日新聞のtwitter「希望新聞」に、

 【こんな支援も】鉄道ファンの方へ

 という書き込みがあり、すぐに「三陸鉄道のことだな」と直感した私。普段twitterなどは(ごくごく一部を除いて)黙殺して見ないようにしているのですが、とにかく何かしら支援をしたいと思っていたので、とりあえずクリックしてみました。

 鉄道ファン必見! 『鉄道むすめ・三陸鉄道アプリ』の売上が義援金に



 え~と、まあ詳細な内容は各自リンク先を参照していただければいいのですが、私がわざわざ取り上げた理由は、2011年6月末までの売上がすべて復興支援として寄付されることとなっているから。たぶん毎日新聞の人もそうだろう、と思います。

 あいにくと私はiphoneユーザではないのですが、鉄道ファンも『久慈ありす』個人のファンも大いに利用しまくるべきでしょう。


 それ以外にも、三陸鉄道グッズを遠く離れた地で代行販売してくれる鉄道会社サンもあるようですから、お近くの方はぜひグッズを買いまくりましょう。詳細はリンク先を参照していただければと思いますが、『いすみ鉄道株式会社』『近江鉄道株式会社』『東急車輛製造株式会社』が協力してくれているようです。特に東急車輛製造は楽天市場での出典も準備中とのこと。これなら私も含めて、気軽にグッズを買いまくることが可能となりますね。

 ……そして、他ならぬ三鉄自身もオンラインショップ再開に向けて頑張っているとのことなので、それを期待しつつ、いましばらく待つことにしましょう。


 今、この記事を書いている時、汐留のテレビ局で放送しているニュースの中で『萌える』教科書を紹介したり女子アナの人が声優っぽい喋り方でセリフを喋ったりしているのですが……そういうのとは違いますから(きっぱり)。

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 ……この方をこのカテゴリに入れるのは恐れ多い気がするのですが、とりあえず私が読んだのがマンガだったので、そしてとても綺麗な方だったので、一応ここに入れさせていただきます。


   *


 今年のNHK大河ドラマは、浅井長政とお市の間に生まれた三姉妹……のひとりを中心に据えた『江~姫たちの戦国~』ですが、昨年あれほど『竜馬伝』を見まくっていた私にも関わらず、これは一度もマトモに見ていません。

 なぜなら、主演の上野樹里が、どうしても戦国のイメージに合わないから。あの子は現代ドラマの子でしょう。もっといえば「のだめ」でしょう。ちょっと違うなあ、という偏見のため。

 また、戦国の世は武将の世であり、それを女性目線で……というの思いもありました。もちろん後ろで支える女性がいなければ、武力110(一等級+10補正あり)だろうと、天下どころか生き残ることも出来ないことはよくわかりますが、それをメインでドラマにしなくても……ということで、今の今まで一度も見ていません。

 そしてそして、大変申し訳ないのですが、そもそも『江』姫様のことをよく知らず、ロクに知ろうともしなかったので、興味が湧かなかった……のです。

 そんなバカボンクラな私に、こんな記事を書かせるきっかけになったのが、小学館の学習マンガ雑誌『ガクマンプラス』でした。

 

 表紙を飾る姫様は、大変に可愛らしいお姿であらせられます。それが小中学生向けのマンガ雑誌であることは重々承知ではありますが、私の知識はその程度のレベルですから、むしろちょうどいいというもの。まあ、そんなこんなでBGMとして『信長の野望 覇王伝』のサントラをかけながら読みました。


 私の30年近い人生の中で積み重ねてきた戦国観をいったん捨て去り、素直な気持ちでずーっと読んでみると、非常に面白く読めました。もうね、江姫様が可愛くて可愛くて仕方がないのです(惚)。なので次々と見舞われる出会いと別れに翻弄されながらも強く生きようとする様にドキドキしてしまいました。

 ……と、まあ感情的には最高に楽しんだところですが、ちゃんと歴史的な知識も深まりました。

 まず、その姉が茶々(後の淀君)であらせられるということが新発見でした。さらに二代将軍・秀忠の妻であることも初めて知りました。何せ秀忠といえば『影武者・徳川家康』の極悪イメージしかなかったもんで(苦笑)。そして将軍家と天皇家のどちらにとっても重要な立ち位置となったことも知り、もはや地面に額をこすりつけて数々の無礼なイメージを詫びたい気持ちでいっぱいです。

 夏にはさらに書き下ろしページを加えた単行本として出るそうなので、そちらも買おうと思っています。

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 『ニード・フォー・スピード:ホットパースート』という、非常に面白くてやることの多いゲームを買ってしまったので、しばらくはビデオゲーム系のブログに注力しています。

 http://videogames.blog.shinobi.jp/

 ……本当は両立させるのが理想なんですが、書きたいことが山ほどあるので、ある程度のメドがつくまで、そっちの方を中心に更新していくので、よろしくお願いします。

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 不肖犬神、こと三陸鉄道がらみ……もっと言えば『久慈ありす』がらみとなると、まったくもって弱くなってしまいます。要するにグッズとか何とか、そういうものが出ると、ついついほしくなってしまうのです。

 岩手日報に、こんな記事が載っていました。


----------引用ここから----------


三陸鉄道(望月正彦社長)は2日、恒例のオリジナルバレンタインチョコレートの販売予約を開始する。同社をイメージした鉄道むすめのキャラクター「久慈ありす」「釜石まな」と「さんてつくん」の3種を用意。8日から発売する。

 チョコは沿線の洋菓子店が作った。「久慈ありす」は、久慈市の洋菓子店ローゼットのチョコレートケーキを、「釜石まな」は釜石市の産直こすもすが作る干し甲子柿入りチョコレート10個が入る。

 「さんてつくん」は、三鉄赤字せんべいも手掛ける山田町の菓子工房三石が担当。チョコ、パッションフルーツ、ごま風味のマカロン6個が入る。 

 価格はそれぞれ1個千円で、各キャラクターのイラスト入りカードが付く。宮古、久慈、釜石、盛の4駅で販売。久慈ありすと釜石まなは同社オンラインショップでも販売する。

----------引用ここまで----------



 本紙では最後の「オンラインショップでも販売する」というくだりは見落としていたので、とりあえず公式ホームページに行き、「どんなもんかね」と様子を見るつもりでした。

 そうしたところ、新着情報に「チョコ予約受け付け始めました!」との文言が。しかもさらに詳しく見ると「限定100個!」との文言が。

 ……以前オンラインショップで販売されていた限定品の25周年記念のクリアファイルが即座に売り切れてしまったので(現在は定番商品として入手可能)、急激に背中を押されてしまった犬神、会社のPCであるにもかかわらず猛スピードで個人情報を叩き込み、注文してしまいました。

 もうね、ダメですね。完全にふぬけてしまったようです。

 ただ、言い訳ではなく心情的な内訳を吐露すると、100%『久慈ありす』萌えではないのです。たとえばこれが東京の、それも秋葉原かなんかのショップが売っていたとすれば、完全無視してたでしょうが、私の大好きな三陸鉄道が主導でやってることですからね。なかなか電車に乗りに行くのも難しいし、こういった形で少しでも貢献できれば……という思いもあるのです。

 去年は行けなかったから、今年はまた乗りに行きたいなあ。それまではとりあえずグッズを買いまくって貢献します。

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 マンガの方の『餓狼伝』で、長田(プロレスラー)が工藤(ヒグマ)と対峙した時、その圧倒的な存在感に気圧されそうになったことがありましたが、まさにそんな感じでした。以下、例によって毎日jpからの引用です。

----------引用----------


 北海道長万部町の菓子会社「青華堂」が販売する「萌(も)えプリン」の美少女キャラクター2人がCDデビューすることになり、声優の一般公募が始まった。

 

 「華山雪(かやまゆき)」と「青羽凛々(あおばりり)」。「パンに塗ってもおいしいプリン」として以前から販売しているが、09年に包装に2人を使ってから売れ行きが急上昇。その人気に東京のレコード会社「Ayai Factory」が目をつけた。

 CDには歌とドラマを収録する。青羽役はプロの声優で、公募されるのは華山役。声のネット投票も行い、5月に最終決定する。CDデビューの結果はプリンのように「甘い」か、「苦い」か。

----------引用ここまで----------



 お、おおう……と思わず絶句してしまいました。

 もちろん、どんなにおいしいものでも知名度がなくて売れなければ、仕方がありませんからね。実際にこれで利益をたたき出しているのだから、それが悪いとは言いません。

 ただ、感情的には、穏やかなものではありません。度が過ぎると言うか、あまりにもあざとい。そういった売る側の立場のことをあえて一切考えずに申し上げれば、あまりにもあざとい戦略と言わざるを得ないでしょう。

 これで私はもはや、このプリンがどれほど美味であろうと、買うわけには行かなくなりました。最近はまた私も元気になってきましたからね。彼女らの軍門に下るほど落ちぶれてはいないのです(?)。

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 このところ、ちょっとブログを休んでいたのですが、それというのは……またしてもちょっと体調を崩してしまったため。そして体調を崩した理由と言うのは、もう私自身「これしかないだろう」とハッキリしているのですが、あまりにも恥ずかしいので機密事項とさせていただきます。

 で、ようやく体の調子がよくなってきたのですが、一方で心の調子は(別に昨日今日というわけではないのですが)あまり上向かず、何となく低空飛行をしていたのですが、毎日jpで衝撃的なニュースを見つけて奮起。久々に記事を書きたいと思います。


----------引用ここから----------


 「南海フェリー」(本社・和歌山市、和歌山港-徳島港)が、女子高生をモチーフにしたイラストのオリジナルキャラクターを制作、22日からキャンペーンを始める。フェリー会社がイラストキャラクターを公式採用するのは珍しく、10~20代の若年層を顧客として発掘する狙いだ。




キャラクターは「和歌山育ちの高校1年生」。同市在住のイラストレーター、もえぎ若菜さんがデザインを手掛けた。名前はまだなく、2月20日までに乗船すると船内に置く用紙で応募でき、採用されると記念品が贈られる。また、2月6日までの土日に指定の便に乗ると、キャラクター付き缶バッジか下敷きがプレゼントされる。



 同社や和歌山と徳島の両県などでつくる協議会が企画。高速道路料金の値下げに対抗し、両県と国の支援を受けて実施した「乗用車1000円」料金値下げが10年3月末に終了し、土日祝日の客足は値下げ前と比べ3割減となるなど利用者が低迷。協議会内で活性化のため採用を決めた。

----------引用ここから----------



 またこの手の美少女か! と以前の私なら憤慨するところですが、いきさつを見ると岩手県民としては、他人事のようには思えないのです(我が県における『三陸鉄道』と『久慈ありす/釜石まな』みたいなものでしょう)。

 そしてふたり(のグッズ)を目当てに本当に車で2時間かけて駅まで行き、電車を利用したと言う大バカ三太郎な振る舞いをしでかしてしまった過去を持つ私としては、この試みは「ぜひ成功して欲しい」といわざるを得ないのであります。地元と女の子(名前はまだない)を愛する漢たちは、こぞって船に乗りまくるがよろしいでしょう。

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 このところちょっと体調を崩してしまって、あんまりちゃんとしたブログを書けずにいる犬神です……なんか、やっぱり元旦に神社で見た『変革運』というのがかなり効いている気がします……。

 そういうわけで、本当はぜひとも記事にしなければいけない出来事があったのですが、それは少し温めることにして。……とりあえず今、思ったことを書きます。


 さて、先日弟者が何を思ったか『らんま1/2』というマンガの10冊セットを買ってきました。いわく以前から読んでみたかった、とか。

 いまさら私が語るまでもなく『らんま』といえば高橋留美子先生の超絶ヒット作品です。

 中国の秘湯・呪泉郷の効果により水をかぶると性転換する能力者になってしまった早乙女乱馬が「あかね」といいなずけにされてしまい、反発しあいながら学園生活を送ると言う、その気になれば100年でも200年でも話が続きそうな設定のマンガです。

 何を隠そう不肖犬神、中1の頃に『うる星やつら』で性の目覚めの扉をこじ開けられたという過去がありまして(=初めて『女の子が可愛いから』読んだマンガだった)そのため本作もなんとなくその延長線上にあるような感じがしました。

 主人公の乱馬は、『うる星やつら』でいえば藤波竜之介のような設定ですよね(そしてあのパンダ親父は……「海が好き~!」の親父にそっくりですね、色々と)。あと、ヒロインのあかねは、三宅しのぶと水乃小路飛鳥を足して2で割ったようなイメージがあります。ああ、あと久能先輩は面堂かな……。

 と、まあそんなこんなで中期以降の、大分丸くなった『うる星』にそっくりなので違和感なくスッと受け入れることが出来ました。


 実は『らんま』には、読んだこともないくせにあまりいいイメージがありませんでした。

 というのはかつてよしりんこと小林よしのり先生の『ゴーマニズム宣言』で、本作を『気持ち悪いオタクがまとわりつくもの』として糾弾していたから。……いや、別に作品自体を批判していたのではなかったかな。ただそういったオタクな人々に忌み嫌われることがすごく嬉しいって、そんな風に言っていたような気がします。

 でも、実際に読んでみると、あんまりモエモエしないんですよね。

 主人公は半分男だし、あかねは時々可愛いけど油断するとぶちのめされそうだし、小太刀は変態だし、その他のヒロインも……。

 まあ、三十歩くらい離れて、見ているんですよね。あんまりその世界に入れ込まないで、割合冷静に眺めて。

 ……やっぱり同じ作者だけど『うる星やつら』とは違いますね。『うる星』なら、今でも結構ドキドキしちゃうけど、こっちはそんなことはない。それとも当時はこの程度でもオタクな人たちは十分コーフンしていたのかな。

 ともあれ、この程度であれば、マンガとしてちゃんと読み進められる。そう思って今、4巻目に手をかけようかなと思っているところです。

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 いざこの記事を書こうとした時、「あれ、昨日って何してたっけ」としばし固まってしまった犬神です。大丈夫なのか自分(笑)。

 言い換えれば昨日も一日の大半を移動に費やし、あっという間に朝がきて昼が来て夜が来てしまったといったような、そんな日だったのです。

 それでも、ひとつ「よかったな」と思ったことがあったので、今日はそのことを書きます。


 かつてNHKで『テレパシー少女 蘭』というアニメを放送していたことがありました(現在は絶賛再放送中 月曜7:25~)。これっていうのは、ある日突然人の心が読めるようになってしまった中学1年生の女の子・磯崎蘭が同じような能力者・名波翠やボーイフレンドの留衣とともに様々な事件と出会いこれを解決していくアニメです。

 ナニナニ少女というタイトルだけ聞くと、よくあるモエモエしたアニメのたぐいかと思われる向きもあるかもしれません。ところがこのアニメ、原作はあの「あさのあつこ」さんです。私は読んだことはありませんが、少年少女向けの小説を多数刊行されている方ですよね。なので確かにふたりとも可愛いのは間違いありませんが、そういう『狙った』可愛さではないのです。

 そして物語自体も、結構シビアな感じで進みます。……何せ自分で望んだわけではないのに、そう言った能力を身につけてしまったふたりの女の子ですからね。色々と悩んだりすることもあるのです(特に翠の方)。さらに物語の中で出会う人々も、大なり小なり心の中に抱え込んでいるものがあります。

 あとは、大人の感覚では気づけない、あるいは理屈で塗り固めてしまうような事態もたくさんありますが、そこを中1の女の子ならではの機転とか発想で切り抜けることころがたくさんありまして。……多分どこかの電子掲示板を根城にしているような口の悪い向きであれば、それにさえ汚い言葉を浴びせ掛けるのでしょうが、私にとってはすごく面白かったのです。まあ私は『きらりんレボリューション』とか『めちゃモテ委員長』からもそういった衝撃を受けるクチなのですが。

 原作が原作だけに、やはりこの物語は彼女らの成長物語なのです。NHKで放送するくらいですから、深夜アニメのように不当にモエモエした代物ではないのです。少年少女が安心して見られる(見せられる)物語なのです。

 
 
 さて、そんな私にとっての心のアニメ『テレパシー少女 蘭』なのですが、このたび2年越しの悲願、DVD全巻セットを購入することが出来ました。この2年間、どこに行っても見つからなかったのに、昨日よく行く中古雑貨店に行ったら1~7巻までばら売り形式ではあるものの、揃っていたのです。

 ……ただ、この店では『美少女アニメコーナー』に置いていたんですよね。他の棚には『けいおん!』『らきすた』『生徒会の一存』『AngelBeats!』……そんなものと一緒にするなぁ! と激怒したものの、背に腹は変えられぬ、ココであったが100年目、ひとつ大目に見てやるかということにして、一気に全巻購入してしまったのでした(1枚1300円ナリ)。

 決して、安い買い物ではありませんが、新春と言うこともありますし(?)、何よりも私にとってはそれだけの価値のあるアニメですしね。まあよしとしましょう。

 かくしてこれで『ARIA』に続き、心のアニメのDVDを買い揃えることが出来ました(『ARIA』はまだ第一シーズンの分だけですが)。蘭の苗字が私の上司と同じであることを除けば、これは今から見るのがとても楽しみです。そうそう、何で『ARIA』もこっちのモエモエアニメコーナーに置いてるんでしょう。アレはもみ子とかアリシアさんとかが可愛い/綺麗なだけで、中身は一般アニメだろうが!!!(激怒)

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 私のブログを1年以上ご覧いただき、なおかつその内容、思想体系をわかってくださる方がこの世に何人いるかわからないのですが、きちんと自分の言葉で、自分の思想として書いた責任があるのでね。

 ……というのは『初音ミク』の件なのですが。


 検索してみると、犬神が初めてこのキャラクタについての意見をが出たのが、2009年8月

 当時はその他のモエモエしたものと同じように「一部の人たちが一部のコミュニティで勝手にやってればいいのに」とバッサリ。かなり厳しい論調で嫌っています。


 ところが今年の4月に入り、弟者の友人からの依頼という名のもと、かなりたくさんのボーカロイド楽曲をせっせと集め、さらにこれを聞いてみると……。

 なるほど、これもテクノ音楽の一形態と考えれば、いいのかもしれません。初音ミクの容姿とか、ゴチャゴチャとうるさい他人のコメント(好意的否定的を問わず)に目をくらまされることなく、純粋に音楽として聞くと、「まあ結構いいのかな」と。

 
 そして、たまたま立ち寄ったゲーセンにあった『初音ミク project DIVA Arcade』……その存在は知っていましたが、実際に見かけたのはこれが初めてでした。

 『ポップンミュージック』『太鼓の達人』をこよなく愛する音ゲー大好きっ子としては、素通りできませんわな。

 食わず嫌いで否定するのではなく、とりあえず一回やってね。「まあ、こんなもんでしょ」って言って、それ以降二度とやらないようにしよう。そう思ってカードは私用せず、ゲストとして参戦。ちなみにPSP版のやつは、なぜかケースだけはありますが(弟者の友人が忘れていったもの)一度もプレイしたことがありません。

 ゲーム内容としては、まあタイミングよくボタンを押す定番のシステム。とりあえず『太鼓の達人』の縁でよく知っている『ワールドイズマイン』『メルト』を選曲。


 ……(ただいまプレイ中、しばらくお待ちください)……


 プレイ終了後、カード購入のために100円玉を次々と販売機に突っ込む29歳の姿がありました。

 ついに私も『Project DIVA』に乗っかることになってしまったのでした。


 ただ、自分としてはやはり初音ミクの軍門に下ったつもりはありません。別に動画サイトにコメントを寄せている方にウンウンと賛同したり、自らもコメントを寄せたり、そんなことをするつもりはありません。

 ただ、セガ様が作ったゲームにお金を投じているだけなんだから。音を楽しみたいだけなんだからね! たまたまそれが初音ミクだっただけで、べ、別に初音ミクが好きになったわけじゃないんだからね!

 なぜか途中から今はやりの? 言い方をしてみましたが、うん、これがギリギリのラインでしょうね。音楽として、それを遊ぶゲームとして。そしてこれをきっかけに新しい音楽を、色々と聞いていこうと思います。

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昨日は休み。

 だったので、弟者を連れて北上市にある中古雑貨店へ。……ゲームとかマンガとかオモチャとか、そういうのをたくさん置いているタイプのお店ですね。

 その中をぐるぐると眺めて回っていると、ゲームコーナーがあり、様々なモエモエした景品があるプライズマシンがあったのですね。

 以前であれば「フン、くだらねえ」と山崎竜二のモノマネで華麗にスルー、わざわざお金を落とすこともなく通り過ぎたのですが、やはり少しは気になるもの。なので、いかにこの機械で景品を取ることが難しいのかを、実際に出費を伴って私自身に理解させるしかない! と決断。『UFOあらかると』という機械の中にある『けいおん!』の小型ミラーを取るべく100円玉を投じたのでした。


 実は、このプライズマシンで遊ぶのは、初めてなのです。

 基本的にプライズマシンと言えばクレーンゲームであり、それ以外の変わったものに関してはあまり手を出さなかった私。それはやはり一撃必殺のロマンと言うか、経済力にモノをいわせてちょっとずつちょっとずつ取出し口に景品を近づける、と言うのが嫌いだったから(+あんまりお金もないし)。だからクレーンゲームにしても、あまり大きなものは狙わず、一発取りが可能なサイズのものにしか手を出しませんでした。

 誰かがやっているのを見る限りでは、誰かが途中までずらしたものでなければ、一発で取ることは不可能な仕様のよう。だから、本来であれば「ま、こんなもんでしょ」つってあっさりあきらめるつもりだったのですが……

 ……たぶん、たまたま差し込んだ位置もよかったんでしょうね。小さいハサミが見事に紐にはまって、高さもベスト。私の想像の2.5倍くらいズルズルッ! と景品を引き下げてくれたのですね。

 「あれ? もしかして、これならいけるんじゃないの?」

 こうなると、もう止まりません。とりあえず財布の中に1枚だけあった1000円札を両替。何が何でも取る気持ちになってしまいました。

 それに、ひとつでも景品が手元にあれば、もう無闇に気持ちを乱されることもないでしょうからね。ワクチンみたいなもんですよ。


 ……と、千の風ならぬ千の言葉で言い訳をして挑戦することx回。

 高さ調整を見誤っても景品とそれを結ぶ紐を通す針の穴にハサミの先が入り込むと言うファンタスティックな奇跡を2度も引き起こし、ついに景品をゲットしたのでした。

 とりあえず私が選んだのは、唯と澪ちゃんとあずにゃんが描かれたもの。本当は5人みんなが描かれているのがよかったのですが、それはなんだかエプロンドレスを着ていてちょっと違う感じだなと思ったので、こちらを選択しました。

 これでまあ、『けいおん!』がらみの景品は決着とするべきでしょう。あるいはこれでまだ止まらず、何かに手を出してしまうのか。かつて『ときメモ』の美樹原さんに萌え狂っていたティーンの頃は、どんなものでも片っ端から集めまくったことがありましたが(フィギュアだけは手を出しませんでしたが)、そうなってしまうのか。どうなってしまうのか。

 この話、もしかしたら、つづく(えっ?)。

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 昨日は何となく、忙しい日でした。

 かねてより定期的に通っている祖母(ばーちゃん)を病院へ連れて行って、そのあとは弟者を乗せて街中のイベント会場へ。とにかく誰かを乗せて走り回る日でした。

 いつものことながら弟者は突発的というかなんというか、いつから始まっていつ終わるのか、そういったスケジュールがまったく立てられないような男であり、ある程度の予定を組みたい私とよく衝突します。しかしながら最近は「だったらこっちもテキトーに過ごしちゃえ」ということで、急いでいようがなんだろうがある程度マイペースで行動することに。


 で、昨日もせっかく街中に出てきたのだから、つって、かれこれ20年以上あるリサイクルショップへ。

 ざっくり20年以上といいましたが、それは要するに私が小学生の頃からある、というだけであり、実際はそれ以上でしょう。最近のなんとかオフみたいに小奇麗な感じではなく、骨董品と家具/家電が同居しているような、ある意味独特の雰囲気のあるお店なのです。

 そして、そこのマンガコーナーで見かけたのが……



 ……そう、月島きらりに代わってローティーンな女の子のアイドルとなり、私のオフィスの女性(たぶん30代・子持ち)もなぜか筆箱を持っている『めちゃモテ委員長』です。

 その存在は1年ほど前にすでに知っていましたが、絵に描いたような完璧委員長に対して、ドブ川に浮いている自転車のような私には少々まぶしすぎました。

 そのためずっと知らない振りをしていたのですが、ちょうど1巻からあるし、「とりあえず第1話だけ読もう、それで自分にはちょっと違うなと思ったらさっさと切ろう」そう思って手にとりました。


 そうしたところ、私のイメージとまったく違いまして。

 今でこそスタイルも性格も仕事熱心さも完璧な『極上委員長』なのですが、中学生の頃は委員長というか番長であったといいます。好きな男の子にもそれが原因でフラれ、その反省も込めて高校では真面目になろうと高校デビューしたのでした。

 そして、そんな委員長がクラスの不良生徒(無論『少女マンガ的な』不良です)を更正させつつ恋しつつクラス全体の雰囲気を盛り上げようと奮闘する……。まあ、そういった話のようです。ものすごくアイマイですいません。

 一冊50円という破格の値段も手伝い、その場にあった5冊を購入。最もそれだけでは少々ファンシーすぎるので、その上に『ゴルゴ13』を重ねて中和、それで何とかバランスをとって(?)買ったのでした。


 まあ、この1年で私の心身も多少は強くなり、とりあえずドブ川から這い上がることは出来た気がします。そういう意味もこめて、今回この1年6組に転校しました。これからよろしくお願いしますって気分です。

 

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 先日、弟者の友人に頼まれて、またyoutubeから音楽を色々と集めたのですが……。

 ……なんか、これ、「けいおん!」の音楽ばかりだな、と思いまして。

 弟者から手渡されたメモどおりに音楽を並べていくのですが、とりあえず、最初に『カレーのちライス』とかいう曲があって、その次にこの曲があって。

 

 あずにゃんこと中野梓という子のテーマソングらしいのですが、私はあいにく最後まで聴くことが出来ませんでいた。あーとかにゃーとかって合いの手が入るので、なんとなく気持ちがそがれてしまうのですね。それがあずにゃんのライフスタイルなら無論、私は認めざるを得ないのですが。

 その後も唯のテーマとか澪ちゃんのテーマとかりっちゃんのテーマとかむぎちゃんのテーマとか……じつにCD2枚組の楽曲を集めまくることになったのでした。


 自分も少なからず『けいおん!』が好きであり、とりあえず主要メンバーくらいは頭に入っているので、もちろん頭ごなしにこれらを嫌うことはしません。ただ、ひとりひとりのテーマソングをコレクト、プレイリストを組んで延々聞きまくったり、ipodあるいはそれに似たデジタル携帯音楽プレーヤに叩き込んで延々聞きまくったり……するほどではないのです。

 ただ、やっぱり、あまりにも可愛いので……気恥ずかしくなっちゃうのです。う、うわ~! つって、停止ボタンを押してしまうのです。

 この性格は結構古くて、たとえばモーニング娘。とその一派とか、perfumeとかのPVで、歌手の人がアップでこちらに目線を向けて歌うシーンがあるのを皆様ご存知だと思うのですが、ああいうシーンも思わず目をそらしてしまいます。極度のビビリというか、恥ずかしがり野郎なのです。


 そんな感じでした。

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 私の住んでいる家の隣村にあるイオンにある『宮脇書店』というところ。

 この店を私は『格闘書店』と勝手に呼んでいるのですが、それというのは……別にたいした理由ではなくて……たまたま最初に『週刊プロレス』を買ったり、空手関連の本をよく目にしたりしたから。特別に充実しているわけではないのです。

 その一方で、美少女関連の大判本については、結構充実しているというか……「こんな本が出ていたのか!」と気づかされるのは、なぜかこの場所なのです。

 最近はちょっとご無沙汰していたので、久々にじっくり眺めてみたのですが……もうね、連続コンボでKO寸前ですよ。赤ゲージ点滅ですよ。

 とにかく、ナニナニ少女というタイトルの大判の絵集が多くてね。



 amazonリンク3連発なんて、私にとっても初めての試みなんですが、思わずこんなことをしてしまうくらいナニナニ少女のラッシュでね、どひゃあって。

 それ以外のまっとうな世界でも『獣の奏者エリン』とか『こばと。』の公式ガイドブックなどもあり、なんというか、う~ん……どうしようかなって……。


 全買い。まあ、これはありません。だってお金がな……いや! まあ、それもそうなんですけど!……でも、それって節操がなさ過ぎるし、ひとつひとつに対する思い入れも薄くなってしまうでしょう。

 反対に全拒否。まあ少し前の私ならそれでOKだったのですが、多少『可愛い』と思ってしまったのは事実ですし、そうやって切り捨てて生きてきたから一度破綻をきたしたのもありますし。

 だから、ここはあえてじっくりと品定めをする必要があるでしょう。私の選定眼を鍛える意味も含めてね。


 といったわけで、amazonで(あまり信用はしませんが参考程度に)他の人のレビューを見ると、きまって『萌えるヘッドホン』何とかっていうのが出てきます。まあ、それがどういったコンセプトで作られているのかというのは火を見るより明らかなのですが、その路線であればNGです。「美少女だったら何をやってもいいのか」と若い頃の前田日明のモノマネで言うしかありません(古いなあ)。

 また『妖怪美少女』というのも少々引っかかります。思わず命まで奪われてしまうほど可愛らしい、美しい少女ものなら『玉の藻前』(さちみりほ)で攻略済みです。



 で、そんな偏見をできるだけ抑えつつもほぼ独断で行われる一次予選を勝ち抜いたのは『鉄道少女百系』。ふむ、これなんかはあまりドギツイものではなさそうだし、もう少し詳しく見てみる余地はあるかな……と思ったのです。

 やはりね、偏見はいけませんよ、偏見は。まあ、これというのも、過去に私がそういった偏見ばかりで辻斬りの如くバッサバッサと切り捨ててきた反省を込めて、そう言うのですが。

 そんなわけで、もしかしたら、この話つづくかも(笑)。

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 『けいおん!』というやつを見ました。

 たまたま地上波で放送していることに気づくことが出来たためです。

 先日より新たなる世界を切り開くために、当節流行のアニメを見まくる! といった宣言をした犬神にとって、最大流行中のこのアニメは、まあ欠かすことの出来ないと言うか、避けて通ることの出来ない関門ですからね。

 何を言うにしても、まあ見てからだろう、ということで。


 ……私が初めて見たのは「#16 先輩!」という話。事前知識はほぼゼロです。

 (ああ、いきなり2年生の子がひとりと、3年生の子たちが……4人?)

 (これ、みんなバンドのメンバーなの? なんか、ケーキ食べたりして、全然それらしい雰囲気じゃないんだけど……)

 (……)
 
 そして残りの時間、黙ってじっくりと最後の最後まで見て、つい口にしてしまった言葉が。

 「……まあ、がんばれ、ナントカにゃん」(名前が覚えられなかった)


 今、こんな記事をハヤブサさんのFight with dream(1995年川崎球場版・犬神が一番強い気持ちをもらえる曲)を書いているのですが、ふむう……今風のアニメで言えば『エヴァンゲリオン新劇場版』を見る時のごとき覚悟で臨んだところ、見事に肩透かしを食ってしまい、むしろ譜面台をふっ飛ばしながら壁に激突するがごとき脱力感を味わってしまいました。

 こないだ『Angel Beats!』を見た時もそうだったのですが、最近のアニメって、あんまり気合入れて見なくてもいいのかな。そんな気がしました。

 でも。

 一回見たら消してやろうと思っていたのですが、まあまだハードディスクに余裕もあるし、とりあえず未定延期としておきましょう。そして、どことなく私の感情も、2年生の子にシンクロしていたなあ、とシンパシーを覚えてしまったのでした(最初に気合を入れて、そのあと気合いを抜かれてふにゃふにゃになって……)。

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 というわけで、予告どおりそれまで一切見たことのなかった『Angel Beats!』というアニメの第一話を見ました。

 主人公は、記憶喪失。

 さしあたって主人公側のヒロインは、快活で頭脳明晰な特殊部隊のリーダー。

 今のところの? 敵側のヒロインは、無口無表情無感情の『天使』と呼ばれる女子。

 そんな人々がいるこの世界は、『死なない世界』。撃たれようが刺されようが、気が付くとまた生きている。そういう世界だそうです。

 ちなみにNPC……ノンプレイヤーキャラクターという言葉が出てきました。その世界を構成するほかの学生とかは、歳も取らないし感情もない、いわゆるRPGの街の人みたいな扱いだそうです。なんだか随分とゲームみたいな、安易な解説という気がしますが、まあそういうものだって言うんだから仕方ありませんわな。

 で、記憶喪失の主人公は「とりあえず」天使に抗う特殊部隊の仲間に加わり、戦闘に参加していく、と。そんな感じみたいです。


 

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 なんか、軽い世界だな、というのが第一印象。

 せっかく物語の世界に入っていこうと思ったのに、NPCという言葉が出てきた瞬間、夢から覚めたような……突然、私と彼女らの間にブラウン管(古いか)の壁が出てきてしまったような、そんな感じがします。

 基本的に、「死ぬ」という概念もないしね。

 まあ、死ななくても次の世界に転生させされることはあるみたいで(ただし本当にそうなるかどうかはわからないので「消える」と言っていましたが)、そうならないよう彼女らは戦っているそうなのですが。


 そういう世界だから、というのはわかります。

 そうしなきゃいけないから、というのもわかります。

 でも。

 刀なり銃なりを振り回して、『西部警察』の10倍くらい撃ちまくって。まるでよく訓練された特殊部隊のような統率の取れた行動をして(なぜかここで『北斗の拳』のGOLANを思い出した)。

 これを、受け入れていいのか!? 自分もあのヒロインに荷担して、そっち側の人間になっていいのか!?

 そんな葛藤が、あります。


 まあ、まだ第一話だしね。加えて私のセンスがちょっと古くさいというのもあるし。

 第2話第3話、さらにこれを見終わったら21世紀の他の物語に触れることで、私の精神もブラッシュアップされて。

 「いや~やっぱりね、オレはゆり(ヒロインの名前、今調べました)が好きだね~」

 とかって、言うような29歳になっているかもしれません(多分ありません)。


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