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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 

 いきなりこんな画像を貼り付けて、ついに犬神も乱心したかと思われる向きもあるかもしれませんが、そうではありません。これは一関市花泉町で行われている「ぼたん・しゃくやく祭り」の広告です。

 しばらく前にたまたま、このイラストが印刷された車を見かけ、今はやりのナントカ車というやつだろうと思いつつもそれを認めたくなかったので、弟者には「なんかの宣伝じゃないの」と言っていたのですが、実際そうだったようです。

 まあ、その、何と言うか……このイラストは……。

 私はこのイラストレーターさんのこと自体はよく知りませんが、今はやりの……まあそういった人たち向けの絵ですよね。本来こういうのって、サブカルチャー愛好家の間だけで流通しているものだと思っていたので、それがこんな公的機関の催し物の看板になるなんて! と仰天しました。

 いや、でも、それはきっと勘ぐりすぎなのだろうな。べ、別に狙ってたんじゃないんだからね! 単純に、華やかで可愛らしい花を見てもらうために、たまたまそのイラストレーターさんに書いてもらっただけなんだからね!……ということなんだろうな、と今はやりの言葉遣いで自分をねじ伏せていたのですが。


 ……しかしながら、困ったことにそれで収まらなかったのです。

 名前が決まったと言っては岩手日報に載るわ、イラストレーターさんのサイン会があるとラジオで放送されるわ、心身の疲れを癒すために赴いた温泉では大きなポスターが貼られているわと、行く先々でこの姉妹『花恋』と『泉美』が立ちはだかる。

 しかも近頃の私と来たら、心身の調子がイマイチだったので、これに反発することも受け入れることも出来ず、なんとも中途半端な状態となっていたのですね。

 このまま無視して時が過ぎるのを待ってもいいのですが、それって何となく、少年マンガの主人公が売られた喧嘩を買わずに立ち去るような、釈然としない感じがして嫌なのです。

 交流戦じゃなくて、対抗戦。自分の車にアニメのイラスト飾って何がやりたいんだコラ! てなもんですよ。キレさせたら大したもんですよ。オレをキレさせたら、もう『花恋』と『泉美』は生きて花と泉の公園から出られませんよ、アン。

 なぜか途中から96年ごろの長州力になってしまいましたが、それくらいの気持ちで行かないと私はダメでしょう。全面的に受け入れるのではなく、完全に拒絶するのでもなく。……ま、1260円程度が手打ちの条件じゃないでしょうかね(交通費含めて、今回の一戦のために用意した軍資金はその10倍以上ですが)。

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