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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 先日、せっかく買ったMP3プレーヤを紛失してしまったため、ここしばらくは無音状態で生きていたのですが……やはり会社に行く時帰る時、はたまたプライベートで外に飛び出した時など、何か音楽がないと今ひとつノリが悪いというか、ただノリが悪いだけならともかく気持ちがめいってなかなか上昇させられないのですね。

 なので、何かポータブルな音楽機器を買い求めようと新しい電気店、あるいは中古品店などをうろうろと回っていたのですが、このたびケンウッドのCP-Q5というものを買いました。

 今度はMP3プレーヤ? いえいえ、コンパクトカセットプレーヤです。

 振り返れば私が生まれて初めて買ってもらった携帯音楽機器はサンヨーのカセットプレーヤーでした。『再生』と『停止』と『早送り』しかなくて、厚みもカセットケースの2倍はあろうかという代物。ではありましたが、いつでもどこでもお気に入りの音楽が聞けるので、これは重宝しました。

 今回は原点回帰ということで、まあプラス2千円か3千円も積めば、最新のMP3プレーヤが買えるような値段ではありましたが、デジタルな機器に何となくウンザリしていたこともあって、思い切って購入しました。


 何だか、懐かしい感じです。

 『ピッ』という電子音が鳴り、『カチャ、シャー』とテープが回る音が聞こえる。中身が入ってんだか入ってないんだかサッパリわからないデジタルオーディオな機器と違って、『今まさにおれは音楽を聴いているんだな』という気になれるので、非常にいい感じです。

 もっとも、私の音楽の中心は居間のデスクトップPCなので、たとえばPCに取り込んでいる音楽をダビングしたいとなると、90年代初頭に兄者が買った大型CDラジカセを担いで降りてこなければならず、何だか70~80年代のヒップホップな感じです。

 音質が悪い? テープがすぐ劣化する? だから何。

 さすがに「音楽は完全アナログ宣言!」とまでは言えませんが、それでも再びカセットテープは私にとって第一線に復帰、最も近いメディアとなりそうな今日この頃です。

 この記事を本当は金曜日に書こうと思ったのですが、何せ金曜日はマイコーが死んでしまったので、そっちを優先しました。そうそう、前にツタヤで借りて録音した『スリラー』のテープはどこに行ったかな……。

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