忍者ブログ
大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 私の弟者は中2で、中間テストがあるとかないとか。

 それを知ったのが昨日の夜でしたが、私には直接関係ないし、「勉強しろ」とわざわざ言うのも(自分がとても嫌だったので)せず、「大魔界村」やら「アラジン」やら、今でも現役のメガドライブをやってはいたのですが、それでも数学の宿題をものの数十分で終わらせたのを見て少々心配になってしまいました。

 どれほど弟者が勉強が出来るのか。テストの点数は6割以上なのでそれほどバカではないにしても、おいおい本当に大丈夫なのかよ? と聞いてみました。そうすると、まあ、得意ではないとは言いつつもそれなりにやってはいるみたいです。

 少なくとも犬神が中2だったころよりはず~っと出来るみたいなので、それ以上は何も言えなくなってしまいました。


 今でこそ言えるのですが、この犬神、当時はテスト勉強というのをほとんどしたことがありませんでした。せいぜい、テストが始まる10分前に教科書を見直すとか、その程度。だから割合好きだった英語・国語・社会なんかはともかく、理数系、特に数学なんかは壊滅的な点数でした。

 恐ろしいことに高校受験の勉強も、年が明けてから始めました。確か某私立高校の試験に落っこちてからだから、1月末~2月ごろからスタート。はっきり言えばグレイシー道場殴りこみ直前の安生洋二の如く、試験をナメていたのですね。

 最終的には一番志望人数が少なかった(で、なおかつ比較的興味のある)公立高校の英語科に入学。あとで結果を見てみたら40人中26番で、可もなく不可もなく。その後、数学のすべての期末テストでレッドゾーンに落ち込み、進級さえ危ぶまれたこともありましたが、何とか卒業、現在に至っています。


 自分はとにかく運がいい人間である、と思います。

 日常のちょっとした選択をミスしてしまうことは多々ありますが、ここ一番(失敗したらその後の一生を左右するようなこと)では必ずいい方に転んでいます。何とか大学を卒業し、かつかつながら労働者としてわが国の経済の一部を担えるようになったのは普段から言っているような努力でも根性でもなく、幸運であったと信じています。

 だから私は弟者に、何かいいことを言ってやりたくても、何も言えません。実体験を話して真似されて、それで失敗された日には地獄の火の中に投げ入れられてもまだ許されるものではないからです。

 もっとも、テストの結果を聞いてみると5教科で400点近いスコアであり、最高は英語の91点(!)。そして数学は60点台ということで、上々な具合だったようです。普段から何かとモチベーションが低そうなのに、やることやってるんじゃ仕方ないなあ……。

拍手[0回]

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック