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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 本来であれば午前2時に見るべきなのでしょうが、私は休日の午前5時ぐらいから見ました。「バーバレラ」、古い映画です。

 時は西暦4万年(!)。宇宙エージェントであるバーバレラは地球で一番偉い人から、ポジトロン光線という超破壊兵器を作って逃げた極悪科学者デュラン・デュランを捕らえて来い! という命令を受け、宇宙船でひとっ飛び、したのはいいものの磁気嵐につかまって墜落同然に惑星に降り、そこで現地人とアレコレ……といった内容のSF映画です。

 
 基本的にバーバレラは、顔は綺麗だし身体もなかなか、ジェーン・フォンダの魅力爆発というのは誰もが認めるところですが、しかしながら基本的にアホなのですぐに敵に捕まり、色々な拷問・死刑執行を受けます。

 柱に縛り付けられたあと無数の鋭い歯をカチカチさせる人形にかみ殺されそうになったり、無数のインコにたかられて傷だらけになったり。さらには楽器と連動して性的な快楽を与え、それが極まったところで死に至るという、実に趣味的な機械で殺されそうになります。はっきり言ってバーバレラもアホですが周りを取り囲む人々もほぼ全員がアホです。

 そのアホな人たちが1960年代の、実に味のある特撮をバリバリ駆使しながらSFアクションを演じるのだから、古い映画が好きでバカな映画がそれ以上に好きな犬神にはたまらない。最新CG多用の映画が嫌いな私は、やはりこういう特撮が何よりもかっこいいし、リアルで好きなのです。


 なおどちらかというと私はブロンドの女性よりも黒髪の女性の方が好きで、「謎の彼女X」の卜部さんの如きハサミ振り回しを見せる黒の女王・アニタ・パレンバーグがとても魅力的でした。もっとも映画の中の役割も、演じられてる方ご自身も、本気でお付き合いするには少々エキサイティングすぎますが……。

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