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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 初めに申し上げておきますと、私はいわゆる特定の宗教の信者というわけではなく、あえて言うなら「女神転生」信者です。神も仏もキリストもひとつ同じ世界で共存する……という世界が実に好きなのです。
 
 そんな私が数年前に見た映画の話をなぜいきなりするのかといえば、ここを眺めていてレヴューがのっていたからです。

 前にも書いたような気がしますが、この映画を見る機会があった一般人代表として、信者としてではなくアニメオタとして見たこの映画のことを、もう一度書きたいと思います。


 とにかくボリュームがあり、時間とかクーカンとかヤカンとかを超越しながら様々な時代の出来事に首を突っ込み、時にこれを操作したりするSFムービーで、あらすじは詳細なものがwikipediaに載っているのでバッサリこれを割愛します。見るべきはその時代時代において30世紀(!)の超科学でピンチを切り抜け、それでも足りなきゃ神のパワーで何とかしていくという、まさに「女神転生」なその世界。

 それらすべてを突き詰めていくとひとつの神、いわゆる「唯一神」にたどり着くのですが、ここがある意味その後の(現実の)人生が大きく分かれるところでしょうか。

 「そういう世界がある」という、自分の人生と一切の接点を持たせずに見られる人でなおかつこの手の神話モノが好きな方なら、この映画は相当に面白いと思います。私はエル・カンターレの歴史観というかノストラダムスの訳詩観の違いで、これを製作したところの教義にはカケラほども感じるところがないのですが、もしもレンタルビデオ店でこれを見かけたら、手にとって見てはいかがでしょうか。


 参考までに私はこの映画のチケットを、当時の大学の教授からもらいました。確か、ギリシャ神話の講義を聴いていて、その流れでもらったんじゃなかったかな。こんなにぶっ飛んだ世界があったのか! ということを知るきっかけになり、今でも「見に行ってよかった」と思っています。

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