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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 「その時歴史が動いた」で中近世のものが出ると、たまらなく見てしまう時代劇野郎・犬神です。

 今日は伊達政宗。一応、奥州の覇者ということになっている人ですから、気持ちもひとしおといったところです。あくまでも私の主君は南部の殿様なのですが。


 伊達政宗といえば独眼竜。誰ですか、眼帯からビームが出るとか「バカめ!」が口癖だとか言っている人は。花の慶次ではなかなかの男ぶりを披露しておりましたし、何よりもやはりヨーロッパに目を向けていたそのセンスがすばらしいと思うのです。

 何やら今日のテレビを見ていると、30万からのキリシタンを扇動して徳川幕府に対してクーデターを起こし、その後にはスペインに土地を献上しようとしていたそうで、それっていいのか悪いのか。結局それじゃ日本国はフェリペ3世のものになっちゃうわけで、やっぱりそれでいいのか政宗。

 また、そういう発想を持っていた政宗もすごいのですが、さらにすごいのが実際にスペインまで行っちゃった支倉常長なわけで、相手がスペインの王様だろうとローマ法王だろうとズンズン会いに行って演説をぶったのだそうです。もちろんそれは、自分が信じる殿様のためというのがあるのでしょうが、やはりすごい。

 向こうから来たザビエルもすごいけど、こっちから出て行った常長もすごい。今のように辞書とか何とかがきちんとしているわけでもない当時に、どうやって気持ちを通わせたのか。……すばらしいです。

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