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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。

 私は「一応」ADHDでASDなんですが、それを取り扱ったドキュメンタリーやそういう人物を主人公に据えたドラマなどを見ると共感というよりも「なんか違うなあ」と感じてしまいます。この障害に軽重の差があるのかどうか知りませんが、私は何とか今の会社で仕事を続けられるくらいですから、「そんなものかね」と思ってしまうのです。
 もちろん私だって生き延びるために必死で外向きの自分を作り上げたうえでの現在があると思っています。あとはその都度周りの人に助けられてきたってことかな。特に仙台に来てからは、本当にたくさんの出会いがあり……今では「ASD? ADHD? だから何」って感じになってきました。
 「どっちでもよくない」「私は私」
 そういうことなんです。
 もはやこの先、誰が生きても死んでも世界がどうなったとしても、私は私の人生を全うします。男性として女性として……。

   *

 そんな私の最近の仕事には、新人へのOJT業務もポツポツ入るようになってきました。座学研修を終えて現場に入ってきた新人たちの横について、時に自分の仕事をモニタリングしてもらったり、逆に新人の仕事を見守ったり……そんな感じでコミュニケーションを取りながら仕事を覚えてもらい、一人前のスタッフとしてデビューさせるお手伝いをする……なかなかやりがいのある仕事です。
 男女を問わず講師としてつく機会はありますが、いずれにしても20代そこそこの若い人たちばかりです。また前職もさまざまで、元々同じような仕事をしていた人もいれば「今までこういうのやったことないんです……」という人もいます。それによって習熟の度合いも違うし、話好きだったりそうでもなかったり……性格も違います。
 ただ、いずれにしても目的地は一緒ですからね。相手の性格に合わせて何とかコミュニケーションを図り、とにかく一人前になるようお手伝いをする……。
 ……そういうことを毎月のようにやっているうちに、だんだん先述したような「ASD? ADHD? だから何」って境地になってきたということです。私がそんなこと言ってる場合じゃないよね、って。そういう時に立ち上がる気力がわいてくるのは、やはり男性心理なんです。男塾スピリットなんです。

 そうやって空元気でも何でも動いていれば、亀の甲より年の劫、伊達に42年(今年で43年)も生き延びてきたわけじゃありません。「発達障がいは一生もの」と医師も見放した私ですが、それをごまかしやり過ごすテクニックはたくさんあります。それは今の会社に来てよりいっそう磨きがかかりました。そして叔母の帰天を機に「外向きの自分」と「内側の自分」が和解。内向的感情型の私でも、最低限より少し上のコミュニケーションを若い女の子たちともとることができるようになってきました(やっぱり緊張しますけど!)。

 今日は休日で、色々とリアルタイムに思いついたことを書いてきたので、大分ごちゃごちゃしてしまいましたが、今日も私は可愛い格好をしてお出かけします。いぎなり雪が降っていて、移動が大変そうですが、今月唯一の連休なので遠出します。

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