×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
酒が好きです。体質的にもどちらかというと多く飲める方だと思います。
種類は、ビールが一番好きです。次がワイン。あとハイボール。日本酒もいいですね。焼酎というかチューハイは安いのでよく飲みます。……そんな感じです。味の好みはありますが、とりあえず飲みたい時は安いからチューハイ、強く酔っぱらいたい時は度数が強いからウイスキー。そんな感じで、要するに「酔っぱらいたいから飲む」そういう危うい動機で酒を飲むんです。
それが一番ひどかったのが、ホテル勤めの頃。毎日毎日ひどいストレスで押しつぶされそうになって、仕事中でもアルコールで気持ちを紛らわせておかないとやっていけなくなったのです。だから朝起きてまずビールを飲み、昼休みにまた酒を飲み、仕事が終わってからまた飲む。24時間常にアルコールが回っている状態を保ち、それと同時に向精神薬も過剰摂取。そうやって気持ちをメチャクチャに高めて、無理やり乗り切っていました。
でも正直「コンサータ」は、ある一定以上飲んでも効き目がなかった気がします。一日の摂取量の倍くらい飲んでもあまり変わらなかったから、「これだったら規定量を守って長持ちさせた方が、薬代が余計にかからないから得だ」という精神的ではなく経済的な理由で、薬の方はあまりハマらずに済みました。その点は、中島らもさんのようにはなれませんでした。
仙台に来て、新しい仕事を始めてからは、そこまでひどい飲酒をすることはありませんが、毎日それなりに飲んでいます。
ただ、最近……Xでつらいことがあって休止した後ですが、久々にウイスキーを飲みました。私の飲み方は180mlの小さな瓶を買ってきて、それを昔の映画で見たようにストレートで少しずつ飲むというものです。大体、体験的に180mlというのがちょうどよく酔っぱらえる量なんですよね。なおかつ飲み過ぎない。
けれど、最近はあんまり気持ちよく酔えなくなってきたんですよね。ウイスキーなら180ml。ワインならフルボトル1本。そんな感じできりよく気持ちよく酔える適量と言うのがあったのですが、最近はそれだけ飲んでも気持ちが晴れない。ただ夜中に何度も目覚めてトイレに行きたくなる、そのタイミングで眠れなくなる、そして翌朝の不快感……と、副作用ばかり出てきて、
「こんな思いをするくらいだったら、酒なんかやめた方がいいのかもね」
なんて考えるようになってきました。まあ長年にわたる強い精神的依存を簡単に断ち切れるものではありませんが。
あくまで私の想像ですが、依存を断ち切るって、すごく難しいし辛いことだと思います。自助努力だけじゃ無理だと思います。だからパートナーとか、誰もいなければそういうNPO団体の人たちとか、とにかく自分以外の誰かの力を借りるべきだと思います。「わかっちゃいるけど、やめられない」ってのは別にダメなことじゃなくて、ごくごく当たり前のことだと思います。
なんか話が少々重たくなってしまいましたが、これはすべて私個人のお話です。本当に「やめたくても、やめられない」って苦しんでいる方は、専門のお医者さんとかNPO団体の人たちを頼るべきです。私はどうかと言うと、たぶんこれからも、酒との付き合いは続くと思います。
ただよ、ただだ!(真壁刀義さんのモノマネで)
「今日は飲みたくないなあ」って時は飲まなくてもいいんだよ。
そこだけは、自分に分からせてあげたいです。今時はもう、酒をたくさん飲めることがステータスだとか、そんなものでもありません。また、酒は肉体にとって必須のものではありません。正直「私は下戸で酒が全然飲めなくて…」という人の方が元気で楽しく生きていける世界だとさえ思っています。
飲みたくないのに飲まなくちゃいけない。それは錯覚です。迷妄です。自動思考です。果たして私の心に幾重にも絡みついた邪悪な蔦を断ち切り、一段上の精神的な自由を獲得できるのか。いざという時は躊躇なく他の誰かを頼りますが、まずは自分で何とかできないか。そう考えたことを忘れないようにするために、記事を書きました。
*
これは言っても仕方がないことではありますが、時々悪夢としてよみがえってくることもあるので、こうして書き出します。そうやって意識上に引きずり出し、杭を打ち込むことで少しでも心が軽減されればいいなあと思うので。
私がどこかで酒に対して嫌悪感を抱くのは私の親父の影響があると思います。親父は私以上の酒好きで、毎日発泡酒のロング缶を2本、休みの日となれば昼間から飲み始め6本くらいは飲むような人類です。そして周りの人間に対して呪詛の言葉を投げかけます。反論しようがない、また反論しても大声をあげて取り合わないので、戦ってもこっちが傷つくだけで……じっと耐えるしかない時間……。
実家に帰りたくない理由と言うのは、それもあります。仙台に引っ越す直前、そうやって酔っぱらった親父に、「とっとと出て行けばいいんだ」とつぶやかれ(そのくせ目線はこちらに向けず、独り言のように言っていた)……夢の中でそんな親父に精いっぱい感情をぶつけてみるものの、結局何も解決せず、肉体的にも精神的にも具合の悪いまま目覚める……。
親父への嫌悪感を、そのまま酒に対しても投影しているのかもしれません。このエディプスコンプレックスと酒に対する怨恨を鎮めるためにはどうすればいいか。先日読了した『帝都物語』のなかで感じたものが、その助けになる気がします。
*
すみません、ますます重たくなっちゃったので、そろそろ切り上げます。
改めて言いますが、酒に罪はありません。適量を、気心の知れた仲間やおいしい料理と一緒に飲むのは良いと思います。最近出たクラフトスパイスソーダなんていうのは、本当に私好みで、ご飯がおいしくなります。
でも……ね。
酒でも煙草でも薬でも大好きな人にでも全力でぶつかってしまう私なんかは……
……
また生きていこう。

種類は、ビールが一番好きです。次がワイン。あとハイボール。日本酒もいいですね。焼酎というかチューハイは安いのでよく飲みます。……そんな感じです。味の好みはありますが、とりあえず飲みたい時は安いからチューハイ、強く酔っぱらいたい時は度数が強いからウイスキー。そんな感じで、要するに「酔っぱらいたいから飲む」そういう危うい動機で酒を飲むんです。
それが一番ひどかったのが、ホテル勤めの頃。毎日毎日ひどいストレスで押しつぶされそうになって、仕事中でもアルコールで気持ちを紛らわせておかないとやっていけなくなったのです。だから朝起きてまずビールを飲み、昼休みにまた酒を飲み、仕事が終わってからまた飲む。24時間常にアルコールが回っている状態を保ち、それと同時に向精神薬も過剰摂取。そうやって気持ちをメチャクチャに高めて、無理やり乗り切っていました。
でも正直「コンサータ」は、ある一定以上飲んでも効き目がなかった気がします。一日の摂取量の倍くらい飲んでもあまり変わらなかったから、「これだったら規定量を守って長持ちさせた方が、薬代が余計にかからないから得だ」という精神的ではなく経済的な理由で、薬の方はあまりハマらずに済みました。その点は、中島らもさんのようにはなれませんでした。
仙台に来て、新しい仕事を始めてからは、そこまでひどい飲酒をすることはありませんが、毎日それなりに飲んでいます。
ただ、最近……Xでつらいことがあって休止した後ですが、久々にウイスキーを飲みました。私の飲み方は180mlの小さな瓶を買ってきて、それを昔の映画で見たようにストレートで少しずつ飲むというものです。大体、体験的に180mlというのがちょうどよく酔っぱらえる量なんですよね。なおかつ飲み過ぎない。
けれど、最近はあんまり気持ちよく酔えなくなってきたんですよね。ウイスキーなら180ml。ワインならフルボトル1本。そんな感じできりよく気持ちよく酔える適量と言うのがあったのですが、最近はそれだけ飲んでも気持ちが晴れない。ただ夜中に何度も目覚めてトイレに行きたくなる、そのタイミングで眠れなくなる、そして翌朝の不快感……と、副作用ばかり出てきて、
「こんな思いをするくらいだったら、酒なんかやめた方がいいのかもね」
なんて考えるようになってきました。まあ長年にわたる強い精神的依存を簡単に断ち切れるものではありませんが。
あくまで私の想像ですが、依存を断ち切るって、すごく難しいし辛いことだと思います。自助努力だけじゃ無理だと思います。だからパートナーとか、誰もいなければそういうNPO団体の人たちとか、とにかく自分以外の誰かの力を借りるべきだと思います。「わかっちゃいるけど、やめられない」ってのは別にダメなことじゃなくて、ごくごく当たり前のことだと思います。
なんか話が少々重たくなってしまいましたが、これはすべて私個人のお話です。本当に「やめたくても、やめられない」って苦しんでいる方は、専門のお医者さんとかNPO団体の人たちを頼るべきです。私はどうかと言うと、たぶんこれからも、酒との付き合いは続くと思います。
ただよ、ただだ!(真壁刀義さんのモノマネで)
「今日は飲みたくないなあ」って時は飲まなくてもいいんだよ。
そこだけは、自分に分からせてあげたいです。今時はもう、酒をたくさん飲めることがステータスだとか、そんなものでもありません。また、酒は肉体にとって必須のものではありません。正直「私は下戸で酒が全然飲めなくて…」という人の方が元気で楽しく生きていける世界だとさえ思っています。
飲みたくないのに飲まなくちゃいけない。それは錯覚です。迷妄です。自動思考です。果たして私の心に幾重にも絡みついた邪悪な蔦を断ち切り、一段上の精神的な自由を獲得できるのか。いざという時は躊躇なく他の誰かを頼りますが、まずは自分で何とかできないか。そう考えたことを忘れないようにするために、記事を書きました。
*
これは言っても仕方がないことではありますが、時々悪夢としてよみがえってくることもあるので、こうして書き出します。そうやって意識上に引きずり出し、杭を打ち込むことで少しでも心が軽減されればいいなあと思うので。
私がどこかで酒に対して嫌悪感を抱くのは私の親父の影響があると思います。親父は私以上の酒好きで、毎日発泡酒のロング缶を2本、休みの日となれば昼間から飲み始め6本くらいは飲むような人類です。そして周りの人間に対して呪詛の言葉を投げかけます。反論しようがない、また反論しても大声をあげて取り合わないので、戦ってもこっちが傷つくだけで……じっと耐えるしかない時間……。
実家に帰りたくない理由と言うのは、それもあります。仙台に引っ越す直前、そうやって酔っぱらった親父に、「とっとと出て行けばいいんだ」とつぶやかれ(そのくせ目線はこちらに向けず、独り言のように言っていた)……夢の中でそんな親父に精いっぱい感情をぶつけてみるものの、結局何も解決せず、肉体的にも精神的にも具合の悪いまま目覚める……。
親父への嫌悪感を、そのまま酒に対しても投影しているのかもしれません。このエディプスコンプレックスと酒に対する怨恨を鎮めるためにはどうすればいいか。先日読了した『帝都物語』のなかで感じたものが、その助けになる気がします。
*
すみません、ますます重たくなっちゃったので、そろそろ切り上げます。
改めて言いますが、酒に罪はありません。適量を、気心の知れた仲間やおいしい料理と一緒に飲むのは良いと思います。最近出たクラフトスパイスソーダなんていうのは、本当に私好みで、ご飯がおいしくなります。
でも……ね。
酒でも煙草でも薬でも大好きな人にでも全力でぶつかってしまう私なんかは……
……
また生きていこう。
PR
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック