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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
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どうせ誰も見ていないだろうから、今しか書けないことを書きたいと思います。

 最近Xを休止していますが、世の中とのかかわりを断って隠棲したい……かと言うと、少し違う気がします。

 ただ、自分の心の中にあるものを伝える手段を変えてみたいと思った。時間が経って心が落ち着いてくると、そういうことなのかなって思いました。

 短い文章でパッパッと伝えるのもいいんですけどね。その時その時の半リアルタイムな様子を伝える。嬉しいこととか辛いこととかをすぐに発信して誰かと共有する。そういうのが良さだと思うんですけど、その一言をつぶやくために30分も1時間も文章を考えて書くような人間ですから、その時間を使ってこうして文章で書いて表現する方法もいいんじゃないかなって。

 そして、何かイベントとかに参加したら、その場で当事者の人に気持ちを伝えることを大切にしようということです。私はこの通り内向的な人間で、大好きな人や憧れの人に直接面と向かって気持ちを伝えようとすれば緊張の化身、膝も声もガクガクブルブル震えて丸井マリに出会ったドラえもんのごとくハカハカしちゃうんですが、それが受け手にとっての最高の自己表現だと思うのです。

 私は認識者、受信者ですから。私が表現をして多くの人の心を動かすことは無理ですが、表現に触れて深くふか~く感じ入ることができます。だとしたら、上手じゃなくてもその気持ちを一番伝えたい人に伝えたい。そういうチャンスがあるのなら、それを逃さずに踏み出しぶつける勇気を何よりも大切にしたい。そう考えるようになったのです。



また、直接対面で伝えられない場合でも、便箋に手書で使って気持ちを伝えるようにしました。


そして画面の向こう側にいる大好きなひとには、チャット機能でコメントを送りました。




 私には特別な輝きはありません。アイドルでもないしエモーショナルな写真や動画を発信しているわけでもないし上手な文章を書けるわけでもありません。SNSの流れにもついて行けなくなって、画面の向こう側にいる大好きな人にどうやって気持ちを伝えればいいのかわからなくなって、ひとりで泣いていました。

 でも、伝えられないからと言って、この気持ちまで否定し消してしまうことはないですよね。素早く何度でもポンポンと伝えられなくたっていいじゃないか。大事な時――それが年に1回だけだとしても、自分の気持ちを表現し伝えられるのなら、それでいいじゃないか。

 ちょうど今、仙台の各ギャラリーで開催されている無審査の美術展『アンデパンダン展』のことを重ねながら、そう思いました。チフリグリの人に聞いたところ、1年に1度、この時だけ自分の作品を出展する人もいるらしいし。アンデパンダン展については今日も行くので、後ほどまとめて書きますが。

 そして、今日は1年に1度の……私にとっては一番大切なイベントがある日です。心の準備は万全ではありませんが、伝えたい気持ちを伝えられるように……頑張ります!




(注:この記事は10月7日に書きました)

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