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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
こんばんは

 毎日精神的にギリギリな状況です

 高杉です(激烈研修中)。


 まあ、厳しい状況ではありますが、何とか頑張っております。資料を持ち帰ることができないので、今この場所では何もできませんし。とりあえず心を癒して、また戦いに臨むための英気を養わなくては。

 というわけで、実家から持ってきたこの本を開きました。



 いつ買ったかわかりませんが、帯には2010年締め切りのキャンペーン情報が書いているので、たぶんその頃でしょう。初めて『鉄道むすめ』というものを知ったのは2009年ごろなので、間違いないかな。

 別にこれ自体は珍しくない、全国どこの書店でも手に入る(入った)ごく普通の出版物です。しかしながら、もう表紙を見るだけで「みぶなつき」さんのイラストにドキドキしてしまって、今の今まで包装紙のビニールを破くことさえしなかったのです。

 そんな封印を今! この場で解き! ついに解放される美しき鉄道むすめたちのイラスト! ドーン!


 ……と勇んで踏み出したものの、最初の数ページでいったん本を閉じ、この記事を書いています。

 いや、これは私がいけないんです。これは「みぶなつき」先生が足掛け5年描き続けた、1期~9期までの設定画を収録した本なんです。

 それに対して私は『鉄道むすめ』に対して、「地元の子」というイメージをもって接していたから、少しズレが生じたわけです。

 まず私の地元は岩手県なのですが、岩手代表といえば何と言っても『久慈ありす』。第2シリーズで初登場ですから、古参といっていいでしょう。地元を盛り上げてくれるキャラクタに対してはとにかく優しい岩手県民ですから、フィギュアが発売されたときは岩手日報も(夕刊の)一面で取り上げ、10年以上経った現在でも『釜石まな』と一緒に看板キャラクタとして活躍しています。もちろん私も大好きです。

 じつに7年ほど実質的な拠点として滞在した青森県、十和田市を中心とする三八上北には「七戸ちびき」「八戸ときえ」「清水なぎさ」と3人もいます。特に、私が7年もお世話になった十和田市の子である「清水なぎさ」なんかは、結構好きなんです。鉄道は2012年時点で廃線になっていますが。

 そしてこの度やってきた宮城県仙台市。私が通勤で使う仙台市交通局の運営する地下鉄には、「青葉あさひ」というキャラクタがいます。三陸鉄道さんほどゴリゴリにキャラクタ頼みというわけではありませんが、駅構内の広告とかには積極的に採用されています。至らないところは元気でカバーという、スクールアイドルでいえば星空凛ちゃんみたいな設定です(色々と物議をかもしそうなたとえ)。

 というわけで、自分の地元だったり、あるいは訪れたり縁ができたりした土地にいるキャラクタを、その土地のことを含めて好きになったんですね。だから、あんまり思い入れのない土地の子だと、どう感情移入していいのかわからなくて、立ち止まってしまったのです。

 これはひとえに、10年もヴィンテージしてしまった私の責任です。それを踏まえて、気持ちを切り替えて。むしろこの本をきっかけに、色々なところを旅してみたいなという気持ちを高めていくことにしましょう。すでにビールはロング缶を2本ほど飲み終わりそうな感じですし。向かい合わせの座席がある列車で、窓際の棚にビールを置いて、流れる景色を見ながら揺れるから酔っぱらうのも早いな~! なんてね。


 ……ええと、まあ、そこまで酔っぱらっているわけではないんですけどね。でも、そんな電車旅をしてみたいなって気持ちは、いつもあります。ちょっと古めかしいかもしれませんが、ほら2人掛けの向かい合ったシートが何組かある昔風の? 電車で、窓際にちょっとした飲み物を置く小さな棚があって、そこにお茶じゃなくてビールいやいやワンカップ大関を置いて……ってね。ノスタルジックというか、わざとそういう「雰囲気」を自分で作って、味わってみたいなって。

 ごめんなさい、せっかくモエモエした話をしようとしたのに、完全に昭和なオッサンの話になってしまいました。別に『マツコ有吉のかりそめ天国』を見ながら記事を書いていたから雰囲気に引っ張られてしまった……と言い訳することはヨシとしませんが、これ以上書くことはヨシとしません。また何か書きたいことがあったら、別な機会に書くことにしましょう。終わりで~す!(毎度おなじみ三四郎小宮さん風シメ)。

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