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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
おはようございます

 久々の朝更新

 高杉です。


 昨日、うちの近所でこんな信号機を見ました。



 一般的な歩行者信号がなかったので、車の信号を見て渡れるかどうか確認しようと思ったらコレですよ。「ああ、お前そんなところにいたのか!」とサプライズでした。

 さすが仙台だ、こんな信号があるんだな――と思って、写真を撮りました。ええ田舎者だと笑いたければ笑うがいいさです。これもいずれ日常的な景色になって気にも留めなくなるんでしょうが、今日は始まりのDay1だから、ちょっとでも心が動かされたのなら写真に残しておこう。それでいいんです。

 ……ところが、今回この記事を書くために調べてみると、想像以上に珍しい代物であることを知りました。

 検索すると『懸垂式交通信号機』あるいは『UFO信号機』の名称で呼ばれているコレは、名古屋電機工業さんが1975年に、欧州のワイヤー吊り下げ式信号機を参考に開発したものだといいます。

 ちょっとさばを読んでも40年以上前の信号機ですし、名古屋電機工業さんも現在は信号機を作っていないので、老朽化→他社製LED信号機に交換の流れをたどっているUFO信号機。メーカーさんも「このままやがて忘れ去られていくのだろうと考えておりました。」と言っていましたが、2018年ごろ突然話題になったそうです。

 今では動画もあり、さらにgoogle mapで設置場所がピックアップされているので、探そうと思えば簡単に探すことができます。ただ、先ほど書いたように、私はそもそも、こんなものがこの世にあることさえ知らない状況でいきなり出くわしたわけですから。まさに未知との遭遇です。




 仙台駅前周辺は目が回るくらい大都会ですが、そこから地下鉄で10分くらい離れたところにある私の街は、まだ昔ながらの雰囲気が残っている素敵な街です。駅前には巨大な森林公園があるし、こういう信号機とかもあるし。こちらはもうすぐ消える運命なのでしょうが、私はこの街で長く頑張っていこう。そう思いました。



 天気が良くなってきたところでもう一枚。なお懸垂式信号機に関する、名古屋電機工業さんのコメントはこちらからどうぞ。

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