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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
日毎寒さが増していく今日この頃、みなさた。まいかがお過ごしでしょうか。

今日はレストランで仕事をしているとき、紅葉しきった葉がハラハラと落ちる様子を見ました。それは桜吹雪の秋バージョンといってもいいようなもので、来る冬を今から想像させるような、ちょっとした決定的瞬間でした。

その後、実家に帰る際あえて奥入瀬渓流と十和田湖の方を見ながら帰ってきたのですが、こちらもやはり晩秋も晩秋・・・ほとんど完全に落葉し、後はもう白い白い雪が降るのを待つだけです。ええ、これはザバダックの「光降る朝」です。

冬というのは寒いし滑るし何だかんだと面倒が多く、ともすればついネガティブなイメージばかりが浮かんでしまうのですが、しかしながらこうしてリアルタイムに季節が移り変わるのをみると、なぜか雪が降るのがちょっとだけ楽しみになってきました。

もとより四季があるのが日本のいいところ。冬もネガティブなことだけじゃなく、その美しさとかを好きになれれば、きっともっと楽しくなるのかなと思います。


季節を愛し、土地を愛す。34年近く岩手で過ごしてきた私にとって、初めて迎える青森の冬。雪質とかもたぶん違うんでしょうから、果たして生き延びられるかどうか・・・それこそ映画の「八甲田山」みたいにならないかどうか、ちょっと心配です。

でも、冬も好きになりたいし、冬の十和田を好きになりたいと思います。そうすればきっと、この仕事ももっと好きになれると思うから。

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