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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
月またぎで思いがけず連休になったので、「近いけど、行っていなかったところに行ってみよう」と思った私。さしあたって青森県と岩手県の県境近くにある三戸城跡に行って来ました。これは岩手の大名『南部氏』が江戸時代に盛岡に移る前に住んでいた場所で、信長の野望とかでは最初の拠点として設定されています。

今は昭和時代に復元された天守閣があり、そこに歴史的なものが展示されているのですが、やはり「ここから南部氏の歴史が始まったのだな」と思うと非常に感慨深いものがあります。

しかしながら、日本人らしく判官贔屓したい犬神は同じ南部氏の中のもうひとつの勢力・九戸左近将監政実公を代表とする「九戸党」への思い入れも強いため、そこから東のほうにある『九戸村』にも行って来ました。

九戸氏が代々戦勝祈願を捧げたという『九戸神社』、九戸氏の菩提寺であり政実公が手植えされたという伝説の残る松がある『長興寺』そして今の宮城県で首をはねられた後、それを家来が持ち帰って埋めたとされる『首塚』……。

この首塚には『異夢同根の樹』と名付けられた二本の木があります。これは松と楓がぐるりと絡み合ったもので、それぞれを政実公そして政実公と後継者争いに勝利した南部信直公にたとえ、「対立はしたけれど二人とも南部の地とそこに生きる人たちを思っていた」というメッセージを表しているそうです。そう思うと、なんか熱いものがこみ上げてきました。


さらにそのあとは「普段はなかなか行けないところに行ってみよう」と思い、そこから30キロくらい離れた久慈市へ。そして昨日の記事に書いたように、久慈市から大槌町までグーンと南下して帰ってきた次第です。

普段からしてみれば、とにかく超ロングディスタンスな旅でした。しかしながら、今はとにかく車の運転が楽しかったので、大槌町から実家までの道のりもまったく苦ではありませんでした。元々車は好きでしたが、やはりホイールを交換してからは、よりいっそう車が好きになりました。まさにラブドライブです。ラブライブじゃありませんよ。

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