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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 部屋を整理していると、色々と懐かしい本が出てくることがあるものですが、先日もそういった本が出てきました。まあいっぱいあるので、何もこれといったネタがない時なんかはこうして埋め草をしたいと思います。


 今日の一冊は『’89年版ラジコンカタログ大百科』(ケイブンシャ)。どんな内容かをタイトルですべて説明しているので、あえて私が詳しく語るまでもありませんが、そういう本です。

 当時の私は小学校2年生。元々車が好きだったこともあり、ラジコンは憧れの存在でした。まあ組み立て完成済みのトイラジコンはすでに買ってもらっていたのですが、この本に載っているのはほとんどが自分で組み立てて作る代わりに性能も高いホビーラジコン。とても自分の手に負えないことはわかっていましたが、写真とか紹介記事を眺めて空想することがとても好きでした。

 この頃には(たぶん、ミニ四駆ブームの影響ですが)田宮模型至上主義のような気持ちがあったので、その他のメーカーは完全に格下のものと見ていました。ABCホビー? 何それ。京商? まあ頑張ってるけど田宮には勝てないね。東京マルイ? フン。……こんな感じ。

 まあ20代になって再販された『グラスホッパー』や『ホーネット』を手に入れた頃に当時のことを調べて、他社(特に京商様)の方が田宮よりもよほど競技志向、よほど高性能であることを知ったので、今では田宮一辺倒と言うわけではありませんが……私のジャリボーイ時代はミニ四駆とともにあったので、どうしても田宮びいきをしてしまいます。アバンテ最高! なんです。


 なお、巻末には色々なチューニングパーツのカタログもあります。一応、ミニ四駆にもそういうのがありましたから、やはりこういったパーツには心躍ります。「もしも自分がラジコンを買ったら、モーターはコレにして、バッテリーは……足回りは……」とかって、想像の中で自分の一台を組み立てるのが好きでした。

 カラーの表紙もなくなり、開けばページがバラバラと抜け落ちるくらいいたんでしまいましたが、それでも本の中には私がときめいたあの頃のラジコンがたくさんあります。後にこの本の中にもあった田宮の『ソニックファイター』を実際に手に入れたのですが、それはこの本を手にしてから数年後のことでした(改装する模型屋の在庫処分セールで手に入れた)。

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