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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 あまり野球にそれほど興味がない私ではありますが、地元・花巻東のタニオーこと大谷投手の動向には、やはり注目してしまいます。なおこのタニオーというのは、プロレスラーの小島聡選手が、若手時代に仲のよかった大谷晋二郎選手のことをそう呼んでいたことにあやかったものです。この呼び方がすごく気に入ってしまったので、今後もタニオーで行きたいと思います。

 振り返れば2年前だったでしょうか。同じように日本中から注目された菊地雄星投手も、当時は花巻東でした(現・西武ライオンズ)。彼もまたアメリカの球団からオファーが来ましたが、やはりいきなりメジャーというのはどうなのか、という周りの空気に押されて? 国内球団への入団となりました。

 その一方で、タニオーは最初からメジャー挑戦を宣言しています。おお、心強い言葉です。もちろん様々なリスクとかもあるでしょうけど、かつての野茂選手みたいに「いきなり海外に行っても日本人はちゃんとやれるんだ!」という実績を作ってほしいと思います。


 さて……そんなタニオー関連のニュースを見ているうちに、なんか日本の球界には「ドラフト指名を断ったら、向こう3年くらいは日本のプロ野球球団には入れない」とか、そういう規定があるらしいですね。圧力です。

 そして去年の菅野投手に続いて、今年も「一番有能な選手を指名するというポリシーを貫く」ために、ドラフト1位で強行指名した日本ハム。よく言えば当然のことですが、岩手県民としては「空気が読めない」と言わざるを得ません。そうやって圧力をかけてタニオーのフロンティアスピリットを捻じ曲げへし折ろうとしているようにしか見えません。

 まあ、どうやらタニオーの決意は私が思っている以上に固いみたいで、ドラフトのテレビ中継も一切見ずにいつもどおりの練習をおこなったそうですね。しかも練習後の取材では「(メジャー挑戦と言う)自分の気持ちは変わらない」という言葉を短い時間の間に6回も連発。いやいや、なんとも心強い言葉じゃないですか。

 こうなってくると、タニオーと日ハムの間で以下のような話し合いが繰り広げられるかもしれません。

 

 日ハム 「調子のいいこと抜かしてんじゃねえぞコラ! 何が挑戦だ!」
 タニオー 「好きなようにさせんぞこら、タコ!」
 日ハム 「この野郎テメェとっとと」(後略)


 それは冗談ですが、ともかく日ハムを尖兵とする日本プロ野球界の圧力に屈することなく、自分の気持ちを貫いてビッグチャレンジを成し遂げてほしいものです。その結果どうなるかはもちろんわかりませんが、まずはチャレンジすること自体に大きな意義があるものだと思います。そういうわけで岩手県民として、私はタニオーの海外挑戦を全力で応援します。負けるな、タニオー! 頑張れ、タニオー!

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