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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
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 ロンドンオリンピック、ウエイトリフティングの三宅宏実選手や柔道の平岡選手がいきなり銀メダルを取るという快挙を成し遂げました。おめでとうございます!

 あれやこれやと話題を盛り込みたいところですが、とりあえず今日はすべての始まり、開会式について書きたいと思います。


 言うまでもなく開会式の演出は開催国の威信をかけたビッグな出し物。今回は……私が見始めたのは選手入場の1/3くらいが経過したところからだったのですが……まあそこから聖火台への点灯、そして最後の歌(ポール・マッカートニー)を聞くところまでは見ました。

 テムズ川をボートで移動し、若い選手たちに聖火を手渡すベッカム。そのあと複数の選手たちがオレもオレもとばかりに交代でそれを持ち、かつてのメダリストたちを経て、聖火台へ……。なかなかすばらしい演出でありました。

 ですが、犬神が最も感動し、思わず泣きそうになったのは、五輪旗を持ってきた時。国連事務総長や人権活動家など8人が旗を持って歩き、掲揚台の近くまで来たときに現れた9人目の旗持ち……な、なんとそこには『ザ・グレーテスト』モハメド・アリが!

 知らない人はいないと思いますが、言うまでもなくボクシング史上最も偉大な男です。いや、ボクシングと言う枠に収まりきらないですね。時にはアメリカ国家それ自体を敵に回し戦い抜いた男なのですから。なおこれほどまでに好きになったのは、『バキ』でアリをモデルにした『モハメド・アライ』さんを地上最強の生物・範馬勇次郎が賞賛していたことも若干影響しています(それを読んだことをきっかけに本人を深く知り、好きになった)。

 現在は、パーキンソン病との闘いを続けているアリ。思うように身体が動かないのでしょう、旗が揚げられる時もいすに座っていましたが……それでもいいんです。そこにいる姿を見ることができただけでもすごくうれしかったし、元気をもらうこともできました。そこにいるだけでこんなに感動できるなんて、多分アリだからだろうし、アリしかいないんじゃないかなと思います。


 そういうわけで、今日も(今はたぶんロンドンは夜中でしょうけど)頑張ってほしいと思います。メダルが取れればそれに越したことはありませんが、そうじゃなくても全力でね。

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