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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 そもそも何のための企画なのかと言えば、復興へ東北六県で力をあわせて頑張ろう、っていうことだったんですよね。

 とはいえ祭りというのは、そういった理屈をぶっ飛ばして、とにかくエキサイティングに盛り上がることが本分であって。そういう意味では今回の『東北六魂祭』、なかなかの成果を挙げたのではないでしょうか。

 何よりも私は秋田の竿灯祭りを至近距離で見られたのがうれしかったです。卓越した膂力とバランス感覚を兼ね備えた者だけが持てるあの竿は、男塾の喝魂旗に相当するものであると私は認識しています。とにかくスゴイ! それだけです!

 あとは、岩手のご当地アイドル『ふじポン』をかなり近い距離で見られたことがよかったかな。今回のパレードで総合司会を担当していましたからね。思わず私も携帯カメラで写真でもと思いましたが、それはよすことにしました。


 初日の動員は主催者発表で11万3000人。ということは昨日も10万人くらいは軽く動員したでしょう。盛岡市の人口が大体30万人くらいですからね。この2日間は、盛岡市の気温が平均よりも5度は上昇したと言われています(そんなことはない)。

 本来ならば私もその熱気に浮かされてワーワー言いたかったのですが、終日仕事だったので、昼休みにちょこっと見に行ったくらい。合計すれば10秒程度でしょうか。そんなわけで腹いせに後片付け真っ最中のメイン会場を軽く冷やかして帰ってきました。

 腹いせに、とは言ったものの、やはり祭りの後と言うのは少々さびしいもの。中央通はすでにいつも通りの道となっていて、市役所の広場ではねぶたの解体工事が行われていました。そしてメイン会場では、まだ一部の露店が営業していたものの、もはや疲れきって休むお客さんと後片付けにいそしむスタッフばかりでした。

 本格的に参加できなかったことが、改めて残念に思われました。


 しかしながら、これはあくまでもきっかけに過ぎません。とりあえずこの祭りで爆発して生まれたエネルギーを、これからの日々に役立てていけばよろしい。正直なところ毎日が祭りのテンションでは、いかにお祭り大好きお祭り野郎の犬神とて疲れてしまいますからね。

 ま、そんなこんなで今日からまたがんばっていきましょう。

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