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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 これは、私の台詞ではなく『こち亀』の台詞の改変です。

 金額は微妙に違いますが、両さんが冗談で買った宝くじが一等二千万円の大当たりで(そういう時代だったとお察しください)、中川とかは興奮してそのことを伝えるのですが、両さんはプロパンガス代の1900円を部長に借りようとしています。「ガスがないと生活できないもので……」と懇願する姿が哀愁を誘います。

 それでも興奮冷めやらぬ中川に両さんが怒って、ロッカーに突き飛ばしながら「今は夢の二千万円より現実の1900円の方が大事なんだ!」というのですが、宝くじのニュースなどを見ると、いつもこのシーンを思い出してしまいます。

 そう、今年のグリーンジャンボ宝くじ、一等前後賞あわせて5億円! だそうですね。それが今日から発売だということで。

 いやはや、じつにビッグな話です。……冷静に考えてみると、1億円でも十分にすごいのに、その5倍。確かに100枚200枚と買いあさる人の気持ちも、わからないわけでもありません。


 ただ、普段からカツカツの私にとってみれば、そんな運任せのものに大金を投じるなんて……という気がします。

 たとえば、連番で1セットだけ買うとしても、3000円ですよ。こんなことをいうとさだまさしみたいなんですが、3000円もあったら、もっと形に残るものとか思い出に残るものとか、そういうものを買っちゃいます。

 なので結局、お金に余裕のある人が、戯れに買うようなものである……と、そんな風に認識しているザ・庶民の犬神でした。寂しいやつだなって? いやいや、今日は私のような人間にとって、宝くじよりも寂しい思いをする日ですよ。今日は何の日だっていうんですか。2月14日ですよ。

 

 ……まあ、いつの頃からか、それほど一喜一憂することもなくなりましたが。いや本当に。


 (でも、今年の宝くじは震災復興の義援金という大義がありますからね。そういうところにお金が回るのなら、たくさん売れてくれればいいなと思います)

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