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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 昨日は、あいにくの天気だったので、我が街から結構離れたところにある花巻市に行って来ました。そして、そこの国道沿いにあるゲオに行って来たのでした。


 自分で色々な本を読むようになった高校生の頃から、こういった古本屋で本を探すのが好きになったんですよね。

 何か特定のタイトルを探してみるのではなく、全体的なラインナップをざっと眺め、何か面白そうなタイトルや、平積みにされている本なら興味を引く表紙の本があればそれを手にとって見る。

 そういう意味で、タイトル「だけ」で言えば赤川次郎なんかは、いかにも私好みですね。おや? と思って手に取ると赤川次郎だった、なんていうことが以前はしばしばあったので、そういう意味でかなり感覚が厳しく鍛えられた感があります(?)。

 そういうことをする中で出会った本には、その後の人生を大きく変えたものも少なくありません。漫画の方は……これは思い入れが強すぎるので、また別な機会に書くことにして……たとえば、筑摩書房の『ルイス・キャロル詩集』を読んで、文学部へ進学することを決意したりね(しかも実際にそうした)。


 で、昨日はどうだったのか? というと、これがなかなか良い出物がありました。

 まだ読んでいないのでタイトルだけですが、まずは講談社現代新書の『<美少女>の現代史』。私もモエハンターですからね。こういったアカデミックな側面から理解を深めるのは大事なことでしょう。

 さらにもう1冊は『おまもりひまり』。これは以前に弟者の友人からタイトルを聞きどういったものか気になっていたので手を出しました。……あとは、少々読んでみたのですが……

 「こ、このハレンチ女が!!!」

 とパウリーのモノマネで叫びたくなるような内容だったので検閲官の気分で慌てて購入することに。こ、こんなものを流通させるわけには行きませんからね。とりあえず、私が押収することにしましょう。……いや、今年で30歳ですが、久々に顔がカーッと熱くなる……まるで10代のボーイのような照れくささをを感じてしまいました……。

 ともかく、非常に大きな出会いでした。これらに加えて、2008年に製作された『うる星やつら』の新作のDVDも手に入りましたしね(私としたことが、その存在さえまったく知らなかった)。

 キャロルの詩集も、たまたま学校のイベントで出かけた鳥取県米子市の古本屋で出会ったものでしたが、たまたま天気が悪くてたまたまこっちの方まで車を走らせる気持ちになってたまたま……と、いくつもの要素が重なって出会えたわけですからね。それをいったら、すべての出会いがそうだと思うんですけど、やっぱり古本屋って面白い。

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