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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 少々古いニュースですが、岩手日報より。


「寄寿姫」食べて知って 岩手町の松月堂ブリエが販売

 岩手町五日市の和洋菓子店、松月堂ブリエ(松沢宏樹店長)は、美少女キャラクターを箱に描いたケーキ「寄寿姫(よりじゅひめ)のチーズクレープ」を作った。寄寿姫は、同町に伝わる沼宮内伝説の女性主人公。“萌(も)えキャラ”で商品を若年層にPRするとともに、沼宮内の地名の由来ともなった伝説の継承も目指す。

 松沢店長は、元小学校教諭の千葉美保子さん(80)=同町沼宮内=の著書「沼宮内の伝説」を読んで、地元の伝説を次代に広めたいと決意。寄寿姫を萌えキャラで表し、若年層にアピールすることで観光振興にもつなげようと考えた。美少女キャラクターは県立産業技術短期大学校産業デザイン科に依頼し、松沢店長が寄寿姫のイメージに近い作品を選んだ。

 ケーキは4号サイズで、チーズケーキの上にクレープの皮をかぶせたオリジナル。岩手町産のブルーベリー、紫波町産の南部小麦など県産食材使用にもこだわった。同店と道の駅石神の丘で扱うほか、盛岡市のクロステラス、イオン盛岡渋民店でも販売している。寄寿姫のカード付きで価格は1個1500円(税込み)。




 この情報が県民紙・岩手日報でスクープされたのが、7月16日のこと。ちょうど? この少し前にモエモエポストカードを秋田県内にて購入していたモエハンター・犬神が見逃すはずがありません。4号サイズと言うことで、まあひとりで食べるには少々大きすぎるサイズではあるものの、コレを買うことで地元経済さらに文化的な普及に協力できるのなら……ということで買って食べました。

 クレープの皮で覆われているものの、中身は完全なるチーズケーキ。ブルーベリーの味わいも伴って、当然ではありますが、かなり本気のおいしさであります。

 そして、オマケについてきた寄寿姫カードは、どうしようかな~と思っていたものの、結局私のサイフに軟禁することにしました。初音ミクのICカード(アーケードゲーム用)、ローザ・フェルモンド(アンダーカバーコップス)のテレカにつぐ、レアカードと言ったところでしょうか。


 それにしても、秋田のモエモエポストカードもそうなんですが、こういった風潮が地方の土産物売り場などにも来ているのだな、ということに驚きを禁じえません。3年ほど前であれば「なんという惰弱なことか!」と烈火の如く憤慨していたでしょうが、今は見かけ次第片っ端から買いまくるという体たらく。

 ただ、決してモエモエしているだけではなく、その……

 ……うまくいえないのですが、モエモエする気持ちを抑えない一方、「こういうのに飲み込まれちゃいけないんだよな」と自戒、自重しようとする気持ちがあるのです。感情と理性のバランスと言うか。拒絶するのではなく全面的にモエモエ世界に入門するのではなく。

 そのあたりのことをきちんと説明するには、もう少し時間と知識がかかりそうですが、「べ、別にあんたのことが好きなわけじゃないんだからね!」と顔を真っ赤にして言い放つ美少女のごとき感情……に近いかもしれません。近いのかな。まあいいか。ちょっと難しいですね、こういう話って。

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