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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 山崎照朝さんの名前を知ったのは、『空手バカ一代』のことをwikipediaで調べている時のことでした。

 物語のほとんどが原作者の創作であることは私が語るまでもないことですが、そんな中で唯一「マンガと同じように」華麗に戦っていたと松井館長が回想されるこの人は一体何者なんだ!? と思い、とりあえずそのまま当該項目へ移動。そのざっくりとした知識を得たのでした。

 以来、中日スポーツで連載されている『コラム 撃戦記』は毎日欠かさずチェック。記事が毎日更新されるわけではありませんが、それまでほとんど知らなかったボクシングなどの知識は、山崎さんのおかげで深まりました。


 その一方で、山崎さんと言えば極真会館から離れて『逆真会館』という道場を主宰しておられる……わけですが、最近知ったのはこの団体、NPO法人だったんですね。

 確かに記事の中で時々「ボランティアで空手を教えているが……」という言葉を見かけたことはありましたが、それっていうのはまず逆真会館があって、それ以外の活動として行っているのだと思っていたのですが、そうではなくて会館自体がNPO法人であった、と。

 そして残念なことに、この春その法人を解散してしまった、ということで。

 『非営利法人』とは謳っていたものの、結局のところ営利法人と何ら変わらないのが現実だったと言うことで、やはり実際に道場を運営すると言うのは非常に大変なことのようです。


 『設立趣旨は「習いたいと思った時が習うとき」で、幼年部から小・中学、高校、大学、専門学校生まで入会金、月謝の無料を理想とした。将来の日本を背負う子供や青少年は勉学や体を鍛えるくらいは平等であるべきだと、かねがね思っていた。』

 その理想へ向けて、山崎さんら指導者が少しずつ経費を出して、完全無報酬の体制で行ってきたそうですが……なかなか厳しいものだったようです。

 コラムでは今後の青少年のスポーツ育成についての意見を提案しています。さしあたって犬神がどうこうできる問題ではないと思うのですが、ただ「国がスポーツにお金を出さなきゃダメだろう」と考えていた犬神の思想に鋭い横蹴りを食らったような気持ちがしました。

 コラム撃戦記 6月15日
 「負担ばかりでメリットなし 増えるNPO法人解散」

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