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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
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 ただいま犬神は『風雲幕末伝』をやったり大河ドラマ『龍馬伝』を見たり、とにもかくにも幕末野郎(今はどちらかと言うと倒幕派)をやっているのですが、実はドラマの方をきちんと見たのは今回が初めてだったりします。いつもは昼休みにご飯を食べる時に見ているだけで、15分くらいですぐに寝てしまうのです。


 で、今は土佐勤王党が崩壊寸前のところまで来ています。私はあまり土佐の歴史に詳しくないのですが、武市半平太という人は知っています。そして武市といえば『人斬り以蔵』こと岡田以蔵。そしてそして、これまでのこの人のイメージと言えば殺人機械(と書いてキリングマシーンと読む)というか、危険なテロリストと言うか、もっとはっきり言えば趣味が人斬り特技が人斬り生きがいが人斬り……。

 ま、私の知る限り平田先生の『人斬り』と『剣聖ツバメ』以外では100%の極悪キ○ガイ野郎として描かれているお方なのですが、本作では野上リョウタロウが転生したせいなのか、人を斬ることに疑問を持ち、悩み、取り乱したり泣いたりと非常に弱いところも見せるキャラクタになっているようなのですね。

 反対に原田泰造が演じる近藤局長ら新撰組の方が悪役? みたいに描かれていて。初登場シーンでいきなり無言で以蔵に斬りつけるシーンは『ターミネーター』を思い出してしまいました。

 もちろん「どっちも正義」なのだし、そもそもこれは『龍馬伝』だから龍馬サイドの人間に感情移入するように脚本を書かないとダメだとは思うのですが……そしてこれで結構以蔵ファンの犬神は、世間的にも再評価されるきっかけとなったので、大歓迎と言うところですが……でも、元・新撰組隊士(『風雲新撰組』)としては……複雑なところです。


 すでに20回以上放映されて、ようやく初めてきちんと見た『龍馬伝』。3年くらい前の『風林火山』も面白かったのですが、これは好きな時代だけによりいっそう面白いなあ、と思います。でも土佐の人はなかなか顔が覚えられませんぜよ。あと感情移入もなかなか出来ませんぜよ。なめたらいかんぜよ。

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