忍者ブログ
大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 ずいぶん前に買ったものの、なぜか電池を入れることなくずっとほったらかしにしていた「万歩計」に電池を入れて、実際に使ってみました。

 これっていうのは歩数のほかに踏破した距離、さらに消費カロリーなどを算出してくれる機能も備えておりまして。そういうプラスアルファな機能があるのを選んで買ってみたのですが、やはりこういう感じで自分の成果が目に見えると面白いですね。

 早速、これをつけて八幡平のコースを走ってみました。

 電柱の数を数えて、大体1.6キロくらいのコースなのかなと思っていましたが、実際にはそれよりも少し短かったようです。その割りに消費カロリーは自分が思っていたよりもずいぶんと多くて、感覚というのはあまり当てにならないものだと思いました。

 そういった結果でしたが、ひとついえることは、「カロリーを摂取するのは簡単だけど、それを消費するのは容易ではない」ということ。アルコールは極力摂取しないようにしているのですが、体重が以前と比べて6キロほど増えました。

 ただ、食べるものは以前からあまり変わらないので、100パーセント脂肪というわけではない……と自分では思っています。以前はできなかった回数をこなせるようになってるし、若干は筋肉量も増えているはず。そのぶんの重さもきっとあるはずです。


 ともかく、身体作りって面白い。最近はそんなことを考えながら日々を生きています。

拍手[0回]

PR

 何日かに渡ってお送りしてきた東京シリーズ、今日が最終回です。

 最終回は……メインの「ツタンカーメン展」について、を差し置いて「新宿」という街について。

 
 新宿と言う街は……一応、初めてではないことになっています。というのは今から十数年前、私が中学生の時代に修学旅行で東京に行った際、自主研修で目的地に行く際に新宿駅で下車した記憶があるからです。ただ新宿駅で下車して、その次にどこに行ったのかはよく覚えていません。

 その時は平日で、しかも朝のラッシュ時。……いち地方都市から出てきた中学生にとっては、もはや想像のはるか上を行く人間の多さに絶句してしまいました。危うく同じ班のメンバーとはぐれそうになったりして。

 今回は日曜日の10時台ということで、そこまでの混雑はありませんでした。まあ本当に混みまくるのは夜なんでしょうけど。


 駅を下りて最初に「おおっ」と声をあげたのは、東京の人にとっては当たり前すぎる風景になってしまったアルタビジョン。『探偵 神宮寺三郎』シリーズにも出てきましたが、どちらかというと『真・女神転生』のイメージが強いですね。戒厳司令官の後藤が演説していたり、崩壊後の世界でメシア教の人が布教活動をしていたり。

 そこから歩き、向かった先は、もちろん歌舞伎町。『真・女神転生』の世界から『龍が如く』の世界へ移行です。

 ゲームにならって歌舞伎町一番街の、あのきらきらしたゲートをくぐり抜けて待ちに飛び込んだ私と兄者。ほとんど予備知識もなく飛び込んできた私はちょうど『3』に出た来た沖縄の暴力団員・島袋力也のポジションです。

 ここが占い師の館でここがバーと金融業者が入っているテナントビルでここがホストクラブなんだよね。って、もちろん実際にそんなものがあろうはずはありませんが、いかにあのゲームがリアルに作られているかを実感することができました。

 残念ながら今は劇場がなくなってしまったので、だいぶ景色が変わってしまいましたが、断片的にゲームの記憶と重ね合わせてその雰囲気を楽しむことができました。こうして景色を再確認すること自体が、今回の旅の収穫といえましょう。


 その後は来た路線をそのままなぞり、上野から盛岡へ。……そうそう、上野駅では東京名物『東京ばな奈』と『ナボナ』を買ってね。ナボナはお菓子のホームラン王です(古いなあ)。

 帰りの新幹線では、誰かが非常通報ボタンを押して列車が緊急停止するアクシデントがあったものの、何とか無事に帰ってきました。短い時間で、まるで夢のように駆け抜けた2日間でしたが、なかなか多くの収穫があったと思います。兄者、ありがとうございました! テヘッ!(なぜか『石井智弘日記』風にシメてみる)

拍手[0回]


 上野についた日に行った国立科学博物館。

 ここの常設展では、いかにも私好みの機械がたくさんありました。「過去の最新式」と言いましょうか、当時の持てる技術をすべてつぎ込んで作られた機械の数々。日本発のテレビ受像機やら電送装置やら……。

 湾岸ミッドナイトでもありましたが、0から起こした1というのは、本当にすばらしいものです。厳密には欧米で開発された何かのまねなのかもしれませんが、それでも日本らしさを盛り込んで作られたそれらの機械はなんとも魅力的です。今ではこれらのものとは比べ物にならないくらい高性能なものが、一般家庭でも使われているわけですが、当時のことを思うと……つくづく、素敵だなあと思います。

 そして、私がそれと同じくらいかそれ以上に感動したのが、アナログ式の機械の数々。……詳しく仕組みをみると、「ああ、なるほどね」とは思いますが、生まれた時すでに電卓があった世代の私にとっては、「よくもこんなに面倒くさい(そして緻密で精巧で素敵な)ものを……」とため息をついてしまいました。


 時代をさかのぼり、江戸時代になると、その感動と興奮はいっそう高まりました。

 当時はあまり外国の文化が入ってこなかった時代ですからね。そのために日本独自の発展を遂げたものがたくさんあるわけで、それらのひとつひとつに21世紀を生きる日本人たる犬神はフムフムと感心しました。

 とりわけ犬神が熱心に見たのは、いわゆる「からくり」機械の数々。先ほども書いたようにアナログ式の機械になんとも心引かれる私、大名時計とかお茶くみ人形とかといった、シンプルながらよく考えられた機械が大好きなんです。

 そして今回、国立科学博物館でもっとも気に入ったのが、万年自鳴鐘……いわゆる「万年時計」です。

 これっていうのは当時日本での標準だった不定時法と定時法それぞれに対応した時計に加え、曜日・十干十二支・月齢・二十四節気・京都から見た一年間の太陽と月の動きなどがわかるオプションを搭載。さらに一度ねじを巻けば200日ほど動き続けるという、ほとんどオーパーツと言ってもいいんじゃないかってくらいすさまじい代物です。

 開発者は幕末から明治にかけて活躍した発明家の田中久重という人で(今の東芝の創業者らしい)、1000点を超える手作りのパーツを組み合わせ、1年間かけて作り上げたと言いますが……この人に対しては思わずロジャー・コーマン張りに「狂気に近い才能を持つ天才に違いない!」という言葉を贈りたくなってしまいます。これはもはや世界最高の工芸品でしょう。

 ぜひ私もひとつ欲しいなあと思ったのですが、まあそれは冗談です。私が大名級の地位にいる人間ならば交渉の余地が1厘ほどはあるかもしれませんが、町民もいいところですからね。とりあえず別な和時計のポストカードだけを買って帰ってきました。どうせなら、万年時計のポストカードが欲しかったのですが……ま、いいです。

 そういうわけで、国立科学博物館、とっても楽しかったです。

拍手[0回]


 都内での移動は(あまりありませんでしたが)電車がメインでした。

 東京と言うところは岩手に比べて、やたらと電車がたくさん走っていると言うことは理解していましたが、今回は実感としてそれを強く感じました。

 たくさんあるということは、たいていの場所の近くまで走っている路線があるということ。今回投宿した千駄木のホテルも、JRの駅からだと8分ほど歩くところを、東京メトロの駅からだと2分ほど歩けば着くんですよね。

 岩手における鉄道というのは、基本的には東北本線がメインであって、きめ細かい移動手段はバスになるんですよね。それさえなければ、歩くしかないと言う。……ちょくちょく乗り換えつつ目的地近くまで向かうというスタイルに東京らしさを感じました。


 ただ、たくさん電車が走っていると言うことは、そのたくさんの選択肢から自分の目的に最も適したものを選ばなければいけないわけで、地方から出てきた人間にはこれが大変です。

 まず上野駅に下りた時点で、路線によってあっちこっちに道が分かれていたのに驚きました。あれ、こんなに広かったっけ、って。仮に私がひとりでここに降り立ったとしたら、さぞ混乱したことでしょう。さすがの兄者も路線図を見ながら確認し、乗り換え案内をしてくれました。

 上野でこんなですから、新宿駅なんて大変なものです。まあ、単純に来た道を戻るだけだったのでいいんですが、とにかく広いし人もたくさんいるし。普段から利用していればきっと慣れられるのでしょうが……やはり、東京ってすごい。

拍手[0回]


 私にとって上野という街は、東京の玄関口、というイメージがあります。

 一般的には東京駅だと思うのですが、私にとってはむしろ上野駅。なぜかといえば、私が初めて東京に行った時代と言うのは……東北新幹線がまだ東京駅に乗り入れしていなかったのです。あれは、1988年のことでした(乗り入れ開始はその3年後の1991年)。

 それから、1996年に修学旅行で東京に来た時も、確か上野駅の地下ホームに降り立った気がします。その時、あまりの空気の悪さにゴホッゴホッとむせこんだ思い出もあります。今回はそういうこともありませんでしたが。


 そのような記憶があるので、やはり上野が好きです。

 久々に公園口から外に出て、アメ横や上野公園周辺をうろうろと歩いてみると……さすがに25年前の記憶が甦ってくることはありませんが……98年ごろの記憶がフラッシュバックしました。

 この時は高校2年生だった私。全国高校総合文化祭・写真部門の岩手県代表(の代役)として鳥取県米子市に行き、写真の勉強の名目で様々な名所を回った帰りのことでした(参照)。

 顧問の先生の意向だったと思うのですが、具体的な理由はよく覚えていません。ただ、同じように駅から外に出てアメ横付近の雑踏を歩き、今はこぎれいなビルになってしまいましたが、当時はまだまだ現役で残っていた昭和度爆発の旧聚楽を見たような気がします。その時の記憶も重なっていたのです。


 そして2012年。

 あの時に私が見た聚楽はもうありません。ただ、やっぱり上野は上野なんです。時代の移り変わりに合わせて、ところどころ綺麗になっていますが、やはりベースに流れるものはあまり変わっていないような気がします。

 東京でも、上野だったら私を受け入れてくれるのかな。

 ノスタルジックでロマンチックな気持ちになった、31歳の犬神なのでした。また行く機会があればいいなあ。

拍手[0回]


 というわけで、東京に行ってきました。まずは思いつく限りの概要を書き出していきたいと思います。

 まずは、初日。

 9時台の新幹線に乗って、到着したのがお昼近く。そこでまずは犬神が東京名物と認識している「もんじゃ焼き」というやつを食べました。

 お好み焼きとまったく違うので、なかなか苦戦しましたが、おいしかったです。


 本来のツタンカーメン展は翌日に行くことにして、この日は同じ上野公園の中にある国立科学博物館を見てきました。

 今の企画展は、元素について。酸素や水素といったごく身近な元素から、聞いたことのないような元素まで、様々なものがあることを知りました。そして後半になってくると、特に用途のない実験室の中だけの元素が出てきまして。……これらは元々自然界にあったものではなく、人工的に作り出したものであると言います。私の知らないうちに科学はそこまで進歩していたのです。

 そのあとは常設展において、ボランティアの講師の方にレアアースの現状とその対策についての『講義』を聴かされるなど、非常にアカデミックな日でありました。

 その夜はアメ横の居酒屋『大統領』で久々の飲酒。適度に気持ちよくなったところで千駄木にあるホテルに投宿しました。


 翌日(今日からみれば昨日)。朝イチで上野公園に行ってみると、早くも大行列ができていました。

 そこに並び、じつに30分ほどの待ち時間を経て、いよいよ会場へ。

 エジプトからはるばる日本までやってきた品の数々に感嘆しながら、1時間ほどで会場を後にしました。

 そしてまだ時間があったので、かねてより行ってみたかった『新宿』へ。別に新宿で何がしたいというわけではなく、ゲーム『龍が如く』のモデルになった街を見てみたい、という気持ちだけだったので、まあ特別なことは何もしませんでしたが……歌舞伎町一番街の入り口にあるきらきらしたやつとか、劇場前広場とか(もう劇場はありませんが)、なんかゲームで見たそのまんまの景色に、いい雰囲気を味わうことができました。

 そしてその新宿でソーキそばを食べ、帰ってきたというしだいです。


 ひとつひとつの思いに関しては、また後日書きたいと思います。とりあえず、こんな感じだったということで。

拍手[0回]


 ただでさえ色々と重いところにさらなる重圧が降り注いだ昨日という日は、かなり厳しい状況ではありましたが、何とか力ずくで解決することができました。ひたすら正面突破の連続でなんとも不器用なことではありますが、やっぱりそれしかありませんからね。ともかく、何とかやりきったというところです。

 ただ、あまりにも強い気持ちを持ちすぎたせいか、すべて終わったはずなのに「ちゃんとやったよな」という心配がいまだに付きまといます。因果なものです。終わったなら終わったっていって、さっさと忘れてしまえばいいのに。

 というわけで、今日は休みです。

 このあと、な、なんと! 東京に行きます。ツタンカーメン展を見るためです。

 東京に行くこと自体が3年ぶりの私。しかも3年前は業務で行っただけなので、プライベートで行くのは実に11年ぶりとなります。

 たぶん滞在時間は割と短めになろうかと思いますが、久々の東京。中学の修学旅行で行った時は上野駅の空気の悪さに思わずゴホッゴホッとむせてしまった東京。

 ある意味、行くこと自体に意義があるというか。どんな感じなのか、その雰囲気を確かめてみたいと思います。

拍手[0回]


 今日はいったいどういうことを書いたらいいか、なかなか思いつきませんでした。

 世の中で起こっている出来事に、自分の思ったことを書く? 私の身の回りで起こったことについて、思ったことを書く?

 でも、どっちにしたって、あんまり面白くなさそうなんですよね。そんなことを、このブログで書いても仕方がないって話ですよ。

 ただ、そうかといって何か面白いニュースを引っ張ってきても、それを面白く書けるだけのエナジーが今の私にはありません。

 行き詰ってしまった感じです。


 じゃあ、書かなくてもいいかと思ったのですが、そうするともっと行き詰る感じがしたんですよね。

 私は責任ある大人ですから、放り出してランナウェイするわけにはいかない。原因は、取り除かれなければいけない。そしてそれは、私自身が、やらなければいけない。

 そういったことを認識、確認し、言葉にしてみるのも、きっと大事なんだろう。そう思って今日は言葉を慎重に選びつつ、書きました。


 今は、前ほど色々なものに興味を持ち、これを受け入れる体制ができていないため、なかなかリラックスできない状況ですが、これもきっと今の目の前の困難を乗り越えれば大丈夫なはず。

 やってやりますよ。越中さん風に言えば、やってやるって! って話ですよ。

拍手[0回]


 昨日は、色々と気持ちにノイズが入る日でした。オフィスにいる時もそうだし、外にいる時もそう。ここぞとばかりに思想的なことをアピールする人が国内外にいましたが、今はもう、そういうことに取り合うのも面倒くさい……ので、そういう話はしません。

 そういったことをすべて終えて家に帰ってきたとき、周りからは鈴虫の声が聞こえてきました。

 ああ、もう秋なのかな。そんな風に思いました。

 私は夏が大好きなので、もしも「もう秋だよ」と言うのなら、それはちょっとさびしいです。あんまり夏らしいことをしていないうちに、もう秋になってしまったのか、と。

 確かに暦の上では立秋を過ぎているので、秋だと言えば秋なのかもしれませんが、でも、ね……。


 忙しくしているうちに一年なんかあっという間に過ぎていく。そうは言いたくありません。そう言うと本当にあっという間に過ぎてしまうからです。

 流れていく時間に無理やり抗い、少しでも長く生きていたい。そう思いました。


 *


 昨日のスクールナイン、サンドウィッチマンの「ごはんにあうおかず」スタメン紹介されていました。要するに、野球の打順になぞらえて、色々と紹介していき、それに異論があるリスナーが電話なりメールなりで意見する、という番組だったのですが、これがなかなか面白かったです。

 当初は1番が納豆、2番が味噌汁、3番がしょうが焼き……という順番だったのですが、香川県のリスナーから「辛子明太子」をプッシュされると、伊達さん熟考の末2番を明太子に変更。

 冨澤さん 「え~っ? 味噌汁外すんですか?」
 伊達さん 「味噌汁は引退です。ユニフォーム脱ぎました」

 ほかにも8番に入っていた「さばの水煮缶」も引退しました。ベンチ入りとかじゃなくて、引退だから、かなり重い決断だったということになります。ちなみに代打として「もろみ味噌」が入りました。これっておいしいのかな。

 あと、私が驚いたのは、なんかご飯にバター(マーガリン)をかけて食べるのがおいしいらしいですね。伊達さんも大絶賛していましたけど、なんか、どうなのかなあ……。

拍手[0回]


 8月15日は終戦記念日ですね。……まあ、それは敗戦国である日本だからであって、真逆の、非常におめでたい日であるとする国もあるでしょうが……今日は、そういったことについて、調べてみました。

 日本では今日を終戦記念日と言っていますが、英語版Wikipediaによると、米国では9月2日を記念日(V-J day……対日戦勝記念日)と定めているようです。これは、日本が正式に降伏文書に調印した日をもって記念日とする、という当時の大統領トルーマンの意向によるものだそうです。

 そうかと思えば旧ソ連では9月3日(調印して記念式典を開いた日)だったり、イギリスでは日本と同じ8月15日だったり。今まで日本のことしか考えたことがなかったのですが、こうしてみると「ああ、そうなんだ……」と思います。

 お祝いをする国もあるでしょうし、静かに冥福を祈る国もあるでしょう。後者は日本くらいしかないかもしれませんが、ともかくわが国はそういう国なので、私もそういう風に過ごしたいと思います。

 枢軸国だろうと連合国だろうと、政治的思想的な障壁があろうと、戦争によって失われた命であることに変わりはありません。松本零土の戦場まんがシリーズや機動戦士ガンダムの『ポケットの中の戦争』とかを見ると、特にそう思います。それが正しいかどうかはわかりませんが、感情としてそう思います。

 戦争なんて、なければない方がいいです。この日を迎えると、そういう気持ちが強くなってしまいます。

 なお、タイトルは英語版WikipediaにおけるV-J dayの項目から引用しました。こういう言葉で説明されているようです。

拍手[0回]


 なんかマックボンボン(※)みたいな響きですが、ボンボンを漢字で書くと盆・盆となります。要するに昨日は休日だったのですが、1日中、お盆の墓参りとかで忙しかったということです(そして、行く先々で大変な混み具合であった、と言うことです)。

 午前中は親父の実家へ。……いったいどれくらいぶりになるでしょう。たぶん年単位で久しぶりだったんじゃないかな。そのせいもあって、あんまり話すことがありませんでした。まあ私が話す以前に親父が色々と話していたので、そもそも話す機会がなかったのですが。


 午後からは母方の実家の墓参り。こちらは3つの寺を巡って、それぞれに参ったのですが……お墓が盛岡市内にあって、元々参る人が多いし、古い町並みの中にあるので駐車場が狭いしで、車の運転をする私はなかなか苦戦しました。私個人としては別な意味で参ってしまいました。

 もっとも、お墓によっては警備会社の人が誘導をしてくれたので、スムーズに入ることができました。これは本当にありがたかったです。

 
 そんな感じで、お盆休み終了です。ええ、今日から金曜日まで、通常業務です。……でも、できればもう1日くらい、休みたかったなあ……。


 ※ その昔、志村けんサンが組んでいたお笑いコンビ。

拍手[0回]


 時々違う記事を挟みながら、当ブログでも追いかけ続けてきたロンドンオリンピック。それも今日、というかこの記事を書いている現在、最後の出し物『閉会式』が行われています。そこで犬神も最後らしく、全体を振り返って記事を書いてみたいと思います。

 まずは開会式。ここではモハメド・アリが五輪旗を持つ役で出てきたのが感動的でした。ベッカムが聖火を運び、アリが五輪旗を運び、ポール・マッカートニーが生歌でシメる。なんか口パクでやる案もあったそうですが、そうしないで生歌でやりきったっていうのが、またすばらしいじゃないですか。アリもポールもまだまだ元気そうです。

 
 今年のコンセプトは、あまり事前にテレビで取り上げられていないような競技を積極的に見よう、と言うこと。同時進行で色々と進んでいるので、気がついたら終わっていた……というのもありましたが、それでも普段はあまり見ないようなものを見て、これを楽しむことができたと思っています。

 あとは、メダルの色はともかくとして、そもそもメダル獲得自体が初めて、という競技が多かったような気がします。そういうのばかりテレビとかでたくさん放送しているから、そういう印象なのかもしれませんが、金メダルを取ることを期待されて金メダルを取ることよりもよっぽどうれしいし、よかったなあと思います(もちろん、金メダルを取るのが最高にすばらしいことだとは思いますが)。

 一方で、残念ながらメダル獲得にならなかった種目も多数ありました。……それでも、きっと次につながる経験だっただろう、と思います。サッカーだってそうですし、陸上の、特に女子100mx4リレーもそうです。

 サッカーなんか、大会前はそもそも予選リーグさえ突破できないって言われていたのに、終わってみれば何十年ぶりかの快挙。メダル獲得はできなくてもいいんです。すべての、日本代表をバカにしていた評論家・コメンテーターたちの鼻を明かしてやることは、できたでしょうから。

 リレーもそうでしょう。48年ぶりに参加した競技ですから、勝てなくても仕方ありません。とにかく今回は参加して走りきるだけでいいんです。この悔しさが、きっと4年後の更なる躍進につながるのですから。特に土井杏南選手は16歳でしょう? 磨けばもっともっと光りますよ。


 最後に。今回の大会は、元気とか勇気とか……そういうものをたくさんもらえた大会でした。

 なぜかといえばこの4年間で、私自身が身体を動かすことの大変さ、そして楽しさを自分のものにできたからでしょう。ほんのちょっと、ですけどね。

 泳ぐ時はどれほど大変なのか(今年はまだ泳げていませんが)。走る時はどれほど大変なのか。そういうのを感覚として知っているから、テレビで見ていてもそのハードさがわかるし、タイムのすばらしさもわかります。いや、選手の人たちは私の10万倍以上ハードな練習をしているでしょうけど。

 そして、そういった選手たちに感化されて、10kmの距離を走りきることができたのでした。これもまた個人的には史上初の快挙です。


 オリンピックは終わりますが、オリンピックから得た感動と勇気は終わりません。これからも犬神は、選手たちから分けてもらったエナジーを胸に、さらにこれを激しく燃焼させながら日々を生きていきたいと思います。

 数日前のgoo検索ワードで『ロンドンオリンピック 史上最悪』と打ち込んでいる人が数万人もいたようですが、冗談じゃありません。私にとっては史上最高のオリンピックでした。

拍手[0回]


 陸上競技は技術云々も大事ですけど、まずフィジカル、それも先天的なフィジカルがものを言うのかな、という印象でした。特にトラック競技なんかは、日本選手がどれほど頑張っても絶対に超えられない壁のようなものがあるように思いました。

 もちろん日本の選手がいい成績、メダルなんかを取ってくれれば、文句なしにうれしいのですが……ま、参加し続ければノウハウも積み上げられ、いつかはメダルに手が届く日も来るでしょう。だから、そう、参加することに意義があるのです。たぶんそういうことなのです。

 犬神が特に驚いたのは、女子100x4リレー。史上最年少ということで何かと騒がれた土井選手が可愛いな、ということくらいしか予備知識がなかったのですが、なんと48年ぶりの参加だったというじゃないですか。そんなに参加していなかったのか!?

 【評論・陸上女子400Mリレー】伊東浩司氏、アンダーハンドパスの優位性生かせず

 ……実は、最初のところで書いた「参加することに意義がある」というのは、この文章を読んで思ったことです。「メダルを取らなきゃ意味がない」という風潮に、ちゃんとあらがうことができそうです。もちろん最終的な目標は勝ちに行くこと、メダルを取りにいくことですが、それを果たすためにはまだまだ積み上げが必要なのです。


 ちなみに、時々このブログで書いてきた「中学のころ好きだった、足の速い女の子」は、800mの選手でした。……あれ? そもそも日本の選手はエントリしていないのか!?

拍手[0回]


 柔道にはそれほど興味がないものの、レスリングには結構興味のある犬神。下手に武道精神云々と言うのがないので、初めからスポーツライクに観戦することができるからなのかもしれません。

 そんな中、吉田選手が見事金メダル獲得。3大会連続と言う偉業を成し遂げました。おめでとうございます!

 『霊長類最強の男』といえば、かつてオリンピックで3大会連続制覇、4回目も銀メダルを獲得したロシアの英雄アレクサンドル・カレリン氏ですが、それと肩を並べる偉業です。やっぱり吉田選手はスゲエなあと思うのです。

 これは、きっとアレでしょう、吉田選手の友人・平澤光秀選手(新日本プロレス)の友人である『キャプテン・ニュージャパン』の応援の賜物でしょう(参照)。テレビ中継では映りませんでしたが、空を飛べるキャプテンですからね。天井の照明の影とか、そういうところに陣取ってパワーを送り続けたに違いありません。

 一方で、やはり残念な気持ちがあるのが浜口京子選手。どちらかというと父・アニマル浜口さんのイメージが強いのですが、やはりオリンピックにかける気持ちというのをずっと感じていたので、初戦敗退という結果は……ま、ともかくお疲れ様でした。

 でも、これにくじけず、さらにレスリングを続けてほしいと思います。まだまだいけますよ。


 あとは、私が注目していた飛込競技に関しては、準決勝で敗退ということでした。中川選手、ちょっと身体が硬くなって、思うような演技ができなかったということで、ちょっと残念なことではありますが、今度はリオで頑張ってほしいなと思います。

 それから、陸上競技に関しては……色々と詰め込むとまとまりを欠くので、また次回にしましょうか。ともかくレスリングは、やはり面白い。

拍手[0回]


 今日はオリンピックではなく、高校野球の話。

 昨日は岩手代表の盛岡大附属が出場しました。負けました。終わりです。

 ……正直なところ「やっぱりね」という感想を持ってしまうのが残念です。なんといっても盛岡大附属、よく甲子園には行くものの、まず勝てません。2ケタくらいの回数になっちゃうんじゃないでしょうか。わざわざ県外から引っ張ってきてるのにね。

 まあ、それが実力なのだから、仕方ないですね。お疲れ様でした。


 ところでこの時期、テレビで甲子園の中継を見ると、いつも思い出すことがあります。あれは今から14年前、1998年の夏でした(出た! 回想シリーズ)。

 その年の夏、私は「文化系インターハイ」こと高校総合文化祭の岩手県代表(写真部門)として、鳥取県米子市に来ていました。……といっても、私自身が写真で優秀な成績を収めたわけではありません。本来行くはずだった女の子が泣いて辞退するアクシデントがありまして。

 そこでたまたまその場にいた私に声がかかり、「あ、いっすよー」と二つ返事でOK。代役としてまんまと行くことになってしまいました。


 米子を拠点に境港市(水木しげる先生の街ですね)、出雲市(出雲大社も行ってきました!)などを回り、写真のノウハウを厳しく教え込まれた私。最終日には米子市内の古本屋で大陸書房(ムー大陸とか、そんな感じの本ばかり出していた出版社)の本を買ったり、後の進路(英文学科へ進学)を決定付けた『ルイス・キャロル詩集』を買ったり、『ときメモ』のプライズ専用シングルCDを買ったり……って写真関係ないじゃん! と言われつつも、とにかく実り多い旅でありました。

 そんな旅行の中、どこかのローカル線の駅舎で高校野球のテレビ中継を見ました。

 特に試合内容に見入ったとか、そういうわけではありません。たまたま岩手の高校が出ていたから、電車の待ち時間の間だけ、何となく見ていた。その程度のものです。

 ただ、毎年、高校野球のテレビ中継を見ると、思い出すんですよね。あの旅行のこと、もう駅名も忘れてしまいましたが、ちょっとレトロな雰囲気のある閑散とした駅舎のこと、そしてその後に乗った電車で体験した、素敵な出来事……。

 それが何であったかは、また書くネタがない時にでも書くとして。岩手県勢は負けたものの高校野球は結構好きなので、テレビ中継はこれからも見ていきたいと思います。ちなみにそのこともあって、柳沢慎吾さんの「ひとり甲子園」ネタはかなり好きです。昨日は実際にあのネタみたいなことがあったし。

 ええ、「中継が総合からEテレに切り替わって、チャンネルを変える一瞬の間に逆転していたので、決定的瞬間を見逃した」というやつです。

拍手[0回]


 ロンドンオリンピックも残すところ後数日。今フジテレビでは10種競技のライブをやっています。

 10種競技というと犬神はかつてセガから発売された『デカスリート』というゲームを思い出しますが、その話はまた別の機会に回すとして、昨日(日本時間では今日の午前3時)行われた『飛び込み』について、今日は書きたいと思います。


 日本からは中川真衣選手ただひとりが出場。とりあえず準決勝へは進出できたようです。

 実際のところ、この競技で中川選手がどこまでいけるのか? 犬神にはちょっと見当がつきません。もちろん上位入賞を狙ってほしい、というのは当然ですが。

 ただ、個人的にこの競技に思い入れのある犬神。もう何度も言っていることですが、とにかく自分で納得の行くような演技をやりきってほしい。そう思うのです。


 ……いま、個人的に思い入れがある、と書きましたので、そのことを少し書きます。といっても、それほど大げさなことではないのですが。

 あれは、今から13年ほどさかのぼります。1999年、私が高校3年生だったときです。

 その年は高校総体、いわゆるインターハイがわが岩手県で開催されました。そのために地元の現役高校生は一人一役を配され、みんなが何らかの形で大会運営にかかわったという記憶があります。直接的ではないにしてもね。

 しかしながら、今でこそこうしてスポーツの祭典にワーワー言っているのですが、当時は運動大嫌いな完全文化系の少年でしたからね。「何がインターハイだ、オレには関係ないもんね」と悪態を心の中でつきつつ日々をすごしていた気がします。これはまだ10代のころの話なので、ご了承いただきたいと思います。


 そんな犬神のダークな気持ちを転換させたのが、飛び込み競技に参加していた選手(女子)でした。

 元々それほど競技人口が多くないためか、岩手の代表はその子だけだったような気がします。だからなのか、岩手日報でも結構大きな写真つきで紹介されていました。

 結果はともかくとして、この時以来、飛込競技に対してひそかに関心を持つようになりました。もちろん私にできないことを平然とやってのけているのだから、そこにシビれるあこがれる……というのもありますが、やっぱりあまり報道に載らないからでしょうかね。割と能動的に情報を調べないと、どういう競技でどういう結果だったのかが出てこないから。だから余計に「応援しよう」という気持ちが強まるのかもしれません。

 そういうわけで、犬神は中川選手のことをひそかに……いや割とおおっぴらに応援します。頑張れ!


 (余談:レスリングに出場している日本勢のコスチュームには『黄金の虎』が書かれているようですね。……つまりタイガーマスクであり、ニュージャパンということですね)

拍手[0回]


 今日は何のことを書こうかと思っていると、メチャクチャ懐かしい歌が聞こえてきました。めざましテレビの一コーナー『キッズビート』でした。

 正直なところ内容にはそれほど興味はないのですが、今日のテーマ曲は森高千里の『ララサンシャイン』。……かつてめざましテレビ自体のテーマ曲として、毎朝聞いていた楽曲です。



 当時、中学3年生だった犬神。誰もがそうであるように多感な時期でありましたから、何となく朝が重たい日もありました。それでもあの元気な森高千里さんの歌声を聞くと、そんな気持ちも幾分やわらいだものです。

 後にこの楽曲がが収録されたアルバム『TAIYO』を買い、当時放送されていたラジオ番組『森高千里のステップ・バイ・ステップ』を毎週聞くようになりました。すっかりファンになっていたのです。……その割にほかのアルバムは何も買っていないんですが。

 そういえば当時はKinkiKidsのラジオ番組もよく聴いてたっけ。夜11時からの10分番組だったかな。今もそうですけど、当時も結構、ラジオが好きだったのですね。


 そんな、私がもっとも色々なことに敏感だった1996年に引き戻された一瞬。ああ、そうだ1996年と言えばアトランタオリンピックでしたね。

 ……何もかも懐かしい。

拍手[0回]


 ロンドンオリンピック、今もっとも熱いのはやはりサッカーと言ったところでしょうか。男子も女子もかなりいいところまで来ています。こうしてみると専門家の下馬評と言うのも、あんまりアテにならないな、と思います。

 すでにメダルに手が届かないためか、ほとんど誰からも触れられない女子ホッケーも、中国を1-0で破って初勝利。今回がダメでも次につなげられるよう、残りの試合も精一杯やりぬき、しっかり勝ってほしいものです。


 ところで、かねてよりこの犬神は「メダルは後からついてくるもの」「まずは全力を尽くして悔いのない競技を」と言ってきましたが、同じようなことを毎日新聞の社説で言っていました。

 社説:視点 五輪メダル=論説委員 落合博

 我が意を得たりとはこのことでしょうか。「そうそう! そうですよね!」と思わず身を乗り出してしまいそうになりました。

 無論「金メダル以外は意味がない」とか、それくらいガツガツしたところがないと上にはいけない、という意見もあろうかと思います。それも一理あると思います。

 ……でも、私はそうは思わないんですよね。というか、そう言ってほしくないというか。

 アスリートではない私からしてみれば、そもそもオリンピックに出場して競技をしている時点で「スッゴイなあ」なのですから。それを見て素直に「スッゴイなあ」と言わせてほしいのです。「金メダル以外はゴミクズ同然」とか、そう言った趣旨のコメントを言われると、急激に気持ちが冷えてしまって、「じゃあどうでもいいや」となってしまうのです。


 「どうでもいいや」と言いたくない。精一杯の競技を見て感動し、それを私自身の生活にエナジーとして還元したい。だから、今日も私はアスリートたちを応援します。

拍手[0回]


 昨日に引き続き、かなり体調が悪い状態です。

 本来ならば今日は休日だったのですが、あえて休日出勤。体調不良を理由に休日出勤を欠勤してもよかったのですが、何とかやりました。

 それはいいのですが、本当ギリギリだったので、このブログで取り上げるような話題を探すことができませんでした。

 そんなわけで、今日もおわびです。ごめんなさい。


 ……明日こそ! 明日こそ元気になって! 書きたいと思いますのでよろしくお願いします。

拍手[0回]


 ……おかげさまでひざの痛みは、もうほとんどなくなったのですが、風邪を引いてしまったようです。

 今日はこのまま更新せずに終わろうと思いましたが、更新できないなら更新できないということを書いておこうと思ったので、書きました。

 明日も仕事だし、何とか今日のうちに治しておきたいものですが……。

 ま、そういうわけで、今日はすみません。明日元気になったら、また色々と書きたいと思いますので、よろしくお願いします。

拍手[0回]


 いよいよ陸上が始まりましたね。

 小学生のころからとにかく足が遅いしスタミナもない犬神にとって、足が速いということはそれだけで尊敬に値します。中学時代に好きだった女の子も陸上部で、小柄な身体ながらその身体能力は抜群のものでした。

 さすがに日本選手団がメダルを取りに行くことは難しいですが、この際そんなのはどうでもいいです。とにかく悔いのないよう走りきってくれればそれでOKです。そこにベストタイムがつけばさらにグッドです。


 短距離走の福島千里選手のことも書きたいのですが、今日は女子1万mの3選手について。

 <五輪陸上>日本勢3人でけん引、大歓声 女子1万メートル

 犬神もつい先日同じ距離を走りましたからね。これがどれほどツライのか、よくわかります。

 それだけに、私が90分近くかけてようやく走りきったところを、30分台で走りきっている選手たちの身体能力のすごさが痛感できます。やっぱりオリンピックの選手ってすごい。ただただ尊敬、ただただ驚嘆なのです。

 でも、「(トラックを)25周すると思った瞬間、嫌になる」というコメントを読んだ時、ちょっとホッとしました。やっぱりオリンピックの選手でも、そうなんです。私もこれだけ長い距離を走り続けるモチベーションを保ち続けるのが結構大変でした。まあ私の場合は「とにかく何でもいいから10キロ走る」のが目標だったので、ラヂオもりおかを聞きながらのんびり走り続けたのですが。

拍手[0回]


 1964年の東京オリンピック以来、男子柔道はいつも金メダルを取ってきたといいます。それが今年はまったく取れない。7種目中6種目が終わったのに、まだ取れない。どうなってるんだ。何がいけないんだ。とか何とかって大騒ぎになっているみたいですが……ああ、そうだったんですね、というのが第一の感想。そしてそれ以上の感想もないので、まあこんなところにしておきましょう。

 それよりも、今年私が一番興味を持ってみているのはやはり水泳。女子200m平泳ぎの鈴木聡美選手が銀メダルを、さらに男子200m背泳ぎでもアーイエオーイエ……じゃないほうの入江こと入江陵介選手が銀メダルを獲得。いやはやグレートなことです。

 特に入江選手、1位との差はわずか0.37秒だというからたまりません。アントニオ猪木風にいえば紙一重の差がメダルの色を分けたのでしょうが、まあメダルはあくまでおまけ。これほどのタイムを出して泳ぎきったこと自体がすばらしいです。おめでとうございます。

 そして岩手県民最大注目の女子ホッケーは……韓国に完敗。3連敗で準決勝進出はなくなってしまいました。

 柔道の結果よりも、よほどこちらのほうが残念です。まだまだ力及ばずということでしょうか。……せめてあと2試合、何とか「やりきった」と言えるような試合をやってほしいものです。

拍手[0回]


 本来であればロンドンオリンピック関連のニュースを書くところですが、昨日は個人的にすごく大きなことを達成したので、そのことを書きたいと思います。……あくまでも「個人的に」なので、一般的な目線で見ればたいしたことないですが、そういうことがあった、というのを記録に残したいので、今日はその話題で書かせていただきます。

 というのは、おととしくらいから今まで非常に苦手としていた長距離走にチャレンジしているのですが、昨日ついに10kmという距離を走りきることができたのでした。

 まあ時間無制限一本勝負なので、ペースはとても遅いです。正確に時間を測っていたわけではありませんが、たぶん90分くらいかかっていたと思います。その時点で走るとは言わない、という向きもあろうかと思いますが、それならそれで構いません。誰が認めてくれなくても私自身がしっかり「走った」ということを、きちんと言えるような内容だったので、それでいいんです。


 これでようやく、大きなコンプレックスがひとつ取り除かれたのかなという気がします。

 小学生~中学生のころ、毎年ロードレース大会がありました。当時から運動が大苦手だった犬神は毎年最下位争いを繰り広げるような有様で、「あいつは普段から運動していないから、こういう時もダメなんだ」と言う教師もいました。事実その通りだったので、何も言い返せませんでしたが。

 それならそれでいい、と思ってしばらく生きてきたのですが、このままだとずっとそのコンプレックスを抱えたまま生きていくことになる……そう思って、真正面からこの長距離走に向き合い、乗り越えていくための努力を重ねてきました。

 まずはとにかく歩かないことだけを目標にしていたので、ペースはきわめて遅いですが、とにかく少しずつ距離を伸ばしていきました。

 1500m(スポーツテストの距離)、3000m(中学の陸上記録会で設定された最大距離)、5000m(去年の目標)。それまで考えるだけでうんざりするような距離をクリアしていき、今回はついに10000m……すなわち10キロと言うことになります。

 とりあえず、これ以上の距離は必要ないかな、と思っています。あとはこの10キロの距離を、少しでも速く走りきることができるように努力する方向にシフトして。誰にも文句を言われないようなレベルまでいけるよう頑張りたいと思います。

 ……まあ、何とかなるんじゃないですかね。最初は1kmほど走るので精一杯だった私が、ともかくその10倍の距離を走りきることができたんだし。恐ろしく地道な積み上げ作業は必要ですけど、続けていればいつかは何とかなるだろう、と思っています。


 (なお、現在は達成の代償としてか、両膝がバイヤーなことになっています。もう歩いたり階段を上り下りしたりするだけで痛い状態に。……根性だけでは、どうにもならないこともあるのです……)

拍手[0回]


 ロンドンオリンピック、5日目です。

 ひとまず競泳、柔道でメダル獲得ですね。あまり詳細な情報をまだ見ていないのでコメントは書けませんが、ともかくおめでとうございます!

 その一方で、健闘するもあと一歩及ばなかった競技もありました。フェンシングとか、卓球とかですね。

 ま、個人戦はそういう結果になりましたが、まだ卓球の方はメダルの可能性が残っているし、フェンシングも団体戦がありますからね。何とか、いい結果を出せればいいなと思います。


 そして全岩手県民が注目する(田中泉樹選手が岩手出身なので)女子ホッケーの結果はと言うと……まあ結果だけ見れば、2-3で負けました。確かに負けではありますが、1回目のイギリス戦では0-4と完敗でしたからね。それと比べれば善戦も善戦、よくやったと言うべきでしょう。

 ましてや相手は世界ランク1位のオランダ。正直なところ「また0点かな」と思っていただけに、内容は確実によくなっているということでしょう。

 安田監督いわく、「3点取られてどうなるかと思ったが、諦めないでやってくれた」ということで。小学校の運動会で先生に言われたように、転んでも最後までしっかりとやり抜くガッツの結果がこの2点でしょう。やっぱりそういう気持ちが大事なんだなって思います。シューティングゲームで変なところ(1面の途中とか)でやられた時なんか、以前であればすぐにリセットしていたんですが、今後はリセットしません。ってえらくインドアな話ですいません。


 ちょうどこの時期に開催されている新日本プロレスの一大リーグ戦『G1クライマックス』でも、序盤で2連敗して後がない状況から破竹の連勝を重ね、ついに優勝してしまった、なんていう例もありますからね。残り3試合、「失点を減らして、3連勝を狙う」という山本選手(主将)の言葉、バッチリ実現させてほしいものです。

拍手[0回]


 期間中はずっとオリンピックで行きます! と言った一方で、早くもどの選手のことを取り上げたらいいのか考えあぐねている犬神です。ちなみにソースはこのブログを書いているときにいつも見ている『めざましテレビ』です。

 現在は柔道女子57キロ級で見事! 金メダルを獲得した松本薫選手のインタビューをやっているのですが、それに関してはあえて触れず、別な話題を持ってきたいと思います。

 犬神がかねてより注目していたのは、競泳女子背泳ぎ100mに出場していた寺川綾選手。どうして注目していたのかと言われても、明確な理由を述べることができないのですが、とにかく気にしていました。

 あえて言えば、柔道のように相手がいる競技ではなく、自分自身との戦いという部分が好きなのかもしれません。もちろん一緒に競争する相手はいますけど、『くにおくん』シリーズと違って隣のレーンの選手の妨害をしながら泳ぐとか、そういうのではないですからね。とにかく自分の精一杯の実力で泳ぎきり、その結果として出たタイムを並べて誰が一番速いんだ? と。

 それこそ、『メダルを取りにいく』ということではなく『メダルは後からついてくる』というイメージなんですよね。そういうところが好きなのかもしれません。だから女子の寺川選手に限らず、男子の北島選手も関心を持って見ていましたし、それ以外の選手についても見ていました。

 ……そして、もっと単純に、私自身がとても水泳が苦手だからかな。陸上と水泳。どっちもいい思い出がないだけに、そういった競技ですばらしいパフォーマンスを見せている人たちに対して、素直なあこがれを持ってしまうのかもしれません。


 そういったことを踏まえて、寺川選手の銅メダル。立派なものです。おめでとうございます。さらに100m平泳ぎで鈴木聡美選手も、そして男子背泳ぎ100mでは入江陵介選手が銅メダル獲得。これまたおめでたいことです。私は「アーイエーオーイエーオレ入江」の人を先にイメージしてしまいますが、これからは入江選手の方を先にイメージすることになるでしょう。


 さて、今日私が注目する競技は『女子ホッケー』。なぜかといえば岩手県出身の『田中泉樹』選手が出るからです。

 相手は世界ランク1位、北京オリンピックでは金メダルも獲得しているオランダ。……きわめて厳しいですが、下馬評では最低だった男子サッカーも無敵艦隊スペインに勝てたんだし、もしかしたらもしかするかもしれません!?

拍手[0回]