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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。

 とりあえず私が持っているパンツとトップスで組み合わせただけなので、決して上等なものではありませんが、ともかくレディースファッションに身を固めて外出してきました。冬の仙台はとてつもなく寒いので、この上にはフルジップパーカーとコート(メンズ)を着ますが、建物の中などコートを脱げる場所ではこの格好で過ごしました。
 差し当たって、この日に行って来たのは仙台市泉図書館。こないだ借りてきた矢川澄子さんの本を返却しつつ、まだ読めていなかった一冊『水沢文具店』を読んだのです。
 
 これはとても素晴らしい物語でした! 良すぎて読んだ直後にこうしてノートに感想をメモしてきましたし、別な形でも感想を残しました。後ほどまとめてきちんと書きます。

 読書中に一枚撮ってみました。
 図書館にはみんな本を借りに来ていますからね。フロアの端っこにある閲覧席で本を読んでいる私のことなんて誰も気にしません。私もまた周りのことを気にせず一生懸命に本を読み、感想をノートに書くことができます。
 好きなだけ在りたい私でいられる空間。心と体をめいっぱい解放できる空間。私にとって図書館は、そういう場所なのかもしれません。それが嬉しかったので、こんな写真を交えつつ記録します。こんな感じで少しずつ心を慣らしていけば、きっと普段使いの外出着としてスカートや、もっと可愛い服を着用できるようになれるかな……。



 それでも私は自分が男性である(=トランスジェンダーにはなれない)ことを認知しているので、身内や職場にはこのことは言ってないし、男性の格好をして過ごす時間もたくさんあります。特にそうすることに苦痛を感じることはありませんが……男性女性の二元論で分かつことの出来ない……自我とアニマがアナログ的に混ざり合っているような心を持っているので、スカートだろうと背広だろうと、私は着たい服を着ます。
 生まれながらの性で生きるひと、それに違和感や苦痛を感じてトランスジェンダーになるひと。はたまたXジェンダーという言葉もあります(これが今の私に一番近いのかな)。いずれも私はその人の性自認を尊重します。
 そのうえで、私は別に自分の性を固定しようとは思いません。時に男性らしく時に女性らしく。アニマと手を携え共に生きる、ヘルマフロディトス的な…そしてアナログハートの持ち主なんです。

 アート・ブンゲイ・アナログハート!
 これでいい、これで……。

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