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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。

 仙台市民にとってなじみ深い仙台フォーラスが本日をもって長期休業に入るので、最初で最後? の「わたしの仙台フォーラス」な話をしたいと思います。

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 仙台市青葉区一番町、街の真ん中にある『仙台フォーラス』はジャスコの流れをくむファッション系の商業施設です。このように季節に応じてオシャレな広告が店先を飾り、フロアも非常に先進的なお店ばかりが入っている一方、地下2階にある『北京餃子』は安くて量が多くておいしい町中華として常に混雑しています。
 そもそも私が仙台に引っ越してきたのは2年前だし、本格的にオシャレに気を遣うようになったのは去年の12月くらいからなので、あまり積極的に買い物をすることはなかったのですが、ただ7階のギャラリー「TURN ANOTHER ROUND」には亀井桃さんの個展を切っ掛けに通うようになりました。本格的に通うようになったのは3階に古書店「あらえみし」が出来てからなので、ごく最近のことですね。アパレル系については結構若い人向けのハイセンスな服ばかりなので、私なんかが手を出すのは少々ためらわれるところですが、それでも今女の子の格好をする時限定で使っているピンク色のスマホポーチはここで買いました。

(7階、TURN ANOTHER ROUNDにて)


そんなTURN ANOTHER ROUND最後のイベントは、公募したアーティストの作品を売り出す「アートバザール」。最近好きになったイトウモモカさんの絵とかもありました。結構、ここに並べられた案内はがきを見て好きになったアーティストがたくさんいるので、今後はよりいっそう積極的に自分からギャラリーに通わなければいけませんね……今までありがとうございました。


 建物の地下2階にある『北京餃子』です。こちらも長い歴史のあるお店です。フォーラスが若い人たち向けの商業施設だったので、ここのお店に思い出がある宮城県民はとても多いようです。有名なところだとパンサーの尾形さん(東松島市出身)も「焼きそばの油が多くて食えねえ食えねえ」「床がヌルヌルでカーリングができる」と当時の思い出を語っていました(今はそんなことはないです)。ギリギリのタイミングでしたが、私も行ってきました。平日の14時過ぎに行ったにもかかわらず店内は大混雑でした……。
 北京餃子そのものは無くならないですが、「フォーラスの地下の北京餃子」というのはこれが最初で最後ですからね。これで私も仙台市民らしい思い出ができたかな、という感じです。間に合ってよかった……ありがとうございました。



 「あらえみし」は仙台駅東口にある古本屋で、私も何度か行ったことがあります。こちらのお店はカフェが併設された業態で、去年の今ぐらいの時期にオープンしたんじゃなかったかな。ずっと名前しか聞いたことがなかった「澁澤龍彥集成」を始めユリイカ、幻想文学、国文学などシブサワと名前の付く本を片っ端から購入しました。
 カフェスペースを使ったのは初めてだったのですが、やはり本に囲まれた空間でコーヒーを飲むというのはたまらないですね。そこでこれまた澁澤龍彥を読み、1時間くらいゆっくりして帰りました。ありがとうございました。

 語ればまだまだあるかもしれませんが、とりあえずこのくらいにしておきましょう。
 他のフォーラスはリニューアルを機にオーパになっているみたいだから、きっとこの「フォーラス仙台」というのも無くなってしまうでしょう。私は仙台に来て2年しか経っていないのですが、こうして自分なりに思い出ができました。

 こちらは2月10日のイベントで一日店長を務めたパンサー尾形さんに頂いたサイン色紙です。あわせて握手もさせていただき……すごく嬉しかったです。本当この1年で色んな人に出会えました。これからも応援しております。サンキュー!

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