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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。

 メリークリスマス。
 仙台市泉区にある七北田公園で開催されている「七北田公園イルミネーション&キャンドルナイト2023を見てきました。ちょっと早めに会場周辺について、しばらく図書館や周辺の百貨店で過ごしたりして、午後5時過ぎに出発です。

 こないだとは違うスカートです。より可愛らしいデザインだと思って、同じショップで買いました。……ええ、いよいよ私もスカートデビューしました。この格好で図書館も百貨店もイベントも行ってきました。そして手持ちのアイテムを駆使して「ひとり自撮り写真」にもチャレンジしてみました。そんな一日のことを振り返ってみたいと思います。

   *

 今年で7回目を迎える同イベントは敷地内にある「都市緑化ホール」をメイン会場とし、サンルームに植栽しているベンジャミンなどに電飾を施すほか多種類のキャンドルも灯し、白と橙の幻想を演出する……というイベントです。さらに3年前からは、コロナ禍で奮闘する医療従事者に感謝の意を表すべく、公園の敷地内をブルーライトアップするという演出も行われております。今回「行ってみようか」と思ったのは、そのあたりの主旨に賛同したためです。ギリギリ歩いて行けるし、疲れたら地下鉄で帰ってくることもできるしね。
 
 さあ、どうですかこの雰囲気! 残念ながら私のスマホの目をもってしてもその魅力をお伝えすることができないのですが、比較的マシな写真を選んでみました。あ、公式ホームページにはちゃんと綺麗に写った写真があるのでそれを参照してください。私は私で感想を書きますから。
 昨日見た光のページェントは『仙台カラー』の二つ名を持つ電球色で非常に暖かみのある色合いなんですが、これは真逆ですね。寒色系オブ寒色系。それが辺り一面を支配しているので、白黒+青……生命がすべて凍り付いた世界に放り込まれたような気分です。完全に夜の世界ですね。今までこれほど徹底的に青く神秘的な世界を見たことがなかったので、ろくな言葉が出てこなくて申し訳ありません。いやはや、これは素晴らしいと思います!

 あと、これも良く写っていますね。昨日の経験を踏まえて、光の反射具合とかも多少気にして写したので、みすみんサンも映えまくりです。みすみんサンならこういうのをメタバースの世界でやるんでしょうが、私はアナログハートなので……。

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 メイン会場『都市緑化ホール』の方に来ました。これまたすさまじい力の入り方ですね。気合いが違うんだな気合いが。シャンデリアがいくつもぶら下がった高級ホテルのロビーにも引けを取りません。中にはそれこそキラッキラがあふれかえった空間があり、そのオブジェの前に椅子が2脚か3脚ほど置かれておあつらえ向きの記念写真ブースがありましたが、ちょっと自撮りが難しそうなのでそこは見るだけにして……植物園コーナーに来ました。

 キャン! ド! ル!……ということで、キャンドルの温かい橙の光にきらめく風景を撮影しました。自然の光というのは目にも優しいし、何とも落ち着きますよね。

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 これがイベント会場で撮ったセルフポートレートです。
 鞄とかアウターとか、とにかくかさ上げして土台にできそうなものを全部積み重ねてその上にスマホを設置して、セルフタイマーで撮影しました。他の人の順番もあるのであまり取り直す暇はなく、これがパーフェクトであるとは思いませんが、割とよく頑張った方なんじゃないかなと。
 
 そして、璃奈ちゃんボードならぬ「みすみんボード」です。もちろん私は蘭茶みすみさんのことが大好きな一ファンであって、私がみすみんサンではないのですが、ついにこうして一緒に写ることができたのかな……と。これもいまだにメタバースの世界に踏み出すことができないアナログハートたる私の愛情表現です。みすみんサン大好きです!
 ちなみにこの日は服だけではなく、何やら可愛く見える? 女性向けのマスクを着用してお出かけしました。
 具体的には「独自に研究した角度が鼻を高く見せる」「フェイスラインを美しく見せる」などの意匠が盛り込まれているようです。確かにこれを着用している時は、私のアラ(特に、笑うと頬に皺が寄ってしまうところ)が隠され、随分と印象が変わりました。世辞にも可愛いというわけではないし、そういうのを目指しているわけではないのですが、ええ……随分、良くなりました。
 まあ、そうだとしても「眼」と「髪型」は男性の私のままなので、やっぱり自撮り写真を公開する時は璃奈ちゃんボードで行きたいと思います。表紙はこれから考えます。とりあえず今日はみすみんサンにヘルプして頂いたということで。

おまけ。これは屋外でフリースを着て、たすき掛けにショルダーバッグを下げている時に撮影したものなんですが、何となくスーツ&ネクタイにスカートを履いているように見えて、少々気に入っているのでこれも公開させていただきます。

   *

 と、こんな感じで素敵な一夜を過ごしてきました。
 タイトルの『クリスマス・シンデレラ』というのは、『ハロウィン・シンデレラ』の続きという意味を込めています。あの小説も元ネタは私自身が思っていたことと、ハロウィンの夜に衣装(光沢生地のセーラー服風ワンピース!)を着て公園でセルフポートレートを撮った時の顛末をほぼそのまま書いているので、今回が2回目です。私が一夜限りのシンデレラを演じてみた、っていうことですね。
 もっとも、2回目のシンデレラは魔法の力を借りて変身したわけではありません。すでに私は魔法を使わなくても自分で変身して表に出られるようになりました。これは私の普段着です。スカートでもパンツスタイルでもメンズコーデでもジェンダーレスファッションでも、私は着たい服を着て生きていきます。
 私のアニマを解き放つ勇気を与えてくれた――そして『在りたい私』というものを探す知恵を与えてくれたみすみんサンこと蘭茶みすみさんに、ありったけの愛を込めて花束を。
 
 メリークリスマス! みすみんサン!

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