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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 昨日は、まあ、金銭的な部分なだけで言えば結構な出費の日でした。

 ゴールデンウィーク2日目、特に行くところもない哀れな弟者(高校1年生)のために? 盛岡近郊の様々なCD店やらフリーマーケットやらを走り回り、見て回った……と、一言で言えばそんな感じの一日。

 昼には弟者のリクエストもあり、焼肉食べ放題90分1本勝負に挑戦。88分30秒ほど費やして二人で散々食い倒して来ました。これも結構な出費でしたが、まあ昨日の外食が半田屋だったし、いいかな(ただし、これも弟者からのリクエストであったことを付記しておきます)。


 私個人としては、かねてよりの懸案であった夏用タイヤの購入に踏み切りました。向かったのは個人経営のアヤシイお店。まあアヤシイとはいってもそれは見た目のボロさ加減であって、実際に運営しているオジサンは元大手タイヤ会社の社員。その頃に作り上げたという独自の流通ルートを経て格安でタイヤを小売してくれると言うのです。

 もっとも昨日は本来、休みだったらしいのですが。……それでも突然押しかけたこの男に、なんと自分の車につける予定だったと言うタイヤを、しかもホイールつきで、売ってくれたのです。しかもしかも、「クルマに合うかどうか、確かめないとね」と言いつつ、交換までやってくれて。それでいてトータルの金額は、直前に某大手カー用品店で見た最安値タイヤ4本セットよりも安い!!

 まあ新品タイヤと中古タイヤの差はあるとは思うのですが、これほどの差が出てくるとは……。タイヤ屋のオジサンの情の深さに感動しきりなのであります。


 さらにそのあとは、矢巾町にあるちょっと不思議なCDショップ『三共ムセン』へ。


 国道沿いにあるこのCD店は、どちらかと言うとその裏手にある『ビッグガレージ』という、これまたちょっとアヤシイ中古品店がメインで、長らく休業中だったのですが、今年からまた営業を再開したとか。実際に私もその裏の店に用があってきたのですが、試しに覗いてみると……

 ……すごいところでした。

 8cmシングルとか、LDとか、廃盤になったCDとか、今じゃほとんどの人が記憶の中にしかとどめていない(あるいは、それさえないかも)そういったものがずらりと並べられていたのです。

 しかも店番のオバチャンいわく「まだ再開したばかりで、在庫整理中」だそうで、売れて棚が空いたらそこに在庫を詰め込んでいくという方式でやっているのだそうです。そのせいで今じゃまず見かけることのないモダンチョキチョキズの8cmシングルとかが並べられているのですね。


 ただし、何の目的もなくふらりと立ち寄るような冷やかし野郎はノーサンキュー、というか店のオバチャンには理解できないのかもしれません。犬神と弟者が入るなりいきなり、

 「あんたたちは、何を探しに来たの?」

 と、CD屋というよりか骨董品屋か何か専門店のような言葉をぶつけられ少しく動揺。とっさに「うる星やつらのLDを……」と、実際に探してるものがあったので口にして何とか回避しました。

 ところがその後も「アレって、続き物(テレビシリーズのことらしい)だよね?」とか何とかと追撃がやまないので、「ええ、でも僕が探しているのは映画版のほうでして……」などと応戦、そのうちお茶を飲みながら椅子に腰掛けて色々とこの店を再開する経緯とか、最近のアニメのこととか、自分なりに不器用ながら雑談をかわすくらいのことはしました。


 オバチャンの話によれば、やはりこの店には遠方からマニアが多く訪れるらしく、こないだも筋肉少女帯・大槻ケンヂのCDをごっそり買って行った人がいた、とか何とかと言っていました。犬神もそれを聞いて内心では少し後悔してしまいましたが、さしあたって今は『アニメのLDを探しに来た青年』ということで、筋肉少女帯の話はそれ以上はしませんでした。

 8cmシングルを並べ始めたのもお客の要望あってのことだと言うことで、最初は「こんなものイマドキ売れないだろう」と思っていただけに意外である、という話でした。確かに犬神も最近にわかに8cmシングルに興味を持ち始めたので、その話は理解できました。

 
 で、最終的になぜか在庫処分モード・軒並み1000円均一になっていた『大怪獣バトル』のDVD2本、いにしえのビデオソフト1本、そしてCD『サイキックディテクティブシリーズ・ザ・ベスト』を買ってきました。

 

 ……って、何これ!? こんな値段がついてるの!?

 
 悪く言えば売れ残りばかりなのですが、それはコレクターにとっては宝の山。お店に行くと言うことは何かを買うということであり、それなり以上の予算がなければ行くわけにはいきませんが、最高に贅沢なお店です。矢巾町の国道沿いにあるお店です(西側? に大きな「CD」という看板が出ているので、すぐにわかると思います)。

 さしあたって店に入るなり「こういうのを探しています」とはっきり言える方は、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。その際にこのブログを見て来ましたと言っていただければ……それはもう嬉しいのですが、オバチャンにとっては「?」であり、何のメリットも生じないと思うので、言っていただかなくて結構です。

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 国道沿いにあるこのCD店は、どちらかと言うとその裏手にある『ビッグガレージ』という、これまたちょっとアヤシイ中古品店がメインで、長らく休業中だったのですが、今年からまた営業を再開したとか。実際に私もその裏の店に用があってきたのですが、試しに覗いてみると……

 ……すごいところでした。

 8cmシングルとか、LDとか、廃盤になったCDとか、今じゃほとんどの人が記憶の中にしかとどめていない(あるいは、それさえないかも)そういったものがずらりと並べられていたのです。

 しかも店番のオバチャンいわく「まだ再開したばかりで、在庫整理中」だそうで、売れて棚が空いたらそこに在庫を詰め込んでいくという方式でやっているのだそうです。そのせいで今じゃまず見かけることのないモダンチョキチョキズの8cmシングルとかが並べられているのですね。


 ただし、何の目的もなくふらりと立ち寄るような冷やかし野郎はノーサンキュー、というか店のオバチャンには理解できないのかもしれません。犬神と弟者が入るなりいきなり、

 「あんたたちは、何を探しに来たの?」

 と、CD屋というよりか骨董品屋か何か専門店のような言葉をぶつけられ少しく動揺。とっさに「うる星やつらのLDを……」と、実際に探してるものがあったので口にして何とか回避しました。

 ところがその後も「アレって、続き物(テレビシリーズのことらしい)だよね?」とか何とかと追撃がやまないので、「ええ、でも僕が探しているのは映画版のほうでして……」などと応戦、そのうちお茶を飲みながら椅子に腰掛けて色々とこの店を再開する経緯とか、最近のアニメのこととか、自分なりに不器用ながら雑談をかわすくらいのことはしました。


 オバチャンの話によれば、やはりこの店には遠方からマニアが多く訪れるらしく、こないだも筋肉少女帯・大槻ケンヂのCDをごっそり買って行った人がいた、とか何とかと言っていました。犬神もそれを聞いて内心では少し後悔してしまいましたが、さしあたって今は『アニメのLDを探しに来た青年』ということで、筋肉少女帯の話はそれ以上はしませんでした。

 8cmシングルを並べ始めたのもお客の要望あってのことだと言うことで、最初は「こんなものイマドキ売れないだろう」と思っていただけに意外である、という話でした。確かに犬神も最近にわかに8cmシングルに興味を持ち始めたので、その話は理解できました。

 
 で、最終的になぜか在庫処分モード・軒並み1000円均一になっていた『大怪獣バトル』のDVD2本、いにしえのビデオソフト1本、そしてCD『サイキックディテクティブシリーズ・ザ・ベスト』を買ってきました。

 

 ……って、何これ!? こんな値段がついてるの!?

 
 悪く言えば売れ残りばかりなのですが、それはコレクターにとっては宝の山。お店に行くと言うことは何かを買うということであり、それなり以上の予算がなければ行くわけにはいきませんが、最高に贅沢なお店です。矢巾町の国道沿いにあるお店です(西側? に大きな「CD」という看板が出ているので、すぐにわかると思います)。

 さしあたって店に入るなり「こういうのを探しています」とはっきり言える方は、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。その際にこのブログを見て来ましたと言っていただければ……それはもう嬉しいのですが、オバチャンにとっては「?」であり、何のメリットも生じないと思うので、言っていただかなくて結構です。

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