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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 そういえば、先日から車検に出していた私の愛車・ワゴンRが帰ってきたので、じつに2週間くらいぶりに乗ってみました。

 ドアを開けてえいっと飛び込むと、思わず大塚明夫さんのモノマネで「ぐぉああああー!」と叫んでしまいました。なぜか、車内に充満する接着剤のにおい! もうね、即座に窓全開ですよ。

 何でこんなになっちゃったの? と首をかしげるところですが……まあ、それはともかく。久々にパワステのある車に乗ったので、ハンドルが妙に軽く感じられました(私のもうひとつの愛車はパワステが故障したので取っ払っている)。

 あとは、久々のマニュアル車。左手/左足が本格的に動かせるのは、実に楽しいのです。

 やれショックアブソーバーが壊れてるだの、ボディが言葉どおり腐ってるだの、満身創痍の有様でしたが、すべてリフレッシュ! あとはせいぜいブレーキの調整とか、その程度だったので、思いのほか安く仕上がったのは嬉しかったです。


 あと、もうひとつ嬉しくなったのは、楠みちはる先生のエッセー『お前の話はクルマばかり』内の言葉。

 「マニュアル車だったら、10年乗りつづければいつかはどんな車でもスポーティになる」(大意)

 高速道路を300キロオーバーで走るマンガを描き、自身が乗り回すクルマの性能もそれを乗りこなす腕も私のそれの10万倍以上はあろう楠センセイですから、ワゴンRに乗っている私がその言葉を読んで自信を得たとしても、

 「は? オマエのは軽(自動車)でしょ? そんなもんクルマじゃねえよ」

 と一笑に付されて終わりだとは思いますが、それでなくてもやはりマニュアル車は楽しい。形はどう考えても高速走行には向きませんが(空力で言えば車高が低いアルトの方が有利な気がする)、マニュアル+4WDという組み合わせはラリー大好きな犬神としては最高の組み合わせ。

 一方でもう一台の愛車・アルトは確かにFF/ATの超イージードライブ仕様ですが、先に申し上げたようにノンパワステで、キャブレター仕様のエンジンは最高に調子がいい! のです。この実にアナログな組み合わせがたまらない。いかにも昔の車! って感じがいとおしいのです。


 だから、この2台を魔獣合成(@女神転生)。マニュアルで4WDでノンパワステで最高のエンジン! という組み合わせなら、これ以上ないくらいすばらしい車になるのですが……ま、そうじゃないから、どちらも乗れるのかな。

 なんだかんだ言って、やっぱり車が好きなのかな、私はね。

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