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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 これは本来テレビゲームの話題なので、別館で触れるべきなのかもしれませんが、話題の中身を考えるとこのカテゴリが適しているのかなと思い、こちらに書くことにしました。

 日記ではありません。ただ自分の気持ちに整理をつけたいので、書きます。

 内容は近頃弟者が本気でハマっている『ときめきメモリアル3』についてです。

 ……ゲームを進めていくとわかる隠し要素などをたくさん含むので、もしも今まさにゲームをプレイされている方や、これからプレイされる方、あるいはかつて本気でプレイして今も心のゲームとして胸の中にしまわれている方などは、ご覧にならない方がいいと思います。

 では、続きを書きます。



 まあ「ときメモ」に限らずこの手の恋愛シミュレーションゲームと言えば、ありとあらゆるニーズに対応するべく複数人の女の子がいて、それぞれに趣味や嗜好が違うので自分のそれにマッチした女の子とたくさんデートしたりイベントに出くわしたりして、親交を深めていく……といったところ。

 なのですが、あまりにもあざというというか、えげつないキャラクタ付けのされている子がいて、そのたびに辟易してしまいました。

 とってつけたような泉州弁(なのか河内弁なのか東北人の犬神にはわかりませんが)を話す子。眼鏡をかけて言葉の端々にオタクな知識が見え隠れする子(趣味はジャンク屋巡り)。

 そして極めつけは当局の指令により学校に『本当に』存在する魔物たちを討伐するエージェントだっていう女の子までいるからたまらない。進み方によってはその女の子を守るために自ら魔物と戦うようなこととなります。

 このゲームは何だ。恋愛シミュレーションゲームだろう!?

 もうね、ついていけなくなってしまいました。何が何だかわかりません。
 
 だって、普通の人が持っていない力を持つとか持たないとかで勝負するって、そういうのってちょっとずるい感じがします。

 言うなればこちらが素手でクリーンな戦い方で挑んでいるのに、相手がいきなり武器を持って後ろから殴りつけてきたような、そんなショックを受けました。

 「自分は絶対に、この子と一緒になることはできない」

 そんな風にはっきりと思いました。戦意喪失です。


 まあ、それでもこっち側(現実)とあっち側(仮想、空想、妄想)をヒョイヒョイ行き来していた学生時代ならば、こんなことは感じなかったと思います。抵抗なくその世界の住人になって、「想う気持ちがあれば絶対に負けない!」などと、今なら後ろからボマイェを食らわしてやりたくなるような考えを真剣に持ったことでしょう。

 これは「退化」なのか。それとも「転向」なのか、「日和った」ということなのか。

 まあ何でもいいです。ゲームの中の特殊な女の子に好かれるよう自分の思想を変えられるほど、犬神はもう若くはありません。

 それに、今は……ゲームの中じゃなくて、私と同じ世界の人を、好きになってしまってなおかつ話が進んでいるところなのでね(まだ初デートにもこぎつけていないので、関係を続けられるかどうか心配ですが)。まだまだ夢を見ることの出来る若人であればガンガンやるのもよろしいでしょうが、私はもういらない感じです。

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 まあ「ときメモ」に限らずこの手の恋愛シミュレーションゲームと言えば、ありとあらゆるニーズに対応するべく複数人の女の子がいて、それぞれに趣味や嗜好が違うので自分のそれにマッチした女の子とたくさんデートしたりイベントに出くわしたりして、親交を深めていく……といったところ。

 なのですが、あまりにもあざというというか、えげつないキャラクタ付けのされている子がいて、そのたびに辟易してしまいました。

 とってつけたような泉州弁(なのか河内弁なのか東北人の犬神にはわかりませんが)を話す子。眼鏡をかけて言葉の端々にオタクな知識が見え隠れする子(趣味はジャンク屋巡り)。

 そして極めつけは当局の指令により学校に『本当に』存在する魔物たちを討伐するエージェントだっていう女の子までいるからたまらない。進み方によってはその女の子を守るために自ら魔物と戦うようなこととなります。

 このゲームは何だ。恋愛シミュレーションゲームだろう!?

 もうね、ついていけなくなってしまいました。何が何だかわかりません。
 
 だって、普通の人が持っていない力を持つとか持たないとかで勝負するって、そういうのってちょっとずるい感じがします。

 言うなればこちらが素手でクリーンな戦い方で挑んでいるのに、相手がいきなり武器を持って後ろから殴りつけてきたような、そんなショックを受けました。

 「自分は絶対に、この子と一緒になることはできない」

 そんな風にはっきりと思いました。戦意喪失です。


 まあ、それでもこっち側(現実)とあっち側(仮想、空想、妄想)をヒョイヒョイ行き来していた学生時代ならば、こんなことは感じなかったと思います。抵抗なくその世界の住人になって、「想う気持ちがあれば絶対に負けない!」などと、今なら後ろからボマイェを食らわしてやりたくなるような考えを真剣に持ったことでしょう。

 これは「退化」なのか。それとも「転向」なのか、「日和った」ということなのか。

 まあ何でもいいです。ゲームの中の特殊な女の子に好かれるよう自分の思想を変えられるほど、犬神はもう若くはありません。

 それに、今は……ゲームの中じゃなくて、私と同じ世界の人を、好きになってしまってなおかつ話が進んでいるところなのでね(まだ初デートにもこぎつけていないので、関係を続けられるかどうか心配ですが)。まだまだ夢を見ることの出来る若人であればガンガンやるのもよろしいでしょうが、私はもういらない感じです。

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