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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
今朝はFMトランスミッターが電池切れになってしまったため、「話題のアンテナ 日本全国8時です」を聞きながら出社したのですが、そうすると今日のゲストは森田さんでした。

その中で聴いたことには、なんと人類がかつて持っていた「月に行く技術」というのが、今はもうなくて、なものだから2024年だかそこらまでに行けるようにがんばろうね、とアメリカが中心になって世界23カ国に呼びかけているそうで、ものすごく、びっくりしました。

僕らが生まれてくるずっとずっと前にはもうアポロ計画は……と歌っていた人々もいましたが、確かに私たちの世代の人間が生まれるずっと前に、人類は月に行っていました。けれども、その後わざわざ月に行っても仕方ないと思ったのか、何なのか知りませんが、ともあれ月に行こうとNASAもソ連も思わなかったせいか、月に行ってどうにかしようとする人は誰もいなくなり、進歩も発展も、それどころか技術を遺そうとする人もいなかったために、月はかえって遠くなってしまったような状態なそうです。

火星がどうとか行ってるし、月ぐらい余裕だろうと思っていたのですが、それじゃあカップラーメンのCMとかでやっているエデンはいつ出来るのでしょう。エデンからは出られない、じゃなくて地球から出られないようですね。当分。

ついでに言うと、天気図を書ける人も少なくなっているらしい。そのことを森田さんは嘆いておられました。これは湾岸MIDNIGHTで富永さんが言っていた、「カーナビを使ってると地図が読めなくなる」というアレと同じで、いわゆる、CPUの恩恵の裏返しですよ。誰でも同じことが出来るようになるけれど、すごく出来る人もいなくなってしまうってやつ。

アポロ何号だったか……まあ、それに搭載されていた機械は、わが国が開発した家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」よりもずっと劣っていたと言いますが、一方でそれに乗って月に行ったアームストロング船長はどれだけすごい能力を持っていたのかと思うと、なんかすごい感じです。


ずっとずっと前に、地球人は小さな、しかし大きな一歩を踏み出しました。それから大分、時間は経ちましたが、ある意味では次の一歩は、まだまだ踏み出せずにいるようです。……でも、次の一歩を踏み出すために片足を上げるところまでは行ってるのかな、などと、妙に明るく輝く月を眺めながら思いました。

追記:森田さんのブログにも書かれていたので引っ張ってくることとします。ちなみに今年は暖冬、そして来年は冷夏なそうで、何でかって言うとエルニーニョ現象なそうです。

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