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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
家族でテレビを見ていると、最近の若者は言葉遣いが悪いと言う話になりました。なるほど、「難しい」が「むずい」になり、「気持ち悪い」が「キモい」になるのは、日本語の乱れになるというのでしょうか。だとすれば昔のわが国の人たちは、みんな丁寧な言葉で話していたのでしょうか。

自分も使ってるくせに、というのは簡単なのですが、どうしてそうなるのか。考えてみました。

そうしたところ、「やべえ」とか「だせえ」とか「うぜえ」とか、いわゆる「え行」の発音を、ふたつ続けてやっているのに気づきました。また、岩手の方言のひとつに「よくない、だめだ」という意味を表す「わがねぇ」というのがありますが、これなども日本語の乱れと言うのでしょうか。


こういった仮説というか妄想に基づき、それを無理やり肯定させられる理屈がないものかと思い、書を読むお金と時間をはぶいて検索していると、非常に興味深いブログがありました。ここの、一番下の「発話エネルギー節約術(その4)」でした。

てやんでえ。とかべらんめえ。とか。そういう短くて強い江戸っ子の話し言葉が流れ流れて、現代の「e+e発音」になってるということでしょうか。やはり、ある日突然人々の意識が変わるとか、そんなことがあるはずないんですよ。うんうん、そういうわけだから、皆様も遠慮なくべらんめえ口調で話しましょう。

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