忍者ブログ
大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 今週は月曜、火曜が休みだったので、日曜日に開催された全日本プロレスの「VM対F4・負けたら即じゃないけどシリーズ終了とともに解散スペシャル」の詳細な結果も見ませんでした(とりあえず勝敗だけは、翌日に公式ホームページで確認しましたが)。

 いつもPCのそばに置いていて何かにつけ手に取る武藤さんの著書『プロレスで生きる』の中では「ブードゥーは絶対になくさない」と言っていただけに、もしもマッチメイクとか、何より今後の団体運営の観点からしてみれば、残念ながら正直あまりこれといった活動とかインパクトのないF4は解体やむなしか……といったところでしょう。だから、そういう意味では予想通りだったのですが。

 ただ、心情的には、どっちが勝っても負けても……切ない気持ちになってしまうんですよね。

 小島聡さんは私がこうもプロレスを好きになるきっかけを与えてくれた人ですし、KAI/大和/ゾディアックらメンバーともども「明るく、楽しい」プロレスを繰り広げると言うコンセプトはすごく魅力的です。

 一方VMは、いつ頃からなのかよく覚えていませんが、「とことんプロに徹した、職人集団」というとちょっと違うのですが、悪役は悪役なりに筋が通っているような気がしていたのですね。

 セコンドが乱入したり、凶器で血だらけにさせたり、やってることはどう考えても凶悪極まりないのですが、はっきりとそういう行為をやりきるから、武藤さんたちベビーフェイスの人たちが輝く。これは力道山の時代からそうだから当然です。

 だから、うーん、何と言うか……

 どこまでもTARUさんは極悪レスラーでいいと思うのです。それでも私は心ひかれる。相反する立場の人たちを同時に応援する。節操がないというか、ミーハーと言うか、矛盾した感情だとは思うのですが、それがプロレスでしょう。勝敗じゃなくて試合前の記者会見やブログから気持ちを盛り上げてくれるもの。最高のエンターテイメントだから。


 *

 一方の、解散が決定してしまったF4ですが……早速PCの「お気に入り」から、コジログへのリンクを外しました。あまりに切なくて、もう読めないからです。

 それでなくてもこのところの小島さんはなかなか厳しい立場に追い込まれているように見えます。上は天性の「華」を持つ武藤さんや船木さんがいるし、下からは肉体改造でますます精悍になった諏訪魔選手や浜ちゃんから突き上げを食らってるし。さらにGURENTAIやブードゥーのインパクトは言わずもがなと来て、小島さんはというと……。

 明るく楽しいプロレスを見せたいという小島さんは、素直に応援したいのですが、やっぱりプロレスラーなんだから、もっとバチッ! と強さを見せ付けて欲しい。それは決して、無理なお願いではないですよね。2008年の、私がプロレスに急速にのめりこむきっかけになった頃のような小島さんを、もう一度見てみたい。その日まで、一時コジログの閲覧を休止します。

拍手[0回]

PR

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック