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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
常に何か心配事をひとつかふたつ抱え込んでいて、それを引きずって生きているため、どうも心から楽しい気持ちになりきれない日々が続いています。

今日は珍しく、何も心配事がなくて、本来だったら心安い夜のひと時を送るはずなのでしょうが、どうも私のこころというのは、その楽しい気持ちの方に踏み出せずにいるのですね。

何でなのか。あまり難しく考えるのは得意ではないので、シンプルに考えていくと、たぶん、「嫌なことはないけど、いいこともない」からなのかな、と思うのですね。


そんな中、実相寺昭雄監督の訃報に直面し、なんともやりきれない思いになりました。

実相寺監督と言えば市川昆監督と同じくらい、不思議でかっこいい脚本と映像美で私も思い切り魅せられました。「ウルトラマン」「ウルトラセブン」「ウルトラマンマックス」……それから「悪徳の栄え」「D坂の殺人事件」「屋根裏の散歩者」などなど。

批評は得意でないので、直感的に考えたことを書きますと、人のこころの暗い部分をわざと映し出して、リアルな恐怖を演出するのがうまいって言うのかな。「リアルに怖い」映像を作るのがすごく上手な人だったと思います。そしてそれを、「ウルトラマン」でも「ウルトラセブン」でも「ウルトラマンマックス」でもやってしまうのが、すごいなと思うのです。


おれっていつもそうなんだ。いつもいなくなってから気づくんだ。って、ポルナレフのごとき感傷に浸りつつ、もっと書きたいけど、これ以上はよくないから、また稿を改めて書くとしましょう。南無。

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