先日行った志和稲荷神社のことを調べているうちに、なにやら別な神社があることを突き止めた犬神特派員は、早速現地へと飛びました。
いや、もちろんコミュニティのあるところだったら神社の十や二十はあって当然なのですが、特に『縁結び』関連の何かがあるということだったので、1月4日以降関係なくもないよなと思い、ちょっと見てきたのです。
それというのは町の中心部に程近いところにある『赤石神社』。行ってみてわかったことは、ここに縁結びの神様がいるわけではなくて(その代わり戦いの神である鹿島大明神・香取大明神などが祀られていました)、神社の入り口のところに平安時代に植えられた、縁結び伝説のある桜があるっていうことなんですね。
樹齢700年以上を誇る老木「南面の桜」は、その頃京都から左遷させられた高家のお人が植えたと伝えられています。このお人は後に地元の(有力者の)娘と相思相愛になり、「花が咲いたら一緒に見よう」と誓い合っていたのですが、その前に再び京都へ栄転、一緒に見るという夢はかなわず終わってしまったのでした。
しかしながら二年後、桜はなぜか姫が思いを寄せる恋人のいる南の方を向いて咲き誇り、これに感じ入った姫が詠んだ一句が京都まで届いた――そして姫は京都に呼び寄せられ、めでたしめでたしどんとはれ、という伝説があるのだそうです。
正直なところ今はシーズンオフですし、年数を経て結構ボロボロにいたんでいるようで、見た目も美しくありませんでした。しかしながら、この伝説が何よりとても美しい。ロマンチシズムじゃありませんか。
まあ、そんなわけで、「うちらに言われてもなぁ……」と首を傾げるかもしれませんが、ともかく本殿に赴き、何とかこのチャンスを生かして見せますと誓って帰ってきました。神仏は尊いですが、頼るべきではないのです。
ただ、頼るべきではないのですが、自分ではどうしようもない世界のことは、やはり神様の領域なのでしょう。
だとすれば、何かいいことがあった時は、その都度神様に感謝したい。
そんな風に考えて犬神は生きています。
いや、もちろんコミュニティのあるところだったら神社の十や二十はあって当然なのですが、特に『縁結び』関連の何かがあるということだったので、1月4日以降関係なくもないよなと思い、ちょっと見てきたのです。
それというのは町の中心部に程近いところにある『赤石神社』。行ってみてわかったことは、ここに縁結びの神様がいるわけではなくて(その代わり戦いの神である鹿島大明神・香取大明神などが祀られていました)、神社の入り口のところに平安時代に植えられた、縁結び伝説のある桜があるっていうことなんですね。
樹齢700年以上を誇る老木「南面の桜」は、その頃京都から左遷させられた高家のお人が植えたと伝えられています。このお人は後に地元の(有力者の)娘と相思相愛になり、「花が咲いたら一緒に見よう」と誓い合っていたのですが、その前に再び京都へ栄転、一緒に見るという夢はかなわず終わってしまったのでした。
しかしながら二年後、桜はなぜか姫が思いを寄せる恋人のいる南の方を向いて咲き誇り、これに感じ入った姫が詠んだ一句が京都まで届いた――そして姫は京都に呼び寄せられ、めでたしめでたしどんとはれ、という伝説があるのだそうです。
正直なところ今はシーズンオフですし、年数を経て結構ボロボロにいたんでいるようで、見た目も美しくありませんでした。しかしながら、この伝説が何よりとても美しい。ロマンチシズムじゃありませんか。
まあ、そんなわけで、「うちらに言われてもなぁ……」と首を傾げるかもしれませんが、ともかく本殿に赴き、何とかこのチャンスを生かして見せますと誓って帰ってきました。神仏は尊いですが、頼るべきではないのです。
ただ、頼るべきではないのですが、自分ではどうしようもない世界のことは、やはり神様の領域なのでしょう。
だとすれば、何かいいことがあった時は、その都度神様に感謝したい。
そんな風に考えて犬神は生きています。
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