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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 なんと言いましょうか……とても家人には言えない笑い話を、実生活でやらかしてしまった犬神です。

 悲劇と思われた出来事が、回りまわって最終的には喜劇になってしまったという、シェイクスピアもバーナード・ショーもバカバカしくて思いつかないような展開に、私自身あきれ果てるばかりです。

 ただ、このようなことが今後ないよう自分への戒めとするとともに、せっかく体験したことなので誰かの役に立つかもしれない……という期待を込めて、この24時間くらいの間に起こった出来事を実録ドキュメントばりに記録していきたいと思います。
 長い話をグダグダしても仕方がないので(いったんそういう文章を書きましたが、相当長くてややこしくてまとまらなかったので)結論から言うと、複合的な私の大バカな振る舞いが今回の原因だったのです。

 発端は、犬神が本当は他の人のものであるスーツの上着を間違って着て帰ってしまったことでした。

 翌朝、そうと気づかないまま上着の胸ポケットに免許証、右のポケットには愛車の鍵を突っ込み、オフィスのハンガーに上着を引っ掛け……帰り際に内側の刺繍を見て、

 「あれ! これって、オレのじゃないじゃん! アチャー」 

 てなもんで、本来の犬神が着るべき上着を着て、帰ったのですね。……ただ、この時点で鍵や免許証を他人の上着に突っ込んだままであることをコロッと忘れているので、実際に自分の愛車のところに戻ってきてから、「鍵がない」「免許証がない」と大騒ぎ、家族にも心配をかけてしまうことになったのでした。


 徹底的なマニュアル人間・パターン野郎で、なおかつそのパターンがかなり少ない犬神ゆえ、あんまり考えが回らないのです。思いつくのはせいぜい「盗まれた」とか「神隠しに遭った」とかと、きわめてネガティブなことばかりなのです。


 で、運がいいのか悪いのか、午後からの出勤であることをいいことにすぐに岩手県運転免許センター(アイーナ1階)へと赴き、免許証の再交付を依頼。そのまま会社に行って上着を脱いだ時に「待てよ」と思い、そこにある他人のスーツに手を突っ込むと……免許証も車の鍵もあった……という次第でございます。


 もうね、本当、こんなこと家族には言えませんよ。恥ずかしくて、ばからしくて、ややこしくて……本当、自分が嫌になってしまいました。

 まあ、これっていうのは普段からネガティブな気持ちで生きているから、こんなことになったんでしょうね。普段からピリッとした、積極的な気持ちじゃないから。

 これを教訓として、今後はせめて自分の日常生活くらいは自信を持って、日々をしっかりと生きていこうと思います。


 で、せっかくなので、免許証の再交付について自分が経験したことを(以下は、岩手県の場合です)。

 まず申請に当たって必要なものは証紙(3650円)、書類に押すためのハンコ(認印で可)、申請書に貼り付ける写真、本人性確認書類(保険証など)です。今回は同じビルの中に設置されているスピード写真で撮りました(700円なり)。

 書類には、なくした(と思われる)時間、場所、状況などを書いて出します。もちろん本当に正確にわかっていたらこんな書類を書く必要もないので、大体の記憶で書けばOKです。

 平成21年から免許証はICチップ内蔵になったので、住所(現住所・本籍)や氏名・電話番号・生年月日のほかに暗証番号が必要です。

 「どうせこんな番号、必要になるときはないだろう」と更新時に高をくくっていた犬神は完全に忘れていたので、「たぶんこれだろう」と思われる数字を書いたら、それが当たったのでそのまま書類審査をスルー、その後およそ30分くらいで新しい免許証が手元にやってきました。末尾にコンティニューした証拠(1点)が加えられたのが何とも複雑な気分ですが、混雑さえしていなければ大体このくらいで再交付は可能です。ちなみに今回は私のほかに2~3人くらい、同じような境遇の人がいました。

 ちなみに岩手県は10:30~11:30が再交付についての受付時間ですが、先に書類だけもらって書く分にはできるみたいです。

 もちろん、レンタルビデオ店の会員証の再発行とはわけが違います。こんなこと、一生やらないにこしたことはありません。ですが、万が一なくしてしまったとしても悲観、絶望、ロープを片手に枝ぶりのいい木を探しに行ったりせず、まずは運転免許センターに行きましょう。あとは最寄の交番や警察署に届け出も忘れずにね。

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 長い話をグダグダしても仕方がないので(いったんそういう文章を書きましたが、相当長くてややこしくてまとまらなかったので)結論から言うと、複合的な私の大バカな振る舞いが今回の原因だったのです。

 発端は、犬神が本当は他の人のものであるスーツの上着を間違って着て帰ってしまったことでした。

 翌朝、そうと気づかないまま上着の胸ポケットに免許証、右のポケットには愛車の鍵を突っ込み、オフィスのハンガーに上着を引っ掛け……帰り際に内側の刺繍を見て、

 「あれ! これって、オレのじゃないじゃん! アチャー」 

 てなもんで、本来の犬神が着るべき上着を着て、帰ったのですね。……ただ、この時点で鍵や免許証を他人の上着に突っ込んだままであることをコロッと忘れているので、実際に自分の愛車のところに戻ってきてから、「鍵がない」「免許証がない」と大騒ぎ、家族にも心配をかけてしまうことになったのでした。


 徹底的なマニュアル人間・パターン野郎で、なおかつそのパターンがかなり少ない犬神ゆえ、あんまり考えが回らないのです。思いつくのはせいぜい「盗まれた」とか「神隠しに遭った」とかと、きわめてネガティブなことばかりなのです。


 で、運がいいのか悪いのか、午後からの出勤であることをいいことにすぐに岩手県運転免許センター(アイーナ1階)へと赴き、免許証の再交付を依頼。そのまま会社に行って上着を脱いだ時に「待てよ」と思い、そこにある他人のスーツに手を突っ込むと……免許証も車の鍵もあった……という次第でございます。


 もうね、本当、こんなこと家族には言えませんよ。恥ずかしくて、ばからしくて、ややこしくて……本当、自分が嫌になってしまいました。

 まあ、これっていうのは普段からネガティブな気持ちで生きているから、こんなことになったんでしょうね。普段からピリッとした、積極的な気持ちじゃないから。

 これを教訓として、今後はせめて自分の日常生活くらいは自信を持って、日々をしっかりと生きていこうと思います。


 で、せっかくなので、免許証の再交付について自分が経験したことを(以下は、岩手県の場合です)。

 まず申請に当たって必要なものは証紙(3650円)、書類に押すためのハンコ(認印で可)、申請書に貼り付ける写真、本人性確認書類(保険証など)です。今回は同じビルの中に設置されているスピード写真で撮りました(700円なり)。

 書類には、なくした(と思われる)時間、場所、状況などを書いて出します。もちろん本当に正確にわかっていたらこんな書類を書く必要もないので、大体の記憶で書けばOKです。

 平成21年から免許証はICチップ内蔵になったので、住所(現住所・本籍)や氏名・電話番号・生年月日のほかに暗証番号が必要です。

 「どうせこんな番号、必要になるときはないだろう」と更新時に高をくくっていた犬神は完全に忘れていたので、「たぶんこれだろう」と思われる数字を書いたら、それが当たったのでそのまま書類審査をスルー、その後およそ30分くらいで新しい免許証が手元にやってきました。末尾にコンティニューした証拠(1点)が加えられたのが何とも複雑な気分ですが、混雑さえしていなければ大体このくらいで再交付は可能です。ちなみに今回は私のほかに2~3人くらい、同じような境遇の人がいました。

 ちなみに岩手県は10:30~11:30が再交付についての受付時間ですが、先に書類だけもらって書く分にはできるみたいです。

 もちろん、レンタルビデオ店の会員証の再発行とはわけが違います。こんなこと、一生やらないにこしたことはありません。ですが、万が一なくしてしまったとしても悲観、絶望、ロープを片手に枝ぶりのいい木を探しに行ったりせず、まずは運転免許センターに行きましょう。あとは最寄の交番や警察署に届け出も忘れずにね。

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