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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 前回の続きです。

 この世に生を受けて、昨日でちょうど28年と4ヶ月。それだけ長く生きてきて、こういった形式での催しに呼ばれたことは一度もありません。まあ呼ばれるだけの力量が私に備わっていないのもありますし、あまりそういったものを好んでこなかったというのもありますし、そんなこんなで色々と納得できる(せざるをえない)理由はあったのですが。

 そんな私にオファーを持ちかけてくるのだから、同年代の女の子であるはずはありません。もちろん本人に聞いたわけでは決してありませんが、ゆうに私の2倍以上は生きているであろう凄腕の販売スタッフのオバサンだったのです。

 いかにリアルな女性とのお付き合いの経験がほとんどなくて、同時にそういったものが苦手な犬神も、この人からのオファーでは断りきれません。

 ……って、本当にこの人と飲むだけなら、会社の飲み会と同じで別にどうということはありません。とりあえずワイワイやっていればいいのですから。というかその方が気持ちが楽なのですが、話を聞いているとそのオバサンのところにいる若い子が、我々と合コンをやりたいと言っているらしくて、その子と私を引き合わせようとしていると言っているのだから、いよいよ困ってしまいました。

 「それ、本気で言ってるんですか?」(私)

 「本気も本気、大マジや」(相手)

 もちろんこんな、オードリー春日と真島の兄さんみたいなやり取りはありませんでしたが、向こうはどうやら真剣にそういうことを言っている模様。

 「合コン」というからには、やったことがないのでイメージ論ですが、6人タッグマッチか8人タッグマッチのようなもののはず。もしも私のイメージとこの人が言っているイメージが合致するとなると、それは言ってみればシングルマッチのようになってしまいます。

 ……って、そーゆーのは「合コン」じゃないですよね。


 まあ、なんか勘違いしてるんじゃいのかな、と思うのです。そう考えると合点が行きます。というか私の方も「空気を読まない」「嫌われて上等」「それでいて我を通す」を旗印に、いっぺんシングルマッチでカチ食らわせて「これが現実だ、オイ!」と、真壁トーギのモノマネで宣言してみたくなってしまいます。

 ……これくらいの気持ちじゃないと、アニメとマンガで20年以上積み上げてきたイメージをそのまま現実に持ち出しそうで怖いのです。今朝も『カードキャプターさくら』と『ミンキーモモ』を見てましたし……まあ、さすがに28歳にもなって小学4年生の女の子に本気でモエモエするわけではありませんが、でも大人モードのモモは……。

 
 果たしてこの話、遅れてやってきた縁起のいい初夢に過ぎないのか、それとも本当に続編があるのか。こればかりはこのオファーを持ちかけてきたプロモーターのブック次第なので、犬神にもどう転がるのかまったく予想がつきません。

 予想がつかないながら、まあ、どう転んでもいいように気持ちは常に構えておきたいと思います。

 もしこのまま自然消滅したとしても、(現実世界の)女の子に対する興味というか、出会いについての積極的な気持ちは消えないでしょうし、実際にそういう席まで持ち込めれば、これは今までにない意義のある経験となるでしょう。

 そしてそして、予告編だけでなく単発ドラマでもなく連続ドラマになるようなことがあれば。

 それは今からおよそ9年と半分くらい前、大学の文化祭で手相を見てもらった占い師さんに言われた予言――「27歳の時に、運命的な出会いをするでしょう」――これが実現する時なのかもしれません。まあ多少ズレましたが、きっとそういうことでしょう。


 とにかく、「こいつは春から縁起がいいわい」ってやつです。そろそろアニメやマンガの中の女の子に恋してばかりの日々を抜け出せるかもしれません。以上、とにかく黙っていられないので一気に書いた記事でした。

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