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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 つい2時間ほど前のことなのですが……御所湖畔を軽く走っていた時、妙にワオンワオンと吠える犬がいました。見れば休憩所のベンチにリードをくくりつけられて、飼い主の姿もなかったのですね。

 別にそういう理由だからではありませんが、この犬神も結構犬猫好きで通っておりまして、どちらかといえば猫よりも犬の方がくみしやすいこともあるので、とりあえずセオリー通りに近づいていきます。すなわち、

 1.しゃがんで犬と同じ目線になる

 2.とりあえずにおいをかがせる

 3.少しずつ近づきながらあごの下などを軽く撫でてやる

 本当に正しいのかどうか、別に私はブリーダーではないのでわかりませんが、とにかくこの方法で結構、犬を手なずけてきた自信もありましたし、そのわんこも吠えるのをやめてクンクンと私のことをにおい始めました。


 ……ただ……その様子が少しおかしかったのですね。

 まあ、私になついてくれるのはすごく嬉しかったのですが、「なついてくれる」という言葉ではちょっと足りないくらい、激しく私にしがみついてくるのです。両手の前足を私の肩の辺りに引っ掛けてね。

 で、よく見ると(ちなみにそのわんこはオスだったのですが)……あの……

 ……こ、腰を……腰が……ガクガクと前後に……

 むしろ私の方が((((;゜Д゜)))ガクガクブルブルでした。

 こ、このハレンチ学園があっ! と困惑しきりだった犬神、一線を越える前にその場から全力ダッシュで逃亡してしまいました。

 ちなみに帰り道でも、普通にすれ違った散歩中のわんこが興味津々の目つきで私のことを見ていました。ご主人がリードを引っ張ってもそこから動こうとしなくて。……御所湖周辺のわんこは軒並み餓えたジャッカルなのか、それとも犬神が何かひきつけるにおいを発しているのか。ある意味めちゃモテ委員長ですが、本気で愛されても種族の壁を越えるつもりはありません! 世が世なら死罪ですしね!

 ちなみにこの記事のタイトルにあるコンラート・ローレンツという人は、いわゆる「刷り込み」現象を実証した博士のことです。自分の経験と知識ではどうしていいのかわからなくて、ちょっとwikipediaで調べると、この先生の名前が出てきたので。
誰かが学術的に研究してくれているのが何よりも救いでした。

 まあ、いかに犬神を名乗っているとはいえ、本当にわんことナニをすることは神仏に誓ってありませんが、生き物って面白ぇなあ、と思ってしまいました。でも、こんな動物わくわくランドは……嫌だ(苦笑)。

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