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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 今日、仕事が終わって携帯電話を見ると、見たことのないアドレスからメールが。題名は……「お久しぶりです」。

 たぶん、この人なのかな。というイメージはありました。

 高校を卒業してからだから、もう10年も顔を見てません。

 それでも、なぜか時々、忘れた頃にメールしてくるんですよね……これも、もう何年ぶりだろうってレベルですしね。


 前にも書いたように、進学したり就職したりしてからは、それまでの一切を捨てて生きてきた犬神、ごく少数(2人未満)の「親友」と呼べる人間を除いて、飲み会も電話もメールもやらずに、切り捨ててきたのですね。

 そうやって、とにかく過去を捨てて、新しいものを取り入れて。そうすることが、日に日に大変になる毎日を生きていく、一番いい方法だと思ったから。

 でも、実は反対で。せっかく今まで見たり聞いたり感じたりつなげたりしたことを次々に捨ててばかりで、手元に何も残らないから、大変なことがあった時に抵抗力がないんですよね。

 それに気付いたのが、今から3年くらい前。だけどその時点ではもう、私の周りには誰もいなくて。

 そうかといって携帯電話にメモリされている友達に片っ端から連絡を取るのも、いかにも友達いないっぽくて嫌だから、とりあえず誰かがメールなり連絡なりをくれたらそこからつなげていこう、と思い、今はきちんとした文章を積極的に返信するようにしています。


 それにしても、もう10年も経つのか、と思うのです。

 10年前、私は高校3年生でした。

 その頃何をしていたっけ、と思って当時の日記を振り返ると、大学受験を2日後(28日)に控えて、緊張感があるような、ないような、あやふやな日々を過ごしていたようです。……いや、緊張してないはずないよな。浪人なんて許されないような経済状況だったし、基本的に一発勝負で何とかしなくちゃいけなかったし。

 学生の頃は学生の頃で、ある意味では今よりもシビアに明暗の分かれるようなことがたくさんあって、大変だったとは思うのですが……それでも学生服を着て、ほんの少しだけ高校生をまたやってみたいと、ほんのちょっとだけ思います。ほんのちょっとね。ちょっと……。

 *

 昔Vシネマで見た「電磁戦隊メガレンジャー vs カーレンジャー」では、カーレンジャーに変身する大人たちが(悪党軍団の調査のために)メガレンジャーが変身する高校生たちの通う学校に潜入するシーンがあるのですが、この時、学生服(女性たちはブレザーだったかな)を着て挙動不審さ爆発のしぐさでうろうろしているシーンがありました。こういうの、一度でいいからやってみたいなあ(笑)。

 11/27追記:

 こんなことを考えていたら、夢の中で本当に高校に行こうとしていました。学ラン着て、自転車に乗って……でも同じ夢の中で「俺、考えてみれば高校生じゃねぇよな」とかと思い直して、いつも通り背広で愛車に乗って行くことに。ホント単純だなあ……。

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