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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 さて、そんなことよりも、今日はベルリンの壁が崩壊して20周年の節目です。

 私が生まれた頃はまだ冷戦のさなかであって、ソ連もあったしドイツと言えば西ドイツでした。

 そのソ連が崩壊して、ベルリンの壁が崩壊した頃、私は小学校低学年。もちろん、それがどういうことなのかよく理解できませんでしたが、テレビの中で世界中の人たちが笑っているのを見て、

 「とにかくいいことなんだろう」

 と、漠然と考えていました。


 20年経って、色々考えたこと。

 それは、戦争で負けたとはいえ、よそから来た国によって自分の家族が分断されたのは、すごく大変なことだということでした。交流が(ほんの少しは?)あったとはいえ、経済的な格差はかなりのものだったと言いますし、それは統一してからもしばらく大変なものだったみたいですしね。

 とはいっても、我々の国のすぐ隣にある半島国家のように、同じ民族でありながら銃火を交え、いまだににらみ合いを続けなければいけなくなるよりは、はるかにマシだとは思うのです。

 
 そして、もっと「よかった」と思ったのは、日本がそうならなくてよかった、ということ。

 『ワールドアドバンスド大戦略』をクリアした頃に初めて知ったのですが、日本ももしかするとドイツのように分断国家となっていたかもしれない……そういう計画があったというのですね。

 もしもそうなったとしたら、私が住まう東北はソ連のエリアになっていました。ソ連ってことは当然社会主義。そして隣の半島国家の例を見るに、同じ大和民族同士で殺し合いをしなければならなかったかもしれない……そうならなくてよかった、と。

 
 ベルリンの壁がなくなってから20年。今やヨーロッパは、国々の壁も取り払って、ひとつの共同体のようになろうとしています(なっている、のかな?)。もはや体制の違いとかでいがみ合っている時代ではないのでしょう。

 そういう意味もこめて、隣の半島国家も早いところ統一国家になってくれればいいと思います。そうすれば、沖縄の海兵隊もいらなくなるし、ひいては米軍基地全体がいらなくなるのですからね!(……と軍事ジャーナリストの神浦さんがおっしゃっていた、という話ですが)

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