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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 このところはあまりプロレス・格闘技の話題を出さなかったので、いよいよ明日に迫った新日本プロレスの一大興行「DESTRUCTION ’09」について。

 去年行われた同じ興行では、武藤さんが外からきてかっさらっていったIWGPヘビー級のベルトを防衛したり、なんだりかんだりとありましたが、すでにコジログ読者となっていた犬神が一番関心を持ったのは天山サンと飯塚選手のデスマッチ。具体的な試合内容よりも親友・小島聡さんの悲痛なほどの叫びが心を打ちました。

 コジログ|小島 聡 blog: 天山、かっこよかったぞ

 リング上でここまで喜怒哀楽を開けっぴろげにする小島さんと天山さんによって、今なおプロレスの世界に浸っていることは、動かしがたい事実なのであります。


 逆にいえば小島さんと天山さん以外にそれほど思い入れのある選手はいなかったのですが、色々と知識をつけた分、今年は興味のある戦いがたくさんあります(シングルで組まれてる試合は全部)。

 そんな中で、一番関心があるのはやはりメインなのですが、もうひとつは真壁刀義選手と飯塚さんのデスマッチ。犬神もいつのまにか真壁選手に影響を受けたと言うか、力をもらっていたような気がするからです。

 極悪集団GBHの最高幹部? だった矢野選手からカチ食らわされて、チームは解散の危機に陥り、正規軍と組まされて試合に出るうちに、少しずつ気になっていった真壁選手。ウン○チン○ンなどの下品な言葉が嫌だなあ、と思っていたのに、徐々に男気あふれる熱い台詞がポンポン飛び出してきて、G1クライマックスのさなかでは勝っても負けても勇気付けられる言葉がたくさんありました。

 特に好きなのは、今回タイトルにもした「断崖絶壁」発言。前後はこんな感じ。

 「オイ、これだけは言っといてやるよ。断崖絶壁、断崖絶壁。ここから立ち上がる男がよぉ、俺、真壁刀義なんだよ。いいか。泥臭せぇプロレスラーの真骨頂を見せてやるよ。まだまだまだまだまだ、諦めるか。俺は毎年言ってんだよ。諦めねぇってよ」

 その後破竹の連勝を続け、最後までもつれこんだあげくに優勝をもぎ取った真壁選手。いつのまにか犬神もそのニュースを見て大爆発してしまいました。下僕パートナーの本間選手も非常に熱い言葉を吐く男でしたが(参照)、どちらが元祖なのでしょうね。

 ともかく犬神もまた、仕事などで悪い方に色々なものが転がり、気持ち的にくじけそうになった時は「断崖絶壁、断崖絶壁(以下略)」と繰り返して、そこから這い上がるモチベーションを掻き立てるのが日常的になってきました。

 ストロングスタイル? そういうのもいいかもしれないけど、犬神はやっぱり派手で見栄えのするアメリカンスタイルのプロレスの方が好きです。正しいとか正しくないとかではなく、実際にそういうのに興味を持ち、気持ちを熱くたかぶらせているからっていうことです。


 まあ、メインの戦いがどうなるのか、本当にドキドキです。どちらが勝つのかによって、レスラー個人はもちろん、新日本プロレスという団体それ自体が行く方向が決められるような気がします。

 ……その一方で、岡田かずちかvsTAJIRIも気になります。私よりもさらに若いヤングライオンが、WWEのスーパースターに勝てるとはちょっと考えづらいのですが……単発の興行としては、今年一番気になるところであります。

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