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大好きなアートと文芸関係、それに仙台を中心に私が見た日常のことを書いています。時々頑張って大体のんびり。もさらくさらの18年……。
 車のダッシュボードの中に『ARIA』と一緒に入れている私のこころの書物『芦原英幸 いのちの言葉』。ALS(筋萎縮性側索硬化症)に罹患して不自由な身体になりながらもつづった言葉の数々がつづられた本書は、芦原会館の会員ではない犬神も迷った時とかにパッと開いて、強い気持ちを取り戻すことができる最重要書物のひとつです。

 で、繰り返し繰り返し何度も読み返すことによって、その内容通りの道を、時々踏み外しながらも何とか歩いていく。そういうことですよね、きっとね。

 
 最近、何度も言葉を繰り返して、ようやく少しそうできるようになってきたのが、極真会館副会長も務められた国会議員・毛利松平氏の言葉。この方は大山総裁の著書にもよく出てくるので、名前だけは何となく知っていたのですが。

 芦原先生いわく「大陸的なものの考え方」をする人で、「言い訳をするな、人のせいにするな、人の批判をするな」というのが基本的な教えであったといいます。

 もちろんこの言葉を額面通りに受け止め、実行すればいい、というわけではないんだろうと思います。言い訳とは何か? 人のせいにするとはどういうことか? 人の批判とは何か?――そういうのをきちんと考え、ふまえた上で、そうしなければいけないのでしょう。

 
 だから、完全に自分のものに出来たわけでは、もちろんありませんが。

 ただ、むやみに誰かのことをけなしたり、ゴチャゴチャ言い訳したり、何かにつけて「自分は悪くない」と言ったり。そんなインターネットの巨大掲示板などで繰り広げられているゴミクズ同然のような言葉の羅列に惑わされることなく、自分にとっても、ついでに他人にとっても気持ちのいいこととは何かということを探す。

 そのためにはどうすればいいのか。「君ィ、空手をやりなさい!」いや、これは芦原先生ではなく大山総裁でした。だって岩手には、芦原会館がないですから……。

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